オランダの首都「アムステルダム」発のブランドを紹介!
高品質デニムが人気のブランドがあった?世界100店舗以上で展開されているカジュアルブランドとは?元オランダ代表のサッカー選手が設立したブランドって?
今回はアムステルダムに本店を構える著名ブランドからマニアックなブランドまで網羅。ブランド店街や老舗百貨店の情報も掲載していますので、ぜひアムステルダム観光の参考にしてください!
アムステルダムに本店を構えるブランド
1.デイリー・ペーパー(DAILY PAPER)
アムステルダム発のメンズウェアブランド。フセイン・スレイマン(Hussein Suleiman)、ジェファーソン・オーセイ(Jefferson Osei)、Abderrahmane Trabsiniが2010年に設立。彼らはソマリ、ガーナ、モロッコにルーツを持ち、アフリカ文化に触発されたデザインが特徴。2015年からレディーズウェアも手掛けています。価格はTシャツが50ユーロほど、パンツ(ズボン)が100ユーロほどになります。
住所:Bilderdijkstraat 131, 1053 KN Amsterdam(地図)
最寄り駅:トラム3、12〜14、19番線「Kinkerstraat」駅
公式サイト:https://www.dailypaperclothing.com/
2.デンハム(DENHAM)
イギリス人のデニム職人「ジェイソン・デンハム(Jason Denham)」が2008年に設立したブランド。プレミアム品質にこだわったデニムが特徴。ジーンズは4万円前後と、少々お高めですが、質の高いデニムを提供するブランドとして評価されています。アムステルダムで誕生し、現在は世界20カ国以上で取り扱われるまでに成長。日本でも東京・代官山や表参道ヒルズ、横浜、名古屋、大阪、博多等で店舗展開がされています。
住所:Hobbemastraat 6-8, 1071 ZA Amsterdam(地図)
最寄り駅:トラム2、5、12番線「Rijksmuseum」駅
公式サイト:https://www.denhamjapan.jp/
3.ファビエンヌ・シャポット(FABIENNE CHAPOT)
アムステルダム出身のファビエンヌ・シャポット(Fabienne Chapot)が2006年に設立したレディースブランド。本店はハーテン通り(Hartenstraat)に位置しています。
深みのある豊かな色彩、ユニークな柄が特徴。クリエイティブ・ディレクターのソフィー・ファン・ベントゥム(Sophie van Bentum)は日本の着物等から影響を受けています。価格はコートが380ユーロ、ジャケットが270ユーロ、ブラウスが130ユーロ、Tシャツが50ユーロほどになります。
住所:Hartenstraat 7, 1016 BZ Amsterdam(地図)
最寄り駅:トラム2、11、12番線「Dam」駅
公式サイト:https://www.fabiennechapot.nl/
4.ジースターロゥ(G-Star RAW)
ヨス・ファン・ティルブルフ(Jos van Tilburg)が1989年に設立したブランド。世界で初めて立体裁断を取り入れたほか、ヴィンテージのミリタリーアパレルからインスピレーションを受けたデザインが人気。ロウデニム(未加工の生デニム)を中心に取り扱っており、ジーンズの多くは2、3万円台で販売されています。2016年からは音楽プロデューサーのファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)が共同オーナーになっています。なお、同じ建物に3つ星ホテル「ホテル・コルネリス」が入っています。
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住所:Pieter Cornelisz Hooftstraat 24-28, 1071 BX Amsterdam(地図)
最寄り駅:トラム2、5、12番線「Rijksmuseum」駅
公式サイト:https://www.g-star.com/
5.スコッチ&ソーダ(SCOTCH & SODA)
1985年に設立されたアムステルダム発のカジュアルブランド。世界100店舗以上で展開されており、ヨーロッパの主要都市でよく見かけます。日本では東京・原宿、名古屋、大阪・難波に直営店があります。もともとメンズブランドでしたが、2008年にボーイズライン、2010年にレディースラインが追加されています。価格はTシャツが7000円ほど、ジーンズが2万円ほどになります。
住所:Heiligeweg 34-36, 1012 XS Amsterdam(地図)
最寄り駅:トラム1、2、5、11、12番線「Koningsplein」駅
公式サイト:https://www.scotch-soda.com/
6.ボーラー(BALR.)
