ポルトガルの首都「リスボン」でショッピングを楽しみましょう!
みなさんはリスボンの買い物スポットについてどのようなイメージをお持ちですか?アズレージョ(タイル)は有名ですが、イメージできる特産品は少ないと思います。
しかし、首都「リスボン」にはブランド店街やアウトレット、大型ショッピングセンター、フリーマーケットなど観光客が訪れておきたい買い物スポットが多く存在しています。今回はリスボン観光で押さえておきたい買い物スポットを10ヵ所紹介します。ぜひ観光の参考にしてください!
ブランド店街
1.リベルダーデ大通り(Avenida da Liberdade)
レスタウラドーレス広場(Praça dos Restauradores)からポンバル侯爵広場(Praça Marquês de Pombal)までを結ぶ全長約1キロの大通り。リスボンのシャンゼリゼ通りとも呼ばれています。
グッチやルイ・ヴィトン、プラダなど人気ブランドが揃っています。並木道がきれいで、早朝からカフェでの朝食やウォーキングを楽しむ人も目立ちます。リスボン観光の中心地になるロシオ広場からも近く、散策がてらウインドーショッピングを楽しむことができるのでおすすめです。
そのほか、ソフィテル・リスボン・リベルダーデ(Hotel Sofitel Lisbon Liberdade)やフォンテクルツ・リスボア(Fontecruz Lisboa)、チボリ・リスボア(Tivoli Lisboa)などの5つ星ホテルのほか、4つ星ホテルも多くあります。
■カルティエ・リスボン店
ブランド一覧 | |
・A. Lange & Söhne ・BURBERRY ・BVLGARI ・Cartier ・EMPORIO ARMANI ・Ermenegildo Zegna ・FURLA ・GUCCI ・HUGO BOSS ・LOEWE |
・LONGCHAMP ・LOUIS VUITTON ・Max Mara ・MICHAEL KORS ・MIU MIU ・MONTBLANC ・OMEGA ・PRADA ・TOD’S ・ZADIG&VOLTAIRE |
ショッピングセンター
2.ヴァスコ・ダ・ガマ・ショッピングセンター(Centro Vasco da Gama)
1999年4月にオープンしたショッピングセンター。約170のショップ、約30軒のレストランが入っています。ファッションはカジュアル系が主体で、ファストファッションブランドが多いです。また、アシックスやナイキなどのスポーツ系ショップ、映画館やスポーツクラブなどもあります。
地下鉄レッドラインのオリエンテ(Oriente)駅にほど近く、周囲には近代的な建物が多いため、中心地とは一味違ったリスボンの景観を楽しむことができます。ファストフード店やカフェなどが充実しており、散策に疲れたらしっかり休憩もできるのでおすすめです。
■ヴァスコ・ダ・ガマ・ショッピングセンターの内部
ショップ一覧 | ||
・Accessorize ・ALDO ・asics ・Bershka ・C&A ・CALZEDONIA ・fnac ・GEOX ・GUESS ・H&M ・Intimissimi |
・KIKO MILANO ・LACOSTE ・LEGO ・Levi’s ・MANGO ・Massimo Dutti ・OYSHO ・PANDORA ・PULL&BEAR ・SEPHORA ・SKECHERS |
・Stradivarius ・SWAROVSKY ・SWATCH ・TEZENIS ・THE BODY SHOP ・Timberland ・TOUS ・VANS ・Women’secret ・ZARA |
3.エル・コルテ・イングレス・リスボン(El Corte Inglés de Lisboa)
2001年にオープンしたスペインの百貨店「El Corte Inglés」のリスボン店。9階まであり、衣料品から化粧品、香水、ジュエリー、時計、サングラス、電化製品、家庭用品まで何でも揃います。
さらに、巨大映画館が併設されているほか、スターバックスなどカフェ、レストランもあります。日本のデパートと同じような構成になっているので、日本人でも買い物がしやすい点がポイントです。筆者はこちらの百貨店でサングラスを購入しましたが、店員さんの対応はとても良かったです。
取り扱いブランド一覧 | |
・ARMANI ・Brooks Brothers ・BURBERRY ・Calvin Klein ・Chloé ・DIESEL ・DKNY ・Ermenegildo Zegna ・ESCADA ・HUGO BOSS ・KENZO ・LANVIN |
