オランダの首都「アムステルダム」のおすすめ買い物スポットを10ヵ所紹介!
数多くのハイブランドのブティックが集まるブランド店街から、無料でトイレが利用できるおすすめの百貨店、オランダで「最高の商店街」として評価されたことのある通りなどを選定。
お土産購入やアンティーク品探しに適した蚤の市の情報も掲載しています。実際に訪問しておすすめできる場所を掲載していますので、ぜひアムステルダム観光の参考にしてください!
ブランド店街
1.ピーテル・コネリス・ホーフト通り(Pieter Cornelisz Hooftstraat)
スタドハウダースカーデ(Stadhouderskade)とフォンデル公園(Vondelpark)を結ぶ全長約670メートルの通り。ウードザイド地区に位置しています。詩人や劇作家として活躍したピーテル・コネリス・ホーフト(Pieter Corneliszoon Hooft、1581~1647年)が名前の由来。名前を省略し、ペーセーホーフト通り(P.C. Hooftstraat)とも呼ばれています。
1990年代頃からブランド店街として発展。ブルガリやシャネル、ディオール、ルイ・ヴィトンなど多くのハイブランドがブティックを構えています。ゴッホ美術館やアムステルダム国立美術館に近く、美術館巡りと合わせて訪れておきたい通りになります。なお、通りには3つ星ホテルの「ホテル・コーネリス」があります。
ブランド一覧 | ||
・Anne Fontaine ・BALLY ・BOTTEGA VENETA ・BURBERRY ・BVLGARI ・Cartier ・CHANEL ・Chopard ・DIESEL ・Dior ・Dolce&Gabbana |
・EMPORIO ARMANI ・Ermenegildo Zegna ・GUCCI ・HERMÈS ・HUGO BOSS ・IWC Schaffhausen ・JAEGER-LECOULTRE ・JIMMY CHOO ・LONGCHAMP ・LOUIS VUITTON ・Max Mara |
・MICHAEL KORS ・MONCLER ・MONTBLANC ・Mulberry ・Paul Smith ・PHILIPP PLEIN ・PRADA ・RALPH LAUREN ・Salvatore Ferragamo ・TIFFANY & CO. ・TOD’S |
■アムステルダム発のブランドはこちらをチェック!
百貨店、ショッピングセンター
2.デ・バイエンコルフ(de Bijenkorf)
アムステルダム最大の規模を誇る老舗百貨店。ルイ・ヴィトンやプラダ、サンローラン等のブティックがあり、日本人がイメージする百貨店のような場所になります。コスメや香水、雑貨等も取り扱われているため、お土産を購入する場所としても適しています。
さらに、観光の中心地「ダム広場」に位置し、無料でトイレが利用できることからトイレ休憩を取る場所としてもおすすめです。なお、レストランでは、日本料理やイタリア料理、アメリカ料理などを味わうことができます。
■フロア情報(括弧内は日本の回数)
グランドフロア(1階):ブランドのブティック、コスメ、宝飾品など
フロア1(2階):紳士服など(トイレあり)
フロア2(3階):婦人服など
フロア3(4階):婦人用品(靴や下着など)、家庭用品など
フロア4(5階):子供服、文房具、インテリア用品など
フロア5(6階):レストランなど(トイレあり)
住所:Dam 1, 1012 JS Amsterdam(地図)
最寄り駅:トラム4、9、16番線「Dam」駅
公式サイト:https://www.debijenkorf.nl/
ブランド一覧 | |
・BALENCIAGA ・BURBERRY ・Cartier ・CÉLINE ・Chloé ・Dior ・DRIES VAN NOTEN ・FURLA ・GIVENCHY ・GUCCI |
・HERMÈS ・JIMMY CHOO ・KENZO ・LONGCHAMP ・LOUIS VUITTON ・Max Mara ・MONCLER ・PRADA ・SAINT LAURENT ・VALENTINO |
3.マグナ・プラザ(Magna Plaza)
1992年8月に開業したショッピングセンター。王宮、アムステルダム新教会近くに位置しています。4フロアで構成され、エンポリオ・アルマーニやマンゴ(MANGO)、ラコステ、スワロフスキーなどのショップが入っています。ショップ数は少ないですが、建物自体の価値、内部の美しさ、観光の中心地に位置していることからおすすめの買い物スポットとして取り上げています。
