アムステルダムのおすすめ博物館10選!ゴッホ美術館、国立美術館など

オランダの首都「アムステルダム」にはゴッホ美術館を筆頭に、押さえておきたい博物館が多く存在しています。

オランダ黄金時代の作品を多く展示する美術館、歴史的建造物を博物館に改装したもの、飾り窓地区の怪しい博物館など、アムステルダムでは様々なジャンルの博物館巡りを楽しむことができますよ!

そこで今回は、アムステルダム観光でおすすめしたい博物館を10ヵ所紹介します。ぜひ、観光の参考にしてみてください。

アムステルダムのおすすめ博物館10選

※各博物館の場所については、以下のグーグルマップを確認してください。

1.ゴッホ美術館(Van Gogh Museum)

アムステルダムのゴッホ美術館(Van Gogh Museum) アムステルダムのゴッホ美術館(Van Gogh Museum)別館

1973年に開館した美術館。名前の通りフィンセント・ヴィレム・ファン・ゴッホ(Vincent Willem van Gogh、1853〜1890年)の作品を中心に展示が行われています。

ゴッホ作品では世界最大のコレクション数を誇り、それらのほとんどはゴッホの弟(テオドルス・ファン・ゴッホ)など、親族が所有していたものになります。ひまわりや自画像のほか、日本の浮世絵やポール・ゴーギャンの作品等も見ることができます。

なお、建物の設計はユトレヒトの世界遺産「シュレーダー邸」を手掛けたヘリット・トーマス・リートフェルト(Gerrit Thomas Rietveld)が担当。隣にある別館(1999年に開館、写真右)は日本人建築家「黒川紀章」氏が設計を担当しています。

開館時間:9:00〜18:00(金〜21:00)
料金:19ユーロ
住所:Museumplein 6, 1071 DJ Amsterdam(地図
アクセス:トラム2、5、12番線「Van Baerlestraat」駅から徒歩1分
公式サイト:https://www.vangoghmuseum.nl/

2.アムステルダム国立美術館(Rijksmuseum Amsterdam)

アムステルダム国立美術館(Rijksmuseum Amsterdam) アムステルダム国立美術館近くのモニュメント

レンブラントなど17世紀「オランダ黄金時代」の作品を数多く展示している国立美術館。

1800年にオランダ・ハーグのハウステンボス宮殿(Paleis Huis ten Bosch)で設立された後、1808年にアムステルダムの王宮に移転。1885年に現在の建物に移動しています。

注目作品はレンブラント・ファン・レインの「夜警(De Nachtwacht)」、ヨハネス・フェルメールの「牛乳を注ぐ女(Het melkmeisje)」、ヤン・アセリンの「威嚇する白鳥(De bedreigde zwaan)」等になります。オランダ黄金時代はオランダ芸術が最も評価された時代であり、この時代の作品はどれも見応えありです。

なお、現在の建物はアムステルダム中央駅等を手掛けたピエール・コイペルス(Pierre Cuypers)が設計を担当。美術品のみならず、建物自体も注目すべき歴史的建造物になります。

※有名な写真撮影スポット「I amsterdam(※写真右)」は美術館前の広場にあります。

開館時間:9:00〜17:00(通常は毎日営業)
料金:19ユーロ
住所:Museumstraat 1, 1071 XX Amsterdam(地図
アクセス:トラム2、5、12番線「Rijksmuseum」駅からすぐ
公式サイト:https://www.rijksmuseum.nl/

3.アムステルダム市立美術館(Stedelijk Museum Amsterdam)

アムステルダム市立美術館(Stedelijk Museum Amsterdam) アムステルダム市立美術館の新ウィング

1874年に設立された近現代美術主体の美術館。設立当時は国立美術館内に設置されていましたが、1895年に現在の場所へ移動しています。

フィンセント・ファン・ゴッホやポール・セザンヌ、アンリ・マティス、パブロ・ピカソ、アンディ・ウォーホル等の作品があり、日本人では草間彌生氏の作品も展示されています。

