パリのブランド本店・旗艦店まとめ!一挙25ブランドを紹介
フランスの首都「パリ」には、ルイ・ヴィトンやシャネル、エルメスなど多くの人気ブランドの「本店」が存在しています。いつか人気ブランドの本店で買い物をしてみたい!そのように思われている方も多いと思います。
今回は著名ブランドを中心に、革製品や宝飾品、子供服ブランドなど25ブランドの本店(もしくは旗艦店)をエリア別に紹介します。筆者が実際に撮影した写真(ディスプレイ写真が見所です)、ブランド本店をまとめたグーグルマップを掲載しますので、ぜひ観光やショッピングの参考にしてください!
シャンゼリゼ通り(Avenue des Champs-Élysées)
1. ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)
ルイ・ヴィトンの本店はシャンゼリゼ通り(凱旋門近く)に位置しています。バッグだけではなく、財布、婦人・紳士服、時計、ジュエリー、シューズなど様々な商品が揃っています。本店限定商品もあるほか、価格も日本の店舗と比較して割安。混雑時には入場制限が行われていますが、一度は訪れておきたい場所になります。
・ルイ・ヴィトン財団の美術館がある?
なお、ブローニュの森にはルイ・ヴィトン財団の美術館「フォンダシオン・ルイ・ヴィトン(Fondation Louis Vuitton)」があります。ただし、過去のルイ・ヴィトンの商品などの展示はなく、現代アート中心に展示されています。ロゴ入りのトートバッグなどが観光客に人気です。チケットは16ユーロで、開館時間は11時〜20時(火曜日は休館日、曜日によって時間は異なる)です。
住所:101 Av. des Champs-Élysées, 75008 Paris(地図)
アクセス:地下鉄1号線「George V」駅からすぐ
公式サイト:https://jp.louisvuitton.com/
2. サンローラン(SAINT LAURENT)
サンローランはイヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)とピエール・ベルジェ(Pierre Bergé)が1961年に設立したブランド。スポンティーニ通りの30番地(30 Rue Spontini)に1号店をオープンさせていますが、現在は一般企業が入っています。サントノーレ通りに本店(※写真)がありましたが、現在は閉店、シャンゼリゼ通りの店舗が旗艦店になっています。
・イヴ・サンローラン美術館も必見
なお、2017年10月3日にイヴ・サンローラン美術館(地図)がオープンしています。イヴ・サンローランのデッサン、作品が多く展示されており、サンローラン好きな人はぜひ訪れてみてください。※現在は改修工事のため臨時休業中。2027年秋に再開予定です。
住所:123 Av. des Champs-Élysées, 75008 Paris(地図)
アクセス:地下鉄1号線「George V」駅から徒歩3分
公式サイト:https://www.ysl.com/
サントノーレ通り(Rue Saint Honoré)
サントノーレ通り(フォーブル・サントノーレ通り含む)がパリ最大のブランド店街。エリゼ宮殿からサン=ロック通りまでの約1.3キロがショッピングのメインになり、エルメスやゴヤールなどが本店を構えています。
■サントノーレ通りのブランド一覧はこちら

3. バカラ(Baccarat)
バカラは1764年にルイ15世がロレーヌ地方にガラス工場設立許可を与えたことがブランドの始まり。高価なクリスタルガラス製品を手掛け、世界各国の王室で利用されるブランドになっています。本店は5つ星ホテル「ル・ブリストル・パリ(Le Bristol Paris)」の斜め向かいにあります。お土産購入の場合はパリ郊外のアウトレットにもブティックがあるので、そちらもチェックしてみてください。
■パリ郊外のアウトレットについて

住所:79 Rue du Faubourg Saint-Honoré, 75008 Paris(地図)
アクセス:地下鉄9、13号線「Miromesnil」駅から徒歩4分
