フランス第4の都市「リール」のおすすめ買い物スポットを紹介!
エルメスがブティックを構えるブランド店街があった?プランタンで取り扱われているブランドとは?スーパーが入る注目すべきショッピングセンターって?
今回は実際に滞在した筆者が「ショッピングストリート」「デパート・ショッピングセンター」「マーケット」のカテゴリーに分けて、リールのおすすめ買い物スポットを紹介。筆者が撮影した写真も掲載しますので、ぜひリール観光の参考にしてください!
ショッピングストリート
1.グランド・ショセ通り(Rue de la Grande Chaussée)
テアトル広場(Place du Théâtre)とシャ・ボシュス通り(Rue des Chats Bossus)を結ぶ全長約140メートルの通り。リールで最も古い通りの一つ。規模は小さいですが、エルメスやルイ・ヴィトンがブティックを構えるリール唯一のブランド店街になります。
■グランド・ショセ通りのエルメス、ルイ・ヴィトン
ブランド一覧 | |
・AGATHA ・American Vintage ・ba&sh ・CACHAREL ・COMPTOIR DES COTONNIERS ・CYRILLUS ・Figaret ・GANT ・GERARD DAREL ・HERMÈS ・HESCHUNG ・IKKS ・Karl Marc John |
・LACOSTE ・LOUIS VUITTON ・Maje ・MANFIELD ・Mauboussin ・PETIT BATEAU ・REPETTO ・Sessùn ・Sud express ・SWAROVSKI ・THE KOOPLES ・TOMMY HILFIGER ・ZAPA |
ブルス通り(Rue de la Bourse)
テアトル広場とシャルル・ド・ゴール広場(Place Charles de Gaulle)を結ぶ全長約60メートルの通り。グランド・ショセ通りとつながっており、バカラやランセル、モンブランなどがブティックを構えています。
2.シャ・ボシュス通り(Rue des Chats Bossus)
グランド・ショセ通りとリオン・ドール広場(Place du Lion d’Or)を結ぶ全長約80メートルの通り。ルイーズ・ド・ベティニ広場(Place Louise de Bettignies)、バッス通り(Rue Basse)にあるブランドも紹介します。これらは1本の通りになり、グランド・ショセ通りと合わせてリール旧市街の主要買い物スポットになります。
■リオン・ドール広場のマックスマーラ
ブランド一覧 | |
・agnès b. ・BENSIMON ・BOGGI MILANO ・CLAUDIE PIERLOT ・DE FURSAC ・HUGO BOSS ・KUJTEN ・Les Petites… ・Massimo Dutti ・Max Mara ・Pablo |
・Pepe Jeans ・Sandro ・Sarah Pacini ・Soeur ・TARA JARMON ・THE NORTH FACE ・Timberland ・TOMMY JEANS ・Vanessa Bruno ・Wolford ・ZADIG&VOLTAIRE |
3.モネ通り(Rue de la Monnaie)
ルイーズ・ド・ベティニ広場とコンセール広場(Place du Concert)を結ぶ全長約250メートルの通り。バッシュ(ba&Sh)やマージュ(Maje)、スコッチ&ソーダ(SCOTCH&SODA)などの人気ブランドがブティックを構えています。そのほか、人気のスウィーツ店「Aux Merveilleux de Fred(以下の写真右)」もあり、街歩きでは押さえておきたいエリアになります。
ブランド一覧 | |
・Antoine et Lili ・ba&Sh ・FLORENCE KOOIJMAN ・La Fée Maraboutée ・Lee |
・Maje ・Mes Demoiselles… Paris ・One Step ・PAUL MARIUS ・SCOTCH&SODA |
4.クレ通り(Rue de la Clef)
パティニエ広場(Place des Patiniers)とカルノ通り(Boulevard Carnot)を結ぶ全長約180メートルの通り。著名なブランドは少ないですが、センスのいいブティックに加え、古着屋「Tilt Vintage」やマンガ店「manga dokaze」などがあります。テアトル広場近くに位置していますが、見落としやすい場所にあるので注意してください。
5.ルペルティエ通り(Rue Lepelletier)
テアトル広場とバッス通りを結ぶ全長約160メートルの通り。ボビイ・ブラウン(BOBBI BROWN)やエッセンシャル・アントワープ(ESSENTIEL ANTWERP)、ロンシャン(LONGCHAMP)などが店舗を構えているほか、宝飾品店や衣料品店、3つ星ホテルの「イビス・リール・サントル・グランプラス」、日本にも出店しているパン屋「PAUL」があります。なお、PAULはリール近郊の都市「クロワ(Croix)」が発祥地になります。
■ルペルティエ通りのロンシャン
デパート・ショッピングセンター
6.プランタン・リール(Printemps Lille)
フランスの大手百貨店「プランタン(Printemps)」のリール店。4フロアで構成されており、グッチやランセル、ロンシャン、マイケル・コースはブティック型のバッグ売り場があります。旧市街の観光名所「リオール広場(Place De Rihour)」に近く、トイレ休憩が行える場所として覚えておくといいと思います。
住所:39-45 Rue Nationale, 59000 Lille
アクセス:地下鉄「Rihour」駅から徒歩4分
公式サイト:https://www.printempsfrance.com/
■フロアガイド
- 0階(1階):ブランド、ビューティー、婦人靴など
- 1階(2階):レディースファッション
