南仏リゾートの中心地「ニース」でショッピングを楽しみませんか?
ニースはフランス南部に位置する都市で、周辺はフランスきってのリゾート地としても有名です。そんなニースにはブランド店街はもちろん、ショッピングセンターやマーケットなど押さえておきたい買い物スポットがあります。
今回は実際に滞在した筆者がおすすめしたい買い物スポットを10ヵ所紹介します。ルイ・ヴィトンやシャネルのディスプレイ価格、お土産を購入する際の最適な場所などが見所になります。ぜひ、ニース観光の参考にしてください!
ニースのショッピングストリート
1.ヴェルダン通り(Avenue de Verdun)
マセナ広場(Place Masséna)、アルベール1世庭園(Jardin Albert 1er)に隣接する通り。パラディ通り(Rue Paradis)を含め、この辺りがニースのブランド店街になります。
カルティエやエルメス、ルイ・ヴィトン、オメガ、ティファニーなどがブティックを構えています。また、通りには、4つ星ホテルのホテル・プラザ・ニース(Hotel Plaza Nice)があり、好立地で1万円台前半から宿泊できるため、ファミリー層を中心に人気となっています。
■ルイ・ヴィトンのニース店
■ディスプレイ商品の価格
【写真左】ローブ:2900ユーロ、バッグ:2480ユーロ、ポシェット:1990ユーロ、ブレスレット:450ユーロ、靴:790ユーロ【写真右】トップ:1900ユーロ、ショートパンツ:2500ユーロ、靴:790ユーロ、バッグ:1980ユーロ、サングラス:450ユーロ
ブランド一覧 | |
・APOSTROPHE ・BALMAIN ・BENETTON ・Cartier ・FURLA ・Gérard Darel |
・HERMÈS ・JEAN CHARLES ・LONGCHAMP ・LOUIS VUITTON ・OMEGA ・TIFFANY & CO. ・Wolford |
2.パラディ通り(Rue Paradis)
ヴェルダン通り(Avenue de Verdun)からマセナ通り(Rue Massena)を結ぶ全長150メートル程の通り。短い通りですが、ゴミなども少なく、気持ちよく散策できる場所としてもおすすめです。ブランドではシャネル、バリー、エンポリオ・アルマーニ、ヒューゴ・ボス、マッシモ・ドゥッティ、マックスマーラなどがブティックを構えています。
■シャネルのニース店
■ディスプレイ商品の価格
【写真左・マネキン左】コート:4910ユーロ、カーディガン:2590ユーロ、ブーツ:1400ユーロ、バッグ:4200ユーロ、ネックレス:3280ユーロ、ブレスレット:820ユーロ、サングラス:370ユーロ
【写真左・マネキン右】ジャケット:6900ユーロ、ローブ:2190ユーロ、ミニバッグ:5000ユーロ、バッグ(グリーン):4650ユーロ、ブーツ:1400ユーロ、ネックレス:1350ユーロ
【写真右】ローブ:5760ユーロ、バッグ:3850ユーロ、ブーツ:1400ユーロ
ブランド一覧 | |
・APM Monaco ・BALLY ・Bonpoint ・CHANEL ・EMPORIO ARMANI ・ERES |
・HUGO BOSS ・IRO ・Massimo Dutti ・Max Mara ・VILEBREQUIN ・ZADIG&VOLTAIRE ・ZAPA |
3.ジャン・メドサン通り(Avenue Jean Médecin)
ニースのメインストリート。マセナ広場(Place Masséna)から伸びる全長約1.1キロの通り。トラムが走る直線状に伸びる通りは多くの人で賑わっています。また、南欧特有のパステルカラーの外観を持つ建物が多いほか、ニース・ノートルダム寺院などもあり、観光客にもおすすめの通りです。
ショップについてはカジュアル系衣料品店が主体。また、ギャラリー・ラファイエット・ニース・マセナ、ニースエトワール・ショッピングセンターなどの買い物スポットもこの通りに位置しています。そのほか、マクドナルドやケンタッキーなどのファーストフード店、レストランやカフェ、 4つ星ホテル「ベストウエスタン・アルバ」、ポストカードや置物系のお土産を売っているショップもあります。
4.マセナ通り(Rue Massena)
マセナ広場とマカラニ通り( Rue Maccarani)を結ぶ約370メートルの通り。アメリカン・ヴィンテージ(American Vintage)、キャロル(Caroll)、マック(M·A·C)、クープルズ(THE KOOPLES)などのブティックに加え、フット・ロッカーや薬局もあります。
さらに、マセナ広場近くに位置するため、レストランや「ブティック・ホテル・ネプチューン・ニース」といったホテルが多いのが特徴です。レストランではフランス料理店「La Maison de Marie」、イタリア料理店「La Villa d’Este」などが有名です。賑わいを見せる夜に街歩きを楽しんでみてください。
5.アルフォンス・カール通り(Rue Alphonse Karr)
リベルテ通り(Rue de la Liberté)とジョルジュ・クレマンソー通り(Avenue Georges Clemenceau)を結ぶ全長約450メートルの通り。パリ出身の作家「アルフォンス・カール(Alphonse Karr)」が名前の由来。アルフォンス・カールはマリー・アントワネットが「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」と言ったとした最初の人物です。
