イタリアの水の都「ベネチア」でショッピングを楽しんでみませんか?
ベネチアにもブランド店街があった?!気になるブランド一覧は?お土産を取り扱う露天商が集まる場所とは?ベリーニカクテル発祥のバーがある通りって?
今回は実際に滞在した筆者がおすすめしたい買い物スポットを10ヵ所選定。サン・マルコ広場周辺を中心に選んでいますので、観光ついでに行くことができます。ぜひベネチア観光の参考にしてください!
ブランド店街
1.サリタ・サン・モイゼ通り(Salita San Moise)
サン・マルコ広場(Piazza San Marco)からサン・モイゼ教会(Chiesa di San Moise)を結ぶ全長約130メートルの通り。サリタ・サン・モイゼ通り周辺がベネチアのブランド店街になっており、通りにはエルメスやシャネル、ルイ・ヴィトンなどがブティックを展開しています。ベネチアの治安は安定していますが、ブランド店で買い物した際はスリなどに注意するようにしてください。
ブランド一覧 | |
・BOTTEGA VENETA ・BVLGARI ・Cartier ・CHANEL ・Dior ・HERMÈS ・JIMMY CHOO |
・LOUIS VUITTON ・Michael Kors ・MIU MIU ・OMEGA ・PRADA ・SAINT LAURENT ・VERSACE |
2.ヴァッラレッソ通り(Calle Vallaresso)
サリタ・サン・モイゼ通り(Salita San Moise)から水上バス乗り場「サン・マルコ・ヴァッラレッソ(San Marco Vallaresso)」を結ぶ全長約110メートルの通り。水上バス乗り場前には文豪のヘミングウェイが通ったベリーニカクテル発祥のバー「ハリーズ・バー(Harry’s Bar Cipriani)」があります。
ブランドではバレンシアガ(BALENCIAGA)、ブルネロ・クチネリ(BRUNELLO CUCINELLI)、セリーヌ(CÉLINE)、ダミアーニ(DAMIANI)、エルマンノ・シェルヴィーノ(ERMANNO SCERVINO)、エトロ(ETRO)、ミッソーニ(MISSONI)、ロベルト・カヴァリ(Roberto Cavalli)、ティファニー(TIFFANY & CO.)などがブティックを構えています。
3.3月22日通り(Calle Larga XXII Marzo)
サン・マルコ広場からサン・モイゼ運河(Rio de San Moise)を渡ると3月22日通りがスタート。サリタ・サン・モイゼ通りと3月22日通りを合わせると全長約300メートルになります。ブランドはバーバリー、グッチ、モンクレール、サルヴァトーレ・フェラガモ、トッズなどのブティックがあります。そのほか、4つ星ホテルの「ホテル・サトゥルニア&インターナショナル」などもあります。
ブランド一覧 | |
・BURBERRY ・CHANEL ・Dolce&Gabbana ・FABIANA FILIPPI ・GIORGIO ARMANI |
・GUCCI ・MONCLER ・SAINT LAURENT ・Salvatore Ferragamo ・TOD’S |
ショッピングスポット
4.サン・マルコ広場(Piazza San Marco)の回廊とその周辺
サン・マルコ広場には広場を囲うように回廊があり、その回廊には宝石やベネチアングラス、バッグ、ロンシャン(LONGCHAMP)のブティックなどがあります。また、ハードロックカフェ付近には、エルメネジルド・ゼニア(Ermenegildo Zegna)やヒューゴ・ボス(HUGO BOSS)、ストーン・アイランド(STONE ISLAND)、ザラ(ZARA)などがブティックを構えています。
■サン・マルコ広場の回廊
5.メルチェリア・オロロージョ(Merceria Orologio)
サン・マルコ広場からサン・サルヴァドール教会(Chiesa di San Salvador)の間には、「オロロージョ」、「サン・ズリアン」、「サン・サルヴァドール」の3つの通りがあります。メルチェリア・オロロージョには、グッチ(GUCCI)、マックスマーラ(Max Mara)、パンドラ(PANDORA)などのブティックがあるほか、宝石店や衣料品店、お土産屋さんなどが軒を連ねています。
6.メルチェリア・サン・ズリアン(Merceria San Zulian)
こちらの通りには、宝飾店、コチネレ(COCCINELLE)などのバッグ店、デシグアル(Desigual)などの衣料品店、お土産屋さんなどがあります。ただ、写真でも分かるように、この辺りの通りはとにかく混雑しており、落ち着いてショーウインドウを見ることは困難です。
7.サン・サルヴァドール教会(Chiesa di San Salvador)周辺
メルチェリア・サン・サルヴァドールからサン・マルコ広場まで比較的狭い路地に様々な店が軒を連ねており、お土産などのショッピングにおすすめです。ショップはバタ(Bata)、カルツェドニア(CALZEDONIA)、フルラ(FURLA)、ラ・ペルラ(LA PERLA)、マック(M·A·C)、マリナ・リナルディ(MARINA RINALDI)、マックスマーラ(MAX MARA)、パンドラ(PANDORA)、スウォッチ(SWATCH)、スワロフスキー(SWAROVSKI)などがあります。
お土産屋さん
8.リアルト橋(Ponte di Rialto)付近
露天商が多いことがポイント。お土産は量産品で目新しさには欠けますが、値段や品物を比較しながら歩くと面白いと思います。サン・マルコ広場側から橋を渡るとルガ・デイ・オレジ通り(Ruga dei Oresi)に行きつきますが、そちらの通りにも多くのお土産屋さんがあります。なお、リアルト橋周辺にはディーゼル(DIESEL)、ディズニー・ストア(Disney Store)、ベネトン(United Colors of Benetton)などもあります。
9.スキアヴォーニ海岸通り(Riva degli Schiavoni)
ヴァポレット(水上バス)のサン・マルコ(ジャルディネッティ)駅付近からカ・エン・ドゥオ川(Rio de la Ca’ en Duo)まで続く全長約850メートルの通り。サン・マルコ駅付近の庭園横には写真の通り多くのお土産屋さんや絵を売っている店があります。ドゥカーレ宮殿を過ぎると、露店(お土産)のほか、レストランが増えてきます。
10.リオ・テラ・リスタ・ディ・スパーニャ通り(Rio Terà Lista di Spagna)
サンタ・ルチア駅からサン・ジェレミア教会を結ぶ通り。鉄道駅に近いということもあり、ムラーノグラスのショップなど多くのお土産屋さんで賑わっています。周辺は「NHヴェネツィア・サンタルチア」などホテルが多く、レストランもあります。駅周辺に宿泊される方は、お土産を買い忘れた際の駆け込み寺のような場所として押さえておくといいと思います。
最後に
あまり高級ブランドのイメージがなかったベネチアですが、さすが観光地ということでサリタ・サン・モイゼ通り(Salita San Moise)を中心にブティックは充実していました。ローマやミラノと比較して治安は良く、安心して買い物を楽しむことができます。
また、ベネチアと言えば仮装をするカーニバルということで、お土産品は仮装マスクが目立っていました。ただ、マスクはかさばるので、個人的にはベネチアングラスなどがおすすめです。
リアルト橋やサン・マルコ広場周辺など主要な観光地周辺には多くのお土産屋さんがあるので、上記を参考にしてベネチアでのショッピングを楽しんでください!
※上記買い物スポットの場所は以下のグーグルマップ(青色)にまとめています。