【気候】アムステルダムは3月でも運河凍結!平均気温、降水量の注意点は?

今回はオランダの首都「アムステルダム」の気候について紹介します!

アムステルダムはヨーロッパの北側に位置していますが、みなさんはどのようなイメージをお持ちでしょうか。

平均気温や降水量のグラフに加え、筆者が実際に滞在して感じた注意点を含めてお伝えします。ぜひ、旅行計画を決定する際の参考にしてください。

なお、アムステルダムの気象データが取得できなかったため、今回はアムステルダムの南東約40キロの地点、ユトレヒト近郊にあるデ・ビルト(De Bilt)のデータ(2018年分)を使用しています。

アムステルダムの気候について

アムステルダムは海洋性気候(ケッペン気候分類:Cfb)に属しています。

アムステルダムは運河など水に囲まれているため、真冬でもマイナス5℃を下回ることは珍しいとされています。しかし、マイナス10℃以下になることもあります。

また、2月下旬、3月初旬でも寒波が到来することがあり、筆者が滞在した3月初旬でも運河が凍るなど、春にかけても最低気温に注意する必要があります。その一方、夏場については平均最高気温が20℃台前半と過ごしやすい気候になっています。

日の出、日の入り時刻、月平均日照時間

以下は日の出、日の入り時刻、月平均日照時間になりますが、その年や日によって変動するため、参考値としてご覧ください。

日の出 日の入り 日照時間
1月 8時45分 17時00分 65時間
2月 7時55分 17時55分 90時間
3月 6時55分 18時45分 125時間
4月 6時40分 20時40分 180時間
5月 5時45分 21時30分 220時間
6月 5時20分 22時05分 205時間
7月 5時40分 21時55分 215時間
8月 6時25分 21時05分 195時間
9月 7時15分 19時55分 140時間
10月 8時05分 18時45分 110時間
11月 8時05分 16時45分 60時間
12月 8時45分 16時30分 50時間

■平均日照時間

月平均の日照時間はその他ヨーロッパ北部の都市と同じく、11〜2月が100時間を下回っています。特に、11〜1月は50〜60時間程度と、データ上ではほぼ太陽を感じることができないようなシーズンになっています。

その一方、5〜7月の日照時間は200時間を超えています。降水量は横ばいのため、日の出から日の入りまでの時間が長くなっていることが要因になっています。

アムステルダム近郊の平均気温

アムステルダム近郊の平均最高・最低気温
※出典:気象庁ホームページ(http://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/monitor/climatview/frame.php)のデータを基に筆者作成。

【平均気温のポイント】

2018年7月は26.8℃を記録していますが、真夏の平均最高気温は基本的に20℃台前半になります。ヨーロッパ北部に位置しているため、夏場でも快適に過ごすことができます。

その一方、真冬については平均最高気温が5℃前後、平均最低気温が0℃前後になります。しかし、2月の平均最低気温はマイナス2.6℃を記録するなど、真冬は運河が凍るほど寒くなる点には注意が必要になります。

■残寒には要注意!

筆者は2018年3月初旬にアムステルダムを訪問しましたが、運河が凍るほどの寒波が到来していました。

12〜2月は寒さが厳しいイメージがありますが、3月も油断大敵です。冬〜春に訪問予定の方は天気予報などを確認し、しっかりとした防寒対策をするようにしてください。

ヨース・バンケルスプラントスーン(Joos Banckersplantsoen)付近 フォンデル公園(Vondelpark)でスケートを楽しむ人

アムステルダム近郊の平均降水量

アムステルダム近郊の平均降水量
※出典:気象庁ホームページ(http://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/monitor/climatview/frame.php)のデータを基に筆者作成。

【平均降水量のポイント】

11〜1月は東京より降水量が多くなっていますが、あまり乖離しておらず、気にするほどの量ではありません。

1年間の降水量のレンジは40〜80mm。夏場は降水量が若干多くなりますが、1年を通してあまり大きな変化はみられません。そのため、旅行を計画する際、降水量を考慮する必要はないと言えます。

なお、降水日数は1年を通して10日前後になります。4〜8月は10日ほど、9〜1月は12日ほどになり、こちらもあまり変化のないデータになっています。

※2018年のデータが平年値とかけ離れていたため、降水量のデータは平年値を使用しています。

服装について

こちらでは月別に半袖系、長袖系、ジャケット系、コート系の4つに分けて、旅行する際のおすすめの服装を紹介していきます。

1日の温度差や気候状況により、最適な服装が異なる場合がありますので、あくまで目安として参考にしてください。

半袖系 長袖系 ジャケット系 コート系
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月

※◎=最適、◯=出番あり、△=持っていると安心

11〜3月はコート必須のシーズンになります。日の入り時刻が早くなり、夜間出歩くことが多くなるシーズンになるため、しっかりとした防寒対策が必要になります。

夏場は平均最高気温が20℃台前半と過ごしやすいですが、平均最低気温は12℃前後になります。寒暖差が10℃くらいになるため、日の入り後に出歩く場合はジャケットが必要になる場合もあります。

気になるベストシーズンとは?

ヨーロッパのベストシーズンは基本的に夏場になりますが、アムステルダムについても同様です。温度、日照時間を考慮した場合、6〜8月が一番アクティブに観光を楽しむことができるシーズンになります。

6〜8月は日の入り時刻が遅くなるため、比較的夜遅くまで観光を楽しむことができます。特に治安面を気にされる方にはおすすめの時期になります。

ただし、チューリップを目的に訪れる方は4月中旬、夜景撮影を目的に訪れる方は11月がおすすめしたいシーズンになります。

総括

アムステルダムの気候で押さえておきたいポイントは以下の通りです。

  • 6〜8月がベストシーズン(気温、日照時間を考慮)
  • 夏場の平均最低気温は10℃台前半!寒暖差には要注意
  • 3月でも寒波到来!春でも防寒対策を万全に

春、秋でもしっかりとした防寒対策が必要になる場合がある点には注意してください。

また、夏場は基本的に過ごしやすい気温ですが、35℃以上の気温が観測された年もあります。気温が上昇した際は熱中症対策を行うようにしてください。

ぜひ、上記を参考にアムステルダム観光を計画してみてください!