【南仏マルセイユでショッピングを楽しもう!】
マルセイユはフランスで第3位の人口(約150万人)を誇る都市。経済状態は良好とは言えませんが、街には人が溢れ、買い物を楽しめる場所も多くあります。
今回は、治安的な観点も含め、ブランド店街やアート街、フリーマーケットなどマルセイユのおすすめ買い物スポットを9カ所紹介します。
フランス・マルセイユのおすすめ買い物スポット9選
ショッピングストリート |
グリニャン通り |
サン・フェレオル通り |
パラディ通り |
ジュリアン広場 |
デパート、ショッピングセンター |
ギャラリー・ラファイエット・マルセイユ |
レ・テラス・デュ・ポール |
マーケット |
ベルジュ埠頭マーケット |
ノアイユ市場 |
マルセイユのフリーマーケット |
※上記おすすめ買い物スポットの場所は、以下のグーグルマップ(青色)をチェック!
マルセイユのショッピングストリート
グリニャン通り(Rue Grignan)
マルセイユ唯一のブランド店街。
エステル通り(Rue Estelle)を含め、全長約800メートルの長い一直線の通り。通りの先にジュリアン広場(Cours Julien)があります。
エルメス(HERMÈS)やルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)などのブティックがあり、ブランド数は少ないものの、マルセイユの唯一の高級ブランド店街になっています。
ブランド一覧 |
ディーゼル(DIESEL)、エンポリオ・アルマーニ(EMPORIO ARMANI)、ゲス(GUESS)、エルメス(HERMÈS)、ヒューゴ・ボス(HUGO BOSS)、ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)、マージュ(maje)、モンブラン(MONTBLANC)、ロレックス(ROLEX)、サンドロ(sandro)、ヴィルブレクイン(VILEBREQUIN)など |
観光情報 | |
最寄り駅 | トラム(T3)のRome Davso駅、旧港から徒歩8分(地図) |
サン・フェレオル通り(Rue Saint-Ferréol)
海洋・経済博物館付近からフェリックス・バレ広場(Place Félix Baret)を結ぶ全長約600メートルの通り。
H&Mやザラ(ZARA)、マンゴ(MANGO)などファストファッション系ショップが軒を連ねているほか、フランス系デパートのギャラリー・ラファイエット(Galeries Lafayette Marseille Saint-Ferréol)もあります。
なお、通りには浮浪者がいるため、夜間出歩く際は念のため注意してください。
その他ショップ一覧 |
アクセサライズ(Accessorize)、アディダス(adidas)、カンペール(CAMPER)、フット・ロッカー(Foot Locker)、ジェオックス(GEOX)、キコ・ミラノ(KIKO MILANO)、クーカイ(KOOKAI)、プルアンドベア(PULL & BEAR)、セフォラ(SEPHORA)、スワロフスキー(SWAROVSKI)、women’secret(ウーマン・シークレット)など |
観光情報 | |
最寄り駅 | 地下鉄M1の「Vieux Port」駅、トラム(T3)のRome Davso駅など(地図) |
パラディ通り(Rue Paradis)
ジェネラル・ド・ゴール広場(Place Général de Gaulle)からプラド通り(Avenue du Prado)までを結ぶ全長約3キロの長い通り。
長い通りですが、ショップについては地下鉄のEstrangin Préfecture駅付近までがメイン。
ヒューゴ・ボス(HUGO BOSS)やケンゾー(KENZO)、ロンシャン(LONGCHAMP)のブティックがあるほか、スーパーマーケットのmonop’(モノップ)やビーチファッション系のショップ、ミリタリーショップなどがあります。
その他ショップ一覧 |
ボーズ(BOSE)、イックス(IKKS)、ラコステ(LACOSTE)、ルコックスポルティフ(le coq sportif)、サンドロ(sandro)、THE BODY SHOP(ザ・ボディショップ)、ザ・クープルス(The Kooples)など |
観光情報 | |
最寄り駅 | 地下鉄M1の「Vieux Port」、「Estrangin Préfecture」駅(地図) |
ジュリアン広場(Cours Julien)
マルセイユにおけるアートの中心地。
建物の多くには地元アーティストによるペイントが施されており、周囲を歩いていると色鮮やかなストリートアートに目を奪われます。
レストランやカフェ、バーなどが軒を連ねているほか、ライブハウスや劇場、希少本を取り扱う本屋、アートギャラリーなどもあります。
また、水曜日と土曜日には花のマーケット、土曜日と日曜日にはアンティーク本や切手のマーケットが開催されているのでおすすめです。
昼間は遊具で遊ぶ子供達や食事を楽しむ人達で賑わう一方、夜になるとバーなどに集まる若者達を中心に賑わっています。
そのため、昼間出歩く分には問題はありませんが、夜間はドラッグ利用者や酔っ払いなどもいるため、注意が必要になります。
観光情報 | |
最寄り駅 | 地下鉄M2の「Notre Dame du Mont」駅(地図) |
※ジュリアン広場周辺の写真
デパート、ショッピングセンター
ギャラリー・ラファイエット・マルセイユ(Galeries Lafayette Marseille)
マルセイユにはフランスの百貨店「ギャラリー・ラファイエット」が2店舗あります。
サン・フェレオル通りにある「Galeries Lafayette Marseille Saint-Ferréol」にはグッチ(GUCCI)のブティックがあり、ショッピングモール「Centre Bourse」にある「Galeries Lafayette Marseille Bourse」はカジュアルが主体になっています。