- 2階(3階):メンズファッション
- 3階(4階):ホーム、キッズファッションなど
※カッコ内は日本式の階数を記載しています。
取り扱いブランド一覧 | ||
・agnès b. ・Alexander Wang ・ARMANI ・ba&sh ・BALENCIAGA ・BOUCHERON ・BURBERRY ・CALVIN KLEIN ・Chloé ・CLAUDIE PIERLOT ・COACH ・dinh van ・FURLA ・G-STAR RAW ・GIVENCHY |
・GUCCI ・GUESS ・HUGO BOSS ・IKKS ・ISABEL MARANT ・JIMMY CHOO ・KARL LAGERFELD ・KENZO ・LANCEL ・LANVIN ・LOEWE ・LONGCHAMP ・Maje ・MARC JACOBS ・MONTBLANC |
・PAUL SMITH ・PAULE KA ・RALPH LAUREN ・SAINT LAURENT ・Salvatore Ferragamo ・Sandro ・See By Chloé ・STELLA McCARTNEY ・SWAROVSKI ・TARA JARMON ・THE KOOPLES ・TOD’S ・TOMMY HILFIGER ・WEEK END ・ZADIG & VOLTAIRE |
7.ウェストフィールド・ユラリール(WESTFIELD EURALILLE)
1994年9月に開業したショッピングセンター。フランス出身の世界的建築家「ジャン・ヌーヴェル(Jean Nouvel)」が設計を担当。ファッションはザラやユニクロ、H&Mなどファストファッション系が主体。スーパーマーケットのカルフールがあるため、食事や飲み物を購入する場所としておすすめ。施設内にはファストフード店やカフェなどがあるほか、3つ星ホテルの「ホテル・リール・ヨーロッパ」も併設されています。周辺には多くの近代的な建物があるので、街歩きスポットとしても最適です。
■ウェストフィールド・ユラリール内部
住所:100 Avenue Willy Brandt, 59777 Lille
アクセス:「Lille Flandres」駅からすぐ
公式サイト:https://fr.westfield.com/
ブランド一覧 | |
・Adidas ・AGATHA ・Bershka ・CALZEDONIA ・DESIGUAL ・Etam ・Flying Tiger ・G-STAR RAW ・H&M ・HEMA ・HOLLISTER ・I am ・Intimissimi ・JACK&JONES ・KIKO MILANO ・Levi’s ・LOLA LIZA |
・M·A·C ・MANGO ・NAFNAF ・NEW YOKER ・ONLY ・PANDORA ・Pimkie ・PRIMARK ・Promod ・PULL&BEAR ・SEPHORA ・Stradivarius ・THE BODY SHOP ・Timberland ・UNIQLO ・WE ・ZARA |
8.レ・タヌール・ショッピングセンター(Centre commercial Les Tanneurs)
リール旧市街に位置するショッピングセンター。ショップ数は20店舗弱と少ないですが、スーパーマーケットのモノプリ(MONOPRIX)がある点がポイントです。そのほか、ファストファッションのC&A、小売りチェーンのフナック(FNAC)、おもちゃ屋さんなどがあります。閑散としているため、ゆっくりしたい方におすすめのショッピングセンターです。
■レ・タヌール・ショッピングセンターの内部
住所:80 Rue Pierre Mauroy, 59800 Lille
アクセス:地下鉄「Rihour」駅から徒歩4分
公式サイト:https://lestanneurs.com/
マーケット
9.オールド・リール・マーケット(Marché du Vieux-Lille)
コンセール広場で週3回(日曜日、水曜日、金曜日)開催されているマーケット。生鮮食品、チーズなどの加工食品、花、ワイン、衣料品、アンティークなど様々な商品が売られています。規模は大きくありませんが、スケジュールが合えば訪れておきたいマーケットになります。
住所:Place du Concert 6, 59800 Lille
アクセス:地下鉄「Rihour」駅から徒歩12分
10.ワザンム市場(Marché Couvert de Wazemmes)
19世紀半ばに建設されたマーケット。1979年、2002年に改修工事が行われており、建物内は小奇麗な印象を受けました。チーズ販売店や精肉店、フレッシュジュース、ピザ、タイ料理を提供している店舗などがあります。
市場外のマーケットは野菜、衣料品が主体になります。店主のほとんどが移民系の方でした。旅行者が購入するようなものはあまり売られていませんでしたが、活気があるので見ていて面白かったです。なお、マーケットはワザンム地区にあり、リール美術館から徒歩15分ほどの場所にあります。
■ワザンム市場外のマーケット
住所:Les Halles de, Place Nouvelle Aventure, 59000 Lille
アクセス:地下鉄「Gambetta」駅から徒歩3分
最後に
リールはラグジュアリーブランドのブティックが少ない都市ですが、旧市街の主要観光地周辺が主な買い物スポットになるため、歴史的建造物の見学と合わせてショッピングを楽しむことができます。旧市街の規模はあまり大きくないため、石畳や美しい建物群を横目にブティック巡りをしてみるときっといい思い出になると思います。
なお、筆者はフェルデブ通り(Rue Faidherbe)のモノップで焼き立てのクロワッサン(0.95ユーロ)を購入しましたが、それが今まで食べたクロワッサンのなかで一番美味しかったです。モノップだと侮らず、みなさんも焼き立てのパンがあればぜひ食べてみてください。
以上、ぜひ上記を参考にリールでショッピングを楽しんでください!