なお、建物は1895〜1899年に建設された歴史的建造物。設計は建築家「コルネリス・ピーターズ(Cornelis Peters)」が担当。ネオゴシック様式、ネオルネサンス様式が組み合わされたデザインはとても迫力があります。
■マグナ・プラザの内部
住所:Nieuwezijds Voorburgwal 182I, 1012 SJ Amsterdam(地図)
アクセス:トラム2、11〜13、17番線「Dam」駅からすぐ
公式サイト:http://www.magnaplaza.nl/
4.カルファーパサージュ(Kalverpassage)
1997年に開業したショッピングセンター。旧カルファートーレン(Kalvertoren)。サックス・フィフス・アベニュー(Saks Fith Avenue)がアンカーストア。こちらも店舗数は少ないですが、オランダ発の雑貨店「HEMA」があるため、お土産を探す場所としておすすめです。そのほか、コステス(COSTES)、ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)等のショップ、カフェ等がテナントとして入っています。
住所:Kalverstraat 212-220, 1012 PD Amsterdam(地図)
アクセス:トラム2、11、12番線「Koningsplein」駅から徒歩2分
公式サイト:https://www.kalverpassage.nl/
5.デ・ハレン(De Hallen Amsterdam)
ショップ、映画館、フードコート等が入る複合施設。トラム等の倉庫として利用された後、改装等を経て2015年にオープンしています。建物自体は1901〜1903年に建設された歴史的建造物になります。
こちらにあるフードコートはアムステルダム初のものになり、日本食や中華、イタリアン、ハンバーガーなど多国籍料理が楽しめます。料金は1品6〜9ユーロ、ビールは5ユーロほどで、レストランとの比較では安く食事をすることができます。
ショップではアールデコ調の家具を販売する専門店、骨董や古着を取り扱う店舗、デザイン性の高い衣料品店等があり、フードコート以外でもおすすめしたい施設になります。
住所:Hannie Dankbaarpassage 47, 1053 RT Amsterdam(地図)
アクセス:トラム7、17番線「Ten Katestraat」駅からすぐ
公式サイト:https://dehallen-amsterdam.nl/
ショッピングストリート
6.カルファー通り(Kalverstraat)
ダム広場(de Dam)とムント広場(Muntplein)を結ぶ全長約650メートルの通り。オランダのショッピングストリートで賃料が最も高い場所としても知られています。ダム広場から花市場に向かう際に通る場所になるため、多くの観光客で賑わっています。
歩行者天国の通りには、ザラやユニクロ、H&M、WEなど多くのファストファッションブランドがショップを構えています。さらに、文房具ショップ「Moleskine store」、本屋「Waterstones」などもあり、街ぶらを楽しみながらお土産等を探すのがおすすめです。
ショップ一覧 | ||
・BALR. ・Bershka ・Camper ・Clarks ・Desigual ・Dr. Martens ・ecco ・ESPRIT ・FOSSIL ・GEOX ・H&M ・HEMA |
・Holland & Barrett ・KIKO Milano ・Levi’s ・MANGO ・NIKE ・PANDORA ・Pepe Jeans ・Pull&Bear ・River Island ・Skechers ・Stradivarius ・Superdry |
・SWAROVSKI ・THE STING ・Timberland ・Tommy Jeans ・TOPSHOP ・Under Armour ・UNIQLO ・Urban Outfitters ・VANS ・WE ・ZARA |
7.ハイリゲ通り(Heiligeweg)
