アントワープの夜景写真まとめ!ギルドハウスのライトアップは必見!

グロート・マルクトのギルドハウス アントワープ

ベルギー第2の都市「アントワープ」の夜景を紹介!

ザハ・ハディッド氏が設計したアントワープ港湾局の夜景とは?アントワープ市庁舎やギルドハウスのライトアップは幻想的だった?見所は博物館「MAS」周辺の夜景?スヘルデ川沿いから撮影した夜景も掲載!

今回はアントワープの夜景スポットをエリア別に紹介。基本的にはアントワープ港湾局、アントワープ中心部の夜景スポットを中心に掲載しています。治安情報を交えつつ紹介していますので、ぜひアントワープ観光の参考にしてください。

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アントワープの夜景スポット

アイランチェ地区

アイランチェ(Eilandje)地区はアントワープ港湾局(Havenbedrijf Antwerpen)、MAS(Museum aan de Stroom)などがあるエリアになります。特にアントワープ港湾局は夜景撮影スポットとして有名で、筆者が撮影を行っていた際も5名ほど写真撮影をしている人がいました。なお、治安面の不安を感じることはありませんでしたが、人通りが全くないため、女性一人では行かない方がいいと思います。

■アントワープ港湾局

アントワープ港湾局

20時30分頃に撮影したアントワープ港湾局。こちらの建物は2012〜2016年に建設され、新国立競技場のコンペで話題になったザハ・ハディッド氏が設計を担当しています。使用されなくなった消防署を改修し、雲のような近代的なデザインの建物が組み合わされています。ライトアップが行われているほか、港湾局側からはカッテンデイクドック側の夜景を見ることができます。

■港湾局から見たカッテンデイクドック側の夜景

アントワープ港湾局から見たカッテンデイクドック側の夜景

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■MAS

MAS(Museum aan de Stroom)

ウィレムドック(Willemdok)側から19時過ぎに撮影したMAS(写真中心の高い建物)。MASは2011年5月にオープンした博物館。貿易港として栄えたアントワープを象徴するように、世界各国の芸術、文化に関するものが展示されています。屋上が無料解放されているため、昼間は景色を見る場所として人気です。MAS周辺からも夜景は見れますが、エントレポットカーイ(Entrepotkaai)側から見る夜景(※上部掲載写真)がおすすめです。

アントワープのMAS周辺の夜景

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■レッドスターライン博物館

レッドスターライン博物館(Red Star Line Museum)

20時頃に撮影したレッドスターライン博物館(Red Star Line Museum)。アントワープ⇔米ニューヨーク間などを結んでいた船舶会社「レッドスターライン」に関連する博物館(2013年9月にオープン)になります。

相対性理論で知られているアルベルト・アインシュタインが常連客だったため、アインシュタインに関する展示物などがあります。特にライトアップは行われていませんが、街灯が幻想的な雰囲気を演出しています。なお、博物館の隣にはナイトクラブがあり、そちらは赤色にライトアップされています。

■ナイトクラブ

レッドスターライン博物館横のナイトクラブ

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■カッテンデイクドック(Kattendijkdok)

カッテンデイクドク(Kattendijkdok)

21時過ぎに撮影したカッテンデイクドック。写真の先がアントワープ港湾局になります。

スヘルデ川沿いから撮影した夜景

スヘルデ川沿いから撮影したアントワープ中心部の夜景

こちらは22時30分過ぎに撮影した写真になります。シント・アナ・トンネル(Sint-Annatunnel)を通り、スヘルデ川(エスコー川)の対岸から撮影しています。写真右がアントワープ聖母大聖堂、写真左はステーン城になります。アントワープ中心部を見ることができる場所としておすすめです。しかし、筆者がシント・アナ・トンネル近くの公園で夜景を撮影していた際、不審者と思われる男性がいたため、夜景を見に行く方は注意してください。

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アントワープ中心部

■アントワープ市庁舎

夜のアントワープ市庁舎(Stadhuis van Antwerpen)

23時過ぎに撮影したアントワープ市庁舎になります。市庁舎前広場にあるブラボーの噴水とともにライトアップされています。ファサード(建物正面)は昼間見ても美しいですが、夜に見る方が断然おすすめです。なお、周辺は飲食店街になっており、遅い時間でも治安は安定している印象を受けました。

■グロート・マルクトのギルドハウス

グロート・マルクトのギルドハウス

23時過ぎに撮影した市庁舎前広場「グロート・マルクト(Grote Markt)」にあるギルドハウス群。こちらもしっかりライトアップされています。中世ヨーロッパを感じることができる建物に絶妙なライトアップが行われており、とても幻想的に感じました。なお、写真左の建物には深夜3時まで営業している人気のバーがあります。

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■アントワープ聖母大聖堂

夜のアントワープ聖母大聖堂(Onze-Lieve-Vrouwekathedraal Antwerpen)

23時過ぎに撮影したアントワープ聖母大聖堂です。街のシンボルということもあり、さすがにライトアップされていました。しかし、アントワープ市庁舎やギルドハウスの幻想的なライトアップを見た後だったため、少しインパクトに乏しいという印象を持ちました。

■サイケルライ(Suikerrui)通り

サイケルライ(Suikerrui)通り

22時前に撮影したサイケルライ通りになります。写真中央にはアントワープ聖母大聖堂があり、通りを前に進むとアントワープ市庁舎があります。こちらの通りも飲食店が多く、夜でも比較的賑わっています。聖母大聖堂の尖塔を見るならこちらの通りがおすすめです。

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■グルン広場のヒルトンホテル

グルン広場のヒルトンホテル

23時過ぎに撮影したグルン広場(Groenplaats)にある4つ星ホテル「ヒルトン・アントワープ・オールド・タウン」です。ヒルトンホテルに加え、広場には深夜まで営業している飲食店があるため、治安面の問題はないと思います。実際に写真を撮影していても、人がいなかったので治安面を気にすることもありませんでした。広場から聖母大聖堂を見ることもできるので、グルン広場もおすすめの夜景スポットになります。なお、広場にはルーベンスの像があります。

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■メール通りのアンソニー・ヴァン・ダイク像

メール通りのアンソニー・ヴァン・ダイク像

24時前に撮影したメール通りにあるアンソニー・ヴァン・ダイク像。バロック期の著名画家「アンソニー・ヴァン・ダイク」はアントワープ出身であるため、このような像が建てられています。メール通りはアントワープのメインストリートですが、さすがにこの時間になると人通りは少なくなります。しかし、不審者はおらず、治安面の問題を感じることはありませんでした。

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滞在後記

アントワープには多くの移民が住んでいるため、少し不安を感じながら夜景撮影を行いました。しかし、撮影をしていてトラブルに遭遇することはありませんでした。スヘルデ川沿いから撮影したアントワープ中心部の写真は少し期待はずれでしたが、アントワープ市庁舎のライトアップはとても良かったです。市庁舎前広場のギルドハウス群と合わせて、アントワープを訪れた方には絶対に見て頂きたい場所の一つです。

アントワープ港湾局周辺の夜景もおすすめですが、特にレッドスターライン博物館側の道は本当に人通りがないため、治安面が少し気になりました。アントワープ港湾局の夜景を見に行く方はタクシーかバス、カッテンデイクドック・オーストカーイ(Kattendijkdok-Oostkaai)側を歩いて行く方が無難です。アントワープ港湾局まで行かずとも、MAS周辺の夜景だけでも十分だと思います。

以上、アントワープで夜景巡りを行う際はぜひ上記を参考にしてみてください。