まさかのイスラム化で治安悪化?フランス・ニースの旅カルテ

旅の通知表「旅カルテ」!

今回はフランスのニースを取り上げます。

ニースは南仏トゥーロン(Toulon)からイタリア国境までを指す「コートダジュール」に位置する都市です。

リゾート色が強く、ニースからモナコ近辺には豪華な別荘地が広がっています。しかし、コートダジュールのきれいな海、パステルカラーの建物をイメージしていくと少し痛い目に遭うかもしれません。

今回は実際に滞在して分かった治安や物価、街並みなどを独自に評価し、気温や降水量もカバーしています。

ぜひ、ニース観光の参考にしてみてください!

フランス・ニース観光の旅カルテ

評価項目 5段階評価
おすすめ度 ★★★★
治安 ★★
物価 ★★★
街並み ★★★★
交通機関 ★★
英語力 ★★
美女・イケメン比率 ★★★
日本車比率

ニースの平均気温と降水量

ニースの平均最高・最低気温(グラフ)

ニースの平均降水量(グラフ)
※出典:気象庁ホームページ(http://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/monitor/climatview/frame.php)などのデータを基に筆者作成。

ベストシーズンとは?

アクティブに観光を楽しむなら4~6月、9~11月辺りがおすすめです。

海水浴を目的とする人以外は、夏場は避けた方が無難です。なお、冬場は比較的暖かいので滞在しても問題ありません。

フランス・ニース観光のポイント解説

おすすめ度:★★★★

治安面に不安があるニース・ヴィル駅周辺に滞在しないことを想定し、おすすめ度は星4つです。

旧市街の景観の良さ、モナコに近いこと、ニース近郊の景色の良さを評価しました。

旧市街からマセナ広場周辺は本当に景観の良いニースの街が広がっています。

その一方、ニース・ヴィル駅(Gare de Nice-Ville)周辺はイスラム化、多国籍化しており、イメージしたニース像とはかけ離れた景色が広がっています。

滞在するポイントを間違えれば、180度違った旅の感想にもなってしまうので、ホテルは海岸沿い、マセナ広場周辺、旧市街エリアで選ぶことをおすすめします。

なお、旧市街は外に席があるレストランが多いので、夕食時は多くの人で賑わっています。

入り組んだ雰囲気のある細い道の多い旧市街は歩くだけでわくわくします。ただし、夜間などは人通りのないところには入らないようにしてください。

※ニースのおすすめ観光地はこちら!

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ニースの景色

治安:★★

ニースの街を歩けるだけ歩きましたが、旧市街、マセナ広場周辺については問題を感じませんでした。

ただし、駅前(ベルジック通りなど)には雰囲気の悪い黒人男性、イスラム系男性がたむろしていたのを何度も目撃したので、治安は良くはないと判断しました。

特にヨーロッパでは黒人やイスラム系住民の多さが治安悪化につながっています。そのため、街を歩く際にはどんな人種が多いか見極めることも重要になります。それが、身の安全を守る最善の手段です。

観光客などが多い日中は問題ありませんが、人通りが少なくなる夜間の外出は注意してください。

なお、モナコに住んでいたレーシングドライバーの佐藤琢磨選手はニースについて、”夜は怖い“と「F1 ART SCENE 写真展」のトークショーで語っています。

テロに要注意!

2016年7月14日には、チュニジア出身のイスラム教徒により、遊歩道プロムナード・デ・ザングレでトラックを利用したテロ事件が発生しています。

上記の通り、ニースではイスラム化が進んでいます。人の集まる場所(特に外国人が)などでは十分注意してください。

物価:★★★

ニースの物価については、パリ以下、マルセイユ以上という印象です。

ニースも「カルフール(carrefour)」や「モノップ(Monop)」などのスーパーマーケットがあるので、飲料水や食料品などを安く購入することができます。

水の値段については、ヨーロッパでは1.5Lより1Lの方が高くなる傾向があります。また、食費を抑えたい人はケバブや中華料理がおすすめです。

なお、ホテル代(日本円換算)の目安としては、3つ星ホテルが5000円台~、4つ星ホテルが8000円台~、5つ星ホテルが1万円台半ば~になります。

最新のニースのホテル代はこちらをチェック!

