チャイナタウンの一番の見所は?
マレーシアの首都「クアラルンプール」にあるチャイナタウン(中華街)は、マスジット・ジャメ(Masjid Jamek)駅の南側からキナバル通り(Jalan Kinabalu)周辺までの一帯になります。
キナバル通りはクアラルンプール駅近くに位置し、チャイナタウンは上から下まで直線距離で約1キロのエリアになります。観光客を引き寄せる魅力的な観光スポットが多くあり、これからそれらについて紹介していきます。
クアラルンプールのチャイナタウンについて
クアラルンプール屈指の買い物スポットであるセントラル・マーケット(Central Market)、ペタリン通り(Jalan Petaling)があり、観光客の多くは買い物を目的にチャイナタウンを訪れています。
また、中華系の宗教施設「關帝廟(Guandi Temple)」、ヒンドゥー教寺院「スリ・マハ・マリアマン寺院(Sri Maha Mariamman Temple)」などの観光スポットがあるほか、日本統治時代に憲兵隊本部として利用されたリー・ラバー・ビルディング(Lee Rubber Building)など多くの歴史的建造物が残されています。
ペタリン通り(Jalan Petaling)
チャイナタウンのメインストリート。長い区間が歩行者天国になっているほか、屋根が付いているので突然のスコールでも安心して買い物を楽しむことができます。
ルイ・ヴィトンやコーチ、マイケル・コースなどのブランドに加え、ナイキやアディダスといったスポーツ系ブランドの模造品が多く売られています。スポーツ系の商品はユニフォーム、スニーカーなどが販売されています。さらに飲食店が多くあるため、食べ歩きやショッピングの際の休憩場所に困ることはありません。
セントラル・マーケット(Central Market)
1888年に設立されたマーケットになります。マレー・ストリート、華人街、リトル・インディアといったセクションに分けられているのが特徴です。手工芸品や民族衣装、雑貨など観光客に人気のアイテムが揃っているため、多くの観光客で賑わっている場所になります。
2階にはフードコートがあるほか、1階にも飲食店があるため、食事をしながらショッピングを楽しむことができます。食べ物の予算は10〜20リンギット程度で、安く食事をすることができます。
チャイナタウンの主要観光地一覧
- セントラル・マーケット(Central Market)
- カストゥリ・ウォーク(Kasturi Walk)※写真
- ペタリン通り(Jalan Petaling)
- 關帝廟(Guandi Temple)
- 仙師四師宮(Sin Sze Si Ya Temple)
- 陳氏書院(Chan She Shu Yuen Clan Ancestral Hall)
- スリ・マハ・マリアマン寺院(Sri Maha Mariamman Temple)
- メダン・パサール・クロック・タワー(Medan Pasar Clock Tower)
- リー・ラバー・ビルディング(Lee Rubber Building)
アクセス
チャイナタウンの中心地になるセントラル・マーケットへは、RapidKLのパサール・スニ(Pasar Seni)駅から徒歩5分。RapidKL、Ampang Lineのマスジット・ジャメ(Masjid Jamek)駅からは徒歩6分になります。
チャイナタウンの北側から観光する場合はマスジット・ジャメ(Masjid Jamek)駅を、南側から観光する場合はパサール・スニ(Pasar Seni)駅を利用すると便利です。
■所在地(マップ)
滞在後記
チャイナタウンの一番の見所は、何と言ってもペタリン通り(Jalan Petaling)です。
活気ある通りには多くの商店が並び、お土産を買わずとも楽しめる場所でした。上を見上げると多くの提灯が掲げられており、お祭りが開催されているかのようで、軒を連ねる商店はまるで縁日の屋台のようでもありました。
その一方、薬物中毒者がいる地域でもあります。夜間は人通りがなくなる路地がありますので、夜間の女性の独り歩きは念のため注意するようにしてください。