イタリア・ナポリのおすすめ買い物スポットを10ヵ所紹介!
ナポリ近郊のアウトレットの見所は?気になるブランド一覧とは?メインストリートはカジュアル系ショップが多い?歴史地区でお土産を購入するならどこ?
今回はブランド店街やアウトレット、穴場のマーケット、世界遺産の買い物スポットまで幅広く紹介しています。ぜひナポリ観光の参考にしてください!
ナポリのブランド店街
1. ガエタノ・フィランジエーリ通り(Via Gaetano Filangieri)
ガエタノ・フィランジエーリ通りは、ミッレ通り(Via dei Mille)からサンタ・カテリーナ通り(Via Santa Caterina)を結ぶ全長約250メートルの通り。サンタ・ルチア地区近くに位置し、ミッレ通りと合わせてこの辺りがナポリのブランド店街になります。
ブルガリ、エルメス、プラダなどラグジュアリーブランドのほか、紳士・婦人用衣料品店、ジュエリー店、薬局、銀行などが通りには揃っています。そのほか、ガエタノ・フィランジエーリ通り近くにあるマルティーリ広場(Piazza dei Martiri)には、エンポリオ・アルマーニ、フェラガモのブティックがあります。
※ナポリでは比較的治安のいいエリアになりますが、ブランドの紙袋などは念のため目立たないようにしてください。
■ブランド一覧
- ブルガリ(BVLGARI)
- フルラ(FURLA)
- エルメス(HERMÈS)
- マックスマーラ(Max Mara)
- モンクレール(MONCLER)
- フィリップ・プレイン(PHILIPP PLEIN)
- プラダ(PRADA)
- トッズ(TOD’S)
2. ミッレ通り(Via dei Mille)
ミッレ通りは、ガエタノ・フィランジエーリ通りからサンタ・テレーサ・ア・キアイア教会(Chiesa di Santa Teresa a Chiaia)付近までを結ぶ全長約350メートルの通り。
ガエタノ・フィランジエーリ通りから続くこちらの通りには、ルイ・ヴィトンやグッチ、マイケル・コースなどのブティックがあります。そのほか、カルツェドニア(CALZEDONIA)、インティミッシミ(intimissimi)、ピンコ(PINKO)などのショップもあります。
■ブランド一覧
- ブルネロ・クチネリ(Brunello Cucinelli)
- グッチ(GUCCI)
- ヒューゴ・ボス(HUGO BOSS)
- ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)
- マイケル・コース(MICHAEL KORS)
- モンブラン(MONTBLANC)
ナポリ郊外のアウトレット
3. デザイナー・アウトレット・ラ・レッジア(Designer Outlet La Reggia)
デザイナー・アウトレット・ラ・レッジアは、ナポリ近郊のマルチャーニゼに位置するアウトレットモール。約145のブランドが出店しており、アルマーニやヒューゴ・ボス、モスキーノなどのファッションブランドから、ナイキやアディダスといったスポーツブランド、ロレアルまで幅広く揃っています。
筆者が訪問した際はグッチ、プラダが揃っていた点がポイントでしたが、現在はどちらも撤退しています。そのなかで、ポロ・ラルフローレン(POLO RALPH LAUREN)はアウトレット内で店舗規模が大きく、商品数・サイズともに豊富です。
ただし、ナポリ港付近から出ていたシャトルバスがなくなり、現在はハイシーズンの土日のみ運行されるシャトルバスがあるようです。アクセスの悪化により、気軽に行くことができなくなった点には注意する必要があります。
※詳しいアクセス方法などは公式サイトから確認してください。
ブランド一覧 | ||
・Adidas |
・DIESEL |
・MOSCHINO |
ナポリのショッピングストリート、マーケット
4. トレド通り(Via Toledo)
トレド通りは、ナポリ旧市街のダンテ広場(Piazza Dante)とトリエステ・エ・トレント広場(Piazza Trieste e Trento)を結ぶ全長約1.2キロのメインストリート。16世紀にナポリ副王「ペドロ・デ・トレド(Pedro Álvarez de Toledo y Zúñiga、1484〜1553年)」によって整備されたことが名前の由来。
通りには、カジュアル衣料品店や靴屋さんを中心に多くのショップがあるほか、薬局や銀行、レストラン、カフェなど何でも揃っています。さらに、通り沿いには、ウンベルト1世のガッレリアなどの歴史的建造物もあり、文化と買い物を同時に楽しめるのが魅力。現在は歩行者専用区間も多く、地元市民や観光客で常に賑わっています。
ショップ一覧 | |
・Bershka |
・PULL & BEAR |
5. スパッカ・ナポリ(Spacca Napoli)
