アムステルダム発のブランド10選!高品質デニムの人気ブランドとは?

アムステルダムのデンハム(DENHAM) アムステルダム

オランダの首都「アムステルダム」発のブランドを紹介!

高品質デニムが人気のブランドがあった?世界100店舗以上で展開されているカジュアルブランドとは?元オランダ代表のサッカー選手が設立したブランドって?

今回はアムステルダムに本店を構える著名ブランドからマニアックなブランドまで網羅。ブランド店街や老舗百貨店の情報も掲載していますので、ぜひアムステルダム観光の参考にしてください!

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アムステルダムに本店を構えるブランド

1. デイリー・ペーパー(DAILY PAPER)

アムステルダムのデイリー・ペーパー(DAILY PAPER)

デイリー・ペーパーは、2012年にアムステルダムで設立されたストリートウェアブランドです。創業者は、ソマリア系のフセイン・スレイマン(Hussein Suleiman)、ガーナ系のジェファーソン・オーセイ(Jefferson Osei)、モロッコ系のアブデラフマーン・トラブシニ(Abderrahmane Trabsini)の3人。

ブランド設立時から、アフリカ文化へのリスペクトをコンセプトに掲げ、伝統的なアフリカンプリントや色彩を都会的なストリートウェアへと昇華。2015年にはウィメンズラインを開始。大胆なカラーリングや柄使い、構築的なシルエットで、ストリート感とエスニック要素を融合したデザインを展開。参考価格はTシャツが65ユーロ、パンツが130ユーロほどになります。

※写真は旧本店。

営業時間:11:00〜19:00(木曜は20:00まで、日曜は12:00〜18:00、月曜は12:00〜19:00)
住所:Leidsestraat 27, 1017 NT Amsterdam(地図
最寄り駅:トラム2・12・17番線「Keizersgracht」駅から徒歩1分
公式サイト:https://www.dailypaperclothing.com/

2. デンハム(DENHAM)

アムステルダムのデンハム(DENHAM)

デンハムは、イギリス出身のジーンズ職人「ジェイソン・デンハム(Jason Denham)」が2008年に設立したプレミアムデニムブランド。ブランドの哲学は「The truth is in the details(真実は細部に宿る)」で、ロゴには職人道具であるハサミが使われ、ディテールへのこだわりを象徴しています。

日本やイタリア製の高品質なデニム生地を用い、クラシックな5ポケットスタイルを基盤に、現代的で洗練されたフィットと仕上げを追求。ヨーロッパやアジアを中心に店舗を展開。日本でも高い人気を誇り、東京・代官山、表参道ヒルズなどで店舗が展開されています。

営業時間:10:00〜18:00(木曜は18:00まで)、日・月は12:00〜18:00
住所:Hobbemastraat 6-8, 1071 ZA Amsterdam(地図
最寄り駅:トラム2、5、12番線「Rijksmuseum」駅
公式サイト:https://www.denhamjapan.jp/
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3. ファビエンヌ・シャポー(FABIENNE CHAPOT)

ファビエンヌ・シャポーは、アムステルダム出身のファビエンヌ・シャポー(Fabienne Chapot)が2006年に設立したファッションブランド。もともと「Fab.」という名でバッグやアクセサリーを手掛けていましたが、2016年にブランド名を創業者の名前に改め、レディトゥウェアの展開を本格化しています。

大胆な色使いと手描き風プリントが特徴で、ハートや星などのモチーフを取り入れた、遊び心のあるデザインが魅力。ブランドの理念は「Be bold, have fun(大胆に、楽しんで)」で、個性と自信を表現したい女性に向けたスタイルを提案しています。ドイツ、ベルギーなど欧州中心に店舗を展開しています。参考価格はトレンチコートが270ユーロ、パンツが150ユーロ、Tシャツが60ユーロ。

営業時間:10:00〜18:00(日・月は12:00〜18:00)
住所:Hartenstraat 7, 1016 BZ Amsterdam(地図
最寄り駅:トラム2、11、12番線「Dam」駅
公式サイト:https://www.fabiennechapot.nl/

4. ジースター・ロウ(G-Star RAW)

アムステルダムのジースターロゥ(G-Star RAW)

ジースター・ロウは、ヨス・ファン・ティルブルフ(Jos van Tilburg)が1989年に設立したプレミアムデニムブランド。ブランド名の「RAW」は未洗浄のローデニムを意味し、素材の質感を生かした無加工のデザインが特徴。1996年に、世界初の立体裁断ジーンズ「G-Star Elwood 5620」を発表し、デニムの構造とフィット感に革新をもたらしました。

2014年には音楽プロデューサーのファレル・ウィリアムスと提携し、海洋プラスチックを再利用したコレクションを発表しています。現在は、世界中に店舗を構え、機能美と持続可能性を融合した現代的デニムブランドとして国際的に高い評価を受けています。ジーンズの多くは2、3万円台で販売されています。なお、同じ建物に3つ星ホテル「ホテル・コルネリス」が入っています。