・LOEWE ・MARC JACOBS ・Max Mara ・MICHAEL KORS ・Paul Smith ・RALPH LAUREN ・REPLAY ・Salvatore Ferragamo ・TED BAKER ・Tommy Hilfiger ・VERSACE ・YVES SAINT LAURENT |
4.アモレイラス・ショッピングセンター(Amoreiras Shopping Center)
1985年9月にオープンしたショッピングセンター。200以上のショップが入り、飲食店も50店舗以上あります。衣料品やジュエリー、香水、靴、玩具、書店、文房具、電化製品、薬局、旅行代理店など何でも揃っています。
また、フードコートは広く、何を食べるか迷うほど。ポルトガル料理を提供している「Cantinho Regional Serra da Estrela」などもあり、気軽に現地料理を楽しむことができます。そのほか、郵便局やカトリック教会が併設されている少し変わった一面も持っています。筆者もリスボン滞在中は良く利用していました。
ショップ一覧 | ||
・Accessorize ・ADOLFO DOMINGUEZ ・ALDO ・Bang & Olufsen ・Bershka ・CALZEDONIA ・ecco ・fnac ・FURLA ・GODIVA ・GUESS |
・HUGO BOSS ・Intimissimi ・LACOSTE ・Levi’s ・LIU・JO ・LUSH ・M·A·C ・MANGO ・OYSHO ・PEPE JEANS ・POLO RALPH LAUREN |
・Samsonite ・STEFANEL ・SWAROVSKI ・THE BODY SHOP ・TIGER ・Timberland ・TOUS ・UNITED COLORS OF BENETTON ・Women’secret ・ZARA |
5.コロンボ・ショッピングセンター(Centro Comercial Colombo)
1997年9月にオープンしたリスボンで有名なショッピングセンター。350以上のショップが入り、店舗数だけで見るとイベリア半島で最大。高級ブランドは少なく、ザラ系のファストファッションブランドなどカジュアル主体になります。
そのほか、映画館やボーリング場など様々な娯楽施設も揃っており、ファミリー層向けのショッピングセンターになっています。地下鉄の駅から近く、交通アクセスの良さもおすすめするポイント。また、ダイニングエリアで無料Wi-Fiが利用できる点も旅行者にとっては便利です。
ショップ一覧 | ||
・Accessorize ・Adidas ・ALDO ・asics ・Bershka ・BOBBI BROWN ・C&A ・CALZEDONIA ・Disney Store ・Flying Tiger Copenhagen ・Foot Locker ・FOREVER 21 ・FURLA ・G-Star RAW |
・GUESS ・H&M ・HURLEY ・Intimissimi ・KIKO Milano ・LACOSTE ・LONGCHAMP ・MANGO ・Massimo Dutti ・MICHAEL KORS ・MONTBLANC ・NIKE ・OYSHO ・PANDORA |
・PULL&BEAR ・ROLEX ・SEPHORA ・Sfera ・SKECHERS ・Stradivarius ・SWAROVSKI ・Swatch ・TEZENiS ・Timberland ・Tommy Hilfiger ・TOUS ・UNITED COLORS OF BENETTON ・ZARA |
6.カンポ・ペケーノ・ショッピングセンター(Centro Comercial do Campo Pequeno)
1890~1892年に建設された闘牛場に併設されているショッピングセンター。約50のショップがあり、シスレー(Sisley)、テゼニス(TEZENiS)、ユナイテッド・カラーズ・オブ・ベネトン(UNITED COLORS OF BENETTON)などが入っています。
また、映画館、スーパーマーケット、フードコート、闘牛の歴史に関する博物館などもあります。レストランではポルトガル料理を提供している店が多く、気軽に現地料理を食べることができます。そのため、ショップ目的というより、ポルトガル料理と闘牛の歴史を知るために訪れるべき場所としておすすめです。
ショッピングストリート
7.ガレット通り(Rua Garrett)
ノーヴァ・ド・アルマダ通り(Rua Nova do Almada)とシアード広場(Largo do Chiado)を結ぶ全長約240メートルの通り。ベルシュカやゲス、ヒューゴ・ボスなどのブティックに加え、1732年にオープンした世界最古の書店「ベルトラン書店(Livraria Bertrand)」があります。