公式サイト:https://www.baccarat.jp/
4. バルマン(BALMAIN)
バルマン(BALMAIN)は、1945年にピエール・バルマンによって創設されたラグジュアリーブランド。エレガントで構築的なシルエットが特徴。近年はオリヴィエ・ルスタンのディレクションにより若々しく大胆なスタイルが注目されています。本店はサントノーレ通りに位置し、最新コレクションから限定アイテムまで揃います。洗練された店内で、バルマンならではの世界観を体感できるスポットです。ブランドの歴史やスタイルを直に感じたい方におすすめです。
5. ゴヤール(GOYARD)
ゴヤールはフランソワ・ゴヤール(François Goyard)によって1853年に設立された高級トランク・バッグブランド。ピエール・フランソワ・マルタン(Pierre François Martin)が1792年に創業した「メゾン・マルタン」の流れをくみ、独特のモノグラム柄はもちろん、イニシャルやストライプなどパーソナライズが行える点でも人気を博しています。
・入場待ちになる場合も
古くから公爵など多くのセレブリティに愛され、現在ではマドンナ(Madonna)などのセレブが愛用していることでも知られています。一度に入場できる人数が限られているため、入場待ちになる場合が多いですが、ディスプレイを見ながら気長に待ってみてください。
住所:233 Rue Saint Honoré, 75001 Paris(地図)
アクセス:地下鉄1、8、12号線「Concorde」駅から徒歩5分
公式サイト:https://www.goyard.com/
6. エルメス(HERMÈS)
エルメスはティエリー・エルメス(Thierry Hermès)が1837年に設立したブランド。馬具工房からスタートし、3代目のエミール・モーリス・エルメス(1871〜1951年)時代にバッグや時計、服飾品など現在につながる分野へ多角化を図っていきました。
・お土産は手頃な食器類がおすすめ
本店はバッグや財布はもちろん、婦人・紳士の既製服からジュエリー、時計、スカーフなど幅広い商品が揃っています。店員さんの対応はとても良く、家族など大切な人向けのお土産を購入する場所としてもおすすめ。なお、食器類も取り扱われており、パン用やデザートプレート(皿)などがお土産としておすすめです。
住所:24 Rue du Faubourg Saint-Honoré, 75008 Paris(地図)
アクセス:地下鉄8、12、14号線「Madeleine」駅から徒歩6分
公式サイト:https://www.hermes.com/
7. ランバン(LANVIN)
ランバンはジャンヌ・ランバン(Jeanne Lanvin)が1889年に設立したブランド。帽子店を起源に持ち、ジャンヌ・ランバンが娘のために作ったドレスが話題を呼び、富裕層を中心に拡大。その後、既製服などを手掛けるようになりました。
・ランバンの特徴は?
エレガントでフェミニンなデザイン、上品な刺繍やドレープ使いが特徴です。エルメス本店の隣に位置する本店では洗練された空間で最新コレクションや限定アイテムを手に取ることができます。なお、2018年2月に中国の投資会社「復星国際」に買収されています。
住所:22 Rue du Faubourg Saint-Honoré, 75008 Paris(地図)
アクセス:地下鉄8、12、14号線「Madeleine」駅から徒歩6分
公式サイト:https://www.lanvin.com/
8. ロンシャン(LONGCHAMP)
ロンシャンはジャン・キャスグラン(Jean Cassegrain)が1948年に設立したブランド。ジャン・キャスグランが父親から引き継いだタバコ事業からスタートし、1950年代には世界初となる高級革張りパイプを発売、エルビス・プレスリーなどに愛用されました。
・ル・プリアージュが世界的ベストセラーに
