ロンドンのおすすめ買い物スポットを15ヵ所紹介!
お土産選びに最適な老舗百貨店があった?ブランド店街「ボンドストリート」は宝飾品ブランドが豊富?ロンドンで一番有名なショッピングスポットって?
今回は実際に滞在した筆者が「ブランド店街」「ショッピングストリート」「デパート、ショッピングセンター」「アーケード、マーケット」「アウトレット」のカテゴリーに分けて買い物スポットを紹介。楽器店街などマニアックな場所も掲載していますので、ぜひロンドン観光の参考にしてください!
ブランド店街
1.ボンド・ストリート(Bond Street)
ロンドン中心地に位置するブランド店街。オールド・ボンド・ストリート、ニュー・ボンド・ストリートからなり、ピカデリー(通り)とオックスフォード・ストリート(Oxford Street)を結ぶ全長約800メートルの通り。
シャネルやエルメス、ルイ・ヴィトン、プラダなどの著名ブランドに加え、高級腕時計、宝飾品ブランドも豊富。道幅は広くないですが、道を歩けば高級ブランド店に当たるといった具合で、華やかな街並み、服、宝飾品などを楽しむことができます。なお、リージェント・ストリート(Regent Street)などと比べて見落としやすいため、観光の際は気を付けてください。
2.スローン・ストリート(Sloane Street)
ロンドン第2の高級ブランド店街。ナイツブリッジ(Knightsbridge)に位置し、周辺には著名デパート「ハロッズ」があります。ボンド・ストリートに比べてブランド数は少ないですが、グッチやルイ・ヴィトン、プラダなど主要処は揃っています。道幅も広いことからゆっくりとウインドーショッピングを楽しむことができます。
なお、通りの入口付近にはロレックスのブティックや高級車「マクラーレン」のショールームがあるほか、4つ星ホテル「ミレニアム・ホテル・ロンドン・ナイツブリッジ」などがあります。
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ショッピングストリート
3.オックスフォード・ストリート(Oxford Street)
ロンドンの中心地に位置し、トッテナム・コート・ロード(Tottenham Court Road)駅からマーブル・アーチ(Marble Arch)駅を結ぶ全長約2キロの通り。
■ソーホー側
ソーホー地区、フィッツロビア地区側は、ベルシュカやH&M、マンゴ(MANGO)などファストファッションブランドを中心としたカジュアル店がメイン。また、ナイキやJDSPORTSなどのスポーツ用品店、シューズ店など多くの店舗が展開されています。
■メイフェア側
メイフェア地区、メアリルボーン地区側については、ブランド店街「ボンド・ストリート」の入口があるほか、ハイブランドのブティックが多く入る高級デパート「セルフリッジズ(Selfridges)」などデパートが軒を連ねています。
4.リージェント・ストリート(Regent Street)
ロンドン観光の中心地であるオックスフォード・サーカス駅とピカデリー・サーカス駅を結ぶ通り。バーバリー(BURBERRY)、マルベリー(Mulberry)の旗艦店のほか、バリー(BALLY)、ブライトリング(BREITLING)、カナダグース(CANADA GOOSE)、チャーチ(Church’s)、コーチ(COACH)、マークジェイコブス(MARC JACOBS)などのブティックがあります。
また、通り沿いにはカフェやスウィーツ店があるほか、一つ道を入ればレストランなどの飲食店も豊富です。そのほか、アップルストアや5つ星ホテル「ホテル・カフェ・ロイヤル」などがあります。
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5.キングス・ロード(King’s Road)
スローン・スクエア(Sloane Square)から伸びる全長約3キロのショッピングストリート。1960~1970年代のカウンターカルチャーの中心地であり、ロンドンにおけるパンクミュージックの聖地になります。
おしゃれなショップが多く、カジュアル系衣料品やバス用品、生活雑貨など様々なアイテムが揃っています。また、レストランやカフェ、薬局などもあり、若者を中心に多くの人で賑わっています。ショップについては百貨店のピーター・ジョーンズ(Peter Jones)、ヴィヴィアン・ウエストウッド(World’s End)やザディグ・エ・ヴォルテールなどがあります。
6.カーナビー・ストリート(Carnaby Street)
ソーホーに位置する歩行者天国のショッピングストリート。グレート・マールボロー・ストリート(Great Marlborough Street)とビーク・ストリート(Beak Street)を結ぶ約250メートルの通り。カジュアルやストリート、スポーツ系ショップが多いのが特徴。ディーゼル、ドクターマーチン、ニューエラ、プーマ、クープルズ、ヴァンズ、ノースフェイスなどがショップを構えています。
7.デンマーク・ストリート(Denmark Street)
ソーホー(Soho)近くにある全長約100メートルの楽器街。1960~1970年代のブリティッシュ・ミュージック好きな人には天国のような通りになります。ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)がレコーディングを行ったことがある「Regent Sound Studio」(No.4 ※以下の写真左)のほか、現在「No. Tom Guitars」というギターショップが入るビル(No.6 ※以下の写真右)にはセックス・ピストルズ(Sex Pistols)のメンバーが住んでいました。
また、セッションミュージシャンであったレッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)のリーダー兼ギタリスト「ジミー・ペイジ(Jimmy Page)」も定期的にこの通りのスタジオで演奏していました。デヴィッド・ボウイ(David Bowie)やエルトン・ジョン(Elton John)なども通っていた場所であり、彼らの音楽が好きな人は必ず訪れておきたい場所になります。
デパート、ショッピングセンター
8.ハロッズ(Harrods)
1834年に設立された英国最大の高級デパート。ロンドンで一番有名な買い物スポットで、ハイブランドはもちろん、食料品売り場も豊富。買い物だけではなく、豪華な内装目当てでも多くの観光客が訪れています。アレキサンダー・マックイーン、ダンヒルなどロンドン発のブランドに加え、ルイ・ヴィトンやエルメスなど人気ブランドはほぼ揃っています。さらに、高級腕時計、宝飾品ブランドも豊富です。ハロッズなしではロンドンの買い物スポットは語れない、そのような場所になります。
9.セルフリッジズ(Selfridges)
1909年3月にオープンした老舗の高級デパート。6フロアからなり、大きさはハロッズに次ぐ規模になります。ハイブランドのブティックを中心に、婦人・紳士服、子供服、化粧品、家庭用品、台所用品、電化製品などが取り扱われています。なかでも、マーマレードやアールグレイ、チョコレート製品などがお土産としても人気。なお、ブランドについては、グッチやクロエ、サンローランなどのブティックがあります。
10.リバティ・ロンドン(Liberty London)
アーサー・ラセンビィ・リバティ(Arthur Lasenby Liberty)が1875年に設立した老舗百貨店。衣料品や布地、食器類、ビューティー用品などが取り扱われており、特にリバティ・ロンドンが手掛ける食器類、食品などがお土産として人気。グッチやエルメス、ヴァレンティノなどラグジュアリーブランドに加え、日本未上陸のデザイナーブランドが多いのも特徴です。ステーショナリー系商品も多く取り揃えられているため、お土産を購入する場所としておすすめです。
11.ウェストフィールド・ロンドン(Westfield London)
2008年10月にオープンしたイギリス最大級のショッピングセンター。250以上のショップ、60以上の飲食店、映画館などがあり、見所はハイブランドエリアになります。グッチやバーバリー、プラダ、ルイ・ヴィトンなど人気ブランドがブティックを構えているほか、ファストファッション系ブランドも豊富です。オックスフォード・サーカス駅から地下鉄セントラル線(Central Line)で約10分の位置にあり、アクセスの良さでもおすすめの買い物スポットになります。
アーケード、マーケット
12.バーリントン・アーケード(Burlington Arcade)
1819年にオープンした世界で最も古いショッピング・アーケードの一つ。ジョージ・キャベンディッシュ(初代バーリントン伯爵)の命により建設され、設計はサミュエル・ウェア(Samuel Ware)が担当しています。全長は約180メートルで、40店舗以上が出店。特にアンティーク時計がお好きな方におすすめしたいアーケードになります。なお、ベル&ロス(Bell&Ross)のほか、宝飾品店やバッグ販売店などがあります。
最寄り駅:Green Park駅(地図)
公式サイト:https://www.burlingtonarcade.com/
13.ブリック・レーン・マーケット(Brick Lane Market)
シティ地区近くに位置する若者に人気のマーケット。マーケットはフード・ホールやティールーム、ヴィンテージ市場など異なる5つのテーマで構成されています。イギリス菓子、ラーメン、中華、ベトナム料理などフード系は充実しています。また、ヴィンテージ市場では古着などが売られています。食べ物だけではなく、古着から骨董品、レコードなど様々な商品が取り扱われているマーケットとしておすすめです。
最寄り駅:Aldgate East駅(地図)
14.カムデン・ロック・マーケット(Camden Lock Market)
1970年代にオープンしたロンドンでも指折りの人気スポット。200以上の露店があり、古着、ジュエリーなどマーケットでよく見かける商品が多く並んでいます。こちらのマーケットもフード系が充実しており、ハンバーガーやケバブ、ブラジリアンBBQのほか、クレープなどスウィーツ系ショップもあります。さらに、隣接するホース・トンネル・マーケット(Horse Tunnel Market)では古着、雑貨、アート作品などが販売されています。商品の品揃え、食事面でも満足度の高いマーケットだと言えます。
アウトレット
15.ビスター・ビレッジ(Bicester Village)
ロンドン近郊に位置するアウトレット。ロンドン・メリルボーン(Marylebone )駅から電車で50分弱の距離にあります。160以上のブランドが展開されており、アレキサンダー・マックイーン、ジミー・チュウ、ポール・スミス、ヴィヴィアン・ウエストウッドなどのイギリスブランドに加え、グッチやプラダなど人気ブランドが揃っています。
特筆すべきは、バレンシアガやセリーヌ、クロエ、ディオール、フェンディ、ミッソーニ、ロジェ・ヴィヴィエ、サンローランなどあまりアウトレットで見かけないブランドが揃っている点になります。なお、昼にかけてお客さんが多くなるため、ゆっくり商品を見たい方は開場時間に合わせて訪問することをおすすめします。グッチなどの人気ブランドは昼の12時くらいから入場制限がかけられていました。
最後に
ブランド店街などロンドンには魅力的な通りが多くあり、特にデンマーク・ストリートなどは歴史を知ることで、観光する嬉しさがより込み上げてくる場所になっています。
今回紹介した通り以外にも、ソーホーを中心に魅力的な通りがロンドンには多くあるので、街歩きをしながら好みの買い物スポットを探してみてください!
※上記おすすめ買い物スポットの場所は以下のグーグルマップにまとめています。