おすすめのインド料理とは?
マレーシアの首都「クアラルンプール」にあるリトル・インディア(Little India)は、セントラル駅があるブリックフィールズ(Brickfields)に位置しています。
周囲にはセントラル駅のほか、ショッピングモール「ニューセントラル(NU Sentral)」、5つ星ホテル「ヒルトン・クアラルンプール」、タミル・メソジスト教会(Tamil Methodist Church)などがあります。
リトル・インディアについて
ブリックフィールズ(Brickfields)地区のラヤット通り(Jalan Rakyat)、トゥン・サンバンタン通り(Jalan Tun Sambanthan)周辺にかけてがリトル・インディアになります。メインストリートはトゥン・サンバンタン通りになり、薄紫やオレンジなどカラフルな建物群、賑やかな柱の装飾が観光客を楽しませてくれます。
リトル・インディアということもあり、売られている物やレストランなどはインド系のものが主体になります。サリーなどの衣料品、インド系雑貨、ヒンドゥー教の宗教用品、インド系CDなど何でも揃います。
■南インド料理がおすすめ
食べ物ではドーサ(Thosai)、バナナの葉をプレート代わりにした南インド料理などが多く提供されています。食べ物次第ですが、予算は20〜30リンギット程度になります。
旧リトル・インディア
元々のリトル・インディアはチョウ・キット(Chow Kit)地区などを通るトゥアンク・アブドゥル・ラーマン通り(Jalan Tuanku Abdul Rahman)にありました。
現在も通り沿いには名残が残る建物が多く、通り近くにはモスク「マスジッド インディア(Masjid India)」もあります。インド人に人気の金(ゴールド)を売っている店はこちらの方が多いので、金を購入される方は旧リトル・インディアで探してみてください。
アクセス
セントラル駅出口からすぐになります。※中心地までは徒歩10分程度
セントラル駅から直結しているショッピングモール「ニューセントラル(NU Sentral)」に向かい、そちらから外に出るとトゥン・サンバンタン通り(Jalan Tun Sambanthan)になります。
トゥン・サンバンタン通り沿いには特徴的な柱が建てられており、それがリトル・インディアの目印になります。途中、柱が途切れる場所もありますが、柱伝いに通りを歩き続けると象の噴水のモニュメントなどが見えてきます。モニュメントを横目に左手に行くとリトル・インディアの中心地になります。
■所在地(マップ)
滞在後記
マレーシアはインド系住民が約7%を占めており、クアラルンプールにも多くのインド人が居住しています。リトル・インディアは近代的な建物が多いセントラル駅周辺にあってやや異質的、だからこそ魅力が一段と際立っている場所だと言えます。
食事を中心にインド文化に触れ、多民族国家である利点を楽しむことができ、個人的には満足度の高い訪問になりました。エキゾチックなこの地区を歩くだけでも、きっといい発見、思い出が見つかると思います。ぜひ、みなさんもクアラルンプール観光でリトル・インディアを訪れてみてください!