オランダの歴史都市「マーストリヒト」のおすすめ買い物スポットを紹介!
世界で最も美しい書店があった?!1878年に創業した老舗カフェがある通りとは?200〜300の屋台が軒を連ねるマーケットって?
今回は実際に滞在した筆者が「ショッピングストリート」「デパート・ショッピングセンター」「マーケット」「書店」のカテゴリーに分けておすすめ買い物スポットを紹介。ファッション以外の買い物が楽しめる場所も掲載していますので、ぜひマーストリヒト観光の参考にしてください!
ショッピングストリート
1.グロート・スタート(Grote Staat)
クライネ・スタート(Kleine Staat)とフライトホフ(Vrijthof)を結ぶ全長約230メートルの通り。ベルシュカなどファストファッションブランドに加え、「ICI PARIS XL」や「KIKO Milano」などの香水・コスメ系ショップ、靴屋「フット・ロッカー」もあり、旅行中の各種ニーズに応えてくれる通りになります。さらに、クライネ・スタート側にはマーストリヒトの観光案内所もあります。
ショップ一覧 | |
・Bershka ・C&A ・CALZEDONIA ・Clarks ・ecco ・Foot Locker ・HEMA ・ICI PARIS XL ・Intimissimi |
・KIKO Milano ・Levi’s ・LUSH ・MANGO ・PANDORA ・PULL&BEAR ・THE BODY SHOP ・VANS ・WE |
2.マーストリヒテル・ブルグ通り(Maastrichter Brugstraat)
マーストリヒト駅側から聖セルファース橋(Sint Servaasbrug)を渡るとこちらの通りになります。観光客が必ず通るとも言える場所で、通りの先には以下で取り上げるデパート「デ・バイエンコルフ」があります。
店舗数は少ないですが、ヒューゴ・ボス(HUGO BOSS)やイックス(IKKS)、トミー・ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)に加え、オランダブランドであるデンハム(DENHAM)、ファビエンヌ・シャポット(FABIENNE CHAPOT)のブティックがあり、押さえておきたい通りの一つです。また、周辺は19世紀まで靴屋さんなどが軒を連ねたエリアであり、その名残り?からか靴屋さんが点在しているので、そちらも要注目です。
3.ウォルフ通り(Wolfstraat)
聖母広場(Onze Lieve Vrouweplein)からマルクト(Markt)を結ぶ全長約350メートルの通り。途中、ムント通り(Muntstraat)などと名称が変わりますが、今回は一つの通りとして紹介します。
ファッション系ではファストファッション系ブランドのほか、ドクターマーチンやラコステ、デンマークブランド「PIECES」などのショップがあります。また、「デ・バイエンコルフ」に加え、書店やドラッグストアなどもあり、観光客必見の通りになります。
そのほか、ウォルフ通りにあるカフェ「メゾン・ブランシュ・ダエル(Maison Blanche Dael)」は1878年に創業し、通りで最も古い店の一つ。さらに、聖母広場側にはオランダ国内で評価の高いバー・レストラン「カフェ・デ・ボベル(Café de Bóbbel)」があります。
ショップ一覧 | |
・American Vintage ・Caprice ・Dr. Martens ・ESPRIT ・Hilfiger Denim ・Isabel Bernard ・Jack & Jones ・LACOSTE ・L’OCCITANE |
・Marc O’Polo ・Massimo Dutti ・ONLY ・OSKA ・PIECES ・SCOTCH & SODA(Kids) ・Stradivarius ・SWAROVSKI ・WE |
■ムント通り(Muntstraat)
4.ストック通り(Stokstraat)
グラーンマルクト(Graanmarkt )とマーストリヒテル・スメイデン通り(Maastrichter Smedenstraat)を結ぶ全長約200メートルの通り。セブン・フォー・オール・マンカインド(7 For All Mankind)、エッセンシャル・アントワープ(ESSENTIEL ANTWERP)、ウォルフォード(Wolford)に加え、英国王室御用達の靴ブランド「ローク(Loake)」、センスのいいセレクトショップなどがあります。店舗数は少ないですが、雰囲気の良さがおすすめポイントになります。
5.レヒト通り(Rechtstraat)