なお、現在の建物は建築家「アドリアン・ウィレム・ヴァイスマン(Adriaan Willem Weissman)」が設計を担当。ネオルネッサンス様式でとても見応えのある外観になっています。隣の新ウィングは「Benthem Crouwel Architekten」が設計を担当しています。

開館時間:10:00〜18:00(金〜22:00)
料金:17.50ユーロ
住所:Museumplein 10, 1071 DJ Amsterdam(地図
アクセス:トラム2、5、12番線「Van Baerlestraat」駅からすぐ
公式サイト:https://www.stedelijk.nl/

4.エルミタージュ美術館・アムステルダム別館(Hermitage Amsterdam)

エルミタージュ美術館・アムステルダム別館(Hermitage Amsterdam)

サンクトペテルブルクにあるロシアの国立美術館「エルミタージュ美術館」の別館。1682年に建設された歴史的建造物を利用し、2009年に開館しています。

常設展示されているものは少なく、エルミタージュ美術館の本館から貸出しを受けた企画展がメイン。企画展次第で評価が変わるため、内容は公式サイトで事前に確認するようにしてください。

開館時間:10:00〜17:00
料金:18〜25ユーロ
住所:Amstel 51, 1018 EJ Amsterdam(地図
アクセス:地下鉄「Waterlooplein」駅から徒歩3分
公式サイト:https://hermitage.nl/

5.レンブラントの家(Museum Het Rembrandthuis)

レンブラントの家(Museum Het Rembrandthuis)

オランダ絵画の巨匠「レンブラント・ファン・レイン(1606〜1669年)」が住んでいた家を利用して造られた博物館。

建物は1606年に建設されたもので、レンブラントは1639〜1658年にかけて居住。1907〜1911年に修復され、1911年に博物館としてオープンしています。

内部はレンブラントが住んでいた当時、17世紀の内装が再現されています。また、レンブラントの収集室が再現された部屋、エッチングのコレクション等も展示されています。

開館時間:10:00〜18:00
料金:13ユーロ
住所:Jodenbreestraat 4, 1011 NK Amsterdam(地図
アクセス:地下鉄「Waterlooplein」駅から徒歩3分
公式サイト:https://www.rembrandthuis.nl/

6.アンネ・フランクの家(Anne Frank Huis)

アンネ・フランクの家(Anne Frank Huis) アンネ・フランクの家(Anne Frank Huis)のサイン

アンネの日記で知られる「アンネ・フランク(Anne Frank)」が住んでいた家(写真左、右から4番目の家)。

アンネ・フランク一家などが1942年からゲシュタポ(ナチス・ドイツの秘密国家警察)に捕まるまで居住。建物自体は1635年に建設されたものになります。

第二次大戦後、1960年に博物館としてオープンし、アンネの日記を執筆した屋根裏部屋等を見ることができます。建物の隣には関連する真新しい建物(ミュージアムカフェなど)が建てられているほか、人も多いため、あまり静粛に見るという感じではありません。

なお、訪問する際は混雑するため、事前にネット予約をしておくと安心です。

開館時間:9:00〜19:00(土〜22:00)
料金:10ユーロ
住所:Prinsengracht 263-267, 1016 GV Amsterdam(地図
アクセス:トラム13、17番線「Westermarkt」駅から徒歩3分
公式サイト:https://www.annefrank.org/en/

7.国立オランダ海洋博物館(Het Scheepvaartmuseum)

国立オランダ海洋博物館(Het Scheepvaartmuseum) 国立オランダ海洋博物館(オランダ東インド会社の帆船)

1916年に設立された海洋博物館。1973年に現在の場所に移されています。

現在の建物は、1655〜1656年に建設された古典主義建築の建物。海軍倉庫等として利用された後、1973年から海洋博物館として利用されています。

海洋関連のコレクションは世界有数で、海図やオランダ東インド会社の帆船(レプリカ)等を見ることができます。海洋国家として黄金時代を築いたオランダの歴史を知ることができる博物館としておすすめです。

開館時間:9:00〜17:00(通常は毎日営業)
料金:16ユーロ
住所:Kattenburgerplein 1, 1018 KK Amsterdam(地図
アクセス:アムステルダム中央駅から徒歩18分
公式サイト:https://www.hetscheepvaartmuseum.com/