革パイプの成功によって革製品を拡大、1970年代に初めて女性用ハンドバッグが発売され、ナイロンとレザーを組み合わせたバッグ「ル・プリアージュ」が世界的ベストセラーに。現在は上質な素材と職人技にこだわりながら、カジュアルからフォーマルまで幅広いラインを展開しています。
住所:271 Rue Saint-Honoré, 75001 Paris(地図)
アクセス:地下鉄8、12、14号線「Madeleine」駅から徒歩4分
公式サイト:https://jp.longchamp.com/
9. ロジェ・ヴィヴィエ(Roger Vivier)
ロジェ・ヴィヴィエはロジェ・ヴィヴィエ(Roger Vivier、1903〜1998年)が設立したブランド。1937年にパリ・ロワイヤル通りにブティックをオープン。1953〜1963年にはクリスチャン・ディオールのシューズ部門のデザイナーとしても活躍しました。1953年にはイギリスのエリザベス2世(現女王)の戴冠式のためにシューズを製作しています。トレンドの先端を行くヒールが特徴的で、バックルシューズなども多くのセレブに愛用されています。本店ではこれらのシューズ等が販売されています。
住所:29 Rue du Faubourg Saint-Honoré, 75008 Paris(地図)
アクセス:地下鉄8、12、14号線「Madeleine」駅から徒歩7分
公式サイト:https://www.rogervivier.com/
コンボン通り(Rue Cambon)
10. シャネル(CHANEL)
シャネルはココ・シャネル(Coco Chanel)が1910年に設立したフランスを代表するラグジュアリーブランド。帽子専門店からスタートし、1916年にオートクチュールコレクションを発表、1921年に発売した香水「No.5」で成功を収めました。シンプルかつエレガントなデザインと、時代を超えて愛される普遍的な美しさが特徴です。
・本店の店員さんは優しい!
本店には、既製服やバッグ、財布、ジュエリー、シューズ、香水、化粧品など多くの製品が揃っています。見かけによらず入りやすく、店員さんは質問に対して気さくに答えてくれたので、気兼ねせず立ち寄ってみてください。ただし、サントノーレ通りからコンボン通りに入った場所にあり、見落としやすい場所にあるため注意してください。
住所:31 Rue Cambon, 75001 Paris(地図)
アクセス:地下鉄1、8、12号線「Concorde」駅から徒歩4分
公式サイト:https://www.chanel.com/
ヴァンドーム広場周辺
ヴァンドーム広場(Place Vendôme)はパリ1区、チュイルリー庭園近くに位置する広場。ヴァンクリーフ&アーペルなどが本店を構えているほか、広場から伸びるラ・ペ通りにはカルティエの本店があります。高級腕時計、ジュエリー好きな方は必見のエリアになります。
■ヴァンドーム広場周辺のブランド一覧はこちら

11. ブシュロン(BOUCHERON)
ブシュロンはフレデリック・ブシュロン(Frederic Boucheron)が1858年に設立した高級宝飾品ブランド。ケリンググループ。1867年に開催されたパリ万国博覧会で金賞を受賞。1893年にヴァンドーム広場へブティックを移転。ヴァンドーム広場に最初に店舗を構えたメゾンとして知られ、日照時間の長い広場に移転することで、宝石の輝きを長く確保する狙いがあったとされています。なお、ブシュロンは英国のエリザベス女王など各国の王室向けにジュエリーを手掛けています。
住所:26 Place Vendôme 75001 Paris(地図)
アクセス:地下鉄3、7、8号線「Opéra」駅から徒歩5分
公式サイト:https://jp.boucheron.com/
12. ブレゲ(Breguet)
ブレゲはアブラアム=ルイ・ブレゲ(Abraham-Louis Breguet)が1775年に設立した高級時計メーカー。トゥールビヨン機構やブレゲ針、ギョーシェ彫り文字盤など時計製造技術の先駆者であり、製品はルイ16世やマリー・アントワネットなどに愛用されていました。
・本店ディスプレイに高級腕時計
