北欧の洗練されたノルウェーの首都「オスロ」は、美しい自然とともに、魅力的なショッピング体験が楽しめる都市でもあります。老舗デパートやモダンなショッピングエリア、現地発のファッションブランドまで、多彩な買い物スポットが点在しており、旅の合間に立ち寄りたい名所が満載です。
こちらの記事では、「オスロ発のブランド」「ブランド街、ショッピングモールなど」のカテゴリーに分けて、観光客にも地元の人々にも人気の買い物スポットを厳選して紹介。北欧らしいスタイルが光るオスロ発のブランドや、歴史あるデパートでの上質な買い物体験を通して、オスロの魅力をより深く味わってみませんか。
オスロ発のブランド
1. カミラ・ピール(CAMILLA PIHL)
カミラ・ピール(CAMILLA PIHL)は、インフルエンサー兼起業家のカミラ・ピールが2018年に立ち上げたファッションブランド。北欧らしいミニマルで洗練されたデザインにフェミニンな要素を加えたスタイルが特徴。参考価格はブレザーが約4.8万円、パンツが約3.7万円、シャツが約2.8万円。着心地と見た目の美しさを両立しており、日常でも特別な日にも活躍するラインナップです。シンプルながらも洗練された装いを好む方などにおすすめのブランドです。
2. カトリーヌ・ハメル(CATHRINE HAMMEL)
カトリーヌ・ハメル(CATHRINE HAMMEL)は、カトリーヌ・ハメルが1997年に設立したファッションブランド。北欧らしいミニマルで機能的な美を追求し、都市生活に寄り添う「着られるファッション」をテーマに、上質な素材を使用したアイテムが展開されています。参考価格は、軽量コートが約7.8万円、パンツは約4.5万円、シルクコットンブラウスが約4.1万円。流行に左右されにくいタイムレスなデザインが特徴で、シンプルながら存在感のある一着を求める方におすすめのブランドです。
3. エンベロープ1976(ENVELOPE1976)
エンベロープ1976(ENVELOPE1976)は、クリエイティブディレクターのセリーヌ・オーゴード(Celine Aagaard)、ピア・ノルスコーグ(Pia Nordskaug)が2018年に設立したサステナブルファッションブランド。機能性とフォルムを融合させたタイムレスなデザインが特徴。参考価格は、コートが約16万円、ニットが約6万円、パンツが約6.4万円。着る人や時代を選ばず、流行に左右されない上質な服を求める方におすすめのブランドです。
4. ホルツヴァイラー(Holzweiler)
ホルツヴァイラー(Holzweiler)は、兄妹のスザンヌ及びアンドレアス・ホルツヴァイラーが2012年に設立したファッションハウス。高品質なスカーフの販売からスタートし、2014年からレディ・トゥ・ウェアを展開しています。アート、建築、自然からインスピレーションを受けた、北欧らしい洗練されたデザインと高い機能性が特徴。参考価格は、コートが約12万円、パンツが約5万円、Tシャツが約2.8万円。都会でも自然でも映えるミニマルかつ実用的なスタイルを求める方におすすめのブランドです。
5. ジュリー・ジョセフィン(JULIE JOSEPHINE)
ジュリー・ジョセフィン(JULIE JOSEPHINE)は、ジュリー・ジョセフィン・ブリスタ(Julie Josephine Blystad)が2015年に設立したブランド。「完璧な白いTシャツ」を求める想いからスタートし、現在ではシャツ、ニット、コートなど上質なベーシックアイテムを展開しています。時代に左右されないミニマルなデザイン、高品質コットンやメリノウールなどを使用した着心地の良さが特徴。参考価格は、Tシャツが約2.2万円、シャツが約4.4万円、パンツが約6.8万円。長く着られる上質な日常着を求める方などにおすすめのブランドです。
6. スウィムズ(SWIMS)