リベルテ通り側がショッピングのメイン。通りは雰囲気が良く、ちょっとした街ブラに最適です。ブランドではクローディ・ピエルロ(CLAUDIE PIERLOT)、ラコステ(LACOSTE)、マージュ(maje)、マイケル・コース(MICHAEL KORS)、サンドロ(Sandro)、スール(Soeur)などのブティックがあります。
デパート、ショッピングセンター
6.ギャラリー・ラファイエット・ニース・マセナ(Galeries Lafayette Nice Masséna)
フランス大手百貨店ギャラリー・ラファイエットのニース店。グッチやボッテガ・ヴェネタなどのブティックがあるほか、バーバリーやジバンシィ、サンローランなども取り扱われています。
取り扱い商品については、衣料品、靴、時計、ジュエリー、バス用品、雑貨などが揃っています。そのほか、ピエール・エルメ(PIERRE HERMÉ)などのスウィーツ店などもあります。また、プロヴァンスの石鹸や香水などニースの人気お土産を購入することができるほか、免税対応(グローバルブルー)もばっちりです。
取り扱いブランド一覧(一部) | |
・ARMANI JEANS ・BALENCIAGA ・BOTTEGA VENETA ・BURBERRY ・Chloé ・Desigual ・DIESEL ・FURLA ・G-STAR RAW ・GIVENCHY ・GUESS ・GUCCI |
・IKKS ・KAREN MILLEN ・KOOKAI ・LONGCHAMP ・MARC JACOBS ・MICHAEL KORS ・MORGAN ・PINKO ・RALPH LAUREN ・SAINT LAURENT ・TED BAKER ・VALENTINO |
7.ニースエトワール・ショッピングセンター(Centre Commercial Nicetoile)
1982年にオープンしたショッピングセンター。ショップは約100店舗あり、カジュアル系など手頃な価格帯の商品を取り扱う店が多くあります。飲食店については約10店舗ほどで、すし店やサンドウィッチ屋さん、アイスクリーム店、スターバックスなどのカフェがあります。また、クレディ・アグリコルなどの金融機関があり、現金を引き出す際などにも便利です。
ブランド一覧 | |
・Accessorize ・adidas ・ALDO ・BCBGMAXAZRIA ・C&A ・Desigual ・FOSSIL |
・HOLLISTER ・L’OCCITANE ・PANDORA ・SEPHORA ・SWAROVSKI ・SWATCH ・THE BODY SHOP |
8.キャップ・トロワ・ミル(Cap3000)
1969年10月にオープンしたショッピングセンター。コート・ダジュール空港の近くに位置し、ニース周辺で最大規模。120以上のショップが入り、衣料品店はカジュアル系がメイン。
飲食店については、すし店などのレストランに加え、スターバックスやポール(PAUL)などカフェやベーカリーもあり、海沿いのレストラン、カフェは多くの人で賑わっています。さらに、ギャラリー・ラファイエット(Galeries Lafayette)やアップルストアも入っており、幅広いニーズを満たしてくれる場所になっています。
ショップ一覧 | |
・American Vintage ・Desigual ・FOSSIL ・GEOX ・GUESS ・H&M ・intimissimi ・KIKO MILANO ・KOOKAI ・L’OCCITANE |
・maje ・MANGO ・Massimo Dutti ・MORGAN ・PANDORA ・sandro ・SWATCH ・THE BODY SHOP ・The Kooples ・Tommy Hilfiger ・ZARA |
マーケット
9.サレヤ花市場(Marché aux Fleurs Cours Saleya)
旧市街のサレヤ広場(Cours Saleya)に位置するフラワーマーケット。1897年に設立された世界初の卸売切り花市場と言われています。ミモザ、ゼラニウム、ダリアなどが人気のフラワーマーケットですが、野菜や果物なども販売されています。
ハーブティーやスパイス、石鹸なども売られており、お土産を探す場所としても利用できます。月曜日には古い家具や骨董品などを販売するアンティークマーケット、土曜日にはアンティーク本などが販売されているブックマーケットが開催されています。さらに、広場周辺には多くのレストランがあり、観光客を中心に多くの人で賑わっています。
10.裁判所広場のマーケット(Marché de la Place du Palais de Justice)
旧市街の裁判所前広場で毎週土曜日に開催されているマーケット。第1・第3土曜日は芸術家がオリジナル作品を販売する市場、第2土曜日は古本市場、第4土曜日ははがき等を販売する市場になります。規模は大きくありませんが、マセナ広場から徒歩4分ほどの場所にあるため、開催日に観光される方はぜひ訪れてみてください。
最後に
ニースのブランド店街は規模が小さいものの、南欧の雰囲気を楽しむことができる場所になっています。
上記の買い物スポット以外にも、マセナ広場周辺に位置するリベルテ通り(Rue de la Liberté)にもショップが多くあります。旧市街周辺を中心に街歩きをしながらショッピングを楽しむと、よりニース観光を満喫できると思います。
※上記おすすめ買い物スポットの場所は以下のグーグルマップ(青色)にまとめています。