物価目安
水(1L) 0.70ユーロ
水(1.5L) 0.30ユーロ
コカ・コーラZERO(1L) 1.50ユーロ
レストラン 15ユーロ~
レストラン(中華) 8ユーロ~
レストラン(ケバブ) 7ユーロ~
3つ星ホテル 5000円台~

※1ユーロ=124.55円(2017年5月29日現在)

街並み:★★★★

マセナ広場から伸びるジャン・メドサン通りの景観はとても良く、カラフルな街並みにトラムがマッチして、良い都市に来たと実感させてくれます。

また、旧市街には黄色、肌色、オレンジ、ピンクなどカラフルな壁、サン・ルパラット大聖堂(Cathédrale Sainte-Réparate)付近の入り組む道が心をわくわくさせてくれます。

さらに、ニース港からモナコ方面に向かうと豪華な別荘が軒を連ねており、海には豪華なクルーザーが停泊しています。

その光景はまさにリッチで優雅なニースのイメージと合致するものでした。景観の良さからニース港のモナコ側も絶対に見ておきたいポイントです。

その一方、ニース・ヴィル駅(Gare de Nice-Ville)周辺は本当にここがニースなのか?と疑問に感じるほど多国籍化しています。治安面で問題があるほか、景観的にもあまり良くないのでおすすめしません。

よって、評価は星4つにしています。

※ニースの街並みを世界トリップ写真館でチェック!

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ニースのマセナ広場(Place Masséna)

交通機関:★★

主要交通機関はトラムとバスになります。

1日乗車券を購入し、トラムなどに乗って景観の良いポイントを探し回るのもいいと思います。

観光地はほぼ旧市街周辺になるので徒歩移動が可能です。ニース港についても、マセナ広場から歩いて20分くらいの距離にあり、散策がてら歩くにはちょうどいい距離になっています。

そのため、交通機関を利用する頻度は少ないかもしれません。

チケットはバスの運転手、券売機などで購入可能ですが、お札が使えない場合があるので小銭を確保しておきましょう。

なお、トラム、バスのマップについては、Lignes d’azurのホームページ(PDF)で確認してください。

トラム、バスの共通チケット(2017年5月現在)
1回券 1.50ユーロ(74分以内ならトラム、バスの乗り換えが可能)
1日乗車券 5ユーロ
7日乗車券 15ユーロ

ニースのトラム

英語力:★★

ホテルでは英語が通じます。

観光客の多い旧市街のレストランなども簡単な英語が通じるところが多いです。

ただ、マルセイユと同様に街の標識などはフランス語で書かれているので、駅名や建物の名前などはフランス語でも確認しておいてください。

簡単なフランス語講座
こんにちは ボンジュール(Bonjour)
ありがとう メルシー(merci)
トイレ トワレット(Toilette)
いくら?(値段) コンビヤン(Combien)

美女・イケメン率:★★★

リゾート地ということもあり、セレブ系?の美人・イケメンが多いです。また、中東系との混血とみられるきれいな人も多くいます。

ただ、比率としては多くなく、全体的には小太りの人がやはり多いと言えます。そして、土地柄なのか日焼けした人が多い印象です。

日本車比率:★

ニースについても日本車は少ないです。

フランスということで、ルノー、プジョー、シトロエンの強さが目立っていました。

そのほか、フォルクスワーゲンやアウディ、オペルなどドイツ車も多いです。日本車については、トヨタや日産などを目にしましたが、相対的に数は少ない印象です。

なお、ドライバーについては、海岸線や旧市街などは車が気にならない場所になっているため、運転の荒さなどを感じることはありませんでした。

しかし、クラクションについては、日本より鳴らす人が多いため、耳を鳴らしておく必要はありそうです。

まとめ

コートダジュールの中心都市が「ニース」です。

マセナ広場、旧市街、海岸線、ニース港などその美しい景観を大いに楽しんでください。見所はほぼ全て徒歩圏にあるため、休憩を取りながら散策がてら歩いて観光することをおすすめします。

街には南欧を象徴とする赤レンガ、パステルカラーのカラフルな建物が立ち並んでいます。コリーヌ・ド・シャトー(Colline du chateau)からそれらの景色を見た時、観光への満足度が大きく高まります。

また、バス移動になりますが、ロスチャイルド邸(Villa Ephrussi de Rothschild)も強くおすすめします。邸宅や調度品の素晴らしさはもちろんですが、一番の見所は邸宅から見える景色の美しさになります。それを見るだけでも、行く価値はあります。

なお、駅周辺は治安面、景観面からあまりおすすめはしません。特に見る場所もないので、観光に時間を費やす必要はありません。

上記を参考にして、ニース観光を楽しんでください!

※ニースのおすすめ買い物スポットはこちら!

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