ブダペストでマーケット巡りを楽しもう!
観光客に人気のブダペスト中央市場で販売されていたものは?アジア食材を販売する店舗があるマーケット、激安のビールと蜂蜜が購入できるマーケットとは?
今回はハンガリーの首都「ブダペスト」にある5つのマーケットを紹介します。観光客向けのブダペスト中央市場のほか、その他の現地住民向けマーケットも取り上げますので、ぜひブダペスト観光の際の参考にしてください。
ブダペストのおすすめマーケット5選
1.ブダペスト中央市場(Nagy Vásárcsarnok)
ブダペスト中央市場は自由橋(Szabadság híd)近くに位置するブダペスト最大の屋内マーケットです。3フロアで構成されており、地下1階はスーパーマーケット(ALDI)などがあり、1階は八百屋や精肉店、酒屋、パン屋、お土産屋などがあり、2階はお土産屋がメインになります。蜂蜜やパプリカといったハンガリーを代表する食品、Tシャツやマグネット、キーホルダーといったお土産の定番品などを購入することができます。店舗の多くが観光客向けになるため、ウェルカムな雰囲気を楽しむことができます。詳細は以下の記事をご覧ください。
2.レヘル・マーケット(Lehel Csarnok)
レヘル・マーケットは、ブダペスト西駅(Nyugati pályaudvar)から徒歩10分ほどの場所にあるマーケット。主婦が主要顧客ですが、高齢男性も目立っていました。2000〜2002年に建設された建物で、内部は水色系の鉄枠が印象的です。ただ、すでに老朽化しているようで、雨が降ると所々で雨漏りがしていました。
1階は肉やソーセージなどの加工品を販売する横長の大きな店舗のほか、雑貨・日用品、パン、チーズ、蜂蜜、果物、花などが販売されています。2階は衣料品、眼鏡、雑貨、アジア食材を販売する店舗のほか、ワインが飲める店、ベトナム料理店、カフェなどがあります。ベトナム料理店の予算は2500フォリント(約1000円)ほど、バナナはキロ780フォリント(約320円)ほどでした。なお、トイレは有料(250フォリント)です。
3.フェヘールヴァーリ・ストリート・マーケット(Fehérvári úti Vásárcsarnok)
フェヘールヴァーリ・ストリート・マーケットは、ゲッレールト山(Gellért-hegy)の南側、地下鉄4号線「Újbuda-központ」駅近くにある屋内マーケットです。地域密着型のマーケットで、顧客層は高齢者がメイン。半地下のような場所にはスーパーマーケット「Prima」が入っています。その他の店舗は八百屋や精肉店のほか、チーズ、オリーブ、アーモンドなどのナッツ類、ケーキなどを販売する店舗がありました。
3階のフードコートはお酒が飲める店舗が多く、高齢男性で賑わっていたのが印象的でした。ビールは500mlで500フォリント(約200円)と激安、料理はオーストリア名物のウィンナーシュニッツェルがメイン。飲み物込みで予算は2000フォリント(約800円)からといったイメージです。そのほか、ハンガリー産の蜂蜜が1キロ1500フォリント(約610円)で売られていたことには驚きました。
4.フィーニュ・ストリート・マーケット(Fény Utcai Piac)
フィーニュ・ストリート・マーケットはブダ城の北西、ショッピングモール「Mammut」に隣接するマーケット。4フロアで構成されており、八百屋と肉屋が主体で、完全に現地住民向けです。チーズやワインを販売する店舗、雑貨屋、銀行、動物病院などもあります。バナナは1キロ890フォリントで若干高め。蜂蜜は500mlが1000フォリント(約400円)と安いです。トイレは無料ですが、少し臭いが気になりました。トイレは隣接するショッピングモールの無料トイレを利用した方が良いと思います。
5.フニャディ広場・マーケット(Hunyadi téri piac)
フニャディ広場・マーケットはオクトゴン(Oktogon)近くに位置する屋内マーケット。野菜や果物、漬物を販売する店舗のほか、肉やソーセージなどの加工品を販売する店舗、チーズ、パン、酒を販売する店舗があります。店舗数は少なく、少し寂れた感じです。その一方、ホテルが多いエリアになるため、パンやホットドックなどを購入する目的で訪れると良いと思います。
最後に
最初に紹介したブダペスト中央市場以外は、基本的に現地住民向けのマーケットになります。蜂蜜好きの筆者としては、やはり蜂蜜の安さに驚きました。また、比較的安くパンや果物も販売されているため、マーケットは観光客も必要に応じて訪れたい場所だと思います。
手っ取り早くお土産を見つけたい方はブダペスト中央市場がおすすめです。市内の店舗で様々なお土産を探しましたが、どれもあまり変わらなかったため、お土産を購入する場所として中央市場は良い場所だと思います。ただ、中央市場の蜂蜜は若干高いため、食品系のお土産はその他のマーケットなどで購入するべきかもしれません。
それでは、以下のグーグルマップ(緑色)で場所を確認していただき、ブダペストでマーケット巡りを楽しんでください!