ギリシャの首都アテネでショッピングを楽しもう!
お土産を購入するならどこがおすすめ?ファストファッションブランドからジャンク品まで揃う通りがあった?ギリシャ最大規模のデパートって?
アテネは古代都市ですが、遺跡だけではなく、ショッピングも十分楽しむことができます。今回は実際に滞在した筆者がおすすめしたい買い物スポット10ヵ所を紹介しますので、ぜひアテネ観光の参考にしてください!
アテネのブランド店街
1.ブカレスト(Voukourestiou)通り
ブカレスト通りはアテネの中心部「シンタグマ広場」近く、コロナキ地区に位置するブランド店街です。スタディウ(Stadiou)通りからアカデミアス(Akadimias)通りまでの約290メートルがメイン。ルイ・ヴィトンやシャネル、ディオールなどのハイブランド、ギリシャ発の宝飾品ブランドなどが軒を連ねています。展開しているブランドなどは以下の記事で確認してください。
アテネ発のブランド
2.エンシェント・グリーク・サンダルズ(Ancient Greek Sandals)
エンシェント・グリーク・サンダルズは、クリスティーナ・マティーニとニコラス・ミノグロウが2011年に設立したサンダルブランドです。クリスティーナ・マティーニは元バレンシアガのシューズデザイナーで、ルイ・ヴィトンなどでも経験を積んだ人物。ケイト・ボスワース(Kate Bosworth)などハリウッドセレブが同ブランドのサンダルを愛用していることでも知られています。なお、営業時間や住所は以下の記事で確認してください。
3.ゼウス・アンド・ディオーネ(ZEUS+DIONE)
ゼウス・アンド・ディオーネは、ディミトラ・コロトゥーラ、マレバ・グラボフスキー=ミツォタキスが2013年に設立したブランド。ドレスやスカートはキクラデス諸島などで作られています。衣料品やバッグ、サングラスのほか、ボウル、キャンドルなども販売しています。なお、日本ではトゥモローランドが商品を取り扱っています。営業時間やアクセスなどは以下の記事で確認してください。
アテネのショッピングストリート
4.エルム(Ermou)通り
エルム通りは、シンタグマ(Syntagma)広場からティシオ(Thissio)駅付近までを結ぶ約1キロの通り。エルム通りはモナスティラキ(Monastiraki)広場を境に、「カジュアルパート」と「ジャンク品パート」の2つに分けることができます。
カジュアルパートはシンタグマ広場からモナスティラキ広場までとなり、ジャンク品パートはモナスティラキ広場からティシオ駅周辺までとなります。ここから、それら2つのパートについて解説していきます。
カジュアルパートについて
観光の中心地であるシンタグマ広場から伸びる通りであるため、通りには多くの観光客がいます。そのため、ファストファッションブランドを中心に、衣料品からコスメ、靴、バッグなどカジュアル系メインのショップが多く展開しています。また、業務用以外の車は立ち入らないため、ゆっくり買い物を楽しむことができることもポイントです。
ジャンク品パートについて
家具や陶器、書籍などのアンティーク品を取り扱うショップが軒を連ねています。多くの店舗がジャンク品のような商品を置いていたため、アンティーク目的で訪れるとイメージと異なるかもしれませんが、近くに行かれた際は一度訪れることをおすすめします。なお、周辺は落書きが多く、寂れていますが、日中訪れる分には問題ありません。
5.イフェストウ(Ifestou)通り
イフェストウ通りは、モナスティラキ駅の脇にある通り(通りの入口にはFLEA MARKETという看板があります)。Tシャツなどのカジュアル衣料品、お土産、靴、バッグ、アクセサリー、旅行カバン、ミリタリーグッズなど幅広い商品が取り扱われています。靴や衣料品系のお土産を購入する場合、品揃えの豊富さからこちらの通りをおすすめします。
なお、筆者がアテネを訪れた際、この通りが一番賑わっていました。活気ある通りが楽しめますが、念のためスリなどには注意してください。
■通りにある店舗
6.アドリアヌ(Adrianou)通り
■お土産購入ならここ!
アドリアヌ通りは、ハドリアヌスの図書館(Hadrian’s Library)付近からリュシクラテス(Lisikratous)通りを結ぶ全長約700メートルの通り。買い物はアクロポリ(Acropoli)駅側がメインになり、お土産屋さんが軒を連ねています。
ギリシャデザインの洋服やTシャツ、マティ(お守り)、マグネット、ポストカード、フクロウの置物など定番のお土産は何でも揃っています。なかでも、天然海綿(スポンジ)は女性に人気です。そのほか、ユーロ導入前の通貨「ドラグマ」をお土産として売っている店もあります。手頃な値段の商品が多く、お土産を購入する際は訪れておきたい場所になります。
アテネのデパート、ショッピングモール
7.アッティカ(attica)本店
アッティカ本店は、シンタグマ広場(Syntagma Square)近くにあるギリシャ最大規模のデパート。2005年から営業開始。ブカレスト(Voukourestiou)通り沿いに位置するため、ブランド店巡りをする際に合わせて訪れておきたい場所の一つです。
紳士・婦人衣料品、靴、バッグ、コスメ、アクセサリー、スポーツウェア、旅行関連用品、家庭用品など多くの商品が揃っています。また、最上階にあるカフェレストランから眺める景色が人気です。なお、海外においてデパートやショッピングモールは絶好のトイレ休憩ポイントになるため、ショッピングついでに利用させてもらいましょう。なお、営業時間などは以下の記事で確認してください。
8.ザ・モール・アテネ(The Mall Athens)
ザ・モール・アテネは、2005年11月にオープンしたアテネ最大のショッピングモール。約200のショップやシネマなどのエンターテイメント施設があり、毎年100万人の来場者が訪れています。ショップについてはファストファッションブランドが中心。アテネでカジュアル衣料品を揃えたければ、こちらのモールを訪れれば間違いありません。そのほか、無料Wi-Fiがあること、地下鉄1号線「ネラジオティサ(Neratziotissa)」駅近くに位置するアクセスの良さもおすすめ要因になります。
アテネのマーケット
9.アテネ中央市場(Athens Central Market)
アティナス(Athinas)通り沿いにある市場。オモニア駅とモナスティラキ駅の中間に位置するため、観光客にも人気。商品は魚類や食肉が中心ですが、野菜、果物、ギリシャのスパイス、ハーブ、オリーブ、チーズなど様々な商品が取り扱われています。異国文化を知るという意味でも市場を訪れる価値は高いと言えます。ただし、市場は少し混雑していますので、お客さんの邪魔にならないように見学してください。
10.ティシオ・フリーマーケット(Thissio Flea Market)
ティシオ(Thissio)駅前の通りで開催されているフリーマーケット。手作りアクセサリーから蜂蜜などの加工品、コインなどのアンティーク品が売られています。筆者が滞在した際はアクセサリー系が多く感じました。掘り出し物への期待感は薄いですが、旅の思い出になりそうな商品を購入できる場所としておすすめです。
最寄り駅:地下鉄1号線のThissio駅
最後に
今回はブランド系やお土産などの購入に適した場所を中心に紹介しました。アテネはショッピングメインの場所ではありませんが、目的別に応じた場所をしっかり知っておくだけでも、観光はより有意義なものになると思います。ぜひ、上記を参考にアテネ観光を楽しんでください!
そのほか、世界トリップではアテネの観光地、治安、気候などの記事も配信しています。ぜひ以下からご覧ください。
なお、上記おすすめ買い物スポットの場所は以下のグーグルマップにまとめています。