【凍傷注意】ブリュッセルの平均気温、降水量で注意すべき点とは?

今回はベルギーの首都「ブリュッセル」の気候について紹介します。

ヨーロッパのやや北側に位置するブリュッセルですが、みなさんはブリュッセルの気候についてどのようなイメージをお持ちですか?

平均気温や降水量のグラフ、気候の特徴に加え、今回は筆者が凍傷の一歩手前まで陥った注意点も合わせてお伝えします。ぜひ、旅行計画を決める際の参考にしてみてください。

なお、平均気温、平均降水量のデータについては、1〜7月は2018年、8〜12月は2017年のものを使用しています。

ブリュッセルの気候について

ブリュッセルは海洋性気候(ケッペン気候分類:Cfb)に属しています。

暖流である北大西洋海流の影響等により、真冬の最低気温は氷点下1℃台と、緯度を考慮するとやや暖かい印象です。

ただし、1月は氷点下21℃を記録した年もあり、真冬の寒さには注意が必要になります。その一方、例年の夏場は最高気温が20℃台半ばであり、日中でも快適に過ごすことができます。

日の出、日の入り時刻、月平均日照時間

以下は日の出、日の入り時刻、月平均日照時間になりますが、その年や日によって変動するため、参考値としてご覧ください。

日の出 日の入り 日照時間
1月 8時35分 17時10分 60時間
2月 7時50分 18時05分 80時間
3月 6時55分 18時50分 115時間
4月 6時45分 20時40分 160時間
5月 5時50分 21時30分 190時間
6月 5時25分 22時00分 190時間
7月 5時45分 21時50分 200時間
8月 6時30分 21時05分 195時間
9月 7時15分 19時55分 145時間
10月 8時05分 18時50分 115時間
11月 8時00分 16時55分 65時間
12月 8時35分 16時40分 50時間

■平均日照時間

月平均の日照時間は11〜2月が100時間を下回っており、特に11〜1月の日照時間の少なさが目立ちます。

要因としては日の出時刻の遅さ、日の入り時刻の早さに加え、降水日数がやや多いことなどが挙げられます。

その一方、5〜8月の日照時間は190〜200時間ほどになります。こちらは冬場とは逆の理由から日照時間が長くなっています。以下の降水量のデータでも分かりますが、5〜6月は特に降水量が少なく、その分日照時間も長くなる傾向があります。

ブリュッセルの平均気温

ブリュッセルの平均最高・最低気温
※出典:気象庁ホームページ(http://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/monitor/climatview/frame.php)のデータを基に筆者作成。

【平均気温のポイント】

2018年7月は平均最高気温が27℃台と例年に比べて高くなっていますが、通常は22〜24℃程度と過ごしやすい気温になっています。

冬場については最高気温が5〜10℃の間、最低気温が0℃前後になります。2018年2月の最低気温は氷点下1.9℃になっていますが、こちらは寒波等が影響しています。過去5年分のデータでは氷点下になっていない年もあり、データ上ではイメージより暖かい印象です。

【3月も油断大敵】

筆者は2018年2〜3月にかけてブリュッセルを訪問しましたが、2月下旬〜3月上旬にかけて寒波が到来、最低気温は氷点下9℃を記録していました。

真冬のピークは過ぎているだろうと思い、手袋やマフラーなど寒さ対策を怠っていたため、結果として手に痺れが残るという事態を招いてしまいました。凍傷手前、もしくは凍傷の症状だと思います。

ポケットに手を入れておけば問題ないという認識の甘さもありました。症状は少しだけ痺れが残る程度まで回復しましたが、寒さ対策を怠った後悔が今でも残っています。

ブリュッセル観光を計画される方は事前の気温チェックを行い、3月でも場合によっては手袋、マフラーなど寒さ対策を行うことをおすすめします。

※以下の写真(3月初旬)はブリュッセル訪問時に撮影したものです。左は購入後3時間ほどで氷が張ったペットボトル、右は凍った噴水(サンカントネール公園)。

凍ったペットボトルの水(ブリュッセル訪問時) 凍った噴水(サンカントネール公園)

ブリュッセルの平均降水量

ブリュッセルの平均降水量※出典:気象庁ホームページ(http://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/monitor/climatview/frame.php)のデータを基に筆者作成。

【平均降水量のポイント】

11〜1月は東京より降水量が多いですが、それ以外の降水量は比較的少ない印象です。特に2月、5〜6月の少なさが目立ちます。

気になる降雪日数ですが、平年では11〜4月で降雪が観測され、12〜2月が5日前後、それ以外は2〜3日程度になっています。

旅行を計画する際は、降水量を気にする必要は特にありません(冬場を除く)。

■平均降水日数

降水日数は1年を通して14〜19日程度とやや多い印象です。

特に11〜1月は19日前後と多くなっています。その一方、6〜9月は15日前後で年間を通して降水日数が少ないシーズンになります。

服装について

こちらでは月別に半袖系、長袖系、ジャケット系、コート系の4つに分けて、旅行する際のおすすめの服装を紹介していきます。

1日の温度差や気候状況により、最適な服装が異なる場合がありますので、あくまで目安として参考にしてください。

11〜3月はコートが必須になります。上記のように寒波が到来する年もあります。手袋やマフラーなど寒さ対策は万全にして訪問するようにしてください。

夏場については最低気温が10℃台前半まで下がる場合があります。そのため、ジャケットやウインドブレーカーなどの上着を持っておくと安心です。

半袖系 長袖系 ジャケット系 コート系
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月

※◎=最適、=出番あり、△=持っていると安心

気になるベストシーズンは?

平均気温や降水量、日照時間を考慮した場合のベストシーズンは5〜8月になります。

特に5〜6月は降水量が少なく、日照時間も長いため、アクティブに観光を楽しむことができます。

その一方、冬場は降水量が相対的に多く、日照時間も短いため、あまりおすすめできません(夜景撮影の場合を除く)。暗くなると治安面の問題も出てきます。普通に観光を楽しみたい方は日照時間の長い時期を選んで訪問されることをおすすめします。

総括

ブリュッセルの気候で押さえておきたいポイントは以下の通りです。

  • 5〜6月がベストシーズン(気温、降水量、日照時間を考慮)
  • 夏場でも上着があると安心
  • 冬場は寒波に注意!3月でも寒さ対策は万全に

5〜6月は航空チケットが高い印象がありますが、早期に予約すれば7万円前後で行くこともできます。

ぜひ、ブリュッセル旅行を計画される際の参考にしてみてください。