シュレーダー邸はユトレヒト唯一の世界遺産!気になる入場料は?

リートフェルトのシュレーダー邸(Rietveld Schröderhuis)ユトレヒト

ヘリット・リートフェルトが手掛けた世界遺産「シュレーダー邸」を紹介!

気になる入場料は?依頼主「トゥルース・シュレーダー・シュラーダー」ってどんな人?デ・ステイルに準拠して設計された唯一の建物だった?シュレーダー邸以外でヘリット・リートフェルトが手掛けた建物とは?

シュレーダー邸はユトレヒト唯一の世界遺産になります。アクセスはよくありませんが、街ブラを楽しみながら行くことができる場所になります。現代建築好きな方はぜひこちらの記事を参考にして訪れてみてください!

スポンサーリンク

シュレーダー邸について

ユトレヒトのリートフェルトのシュレーダー邸(Rietveld Schröderhuis)

リートフェルトのシュレーダー邸(Rietveld Schröderhuis)は、トゥルース・シュレーダー・シュラーダー夫人(Truus Schröder-Schräder)と3人の子供達のために、1924年に建てられた邸宅。現在は一般公開されています。

ユトレヒト生まれの建築家兼デザイナーのヘリット・リートフェルト(Gerrit Rietveld)が設計を担当。2000年にユネスコの世界遺産に登録され、建築分野における現代運動の象徴、「デ・ステイル建築」を代表する作品として評価されています。

デ・ステイルに準拠して設計された唯一の建物で、直線的かつ原色によるアプローチはヘリット・リートフェルトが1917年に発表した「赤と青のいす」を発展させたものになります。1階はスタジオや台所、読書室などとして、2階はリビングや寝室、子供部屋などとして利用されていました。なお、ヘリット・リートフェルトは1階部分をスタジオとして利用していた時期があります。

トゥルース・シュレーダー・シュラーダーについて

トゥルース・シュレーダー・シュラーダー(Truus Schröder-Schräder、1889〜1985年)はオランダ東部「デーフェンター(Deventer)」出身。

彼女の父親は繊維会社を所有するなど裕福な家庭に生まれ、1911年にアーネム出身の弁護士「アドリアーン・フレデリック・クリスティアーン・シュレーダー(Adriaan Frederik Christiaan Schröder)」と結婚。3人の子供を授かった後、アドリアーンは1923年に死去。その後、ヘリット・リートフェルトとパートナー関係になりました。

薬剤師としての訓練を受けていますが、もともと建築に興味があり、ユトレヒトの芸術家協会のメンバーでもありました。ヘリット・リートフェルトとパートナー関係になった後は建築家、インテリアデザイナーとして彼と一緒に働いています。なお、彼女の娘である「ハン・シュレーダー(Han Schröder)」は建築家などとして活躍しました。

スポンサーリンク

ヘリット・リートフェルトについて

ヘリット・トーマス・リートフェルト(Gerrit Thomas Rietveld、1888〜1964年)はユトレヒト出身の建築家兼インテリアデザイナー。オランダの芸術運動「デ・ステイル」のメンバーで、現代建築の先駆者的人物として評価されています。

シュレーダー邸のほか、1955〜1956年に建設されたフィッセール邸(Huis Visser ※国家遺産)、1958年に完成した製織工場「Weverij de Ploeg(※国家遺産)」、1973年に開館したアムステルダムのゴッホ美術館などを手掛けています。

なお、オランダ近代建築の父「ヘンドリック・ペトルス・ベルラーヘ(1856〜1934年)」や近代建築の三大巨匠の一人「フランク・ロイド・ライト(1867〜1959年)」などとも親交がありました。

基本情報

ユトレヒトのリートフェルトのシュレーダー邸

基本情報
開館時間11:00〜17:00(月曜日は定休日)
料金17ユーロ
完成1924年
設計ヘリット・リートフェルト
住所Prins Hendriklaan 50, 3583 EP Utrecht, Nederland
アクセスユトレヒト中央駅からバス&徒歩で20分(ルート
公式サイトhttps://www.rietveldschroderhuis.nl/

※チケットは公式サイトから購入できます。

最後に

MVRDVが設計した「Double House」

シュレーダー邸はユトレヒト中央駅からバス(徒歩含む)で20分、徒歩だけなら40分弱かかります。アクセスがいい場所ではありませんが、風情のある街並みが広がっているエリアになります。

また、こちらで掲載した写真はオランダの建築家集団「MVRDV」が手掛けた「Double House(地図)」になります。ユトレヒト中央駅から徒歩で向かう際、少しだけ遠回りするとこちらの建物を見ることができます。今回紹介した建物以外でもユトレヒトには個性的な建物が多く建てられていますので、ユトレヒト観光の際は建築物巡りもおすすめです!