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営業時間:10:00〜18:00(木曜は20:00まで、日・月は12:00〜18:00)
住所:Pieter Cornelisz Hooftstraat 24-28, 1071 BX Amsterdam(地図
最寄り駅:トラム2、5、12番線「Rijksmuseum」駅
公式サイト:https://www.g-star.com/
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5. スコッチ&ソーダ(SCOTCH & SODA)

アムステルダムのスコッチ&ソーダ(SCOTCH & SODA)

スコッチ&ソーダは、1985年に設立されたアムステルダム発のカジュアルブランド。設立当初はメンズウェア中心の卸売ブランドとして始まりましたが、2000年代初頭にリブランディングを行い、2008年に直営店をオープン。以降、レディース、キッズ、デニムライン、フレグランスなど、多彩なコレクションを展開するライフスタイルブランドへと成長しています。

ヴィンテージ、旅、アート、多文化的要素から着想を得た独自のデザインが特徴。鮮やかなプリントやテキスタイル、ディテールへのこだわりが際立ち、遊び心と高品質を兼ね備えたアイテムが揃っています。参考価格は、Tシャツが約8500円、パンツが約2万円、ジャケットが約3万円。なお、2023年3月にオランダで破産申請を行った影響で、本店は閉鎖されています。

6. ボーラー(BALR.)

ボーラーは、元オランダ代表のサッカー選手「デミー・デ・ゼーウ(Demy de Zeeuw)」、エルイェロ・エリア(Eljero Elia)、グレゴリー・ファン・デル・ヴィール(Gregory van der Wiel)などによって2013年に設立されたラグジュアリースポーツウェアブランド。

ブランド名は「Ballin’ Like a Real baller」の略で、サッカー選手のライフスタイルを象徴しています。シンプルで洗練されたデザインが特徴で、世界的なサッカー選手であるネイマールやフェルナンド・トーレスなどが愛用していることでも知られています。なお、2025年7月に破産を申請しています。2025年7月15日現在、オンラインショップは継続しているようです。

公式サイト:https://www.balr.com/
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7. リエン・アンド・ギール(Lien & Giel)

アムステルダムのリアン&ジール(Lien & Giel)

リエン・アンド・ギールは、2001年に設立されたエシカルファッションブランド。創業者のエリーネ(Eline)とミヒール(Michiel)が、旅や多文化からインスピレーションを受け、鮮やかな色彩とユニークなプリントを特徴とした女性向けウェアを中心に展開。60〜70年代のヴィンテージスタイルがデザインのベース。なお、プリンス通り(Prinsenstraat)の本店は閉鎖されています。

公式サイト:https://www.lienengiel.nl/

8. ラブ・ストーリーズ(LOVE Stories)

アムステルダムのラブ・ストーリーズ(LOVE Stories)

ラブ・ストーリーズは、元インテリアスタイリストのマルロース・フーデマン(Marloes Hoedeman)が2013年に創業したランジェリーブランド。創業者が「スポーティ・シェイプ」もしくは「セクシーすぎる下着」のいずれかしか見つからない現状に違和感を感じ、「肌に心地よく、自分を楽しめる下着」を目指してこのブランドが立ち上げられました。

ブランドのコンセプトは「退屈なランジェリーを着るには人生は短すぎる(life is too short to wear boring lingerie)」。遊び心のあるプリント、鮮やかなカラー、さまざまな素材を組み合わせた“ミックス&マッチ”スタイルが特徴。構築的でありながら、快適性と女性らしさを重視した商品が展開されています。

営業時間:10:00〜18:00(日・月は12:00〜18:00)
住所:Herengracht 298, 1016 BX Amsterdam(地図
最寄り駅:トラム1、2、5、11、12番線「Spui」駅
公式サイト:https://lovestoriesintimates.com/
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9. リカ・バイ・ウルリカ・ラングレン(RIKA BY ULRIKA LUNDGREN)

アムステルダムのリカ・バイ・ウルリカ・ラングレン

リカ(RIKA)は、スウェーデン出身のデザイナー「ウルリカ・ラングレン(Ulrika Lundgren)」が2005年に設立したライフスタイルブランド。ブランド名の「RIKA」は彼女のニックネームに由来。星のモチーフをあしらったレザーバッグで注目を集めた後、シンプルながらもエッジの効いた既製服の提供も開始しています。ヴィンテージ感と都会的な洗練が融合したスタイルが特徴で、機能性と感性を巧みに融合させたブランドとして高い評価を受けています。

■リカ・バイ・ウルリカ・ラングレンのバッグ

リカ・バイ・ウルリカ・ラングレンのバッグ

営業時間:11:00〜18:00(日曜は13:00〜17:00、月曜は12:00〜18:00)
住所:Oude Spiegelstraat 12, 1016 BM Amsterdam(地図
最寄り駅:トラム1、2、5、11、12番線「Spui」駅
公式サイト:https://www.rikastudios.com/

10. スマーク・アムステルダム(SMAAK | AMSTERDAM)