高級時計を探している方や時計愛好家にとって、ブレゲ本店は見逃せない訪問先になります。なお、本店のディスプレイには高いもので6万9900ユーロの腕時計が飾られており、その他2〜3万ユーロ台の商品が多く飾られていました。
住所:6 Place Vendôme, 75001 Paris(地図)
アクセス:地下鉄1、8、12号線「Concorde」駅から徒歩7分
公式サイト:https://www.breguet.com/
13. カルティエ(Cartier)
カルティエはルイ=フランソワ・カルティエ(Louis-François Cartier)が1847年に設立した高級宝飾品ブランド。英国王エドワード7世が「王の宝石商と宝石商の王(the jeweller of kings and the king of jewellers)」と称したことでも知られています。
・本店の接客は丁寧
「ラブ」「トリニティ リング」「パンテール ドゥ カルティエ」などの人気コレクションは時代を超えて高い支持を誇ります。本店の一部は4つ星ホテル「オテル・ウェストミンスター(Hôtel Westminster)」に併設されており、接客は丁寧で品揃えも豊富。宝飾品はもちろん、バッグや財布などの取り扱いもあります。
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住所:13 rue de la Paix, 75002 Paris(地図)
アクセス:地下鉄3、7、8号線「Opéra」駅から徒歩3分
公式サイト:https://www.cartier.jp/
14. ショーメ(CHAUMET)
ショーメはマリ・エティエンヌ・ニト(Marie-Étienne Nitot)が1780年に設立した高級宝飾品ブランド。LVMHグループ傘下。マリー・アントワネットに宝石を寄贈していたほか、1802年にはナポレオン1世の公式宝石商になるなど、歴史ある宝飾品ブランドになります。
・ブライダルリングに高評価
洗練されたデザインに定評があり、特にブライダルリングが評価されています。そのため、結婚・記念ジュエリーを探す方に人気で、パリでジュエリーを選ぶならぜひ訪れたい名門ブランドの一つです。
住所:12, place Vendôme 75001 Paris(地図)
アクセス:地下鉄3、7、8号線「Opéra」駅から徒歩6分
公式サイト:https://www.chaumet.com/
15. ヴァンクリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)
ヴァンクリーフ&アーペルはアルフレッド・ヴァンクリーフ(Alfred Van Cleef)と義理の父であるサロモン・アーペル(Salomon Arpels)が1896年に設立した高級宝飾品ブランド。リシュモングループ。優雅で繊細なデザインと革新的な技術「ミステリーセット」を駆使した宝石細工が特徴です。
・動植物モチーフのデザインが人気
四つ葉のクローバーなどの植物、動物などをモチーフにしたデザインのジュエリーが人気。100万円を超えるジュエリーが多いですが、20万円台で購入できるブレスレットやネックレスもあります。
住所:22-24 place Vendôme, Paris(地図)
アクセス:地下鉄3、7、8号線「Opéra」駅から徒歩5分
公式サイト:https://www.vancleefarpels.com/
モンテーニュ通り(Avenue Montaigne)
シャンゼリゼ・ロータリーとアルマ広場を結ぶ全長約750メートルの通り。パリで2番目に大きいブランド店街になります。サントノーレ通りより道幅が広く、ウィンドウショッピングに最適。セリーヌやクロエ、ディオールなど多くの注目ブランドが本店を構えています。
■モンテーニュ通りのブランド一覧はこちら

16. セリーヌ(CELINE)
セリーヌはセリーヌ・ヴィピアナ(Céline Vipiana)が夫のリチャード(Richard)と1945年に設立したブランド。LVMHグループ傘下。子供靴からスタートし、1960年代から婦人向け既製服に特化するようになりました。
・現在の特徴は?
