ウィーンの美術館・博物館5選!クリムトの傑作が見られる美術館は?

ウィーン

オーストリアの首都「ウィーン」で美術館巡りをしよう!

ハプスブルク家の歴代皇帝達のコレクションが見られる押さえておくべき美術館は?巨大なエメラルドを見ることができる宝物館があった?!オーストリアの巨匠グスタフ・クリムトとエゴン・シーレが見所の美術館も紹介!

今回はウィーンで訪れておきたい美術館、博物館を5つ紹介します。ウィーンはハプスブルク帝国の首都だったため、ハプスブルク家に関連する美術品や宝飾品などを展示する博物館、美術館があり、今回はそれらを中心に紹介していきます。緑色のボタンをクリックすると別に執筆した詳細記事を見ることができますので、ぜひそちらも合わせてご覧ください。

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ウィーンの美術館・博物館5選

1.美術史美術館(Kunsthistorisches Museum Wien)

美術史美術館は皇帝フランツ・ヨーゼフによって建設され、1891年に開館した美術館です。神聖ローマ皇帝「ルドルフ2世」などハプスブルク家の歴代皇帝達のコレクションを中心に展示されており、ルネサンス、バロック期の絵画が見所です。コインコレクション、古代エジプトのコレクション、古代ギリシャや古代ローマのコレクション、ハプスブルク家の皇帝達が収集した美しい金細工品などの美術品も展示されています。以下の緑色のボタン「美術史美術館の詳細はこちら」から展示されている絵画などをご覧いただけます。

美術史美術館の詳細はこちら

営業時間:10:00〜18:00(木〜21:00)※月曜日は閉館日
料金:18ユーロ(ウィーン帝国宝物館との共通チケットは27ユーロ)
住所:Maria-Theresien-Platz, 1010 Wien(地図
最寄り駅:地下鉄U2「Museumsquartier」駅
公式サイト:https://www.khm.at/

2.ウィーン帝国宝物館(Imperial Treasury Vienna)

ウィーン帝国宝物館はヨーロッパ屈指の君主ハプスブルク家が収集した宝物等が展示されている博物館。ここでしか見られないような宝石の数々に圧倒されること間違いなしで、一番の見所は2680カラットのエメラルドになります。ハプスブルク家の門外不出の秘宝だった「メノウの鉢」と「ユニコーンの角(イッカクの牙)」のほか、皇帝のマントやローブ、マリア・テレジア関連の展示物、宗教関連の祭具、金羊毛騎士団関連の展示品も見所になります。以下の緑色のボタンからそれらの写真をご覧いただけます。

ウィーン帝国宝物館の詳細はこちら

営業時間:9:00〜17:30(火曜日は閉館日)
料金:14ユーロ(美術史美術館との共通チケットは27ユーロ)
住所:Schweizerhof, Hofburg, 1010 Wien(地図
アクセス:地下鉄U3「Herrengasse」駅から徒歩5分
公式サイト:https://www.kaiserliche-schatzkammer.at/
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3.アルベルティーナ美術館(The ALBERTINA Museum Vienna)

アルベルティーナ美術館は、女帝マリア・テレジアの娘婿「アルベルト・カジミール・フォン・ザクセン=テシェン(Albert Kasimir von Sachsen-Teschen、1738年〜1822年)」が創設した美術館です。アウグスティヌス要塞の上に建てられたハプスブルク家の宮殿が美術館として改装され、コレクション数は100万点超を誇っています。ルノワールやモネなどフランス印象派の作品から現代美術、版画、ミケランジェロやラファエロのデッサンなどが展示されています。見所になる画家の作品は以下の緑色のボタンからご覧ください。

アルベルティーナ美術館の詳細はこちら

営業時間:10:00〜18:00(水・金は21:00まで)
料金:18.90ユーロ
住所:Albertinapl. 1, 1010 Wien(地図
アクセス:地下鉄U1、U3「Stephansplatz」駅から徒歩6分
公式サイト:https://www.albertina.at/

4.レオポルド美術館(Leopold Museum)

レオポルド美術館は2001年に開館した美術館。オーストリアの美術コレクターのルドルフ・レオポルド(1925年〜2010年)と妻のエリザベートが収集した5000点以上のコレクションが礎になっており、オーストリアの現代美術が最大の見所です。特にグスタフ・クリムトとエゴン・シーレのコレクションが多くの人を引き付けています。クリムトの傑作「死と生」(※ページトップの写真)、シーレの自画像や風景画は必見です。詳細の記事ではクリムト、シーレ以外の見所も紹介しています。ぜひ、緑色のボタンからご覧ください。

レオポルド美術館の詳細はこちら

営業時間:10:00〜18:00(基本的には毎日営業)
料金:15ユーロ
住所:Museumsplatz 1, 1070 Wien(地図
最寄り駅:地下鉄U2「Museumsquartier」駅、地下鉄U3「Volkstheater」駅
公式サイト:https://www.leopoldmuseum.org/
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5.シシィ博物館(Sisi Museum)

シシィ博物館は、皇后エリザベート(1837年〜1898年)とオーストリア皇帝「フランツ・ヨーゼフ1世(1830年〜1916年)」の結婚150周年を記念して開館した博物館。皇后エリザベートの愛称「シシィ(Sisi)」から分かる通り、皇后エリザベートのドレス、宝石類、日傘、扇子、手袋、死亡診断書の原本などが展示されています。出生から暗殺されるまでの生涯をたどることができるので、これから皇后エリザベートについて知っていきたいという人にもおすすめです。

営業時間:9:00〜17:30(基本的に毎日営業)
料金:17.50ユーロ
住所:Michaelerkuppel, 1010 Wien(地図
アクセス:地下鉄U3「Herrengasse」駅から徒歩3分
公式サイト:https://www.sisimuseum-hofburg.at/

■ミュージアムショップ

最後に

いかがだったでしょうか。ウィーン観光で訪れてみたい美術館、博物館はありましたか?

時間の都合上、どれか一つしか訪問できないという方には「美術史美術館」をおすすめします。著名絵画からハプスブルク家が収集した金細工品など見所が多く、総合的な満足度が高いためです。その他の美術館、博物館は見たいもの(クリムトの絵画など)があれば訪問してみるといったスタンスで良いと思います。

そのほか、ウィーンには今回紹介した美術館、博物館以外にも、「オーストリア応用美術館」、「ウィーン自然史博物館」、モーツァルトやベートーベンなど音楽家関連の博物館もあります。お時間のある方はぜひそれらも調べて、ウィーン観光を計画してみてください。

なお、今回紹介した美術館、博物館の場所は以下のグーグルマップ(濃い水色)で確認してください。

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