そのほか、シアード広場(Largo do Chiado)にはエルメス(HERMÈS)のブティックが、通り近くのカルモ通り(Rua do Carmo)には無印良品やH&Mなどがあり、一帯がリスボンの一大買い物スポットになっています。陶器などの食器、インテリア系ショップもあるので、ぜひチェックしてみてください。
ショップ一覧 | |
・Bershka ・GEOX ・GUESS ・HUGO BOSS ・Massimo Dutti ・NIKE |
・OYSHO ・SWAROVSKI ・TOUS ・UNITED COLORS OF BENETTON ・ZARA |
マーケット
8.リベイラ市場(Mercado da Ribeira)
1882年に設立されたマーケット。リスボン最大の食品市場でしたが、売上の低迷などで2010年に雑誌「Time Out」を発行するタイムアウト・グループに運営権が譲渡されています。2014年に大幅なリニューアルが完了し、フードコート主体のマーケットに生まれ変わっています。
観光客向けというイメージが強い場所ですが、内部はとても賑わっています。店舗も多く、ポルトガル料理に挑戦する場所として最適です。なお、フードコート色が強い市場ですが、生鮮食品や生ハム、生花などの取り扱いもあります。
9.ファイラ・ダ・ラドラ(Feira da Ladra)
毎週火曜日、土曜日に開催されているフリーマーケット。マーケットの起源は13世紀頃と古い歴史を誇っています。アンティーク家具や装飾品、手作りの工芸品、衣類、書籍、CD、切手、コイン、その他骨董品などが売られています。
フリーマーケットを覗くことでその国の文化や歴史に触れることができるほか、思いもよらぬお宝に出会う可能性もあります。観光の思い出作りも兼ねて訪れてみてください。
アウトレット
10.フリーポート・ファッション・アウトレット(Freeport Fashion Outlet)
2004年9月にオープンしたヨーロッパ最大級のアウトレット。リスボン中心地からヴァスコ・ダ・ガマ橋を渡った先にあります。
ブランド数は140以上ですが、高級ブランドは多くありません。その一方、商品は最大70%オフになっているほか、お客さんが少なくゆっくりと買い物を楽しむことができる点がポイントです。カジュアル衣料やスポーツウェア、香水、アクセサリーなどが揃うほか、レストランや映画館、子供用のプレイエリアもあります。無料Wi-Fiも利用可能です。
なお、シャトルバスやバスなどの交通機関を利用して行くと、ヴァスコ・ダ・ガマ橋からきれいな景色を眺めることができます。シャトルバスの乗り場はポンバル侯爵広場(Praça Marquês de Pombal)のエドゥアルド7世公園(Parque Eduardo VII)側にあり、料金は往復で10ユーロになります。
■スケジュール1(シャトルバス)
ポンバル侯爵広場(行き):10:00発
アウトレット(帰り):16:30発
■スケジュール2(シャトルバス)
ポンバル侯爵広場(行き):13:00発
アウトレット(帰り):19:00発
ブランド一覧 | ||
・Adidas ・ARMANI ・ALDO ・asics ・BURBERRY ・Calvin Klein ・CALZEDONIA ・Carolina Herrera ・COACH ・Desigual ・DIESEL ・ecco |
・ESCADA ・FURLA ・GEOX ・GUESS ・Hackett ・HUGO BOSS ・KARL LAGERFELD ・LACOSTE ・MANGO ・New Balance ・NIKE ・Pierre Cardin |
・POLO RALPH LAUREN ・PULL&BEAR ・PUMA ・REPLAY ・Samsonite ・SWAROVSKI ・THE BODY SHOP ・Tommy Hilfiger ・TUMI ・UNITED COLORS OF BENETTON ・VANS |
最後に
リスボンは地下鉄を利用したショッピングが可能であり、とても便利に感じる都市だと言えます。
経済状況の悪さから賑わいに欠ける部分もありますが、買い物目当ての観光客にとってはゆっくり商品を選ぶことができるのでメリットとも言えます。
なお、エル・コルテ・イングレス(El Corte Inglés)などで買い物をした際は、英語でとても丁寧に対応して頂きました。アジア人の消費が重要な位置づけになっている側面もあり、英語やポルトガル語が話せなくても、きっと良い対応をしてもらえると思います。
※上記おすすめ買い物スポットの場所は以下のグーグルマップ(青色)にまとめています。