アロー通りは食い倒れに要注意?!
アロー通り(Jalan Alor)は、マレーシアの首都「クアラルンプール」のブキッ・ビンタン(Bukit Bintang)地区に位置するマレーシアを代表する屋台グルメストリートの一つ。
夕方から深夜にかけて屋台やレストランを訪れる人で賑わい、マレーシア・中華・タイ・ベトナムなど多国籍なストリートフードが楽しめます。今回はアロー通りで展開されている飲食店、予算の目安、アクセス方法などを紹介します。
アロー通りの飲食店情報
■中華系シーフードレストランが主体!
アロー通り(Jalan Alor)のレストランは7〜8割が中華系、残りの2〜3割はマレー、タイ、ベトナム系などになり、多国籍料理が提供されています。
中華系レストランでは麺料理が多く提供されているほか、チャーハンや餃子、その他一品料理などを食べることができます。日本人に馴染み深い料理が多く、夕食を食べる場所で迷っている場合はこちらに行けば間違いありません。
屋台ではサテ(マレー風串焼き)、シーフード、フィッシュボールなどの串料理が多く提供されています。そのため、串料理を片手に食べ歩きも楽しめます(※人が多いので注意してください)。
定番料理はこれだ!
■バクテー(肉骨茶、Bak kut teh)
⇒バクテーは、豚あばら肉をニンニク、八角、干ししいたけ、漢方薬草などとともに長時間煮込んだ滋養スープ料理。醤油ベースでコクがありつつも、薬膳の香りがほんのり漂い、優しい味わいが特徴です。
■ホッケン・ミー(福建焼きそば、Hokkien mee)
⇒ホッケン・ミーは、太めの中華麺を豚肉やエビ、イカ、もやし、揚げラードと一緒に黒醤油で炒めた料理。濃厚で香ばしい味わいが魅力で、脂の旨味が麺に絡み、食べ応えがあります。
■サテ(串焼き、Sate)
⇒サテは、鶏肉や牛肉などを香辛料でマリネし、炭火でじっくり焼き上げたスパイシーな串焼き料理。ピーナッツソースをたっぷりつけて食べると、コクと旨味が口いっぱいに広がります。
■ナシレマッ(Nasi Lemak)
ナシレマッは、ココナッツミルクで炊いた香り高いご飯に、揚げ小魚(イカンビリス)、ピーナッツ、ゆで卵、きゅうり、辛味の効いたサンバルを添えたマレーシアの国民食。甘辛・香ばしさ・爽やかさのバランスが取れた料理です。
■アイスカチャン(Ais Kacang)
アイスカチャンは、アタップチー、小豆、コーン、グラスゼリーなどをトッピングしたかき氷に、練乳やシロップをかけた東南アジアの定番デザート。
料金はお手頃!
■予算
価格はリーズナブルで、主食系の料理は10〜20リンギット程度、サテなどの軽食は5〜10リンギット、ビールは1缶10〜15リンギットほど。複数人で料理をシェアしながら、マレーシアの多彩な味を楽しむのがおすすめです。
※1リンギット=34.95円(2025年7月22日現在)
■営業時間は深夜まで!
多くの飲食店は夕方から深夜まで営業しています。なかには午前中から、24時間営業しているレストランもありますので、夕食のみならず昼食を食べる場所としても活用できます。
アクセス
MRT・モノレールのブキッ・ビンタン(Bukit Bintang)駅から徒歩5分。詳しいアクセス方法は以下のGoogleマップで確認してください。
■アクセス(マップ)
滞在後記
こちらに掲載している写真はどれも21時半以降に撮影したものですが、通りは本当に多くの人で賑わっていました。クアラルンプール滞在中で、一番賑わっていた場所と言っても過言ではありません。
一人の場合は飲食店に入りづらいですが、客引きの人が所々にいるので、値段を聞いて入ってみるのも一つの手です。上記の通り値段は割安なところが多いので、きっと食事に満足できると思います。ぜひ、クアラルンプールの長い夜を楽しんでください!