ペトロナスツインタワーは見学時間に要注意!展望台の料金は?

ペトロナスツインタワー クアラルンプール

今回はクアラルンプールのランドマーク「ペトロナスツインタワー」を紹介します!

展望台の料金はいくら?見学時間に要注意だった?!チケットは事前予約すべき?自撮り棒、三脚での撮影はできるのか?

ペトロナスツインタワーの高さ、設計者などの基本情報から展望台に関する情報を紹介します。実際に滞在した筆者が執筆していますので、ぜひクアラルンプール観光の参考にしてください!

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ペトロナスツインタワーについて

ペトロナスツインタワー(Petronas Twin Towers)は、マレーシアの首都「クアラルンプール」のKLCC地区に位置するランドマークタワーです。クアラルンプールと言えば「これ!」となるくらい有名な建物で、ご存知の方も多いと思います。

■ペトロナスツインタワーの概要

1992年に建設計画が開始され、1998年に完成(総工費は16億米ドル)。高さは451.9メートル、88階建ての超高層ビルです。2004年まで世界一の高層ビル、現在でも世界一高いツインタワーとして名を馳せています(2025年7月11日現在)。

設計・施工について

クアラルンプールのランドマーク「ペトロナス・ツインタワー」

設計はアルゼンチン出身の建築家「シーザー・ペリ(Cesar Pelli)」氏が担当。シーザー・ペリ氏は日本橋三井タワー、ニューヨークのブルックフィールド・プレイスなどの設計も担当しています。

施工は日本のハザマ(現:安藤ハザマ)が「タワー1」を担当し、韓国のサムスン物産が「タワー2」を担当。きらびやかなイスラム様式の尖塔などが特長です。なお、KLCC公園側から見た場合(※写真)、左側がタワー1、右側がタワー2になります。

■「タワー2」の傾きについて

韓国のサムスン物産が施工を担当した「タワー2」は72階まで建設された段階で、約2.5センチ傾いていることが判明。この傾きを解消するため、73階から88階までの上層16階分を、わざと約20ミリ逆方向へ傾けるように設計し、最終的に真っ直ぐに整えられたようです。

※日本語版ウィキペディアでは「タワー1」が傾いていたとの記述がありますが、英語版ウィキペディアやその他海外サイトでは「タワー2」が傾いていたと記述されています。よって本サイトでは総合的な判断により、「タワー2」が傾いていたと記載しております。

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ペトロナスツインタワーの展望台

ペトロナスツインタワーから見た夜景

ペトロナスツインタワーの展望台チケットを購入すると、41〜42階部分にあるスカイブリッジ、86階の展望フロアからクアラルンプールの街を一望することができます。

■スカイブリッジ

スカイブリッジは、41〜42階に架けられた高さ約170メートルに位置する連絡橋。2棟をつなぐ構造でありながら、風や地震による揺れを吸収するため固定されておらず、スライド可能な設計が特徴です。見学者はクアラルンプール市街地を間近に見下ろせる絶景を楽しむことができます。

■86階の展望フロア

86階の展望フロアは、高さ約370メートルに位置する最上部の見学フロアで、クアラルンプールの街並みを360度見渡せる圧巻のパノラマビューが魅力。スカイブリッジよりも高所にあり、市街地やKLタワー、遠方の山々まで一望できる絶景スポットとして人気です。

展望台内にはインタラクティブなデジタル展示や、ツインタワーの設計・構造を紹介する模型、建設過程を学べる資料なども充実。観光だけでなく学びの場としても楽しめます。夕暮れ時や夜景の時間帯に訪れると、ビル群の灯りと空のグラデーションが織りなす幻想的な景観を堪能できます。

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展望台の営業時間・料金

営業時間:9:00〜21:00(最終入場は20:30)※月曜日は第2・第4のみ営業

料金:98リンギット(大人)※約3300円

■事前予約がおすすめ!

24時間以内に訪問する場合は現地カウンターでチケットを購入することができますが、満員の場合がよくあります。そのため、事前に行く予定が決まっている方は、オンライン予約がおすすめです。

なお、チケットは公式サイトから購入できます。登録が必要ですが、購入自体は難しくありません。オンラインからチケットを購入した場合、登録したメールアドレスにチケット(QRコード)が送付されます。

■チェックインが必要!

ペトロナスツインタワーの展望台見学にはチェックイン手続きが必要です。

展望台入口のフロアに「「PETRONAS Twin Towers Visit Operations」という公式カウンターがあります。そちらでQRコード付きeチケット(スマホ画面、もしくは印刷した用紙)を提示してください。パスポートなど本人確認書類が確認される場合もあります。

なお、チェックインは受付時間に遅れるとキャンセル扱いになるため、30分前くらいに済ましておくと安心です。

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展望台の入口

ショッピングモール「スリアKLCC」に入口があります。グラウンドレベルにあるグッチ(GUCCI)のブティックを目指してください。ブティックの先に展望台への入口があります。そのほか、ペトロナスツインタワーの正面玄関からも行くことができます。

なお、公式サイトでは展望台入口までの道順を映像付きで説明してくれています。滞在時間に余裕のない方、入口への行き方を事前に調べておきたい方は以下の公式サイトを確認してください。

展望台入口への行き方(公式サイト)

見学時間と注意事項

■見学時間

見学時間は約30分(スカイブリッジ含む)です。入場の際に色の付いたネックストラップ(もしくはワッペンのようなもの)を渡され、終了時間になるとその色が呼ばれる仕組みです。見学時間は意外と短いため、写真撮影を計画されている方は注意してください。

■注意事項

自撮り棒、三脚での撮影は禁止されています。そのほか、ベビーカー、キャリーバッグ等は預ける形になり、ガムを含む飲食は禁止されています。

展望台の注意事項

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ペトロナスツインタワーの基本情報

ペトロナスツインタワー

完成 1998年
高さ 451.9メートル
階数 88階
設計 シーザー・ペリ(Cesar Pelli)
施工 ハザマ(現:安藤ハザマ)、サムスン物産

展望台

営業時間 9:00〜21:00(最終入場は20:30)※月曜日は第2・第4のみ営業
料金 98リンギット(大人)
最寄り駅 クラナ・ジャヤ線(RapidKL)のKLCC駅
公式サイト https://www.petronastwintowers.com.my/

■所在地

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滞在後記

■夕方・夜はライトアップ用の明るい照明に注意

筆者は夕暮れ時を狙ってツインタワーの展望台を訪問しましたが、明るい街並みから夜景まで楽しむことができました。約30分の見学時間は少し短く感じましたが、料金を払った価値はありました。その一方、タワーを照らすライトアップ用のライトが想定以上に明るかったため、撮影目的で訪れる方は注意してください。

■レイクシンフォニーも必見!

KLCC公園のレイクシンフォニー徹底ガイド|噴水ショーの時間・見所・アクセスまとめ
ペトロナスツインタワーに隣接するKLCC公園を紹介!広さは東京ドーム何個分?!最大の見所は噴水ショーのレイク・シンフォニー!気になる噴水ショーの時間は?ショーを見るためのおすすめエリアはどこ?

KLCC公園でレイクシンフォニー(噴水ショー)が行われているため、夕方の訪問がおすすめです。KLCC公園側からレイクシンフォニーとツインタワーのライトアップを楽しむ、それがクアラルンプール観光で一番の思い出として残っています。もちろんライトアップのみならず、昼は昼でツインタワーの造りをしっかり見ることができるため、訪れて後悔することはないと思います。

こちらの記事を参考に、ぜひ皆さんもペトロナスツインタワーを訪れてみてください!

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