スポーツ系、ストリート系デザインを合わせたファッションブランド。元オランダ代表のサッカー選手「デミー・デ・ゼーウ(Demy de Zeeuw)」、エルイェロ・エリア(Eljero Elia)、グレゴリー・ファン・デル・ヴィール(Gregory van der Wiel)などによって2013年に設立されました。
モノクロを中心としたデザインが特徴で、世界的なサッカー選手であるネイマールやフェルナンド・トーレスなどが愛用していることでも知られています。Tシャツは1万3000円〜2万5000円ほど、スニーカーは3万円ほどでスポーツ系ウェアとしては少し高価な値段設定になっています。
住所:Kalverstraat 147, 1012 XB Amsterdam(地図)
最寄り駅:トラム、地下鉄「Rokin」駅
公式サイト:https://www.balr.com/
7.リアン&ジール(Lien & Giel)
世界中の伝承、手工芸技術等からインスピレーションを受けているブランド。カラフルなデザインと快適な着心地が特徴で、品質や公正な労働条件を担保するため、全ての商品はヨーロッパで製造されています。価格はワンピースが90ユーロほど、カーディガンが120ユーロほどになります(セール前)。
住所:Prinsenstraat 11, 1015 DA Amsterdam(地図)
最寄り駅:トラム1、2、5、11〜13、17番線「Nieuwezijds Kolk」駅
公式サイト:https://www.lienengiel.nl/
8.ラブ・ストーリーズ(LOVE Stories)
オランダ発のランジェリーブランド。ファッション、インテリアスタイリストのマーローズ・ホードマン(Marloes Hoedeman)によって設立され、2014年にアムステルダムで最初のブティックを開いています。スタイリッシュでゴージャス、スポーティで快適な下着である点が評価され、現在は世界28カ国のブティック、百貨店等で販売されています。
住所:Herengracht 298, 1016 BX Amsterdam(地図)
最寄り駅:トラム1、2、5、11、12番線「Spui」駅
公式サイト:https://lovestoriesintimates.com/
9.リカ・バイ・ウルリカ・ラングレン(RIKA BY ULRIKA LUNDGREN)
スウェーデン出身のファッション、インテリアデザイナーの「ウルリカ・ラングレン(Ulrika Lundgren)」が2005年に設立したブランド。星が特徴的な革製バッグからスタートし、現在はウェアの提供も行っています。価格はバッグが400〜550ユーロほど、Tシャツが85ユーロほどになります(セール前)。
■リカ・バイ・ウルリカ・ラングレンのバッグ
住所:Oude Spiegelstraat 12, 1016 BM Amsterdam(地図)
最寄り駅:トラム1、2、5、11、12番線「Spui」駅
公式サイト:https://www.rikastudios.com/
10.スマーク・アムステルダム(SMAAK | AMSTERDAM)
アムステルダム発のバッグブランド。アンドレ・グルントマン(André Grundmann)によって設立され、カジュアルからビジネスまで使用できそうな女性向けバッグを取り扱っています。著名ブランドより安価、かつ品質面でも競争できる製品を作っており、多くの商品が100〜300ユーロと手に取りやすい価格帯になっています。
■スマーク・アムステルダムのディスプレイ
住所:Berenstraat 39, 1016 GG Amsterdam(地図)
最寄り駅:トラム13、14、17番線「Westermarkt」駅
公式サイト:https://www.smaakamsterdam.com/
アムステルダムのブランド店街
ピーテル・コネリス・ホーフト通り(Pieter Cornelisz Hooftstraat)
ウードザイド地区に位置し、スタドハウダースカーデ(Stadhouderskade)とフォンデル公園(Vondelpark)を結ぶ全長約670メートルの通り。ペーセーホーフト通り(P.C. Hooftstraat)とも呼ばれ、歴史家や詩人、劇作家として活躍したピーテル・コネリス・ホーフト(Pieter Corneliszoon Hooft、1581年~1647年)が名前の由来になっています。