1997年にはマイケル・コースがチーフデザイナーに就任し(2003年に退任)、企業価値向上に貢献しています。現在はエディ・スリマンがチーフデザイナーを務め、洗練されたミニマルスタイルとロックな感性を融合させたデザインが特徴です。日本ではバッグや財布の人気が高く、成人女性を中心に支持されています。
住所:53 Avenue Montaigne, 75008 Paris(地図)
アクセス:地下鉄1、9号線「Franklin D. Roosevelt」駅から徒歩2分
公式サイト:https://www.celine.com/
17. クロエ(Chloé)
クロエはエジプト系ユダヤ人のギャビー・アギョン(Gaby Aghion)が1952年に設立したブランド。リシュモングループ。上質なフェミニンスタイルが特徴で、「プレタポルテ(高級既製服)」という概念を世界に広めた先駆け的存在です。クラシックとモダンを融合させた柔らかいシルエットや繊細なディテールが、多くの女性たちに支持されており、バッグの「Faye」「Marcie」は世界的人気を誇ります。
住所:50 Avenue Montaigne, 75008 Paris(地図)
アクセス:地下鉄1、9号線「Franklin D. Roosevelt」駅から徒歩3分
公式サイト:https://www.chloe.com/
18. ディオール(Dior)
ディオールはクリスチャン・ディオール(Christian Dior)が1946年に設立したブランド。本店はドレスに加え、バッグなども豊富。食器類、寝具なども販売されています。店内は奥行きがあり、ディオール好きではない人も楽しめるほど、見応え十分です。本店周辺には、ディオールオムやベビーディオールのブティックも展開されています。
・本店の店員さんは対応最高
ディオールオムの店舗についてはお客さんが一人もおらず、客一人に対して一人の店員が付くスタイル。コミュニケーションを取る気配はなく、常に監視されているようで落ち着いて商品を見ることはできませんでした。その一方、本店の店員さんは対応がよく、質問にも快く答えてくれたため、満足度の高い買い物を楽しむことができました。
住所:30 Avenue Montaigne, 75008 Paris(地図)
アクセス:地下鉄1、9号線「Franklin D. Roosevelt」駅から徒歩5分
公式サイト:https://www.dior.com/
19. ジバンシィ(GIVENCHY)
ジバンシィはユベール・ド・ジバンシィ(Hubert de Givenchy)が1952年に設立したブランド。LVMHグループ傘下。洗練されたエレガンスと革新性を兼ね備えたスタイルが特徴で、オードリー・ヘプバーンの衣装を手掛けたことでも知られています。近年は現代的でモード感あふれるデザインに進化し、若い世代からも高い支持を集めています。
住所:36 Avenue Montaigne, 75008 Paris(地図)
アクセス:地下鉄1、9号線「Franklin D. Roosevelt」駅から徒歩4分
公式サイト:https://www.givenchy.com/
ヴィクトワール広場(Place des Victoires)周辺
20. アニエスベー(agnès b.)
アニエスベーはアニエス・トゥルブレ(Agnes Troublé)が1975年に設立したブランド。ブランド名の「b.」は、当時の夫ブルゴワの頭文字に由来しています。シンプルで機能的、そして時代に左右されないタイムレスなデザインが特徴で、ボーダーTシャツやカーディガンプレッションなどの定番アイテムが世界中で愛されています。本店は品揃えが豊富なため、アニエスベーファンの方は必見です。
住所:Rue du Jour 6 75001 Paris(地図)
アクセス:地下鉄4号線「Les Halles」駅から徒歩3分
公式サイト:https://www.agnesb.co.jp/
21. クリスチャン・ルブタン(Christian Louboutin)
クリスチャン・ルブタンはクリスチャン・ルブタン(Christian Louboutin)が1991年に設立したブランド。フリーデザイナーとして、シャネルやイヴ・サン・ローランなどの婦人靴をデザインした後、支援者から資金を得てブティックをオープン。最初の顧客はモナコのカロリーヌ王女。ピンヒールからフラットシューズ、スニーカー、バッグ、小物まで幅広く展開しており、世界中のセレブに愛用されています。本店は品揃えが豊富。凝ったディスプレイを見るだけでも価値があります。