両店ともカジュアル系衣料が主体であり、パリのオスマン本店などと比較した場合、商品やブティックの少なさは否めません。しかし、その分気軽に買い物ができるほか、トイレが利用できる貴重な場所として押さえておきたいところです。
Saint-Ferréol店の観光情報 | |
営業時間 | 10:00~20:00 ※日曜日は定休日 |
最寄り駅 | トラムT3の「Rome Davso」駅、地下鉄M1の「Vieux Port」駅(地図) |
Bourse店の観光情報 | |
営業時間 | 9:00~20:00(日10:00~) |
最寄り駅 | トラムT3の「Cours Saint Louis」駅、地下鉄M1の「Vieux Port」駅(地図) |
※Galeries Lafayette Marseille Bourse(写真右)周辺の写真
レ・テラス・デュ・ポール(Les Terrasses du Port)
2014年5月にオープンしたショッピングセンター。
マルセイユ港ターミナル2付近に位置しているため、マルセイユ港を見渡しながら見る夕日が人気です。
4つのフロアに分かれており、190以上のショップが入っています。こちらも手の届きやすいカジュアル系衣料品が中心で、フランスの百貨店「プランタン(PRINTEMPS)」が入っているほか、アップルストアなどもあります。
そのほか、約20の飲食店があり、スターバックスやサブウェイのほか、日本食レストラン、ステーキハウス、シーフードレストランなどがあります。
ショップ一覧 |
アディダス(adidas)、ビーシービージーマックスアズリア(BCBGMAXAZRIA)、ベルシュカ(Bershka)、ボーズ(BOSE)、カルツェドニア(CALZEDONIA)、デシグアル(Desigual)、ジースター・ロゥ(G-Star RAW)、H&M、ヒューゴ・ボス(HUGO BOSS)、インティミッシミ(intimissimi)、キコ・ミラノ(KIKO MILANO)、ラコステ(LACOSTE)、ロクシタン(L’OCCITANE)、ラッシュ(LUSH)、マンゴ(MANGO)、マッシモ・ドゥッティ(Massimo Dutti)、マイケル・コース(MICHAEL KORS)、ナイキ(NIKE)、ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)、プルアンドベア(PULL & BEAR)、ストラディバリウス(Stradivarius)、スーパードライ(Superdry)、テッド・ベイカー(TED BAKER)、ユニクロ(UNIQLO)、ザラ(ZARA)など |
観光情報 | |
営業時間 | 10:00~20:00 |
最寄り駅 | 地下鉄M2のジョリエット(Joliette)駅(地図) |
公式サイト | https://www.lesterrassesduport.com/ |
マーケット
ベルジュ埠頭マーケット(Quai des Belges Market)
旧港で開催されている魚市場。
横一列に並んでおり、比較的こじんまりとした市場になっています。
マグロやサバ、タイ、ヒメジ、ホウボウなどの仲間、根魚系など様々な種類の魚が販売されています。
種類自体は少ないですが、日本とは少しだけ種類が違う魚もおり、見ているだけで面白い市場。お客さんの邪魔にならないように見学させてもらいましょう。
観光情報 | |
営業時間 | 8:00~13:00(毎日) |
最寄り駅 | 地下鉄M1の「Vieux Port」駅(地図) |
ノアイユ市場(Marché de Noailles)
旧港付近の目抜き通り「カヌビエール大通り(La Canebière)」の近くにあるマーケット。約30の露店があり、様々な野菜や果物が売られています。
人で溢れているマルセイユの中で一際賑わっている場所であるほか、スパイスを取り扱っている店舗もあり、視覚のみならず嗅覚でも楽しむことができる市場です。
ただ、人が多いのでスリなどに注意し、ブランド品などは持ち歩かないようにしてください。
観光情報 | |
営業時間 | 8:00~19:00 ※日曜日は定休日 |
最寄り駅 | 地下鉄M2の「Noailles」駅(地図) |
マルセイユのフリーマーケット(Marché aux Puces de Marseille)
レ・クロット(Les Crottes)地区に位置するマルセイユ最大のマーケット。
300以上の店舗があり、毎週10万人もの人が押し寄せるなどマルセイユでも人気のショッピングスポットになっています。
アンティークギャラリーについては特別な会場が設けられ、約40店舗が運営されています。家具や陶器を中心に様々なアンティーク品が揃い、プロも掘り出し物を探しに来るほどです。
また、野菜や果物を販売している店舗、レストランやカフェなど飲食店も揃っており、一日中滞在できる場所になっています。
その一方、周辺は治安の悪い地域もあるため、明るいうちに旧港周辺に帰ることをおすすめします。
観光情報 | |
営業時間 | 8:30~19:30 ※月曜日は定休日 |
最寄り駅 | 地下鉄M2の「Bougainville」駅から徒歩17分(地図) |
バスでのアクセス |
旧港付近、ヴェスティージュ庭園近くの「Barbusse Colbert」から70、70S、526のバスに乗車し、「Lyon Cap Pinède」で下車。そこから徒歩4分。 |
まとめ
経済状況や治安的な問題もあり、ブティックを構えている高級ブランド店は少ないと言えます。
しかし、人で溢れるマーケットや刺激的なアートのある街並みなど、マルセイユには魅力的な買い物スポットがあります。
深夜徘徊を避けることやブランド物を身に付けない、人通りのある場所を歩くなど、最低限の治安対策していれば問題ありません。
ぜひ、マルセイユの滞在を思う存分楽しんでください!