スパッカ・ナポリは、ナポリの旧市街に位置し、フォルチェッラ地区からスペイン地区まで伸びる長い通り。スパッカ・ナポリは、ナポリを真っ二つに割るという意味です。
ベネデット・クローチェ通り(Via Benedetto Croce)、サン・ビアージョ・デイ・リブライ通り(Via San Biagio dei Librai)などの通りで構成されており、サンタ・キアラ聖堂(Basilica di Santa Chiara)やジェズ・ヌオーヴォ教会(Chiesa del Gesù Nuovo)など歴史のある教会が多くあります。
旧市街は世界遺産に登録されており、ナポリ観光の中心地になっているため、スパッカ・ナポリには多くのお土産屋さんがあります。ナポリの風景を描いた絵画のほか、Tシャツや置物、マグネット、ポストカードなど定番のお土産などが揃っています。お土産購入ならこちらの通りがおすすめです。
6. プリアーノ通り(Via Pugliano)
プリアーノ通りは、フォンタナ通り(Via Fontana)とサンタマリア・プリアーノ教会(Basilica di Santa Maria a Pugliano)を結ぶ全長約450メートルの通り。
第二次世界大戦中にマーケットとして発展したエリアになります。もともと米軍関連の盗品などが売られ、1960年代頃から古着が活発に販売されるようになりました。現在も多くの古着屋さんが営業を行っています。リサイクル品のような古着が並んでいますが、なかにはブランド品や年代物のジーンズなども売られています。
なお、通りの近くにはヘルクラネウム遺跡もあり、ナポリ中央駅からポンペイ遺跡に向かう際に通過する場所であるため、気になる方は遺跡の行き帰りどちらかで訪れてみてください。
7. ポルタ・ノラーナ市場(Mercato di Porta Nolana)
ポルタ・ノラーナ市場は、ソプラムロ通り(Via Sopramuro)、ノラナ広場(Piazza Nolana)周辺で開催されているマーケット。魚や野菜、果物など生鮮食品が主体。また、スパイス、ベーカリー、お菓子、衣料品、ジャンク品など様々な商品が取り扱われています。なお、密輸タバコや海賊版のCD、盗品なども販売されていますが、それらは購入しないようにしてください。
世界遺産
8. ウンベルト1世のガッレリア(Galleria Umberto I)
ウンベルト1世のガッレリアは、1887~1890年に建設されたショッピングギャラリー。設計はエマニュエル・ロッコ(Emanuele Rocco)が担当し、歴史地区の一部として世界遺産にも登録されています。印象的な床のモザイクやガラスドームなどが見所。そのほか、セフォラ(SEPHORA)、などのショップ、レストランやカフェ、4つ星ホテル「ホテル・アート・リゾート・ガレリア・ウンベルト」も併設されています。
ナポリのショッピングセンター
9. ネアポリス・ショッピングセンター(Centro Commerciale Neapolis)
ネアポリス・ショッピングセンターは、市内東部のポンティッチェッリ地区に位置する大型商業施設です。ファッション、家電、書籍、日用品など多彩なショップが揃っており、地元住民の生活に密着したショッピングモールとして親しまれています。
ファストファッションブランドの「OVS」、大型スーパーマーケット「Sole365」、家電量販店「Euronics」などが入っています。観光客よりも地元客の利用が多く、ナポリのリアルな日常の雰囲気を感じたい方におすすめです。なお、ナポリ中央駅から最寄りのバス停(Argine)まで約20分になります。
10. アッズッロ・ショッピングセンター(Complesso Commerciale Azzurro)
アッズッロ・ショッピングセンターは、ナポリ南西部のフオリグロッタ地区にあるショッピングセンターです。大手スーパーマーケットの「コナド(Conad)」をはじめ、衣料品、家電量販店、化粧品、書店、ドラッグストアなど多彩な店舗が出店。リーズナブルな価格帯の店が多く、ファミリー層を中心に幅広い世代に親しまれています。店舗数は30前後とコンパクトながらも、実用性の高いテナント構成となっており、観光客というよりは地元住民向けの落ち着いた雰囲気が特徴です。
最後に
ハイブランドは少なめですが、好きなブランドがあればアウトレットがおすすめです。お土産については、店舗数からスパッカ・ナポリ(Spacca Napoli)で探してみるといいと思います。
上記以外にも、ベヴェレッロ港(Molo beverello)にはガッレリア・デル・マレ(Galleria del Mare)というショッピングセンターがあるほか、サンタ・ルチア通りにはアンティークを取り扱うショップもあります。
街歩きを楽しみながら買い物をすると、よりナポリ観光が楽しめると思います。ぜひ、こちらの記事を参考にナポリで買い物を楽しんでください。
※上記おすすめ買い物スポットの場所は以下のグーグルマップ(青色)にまとめています。