関帝廟はクアラルンプール有数の道教寺院!気になる縁起物とは?

クアラルンプールの關帝廟(GuanDi Temple) クアラルンプール

触っておきたい縁起物とは?

関帝廟(Guandi Temple)は、マレーシアの首都「クアラルンプール」のチャイナタウンに位置する道教寺院です。

関帝廟は、クアラルンプール最古の道教寺院「仙師四師宮(Sin Sze Si Ya Temple)」、クアラルンプール最古のヒンドゥー教寺院「スリ・マハ・マリアマン寺院(Sri Maha Mariamman Temple)」などと合わせて訪れておきたい場所です。

これから関帝廟の歴史、見所、アクセス方法などを記載します。クアラルンプール観光を計画されている方は参考にしてください。

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関帝廟(Guandi Temple)とは

関帝廟は、1887年に建てられたクアラルンプールで最も古い道教寺院の一つ。三国志で有名な関羽が祀られています。関帝廟の「関帝」は関羽を指し、「廟」は祖先や先人を祀る場所になります。よって、関羽を祀っている場所=関帝廟(かんていびょう)になります。関羽は戦いの神様として崇められていますが、その武勇と義理堅さから商売繁盛の神様としても信仰されています。

関帝廟は、精緻な中国建築様式と装飾が目を引く建物で、屋根には色鮮やかな陶器製の龍や鳳凰、歴史物語を描いた彫刻が施されています。内部には関羽の立派な像が安置され、その周囲には彼に仕えた周倉や関平の像も並んでいます。また、天井から吊るされた渦巻き型の線香や赤い灯籠が神聖な雰囲気を演出しています。

見所について

柱は四角形のものが多く、朱色が鮮やかです。また、天井から吊るされた線香も変わっており、面白い文化の違いなどを発見することができます。建物の鮮やかさ、吊るされた線香、各宗教関連の物などによる賑やかな雰囲気が見所だと言えます。

■気になる縁起物とは?

そのほか、関羽像の前にある59キロの大刀(Guandao)に触れると願い事が叶うとか叶わないとか。縁起物ですので、記念に触っておきましょう!

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入口のガードは万全!

クアラルンプールの関帝廟の入口

入口には門神、獅子、龍が設置されています。門神は門番の役割を持つ神であり、獅子と龍も邪気が入らないように建物を守る役割があります。門だけ見れば邪気の入りようがない、鉄壁のガードを誇っています。

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関帝廟の基本情報

開館時間 7:30〜15:30(通常は毎日開館)
料金 無料
完成 1887年
様式 広東様式
最寄り駅 LRT・MRT「パサール・スニ(Pasar Seni)」駅

アクセス

RapidKLのパサール・スニ(Pasar Seni)駅から徒歩4分になります。

パサール・スニ駅からまっすぐ伸びるスルタン通り(Jalan Sultan)を約100メートルほど進み、そちらを左に曲がります。まっすぐ進むとスリ・マハ・マリアマン寺院があり、そちらから約50メートル先に関帝廟があります。

■所在地(マップ)

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滞在後記

筆者は閉門ぎりぎりに行ったため、長くいることはできませんでしたが、モスクやヒンドゥー教寺院とは違い、「場違い感」はありませんでした。

渦を巻く変わった線香、日本ではあまり知ること、見ることのできない道教流のお祈り、建物のお祭り感、それらが妙に興味深く、もっと長く見ていたいと思わせてくれるような場所でした。

セントラル・マーケットからは徒歩4分、ショッピングストリートのペタリン通り(Jalan Petaling)からも近く、チャイナタウンを訪れた際には必ず寄っておきたいおすすめの観光地です。

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