スウィムズ(SWIMS)は、2006年に設立されたライフスタイルブランド。創業者が伝統的なラバーガロッシュ(オーバーシューズ)を現代的に再解釈したのが始まりで、現在は防水ローファー、スニーカー、アウター、バッグなど幅広いアイテムを展開しています。機能性と洗練された北欧デザインを融合し、雨や雪といった過酷な天候下でも快適に過ごせる製品を提供。参考価格は、ローファーが約2.5万円、スニーカーが約2.8万円、Tシャツが約1.4万円。都会的で機能的なファッションを求める方、雨天や冬でもスマートに過ごしたい方におすすめのブランドです。
ブランド街、ショッピングモールなど
7. ネーデレ・スロッツガーテ(Nedre Slottsgate)
ネーデレ・スロッツガーテ(Nedre Slottsgate)は、ノルウェー国会議事堂とオスロ大聖堂の間に位置するオスロのブランド店街。通りにはエルメス、シャネル、サンローラン、ディオール、グッチ、ルイ・ヴィトン(別住所扱い)、ボッテガ・ヴェネタ(別住所扱い)などのブティックのほか、デパート「Steen & Strøm Magasin」、旧市庁舎などの歴史的建造物などがあります。アクセスのしやすさ、オスロの洗練された街並みと文化を感じられるエリアとしておすすめの通りです。
8. スティーン&ストローム・マガジン(Steen & Strøm Magasin)
スティーン&ストローム・マガジン(Steen & Strøm Magasin)は、1797年創業の老舗デパート。19世紀後半に本格的な百貨店として発展、火災により建物が焼失し、現在の建物は1930年に完成したアール・デコ様式のもの。高級ブランドから日常使いのアイテムまで幅広く揃います。ポイントは無料のトイレが利用できること。また、地下にはチョコレート屋、スーパーがあり、お土産を探す場所としてもおすすめです。
■フロアガイド
6階:イベント&サービス(トイレ有り)
5階:テック、子供服など
4階:現代ファッション
3階:モダンクラシック
2階:改装中
1階:ビューティー、アクセサリー
地下1階:フードホール、レストラン、スーパー
9. アーケル・ブリッゲ(Aker Brygge)
アーケル・ブリッゲ(Aker Brygge)は、オスロのフィヨルド沿いに位置する人気のウォーターフロント地区。もともとは造船所や工場が並ぶ工業地帯で、1980年代に再開発が進み、港湾エリアがショッピング・グルメ・文化が集まる複合施設へと生まれ変わっています。
現在では高級マンションやオフィス、デパート、レストラン、カフェが立ち並び、海辺の遊歩道やベンチも整備されており、地元住民や観光客がゆったりと過ごせる人気スポットになっています。無料のトイレ(※写真右が入口)が利用できることから、観光客の強い味方になってくれる場所です。海と都市の風景を同時に楽しみたい方、開放感ある場所でショッピングや食事をしたい方におすすめのエリアです。
10. オスロ・シティ(Oslo City)
オスロ・シティ(Oslo City)は、オスロ中央駅近くに位置するオスロ最大級のショッピングセンター。1988年にオープンし、H&M、Levi’s、LINDEXなどのファッション、コスメ、家電、雑貨、飲食店など約90の店舗が入っています。ファストファッションや日用品を手軽に揃えたい方、移動の合間に効率良く買い物したい方におすすめです。
最後に
オスロは、自然と都市が融合した魅力だけでなく、ショッピングの楽しさでも訪れる人を惹きつける街です。老舗デパートでノルウェーの歴史と品格に触れたり、オスロ発のブランド店で洗練されたデザインを手に取ったりと、多彩な楽しみ方ができます。また、徒歩圏内に多くの買い物スポットが集まっているため、短時間の滞在でも効率よく巡れるのも魅力の一つです。
今回紹介した買い物スポットは、初めてのオスロ旅行者にもリピーターにもおすすめできる定番と注目の場所ばかりです。おしゃれで機能的な北欧アイテムを探しながら、オスロの街歩きとともに充実したショッピングタイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。
なお、今回紹介した場所は以下のグーグルマップで確認してください。