8.科学技術博物館(NEMO)(NEMO Science Museum)

科学技術博物館(NEMO)(NEMO Science Museum) アムステルダムの科学技術博物館(NEMO Science Museum)

1923年に設立された科学技術博物館。1997年に現在の建物に移転。現在の建物はイタリア人建築家「レンゾ・ピアノ(Renzo Piano)」が設計を担当しています。

毎年60万人超の訪問者を集め、来場者の約4割が18歳未満。科学に関するアトラクションが多く、見て・触って楽しむことができるため、言語面はそこまで気になりません。

さらに、屋上からはアムステルダムの景色が一望できるほか、カフェテリアや無料のトイレがあるため、博物館の利用者以外の人にもおすすめです。

開館時間:10:00〜17:30(通常は毎日営業)
料金:17.50ユーロ
住所:Oosterdok 2, 1011 VX Amsterdam(地図
アクセス:アムステルダム中央駅から徒歩13分
公式サイト:https://www.nemosciencemuseum.nl/

9.ハイネケン・エクスペリエンス(Heineken Experience)

ハイネケン・エクスペリエンス(Heineken Experience) ハイネケン・エクスペリエンス(Heineken Experience)の行列 アムステルダムにあるハイネケン本社

オランダの大手ビールメーカー「ハイネケン」が運営するビール博物館。

建物は1867年に建設されたハイネケン最初の醸造所。1988年まで醸造所として利用され、1991年に一般公開。2008年11月にリニューアルオープンしています。

会社の歴史やビール作り等が学べるテーマパーク的な場所。グラス3杯のビールとお土産のグラスが入場料に含まれています。筆者が訪問した際は長い行列ができていましたが、ビール好きな方にはおすすめの博物館になります。

なお、博物館近くにはハイネケン本社(写真右)があります。

開館時間:10:30〜19:30(金〜日は21:00まで)
料金:21ユーロ(オンライン割引あり)
住所:Stadhouderskade 78, 1072 AE Amsterdam(地図
アクセス:地下鉄「Vijzelgracht」駅から徒歩3分
公式サイト:https://www.heineken.com/

10.ハッシュ・マリファナ&ヘンプ博物館(Hash Marihuana & Hemp Museum)

アムステルダムのハッシュ・マリファナ&ヘンプ博物館(Hash Marihuana & Hemp Museum)

1985年に開館した大麻博物館。レッド・ライト・ディストリクト(飾り窓地区)に位置し、大麻合法国「オランダ」ならではの博物館になります。

嗜好品としての大麻に関する紹介に加え、パイプ等の吸引器、プラント等が展示されています。そのほか、古くから人間の生活と密接に関わってきた「麻」の各種製品も見ることができます。

筆者は大麻肯定派ではなく、臭いも嫌いですが、日本人には馴染みの薄い「大麻」という植物について学べることは良い点だと思います。また、世界中から「大麻」を目的に観光客が訪れているというのも事実です。国や都市の文化を知るという意味で今回はおすすめの博物館として取り上げています。

開館時間:10:00〜22:00(時間変更の場合あり)
料金:9ユーロ(オンライン割引あり)
住所:Oudezijds Achterburgwal 148, 1012 DV Amsterdam(地図
アクセス:地下鉄「Nieuwmarkt」駅から徒歩4分
公式サイト:http://hashmuseum.com/

最後に

アムステルダムの博物館巡り最大の目的は、オランダ黄金時代に描かれたレンブラント・ファン・レイン、ヨハネス・フェルメール等の作品を見ることになると思います。

上記の通りゴッホ美術館や国立美術館の入場料は19ユーロ(日本円で2400円ほど)になり、各国の博物館と比較するとやや高額です。博物館巡りを楽しみたい方は、アイ・アムステルダム・シティカード(I amsterdam City Card)等のカードを効果的に使用するとお得に各博物館を巡ることができます。

カードによって入場可能な博物館は異なりますが、トラムや地下鉄、バスが乗り放題になるものもあるので、気になる方は「アイ・アムステルダム・シティカード」などで検索をしてみてください。