1990年代頃から高級ブランド店街として発展し、1997年にカルティエ(Cartier)、2002年にルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)、2005年にシャネル(CHANEL)などがブティックをオープンさせています。ブランドのブティックのほか、高級腕時計を取り扱う時計店、宝飾品店、テスラのディーラーもあります。アムステルダム国立美術館やゴッホ美術館を訪れた際、運河散策する際には合わせて訪れておきたいところです。
ブランド一覧 | ||
・Anne Fontaine ・BALLY ・BOTTEGA VENETA ・BURBERRY ・BVLGARI ・Cartier ・CHANEL ・Chopard ・DIESEL ・Dior ・Dolce&Gabbana |
・EMPORIO ARMANI ・Ermenegildo Zegna ・GUCCI ・HERMÈS ・HUGO BOSS ・IWC Schaffhausen ・JAEGER-LECOULTRE ・JIMMY CHOO ・LONGCHAMP ・LOUIS VUITTON ・Max Mara |
・MICHAEL KORS ・MONCLER ・MONTBLANC ・Mulberry ・Paul Smith ・PHILIPP PLEIN ・PRADA ・RALPH LAUREN ・Salvatore Ferragamo ・TIFFANY & CO. ・TOD’S |
アムステルダムの百貨店
デ・バイエンコルフ(de Bijenkorf)
アムステルダム最大の規模を誇る老舗百貨店。観光の中心地「ダム広場(Dam)」に位置するため、ショッピングのみならず、トイレ休憩を取る場所としてもおすすめです。
グッチやエルメス、ルイ・ヴィトンなどのブティックがあるほか、コスメや香水、アクセサリー、靴、インテリア、家庭用品など様々な商品が揃います。レストランでは、日本料理やイタリア料理、アメリカ料理などを味わうことができるほか、エレガントなお土産を購入する場所として観光客にも人気です。
建物については6フロアで構成されており、フロア別の取り扱い商品は以下の通りです。
■フロア情報
グランドフロア(1階):高級ブランドのブティック、コスメ、時計、ジュエリーなど
フロア1(2階):紳士服など ※トイレあり
フロア2(3階):婦人服など
フロア3(4階):婦人用品(靴や下着など)、家庭用品など
フロア4(5階):子供服、文房具、インテリア用品など
フロア5(6階):レストランなど ※トイレあり
※階数の数え方が日本とは違うので注意。括弧には日本の階数を表示しています。
ブランド一覧 | |
・BALENCIAGA ・BURBERRY ・Cartier ・CÉLINE ・Chloé ・Dior ・DRIES VAN NOTEN ・FURLA ・GIVENCHY ・GUCCI |
・HERMÈS ・JIMMY CHOO ・KENZO ・LONGCHAMP ・LOUIS VUITTON ・Max Mara ・MONCLER ・PRADA ・SAINT LAURENT ・VALENTINO |
最後に
アムステルダムのブランド本店については、ジースターロゥやスコッチ&ソーダなど有名なブランドからまだまだ知られていないブランドまで幅広く紹介しました。
木靴のキーホルダーもいいですが、これらアムステルダム発のブランド商品を購入するとより思い出に残る旅行になると思います。そして、デ・バイエンコルフは観光の中心地に、ピーテル・コネリス・ホーフト通りはアムステルダム国立美術館などの観光スポット近くに位置しているため、比較的訪れやすい場所に高級ブランドのブティックは展開されています。
網目状に広がる運河とレンガ造りの建物が織り成す美しい景観と共に、ブランドショッピングを楽しんでみてください!
なお、今回紹介したブランドの場所は以下のグーグルマップ(赤色)で確認してください。