聖セルファース橋近く、マーストリヒト駅側にある通り。セレクトショップのほか、古着屋「We-ar Vintage & Design」、ゴシック系ファッションアイテムを取り扱う「Bizzare」、マーストリヒトのブランド「MAISON DELSA DONNA」のブティックなどがあります。さらに、アンティーク店やインテリアショップ、レコードショップ「Kinsum Records」などもあり、ファッション系以外でも買い物が楽しめる通りです。
デパート・ショッピングセンター
6.デ・バイエンコルフ・マーストリヒト(de Bijenkorf Maastricht)
1870年に設立されたデパートチェーン「デ・バイエンコルフ(de Bijenkorf)」のマーストリヒト店。規模は大きくありませんが、少しオシャレなデパートといった印象です。ヒューゴ・ボスやマイケル・コース、マーク・ジェイコブス、ポロ・ラルフローレンなどが取り扱われています。また、雑貨類などが販売されているため、お土産を探す場所としても活用できます。なお、トイレの利用料は0.3ユーロです。
住所:Achter Het Vleeshuis 26, 6211 GS Maastricht, Nederland
アクセス:マーストリヒト駅から徒歩12分
7.エントレ・ドゥ(Entre Deux)
2006年に開業したショッピングセンター。フライトホフ(Vrijthof)近くに位置しています。マーストリヒト出身の建築家「アルノ・メイス(Arno Meijs)」が設計を担当。ホリスター、マンゴ、ザラなどファストファッションを中心にテナントが入っています。なお、以下で紹介する書店「ブックハンデル・ドミニカネン(Boekhandel Dominicanen)」もこちらにあります。
住所:Dominicanerplein, 6211 CH Maastricht, Nederland
アクセス:マーストリヒト駅から徒歩15分
8.モサエ・フォーラム(Mosae Forum)
2007年9月に開業したショッピングセンター。ヨー・クーネン(Jo Coenen)、ブルーノ・アルバート(Bruno Albert)が設計を担当。H&MやESPRIT、THE STINGなどファストファッションブランドに加え、スーパーマーケット「JUMBO」、中華系食材などを取り扱う「東方行」があります。スーパーマーケットがあるため、マーストリヒトに宿泊される方はぜひ押さえておいてください。
住所:Mosae Forum 163, 6211 DT Maastricht, Nederland
アクセス:マーストリヒト駅から徒歩13分
マーケット
9.マルクト広場のマーケット
マーストリヒト市庁舎が位置するマルクト広場に位置するマーケット。毎週水曜日、金曜日に開催されており、水曜日は約200、金曜日は約300の屋台が出店されています。生鮮食品や鮮魚、衣料品、タオル、おもちゃなど様々な商品が取り扱われています。ニシンを塩漬けにして、発酵させたオランダ名物「ハーリング」が食べられる屋台もあります。そのほか、木曜日(13:30〜18:30)はオーガニックマーケット、土曜日(10:00〜16:00)はアンティークマーケットが開かれています。
アクセス:マーストリヒト駅から徒歩15分
■マーケットの魚屋さん
書店
10.ブックハンデル・ドミニカネン(Boekhandel Dominicanen)
13世紀に設立されたドミニカ教会を改修して2006年にオープンした書店。イギリスの大手新聞「ガーディアン」が2008年に、「世界で最も美しい書店」として紹介しています。内部の美しさはもちろん、オランダ生まれの「ミッフィー」コーナーがあるため、本系のお土産を購入する場所としておすすめです。
住所:Dominicanerkerkstraat 1, 6211 CZ Maastricht, Nederland
アクセス:マーストリヒト駅から徒歩15分
最後に
以前はスタションス通り(Stationsstraat)にエルメス(HERMÈS)のブティックがありましたが、現在は閉鎖されています。マーストリヒトにブランド店街はありませんが、マーケットではオランダグルメが、世界で最も美しい書店では思い出に残る買い物が楽しめます。
ブランド的な派手さはありませんが、中世の雰囲気が残るショッピングストリートで買い物をすると、きっと満足度の高いものになると思います。基本的に旧市街が買い物スポットになり、2時間ほどで巡れる規模になります。規模が小さいため、ゆっくり散策しながら、買い物スポット巡りを楽しんでみてください!