スマーク・アムステルダム(SMAAK | AMSTERDAM)の店舗

スマーク・アムステルダムは、起業家「アンドレ・グルントマン(André Grundmann)」が2010年に設立したレザーバッグブランド。マルチブランド店を営んでいた彼が「手頃で高品質なバッグがない」と感じ、自らデザインを始めたのが創業のきっかけ。

「日常で使えるタイムレスでモダンなバッグを」がブランドの理念。都会的な“アムステルダム・クール”と伝統的クラフトを融合し、実用性とエレガンスを両立させています。長年協業している家族経営の工房で職人が一つずつ手仕上げしている点が特徴です。参考価格は、ハンドバッグが約5.8万円、財布が約1.6万円です。

■スマーク・アムステルダムのディスプレイ

スマーク・アムステルダム(SMAAK | AMSTERDAM)のディスプレイ

営業時間:11:00〜18:00(土曜は10:00〜18:00、日曜は12:00〜18:00、月曜は13:00〜18:00)
住所:Berenstraat 39, 1016 GG Amsterdam(地図
最寄り駅:トラム13、14、17番線「Westermarkt」駅
公式サイト:https://en.smaakamsterdam.com/
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アムステルダムのブランド店街

ピーテル・コルネリス・ホーフト通り(Pieter Cornelisz Hooftstraat)

ピーテル・コネリス・ホーフト通り(Pieter Cornelisz Hooftstraat)

ピーテル・コルネリス・ホーフト通りは、ウードザイド地区に位置し、スタドハウダースカーデ(Stadhouderskade)とフォンデル公園(Vondelpark)を結ぶ全長約670メートルの通り。ペーセーホーフト通り(P.C. Hooftstraat)とも呼ばれ、歴史家や詩人、劇作家として活躍したピーテル・コルネリスゾーン・ホーフト(Pieter Corneliszoon Hooft、1581年~1647年)が名前の由来になっています。

1990年代頃から高級ブランド店街として発展し、1997年にカルティエ(Cartier)、2002年にルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)、2005年にシャネル(CHANEL)などがブティックをオープンさせています。ブランドのブティックのほか、高級腕時計を取り扱う時計店、宝飾品店、テスラのディーラーもあります。アムステルダム国立美術館やゴッホ美術館を訪れた際、運河散策する際には合わせて訪れておきたいところです。

なお、ピーテル・コルネリス・ホーフト通りのブランド一覧は以下の記事をご覧ください。

アムステルダムのおすすめ買い物スポット10選!老舗百貨店はお土産購入に最適?
オランダの首都「アムステルダム」のおすすめ買い物スポットを10ヵ所紹介!無料でトイレが利用できる老舗百貨店があった?オランダ「最高の商店街」として評価されたことのある通りとは?フリーマーケット、ブランド店街のブティック一覧も掲載!
最寄り駅:トラム2、5番線「Rijksmuseum」駅、トラム3、12番線「Van Baerlestraat」駅(地図
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アムステルダムの百貨店

デ・バイエンコルフ(de Bijenkorf)

デパートメントストア

デ・バイエンコルフは、アムステルダム最大の規模を誇る老舗百貨店。観光の中心地「ダム広場(Dam)」に位置するため、ショッピングのみならず、トイレ休憩を取る場所としてもおすすめです。

グッチやエルメス、ルイ・ヴィトンなどのブティックがあるほか、コスメや香水、アクセサリー、靴、インテリア、家庭用品など様々な商品が揃います。レストランでは、日本料理やイタリア料理、アメリカ料理などを味わうことができるほか、エレガントなお土産を購入する場所として観光客にも人気です。

建物については6フロアで構成されており、フロア別の取り扱い商品は以下の通りです。

■フロア情報

グランドフロア(1階):高級ブランドのブティック、コスメ、時計、ジュエリーなど
フロア1(2階):紳士服など ※トイレあり
フロア2(3階):婦人服など
フロア3(4階):婦人用品(靴や下着など)、家庭用品など
フロア4(5階):子供服、文房具、インテリア用品など
フロア5(6階):レストランなど ※トイレあり

※階数の数え方が日本とは違うので注意。括弧には日本の階数を表示しています。

営業時間:10:00〜21:00(日曜は20:00まで、月曜は11:00〜21:00)
最寄り駅:トラム4、9、16番線「Dam」駅(地図
公式サイト:https://www.debijenkorf.nl/
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最後に

アムステルダムのブランド本店については、ジースター・ロウなど有名なブランドからまだまだ知られていないブランドまで幅広く紹介しました。

木靴のキーホルダーもいいですが、これらアムステルダム発のブランド商品を購入するとより思い出に残る旅行になると思います。そして、デ・バイエンコルフは観光の中心地に、ピーテル・コルネリス・ホーフト通りはアムステルダム国立美術館などの観光スポット近くに位置しているため、比較的訪れやすい場所に高級ブランドのブティックは展開されています。

網目状に広がる運河とレンガ造りの建物が織り成す美しい景観と共に、ブランドショッピングを楽しんでみてください!

なお、今回紹介したブランドの場所は以下のグーグルマップ(赤色)で確認してください。

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