住所:19 Rue Jean-Jacques Rousseau, 75001 Paris(地図)
アクセス:地下鉄1号線「Louvre Rivoli」駅から徒歩4分
公式サイト:https://jp.christianlouboutin.com/
その他エリア
22. バレンシアガ(BALENCIAGA)
バレンシアガはクリストバル・バレンシアガ(Cristóbal Balenciaga、1895〜1972年)が1917年に、スペインのサン・セバスティアンでオートクチュールハウスを開業したことが始まり。1930年代のスペイン内戦を受けて、拠点をパリに移しています。
・近年はストリート色が強まる
アントワープ王立芸術アカデミー出身のデムナ・ヴァザリア(Demna Gvasalia)がアーティスティック・ディレクター。デムナ・ヴァザリはメゾン・マルジェラやルイ・ヴィトンでキャリアを積んだ人物。近年はストリート色が強まっています。なお、本店はジョルジュ・サンク通りに位置しています。
住所:10 Av. George V, 75008 Paris(地図)
アクセス:地下鉄9号線「Alma-Marceau」駅から徒歩2分
公式サイト:https://www.balenciaga.com/
23. ボンポワン(Bonpoint)
ボンポワンは、マリー=フランス・コーエンと夫バーナード・コーエンが1975年に共同設立した子供服ブランド。上質な素材・仕立てが特徴で、創業当初から「ボーダー」「刺繍」「チェリーのロゴ」など、タイムレスなデザインで人気を集めています 。
・イギリスのシャーロット王女などが着用
近年ではモナコのジャック公子、イギリスのシャーロット王女が着用するなど、世界中のセレブに愛用されています。家族旅行の際に、本店でお子さんの記念の1着として購入すると良い思い出になるかもしれません。
住所:6 Rue de Tournon, 75006 Paris(地図)
アクセス:地下鉄4、10号線「Odéon」駅から徒歩4分
公式サイト:https://www.bonpoint.jp/
24. ケンゾー(KENZO)
ケンゾーは「高田賢三」氏が1970年に設立したブランド。ギャルリ・ヴィヴィエンヌ(Galerie Vivienne)にブティック「ジャングル・ジャップ」をオープンさせ、1983年にメンズライン、1987年にはキッズラインを発表。現在はLVMHグループ。旗艦店はルイ・ヴィトン本店の隣に位置しています。
※写真はマレ地区にあるブティック。
住所:49-51 Avenue George V, 75008 Paris(地図)
アクセス:地下鉄1号線「George V」駅から徒歩1分
公式サイト:https://www.kenzo.com/
25. ランセル (LANCEL)
ランセルは1876年に創業した革製品ブランド。リシュモングループ。創業当初はパイプなど喫煙用具を販売していましたが、1880年代から革製品の販売を開始。機能性とデザイン性を兼ね備えた製品で知られ、バケツ型バッグ「Elsa de Lancel」サルバドール・ダリが妻ガラのためにデザインしたダリグラムのバッグなどが有名です。本店はオペラ座近くに位置しています。ハンドバックは550〜850ユーロ前後、財布は250ユーロ前後になります。
住所:8 Place de l’Opéra, 75002 Paris(地図)
アクセス:地下鉄3、7、8号線「Opéra」駅からすぐ
公式サイト:https://www.lancel.com/
最後に
パリのブランド本店はサントノーレ通りとモンテーニュ通りに集中しており、グッチやプラダなどの人気ブランドのブティックも多くあります。また、モンテーニュ通りは並木道でゆったりとしていて、特にウィンドウショッピングでおすすめしたい場所になります。
各本店の顧客対応については、特にエルメス、ディオール、サンローランが良く感じました。ルイ・ヴィトン本店には日本人店員の方もいますが、英語が少しでも話せる方は現地店員(フランス人?)の方に接客をしてもらった方がいいと思います。なお、シャネルなど名前を挙げていないブランドについても基本的に対応は悪くありませんでした。
なお、世界トリップではパリの観光地、買い物スポット、気候などの記事も配信しています。ぜひ以下のリンクからご覧ください。
