フランスの首都「パリ」の夜景を無料で楽しもう!
ルーヴル美術館の夜の姿とは?セーヌ川沿いの夜景は絶景だった?モンマルトルの丘から見た夜景は綺麗?フランス国旗のようなライトアップがされた建物があった?
今回は「セーヌ川沿いの夜景」「モンマルトルの丘の夜景」「その他観光地の夜景」のカテゴリーに分けてパリの夜景を紹介します。全て無料で見ることができるので、ぜひパリ観光の参考にしてください!
※エッフェル塔のライトアップが一番の見所になりますが、著作権の関係上、写真を掲載することができません。そのため、今回は写真の掲載を見送っています。
セーヌ川沿いの夜景
ポンヌフ(Pont Neuf)
ポンヌフは現存するパリ最古の橋。1578~1607年に建設され、「パリのセーヌ河岸」の一部として世界遺産に登録されています。ポンヌフは2つの橋で構成されており、今回は「ルーヴル美術館側」、「サンジェルマン・デ・プレ地区側」から撮影した夜景も紹介します。
■ポンヌフから撮影(ルーヴル美術館側)
写真左にはシャトレ座(Théâtre du Châtelet)、写真右側にはコンシェルジュリー(Conciergerie)などがあり、写真中央の橋はシャンジュ橋(Pont au Change)になります。
■ポンヌフから撮影(サンジェルマン・デ・プレ地区側)
写真左がシテ島側、写真右がオデオン(Odéon)駅側になります。写真中央にはサン・ミシェル橋(Pont Saint-Michel)があります。なお、写真左下には若者の集団がいますが、不良ではなく、普通の大学生のような感じでした。警察官が巡回しているため、治安は保たれています。
コンコルド橋(Pont De la Concorde)
■コンコルド橋から撮影した夜景
コンコルド広場の先にあるコンコルド橋から撮影。写真左側のセーヌ川沿いにある建物はポルト・デ・リオン(Porte des Lions)、写真中央の橋はレオポール・セダール・サンゴール橋(Passerelle Léopold-Sédar-Senghor)になります。
■アレクサンドル3世橋(Pont Alexandre III)
コンコルド橋から撮影。アレクサンドル3世橋はロシア皇帝「ニコライ2世」によってパリ市に寄贈された橋。1900年のパリ万博に合わせて建設され、「パリのセーヌ河岸」として世界遺産に登録されています。写真左側にはライトアップされたエッフェル塔があります。
モンマルトルの丘の夜景
■サクレ・クール寺院
23時過ぎに撮影したサクレ・クール寺院。パリで最も高い丘にあるため、夜景スポットとして人気です。モンマルトルの丘周辺には治安の悪いエリアがありますが、最寄り駅の「アンヴェール(Anvers)駅」からサクレ・クール寺院までは夜遅くても問題なく行くことができます。
■サクレ・クール寺院付近から見た夜景
サクレ・クール寺院前の広場から撮影。見えづらいですが、写真中央にはノートルダム大聖堂、パンテオンなどがあります。写真右側の高層ビルはモンパルナスタワーになります。絶景とは言いづらい面がありますが、ライトアップされている有名な観光地が見られること、周囲のパーティー感など、一度は訪れてみても良いかもしれません。なお、女性は複数人で行くようにしてください。
パリの2大デパート
■ギャラリー・ラファイエット・パリ・オスマン本店
22時30分頃に撮影したギャラリー・ラファイエット本店。筆者が撮影した際は写真のようなライトアップが行われていました。オペラ座近くに位置しており、この時間帯でも普通に人通りがあります。
■プランタン・オスマン本店
22時30分頃に撮影したプランタン・オスマン本店。ギャラリー・ラファイエット本店の近くに位置しています。建物の構造を活かしたライトアップが行われており、ギャラリー・ラファイエットとは違った魅力があります。
その他観光地の夜景
■シャンゼリゼ通り
22時過ぎにシャンゼリゼ・ロータリーから撮影。シャンゼリゼ通りにある横断歩道からはこのような凱旋門の姿を見ることができます。シャンゼリゼ通りは夜遅くまで多くの観光客で賑わっています。そのため、治安面を気にすることなく、夜景が楽しめます。
■ルーヴル美術館
23時過ぎに撮影したルーヴル美術館。昼間は多くの観光客で賑わうルーヴル美術館ですが、夜は閑散としています。しかし、ルーヴル・ピラミッドは夜にこそ真実の姿を現します。ガラス張りのピラミッドはとてもきれいで見応えがあります。なお、警察官による巡回が行われているため、治安面の問題は感じませんでした。
■ノートルダム大聖堂(火災前)
24時過ぎに撮影したノートルダム大聖堂。2019年4月15日に発生した火災以前に撮影しています。写真左側にはギターを弾くミュージシャンの姿があり、大聖堂前の広場では話し込む人達の姿もありました。
■ヴァンドーム広場
22時過ぎに撮影したヴァンドーム広場。写真中央の円柱はナポレオン1世の命により建てられたもの。ヴァンドーム広場はブシュロン(BOUCHERON)など宝飾品ブランドが集まる場所として知られています。
■ムーラン・ルージュ
フランス人画家「ロートレック」が通った1889年にオープンしたキャバレー。ムーラン・ルージュはフランス語で「赤い風車」という意味。多くの観光客が訪れる人気スポットであり、モンマルトルの丘を訪れた際に、合わせて見ておきたい場所になります。
■パリ警視庁本部
ノートルダム大聖堂の前にあるパリ警視庁本部。写真の通りフランス国旗(トリコロール)をイメージしたライトアップが行われています。有名な観光スポットではありませんが、印象に残ったライトアップとして紹介しています。
最後に
今回はセーヌ川沿いを中心に、無料で見ることができるパリの夜景スポットを紹介しました。夜の主要観光地、セーヌ川沿いに架かる橋は基本的に閑散としています。そのため、昼間は混雑している場所でも、夜は静かな環境でゆっくりと夜景を見ることができます。
なお、パリで一番おすすめしたいのはダイヤモンドのように輝くエッフェル塔の夜景になります。しかし、エッフェル塔のライトアップには著作権が発生しているため、写真を掲載することができません。シャイヨー宮やトロカデロ庭園がエッフェル塔を見る定番スポットですが、ドゥビリ橋(Passerelle Debilly)付近は人が少ないのでおすすめです。
それでは、ぜひ上記を参考にパリの夜景巡りを楽しんでください!