経済成長を続けるマレーシアの首都「クアラルンプール」には多くの高級ブランドが進出!
クアラルンプールのブランド店街は、ブキッ・ビンタン通り(Jalan Bukit Bintang)にあるショッピングセンター「パビリオン・クアラルンプール」、「スターヒル・ギャラリー」によって構成されています。
今回は高級ブランドのブティックが入るショッピングセンターに加え、クアラルンプール郊外のアウトレットも紹介しますので、ショッピングの参考にしてください。なお、マレーシアは消費税が廃止されています。さらに、為替相場も円高・マレーシアリンギット安になっており、日本人にとってはお得に買い物が楽しめる状況になっています!
高級ブランドが入るショッピングセンター
1.パビリオン・クアラルンプール(Pavilion Kuala Lumpur)
ブキッ・ビンタン通りに位置する大型ショッピングセンター。2007年9月にオープンして以降、クアラルンプール有数の買い物エリア「ブキッ・ビンタン地区」の中心的存在になっています。
500以上のショップが展開されており、高級ブランドではフェンディやエルメス、グッチ、プラダ、サンローランなど主要ブランドは一通り揃っています。なかでも、セリーヌ、ジバンシィ、ジミー・チュウ、ランバン、ミュウミュウなどはクアラルンプール唯一のブティックになります。
2.スターヒル・ギャラリー(Starhill Gallery)
パビリオン・クアラルンプールと共に高級ブランド店街を形成する富裕層向けショッピングセンター。ディオール、ルイ・ヴィトンのブティックが入っている点がポイントになります。さらに、オーデマ・ピゲ、パテック・フィリップなどの高級腕時計ブランド、ショパール、ヴァン クリーフ&アーペルなどの宝飾品ブランドが多く入っている点が最大の魅力になります。
3.スリアKLCC(Suria KLCC)
ペトロナス・ツインタワーの下にあるショッピングセンター(1998年5月にオープン)。東京ドーム約2.3個分の総床面積を誇り、高級ブランドに加え、中核テナントとして伊勢丹が入っています。さらに、ファストファッションブランドもあり、バランスの良さが好ポイントになります。
高級ブランドでは、ボッテガ・ヴェネタ、ブルガリ、グッチ、ルイ・ヴィトン、ヴェルサーチなどのブティックがあります。なお、シャネルについては、クアラルンプール唯一のブティック(コスメ等を除く)がこちらにあります。そのため、筆者が訪れた際は入場が制限されていました。
4.ザ・ガーデンズ・モール(The Gardens Mall)
2007年9月にオープンした富裕層向けショッピングモール。ミッドバレーシティに位置し、ミッドバレーメガモールと接続されています。さらに、周囲は「KL Eco City」など再開発の真っ最中です。
グッチやエルメス、ルイ・ヴィトン、プラダに加え、バレンシアガ、バーバリー、DKNY、サルヴァトーレ・フェラガモ、トッズなどのブティックがあります。クアラルンプールの中心部から若干離れた場所にあり、パビリオン・クアラルンプールやスリアKLCCほど混雑していません。そのため、ゆっくりとショッピングを楽しみたい方向けになります。
クアラルンプール近郊のアウトレット
5.三井アウトレットパーク・クアラルンプール国際空港・セパン
クアラルンプール国際空港近くに位置する三井アウトレットパーク。2015年5月にオープンしたクアラルンプール初の本格的アウトレットモールになります。
ブランドは、アイグナー、バリー、ブルックス・ブラザーズ、エルメネジルド・ゼニア、ヒューゴ・ボス、ポロ・ラルフローレン、ヴェルサーチなどがあります。
ブランドは限られている印象で、筆者が訪問した際、お客さんは多くありませんでした。そのため、目当てのブランドがあれば、ゆっくりと買い物を楽しむことができます。なお、今後さらに拡張される予定になっており、人気ブランドが増えることも予想されます。
滞在後記
パビリオン・クアラルンプール、スリアKLCCはとてもバランスの良いショッピングセンターになっています。高級ブランドからカジュアル、食料品まで幅広い買い物ニーズを満たしてくれる存在であり、観光客にとっても便利な場所になります。
そのなかで一番印象に残った場所は「スターヒル・ギャラリー」になります。ブティックは高級腕時計ブランド、宝飾品ブランドが主体になりますが、辺りを包むリッチ感を楽しむだけでも行く価値はあると思います。
アウトレットはブランド数が少ないですが、クアラルンプール国際空港から無料のシャトルバスが出ています。約20分間隔で出ているため、時間に余裕のある方は訪問してみることをおすすめします。