コーニングス広場(Koningsplein)とカルファー通りを結ぶ全長約140メートルの通り。スコッチ&ソーダ(SCOTCH & SODA)の本店などカジュアル系主体のファッションストリート。ディーゼルや時計の「SEIKO」、ロクシタン等のショップもあります。また、通りから伸びるフートボーグ通り(Voetboogstraat)にはフライドポテトの人気店「Vleminckx」があり、筆者が訪問した際は行列ができていました。
■Vleminckx
8.ベレン通り(Berenstraat)
プリンセン運河(Prinsengracht)とシンゲル運河(Singel)を結ぶ全長約400メートルの通り。運河を通過するごとに通りの名前は変わりますが、今回はベレン通りとして紹介しています。
アムステルダム発のバッグブランド「スマーク・アムステルダム(SMAAK AMSTERDAM)」、リカ・バイ・ウルリカ・ラングレン(RIKA BY ULRIKA LUNDGREN)などローカルブランドに加え、古着屋、センスのいいブティックが軒を連ねるエリアになります。さらに、オシャレなカフェやパンケーキ屋さんもあり、街歩きには最適のスポットになります。特にオリジナリティを重視する方におすすめです。
9.ハールレンメルダイク(Haarlemmerdijk)
ハールレンメル広場(Haarlemmerplein)とシンゲル運河を結ぶ全長約900メートルの通り。プリンセン運河から先はハールレンメル通り(Haarlemmerstraat)に名前が変わりますが、今回は同じ通りとして紹介しています。
こちらの通りはオランダで「最高の商店街」として評価されたことのある地元住民に人気の通りになります。また、歴史的建造物が多く、歩いているだけでも心が弾むような通りになります。商店街として評価されるだけあって、飲食店やスーパー、衣料品店、本屋、ドラッグストアなど何でも揃っています。ギフトショップや古着屋さんもあり、観光客でも訪れる価値ありです。
マーケット
10.ワーテルロー広場の蚤の市(Waterloopleinmarkt)
ワーテルロー広場で開催されている蚤の市(フリーマーケット)。広場の店舗はTシャツや大麻関連グッズなど観光客向けが主体になり、アンティークや古着などはズワネンブルグワル運河(Zwanenburgwal)側に集中しています。
ズワネンブルグワル運河沿いではアンティークやリサイクル品に加え、レトロな缶類、古いパンフレットが売られているので、宝探しを楽しむことができます。商品価格は、キーホルダーが1ユーロ〜、CD・本が2ユーロ〜、マグネットが3ユーロ〜、古着が5ユーロ〜ほどが目安になります。
■アムステルダムのおすすめマーケットはこちら!
番外編(お土産)
アムステルダムのお土産で最もポピュラーなものは木靴のキーホルダーになるかと思います。筆者も頂いたことがありますが、引き出しの中に仕舞ったままになっています。木靴のキーホルダーはマーケットに行くと1ユーロで売られており、喜ばれるかは別として個数を購入する場合は安価に済ますことができます。
また、観光地の定番「マグネット」は少し大きめのものになりますが、こちらは写真の通り1つ3ユーロで販売されていました。数を買えば安くなるシステムで、レンブラントの家やアンネ・フランクの家等のマグネットが売られています。
そのほか、マーケットではよく大麻関連のお土産も売られており、キャンディーやクッキーが定番商品になります。店員さんに聞いたところ大麻成分は入っていないとのことでしたが、税関等で発見された場合は検査などで少し面倒なことになる可能性があります。よって、購入する場合は自己責任で、試したい方は現地で試してみてください。
■大麻関連のお土産
最後に
今回はブランド関連やショッピングストリートを中心に、アムステルダムのおすすめ買い物スポット10ヵ所を紹介しました。
上記以外では、オランダ南西部リンブルフ州ルールモントにあるアウトレットがおすすめです。アムステルダムから日帰りで行くことができ、グッチやプラダなどの人気ブランドが出店しています。詳細は以下のリンクからご覧ください。
そのほか、アンネ・フランクの家(Anne Frank Huis)の西側に位置するヨルダン(Jordaan)地区にもオシャレなショップが多く、気になる方はこちらもチェックしてみるといいかもしれません。ぜひ、上記を参考にアムステルダムでショッピングを楽しんでください!
※なお、上記の買い物スポットの場所については以下のグーグルマップにまとめています。