今回はクアラルンプールのランドマーク「ペトロナスツインタワー」を紹介します!
展望台の料金はいくら?見学時間に要注意だった?!チケットは事前予約すべき?自撮り棒、三脚での撮影はできるのか?
ペトロナス・ツインタワーの高さ、設計者などの基本情報から展望台に関する情報を紹介します。実際に滞在した筆者が執筆していますので、ぜひクアラルンプール観光の参考にしてください!
ペトロナス・ツインタワーについて
ペトロナス・ツインタワー(Petronas Twin Towers)はマレーシアの首都「クアラルンプール」のKLCC地区に位置するランドマークタワーです。クアラルンプールと言えば「これ!」となるくらい有名な建物で、ご存知の方も多いと思います。
全長は451.9メートル、88階建てのツインタワーになります。ツインタワーとしては世界一の高さ(2023年8月5日現在)を誇っています。ツインタワーの建設については1992年1月に計画がスタートし、1998年に完成しています。(総工費は16億米ドル)。
設計・施工について
設計はアルゼンチン出身の建築家「シーザー・ペリ(Cesar Pelli)」氏が担当。シーザー・ペリ氏は日本橋三井タワー、ニューヨークのブルックフィールド・プレイスなどの設計も担当しています。
施工は日本のハザマ(現:安藤ハザマ)が「タワー1」を担当し、韓国のサムスン物産が「タワー2」を担当。きらびやかなイスラム様式の尖塔などが特長です。なお、KLCC公園側から見た場合(※写真)、左側がタワー1、右側がタワー2になります。
ペトロナス・ツインタワーの展望台
86階の展望フロア、タワーの途中にあるスカイブリッジからクアラルンプールの街並みを見ることができます。見学時間は約30分(スカイブリッジ含む)。入場の際に色の付いたネックストラップを渡され、終了時間になるとストラップの色が呼ばれる仕組みです。見学時間は意外と短いため、写真撮影を計画されている方は注意してください。
■注意事項
自撮り棒、三脚での撮影は「禁止」されています。そのほか、ベビーカー、キャリーバッグ等は預ける形になり、ガムを含む飲食は禁止されています。
展望台の入口
ショッピングモール「スリアKLCC」に入口があります。グラウンドレベルにあるグッチ(GUCCI)とサルヴァトーレ・フェラガモ(Salvatore Ferragamo)のブティックを目指してください。ブティックの間にあるエスカレーターの先に展望台への入口があります。看板があるので分かりやすいですが、扉が閉まっている場合があります。勇気を持って扉を開けてみましょう。
展望台の営業時間・料金
・営業時間:9:00〜21:00(月曜日は定休日)
・料金:98リンギット(大人)※約3000円
■事前予約がおすすめ!
24時間以内に訪問する場合は現地カウンターでチケットを購入することができますが、満員の場合がよくあります。そのため、事前に行く予定が決まっている方は、オンライン予約がおすすめです。
なお、チケットは公式サイトから購入できます。登録が必要ですが、購入自体は難しくありません。オンラインからチケットを購入した場合、登録したメールアドレスにチケット(QRコード)が送付されます。そのチケットをスマートフォンもしくはプリントアウトした紙で入場時にスキャンしてもらいます。
ペトロナス・ツインタワーの基本情報
ペトロナス・ツインタワー
完成 | 1998年 |
全長 | 451.9メートル |
階数 | 88階 |
設計 | シーザー・ペリ(Cesar Pelli) |
施工 | ハザマ(現:安藤ハザマ)、サムスン物産 |
展望台
営業時間 | 9:00〜21:00(月曜日は定休日) |
料金 | 98リンギット(大人) |
最寄り駅 | クラナ・ジャヤ線(RapidKL)のKLCC駅 |
公式サイト | https://www.petronastwintowers.com.my/ |
■所在地
滞在後記
筆者は夕暮れ時を狙ってツインタワーの展望台を訪問しましたが、明るい街並みから夜景まで楽しむことができました。約30分の見学時間は少し短く感じましたが、約2000円(訪問当時)を払った価値はありました。その一方、ライトアップ用のライトが想定以上に明るかったため、撮影目的で訪れる方は注意してください。
KLCC公園でレイクシンフォニー(噴水ショー)が行われているため、夕方の訪問がおすすめです。KLCC公園側からレイクシンフォニーとツインタワーのライトアップを楽しむ、それがクアラルンプール観光で一番の思い出として残っています。もちろんライトアップのみならず、昼は昼でツインタワーの造りをしっかり見ることができるため、訪れて後悔することはないと思います。