イギリスの首都「ロンドン」でデパート、ショッピングセンター巡りをしませんか?
気になる英国王室御用達の老舗百貨店とは?名門百貨店「ハロッズ」は人気ブランドの宝庫だった?!お土産を購入する場所として人気の老舗デパートがあった?
今回はおすすめのデパートに加え、ウェストフィールド・ロンドンなどのショッピングセンター、おすすめの老舗アーケードを9ヵ所紹介します。紹介する多くがオックスフォード・サーカス周辺にあるため、ロンドン観光の際にはぜひ訪れてみてください!
おすすめのデパート
1.ハロッズ(Harrods)
1834年に設立された英国最大の高級デパート。ハイブランドを筆頭に多くのブティックが入っているほか、食料品売り場も豊富。また、内装も豪華で買い物をせずとも楽しめるため、ロンドンでおすすめの観光スポットです。
アレキサンダー・マックイーンやダンヒルなどロンドンに本店を構えるブランドに加え、ディオールやエルメス、グッチなどの人気ブランドが多く展開されています。さらに、ヴァシュロン・コンスタンタンなどの高級腕時計ブランド、カルティエ、ハリー・ウィンストンなどの宝飾品ブランドが多い点もポイントです。
なお、ダイアナ元妃と共に事故死したドディ・アルファイド氏の父モハメド・アルファイド氏が元オーナーで、現在はカタールの政府系投資ファンド「カタール・ホールディングス」が保有しています。もともと英国王室御用達でしたが、2000年にアルファイド氏が指定を破棄しています。
2.セルフリッジズ(Selfridges)
1909年3月にオープンした老舗の高級デパート。大きさはハロッズに次ぐ規模。6フロアからなり、ハイブランドを中心に多くのショップがあり、婦人・紳士服、子供服、バッグ、靴、ジュエリー、化粧品、家庭用品、台所用品、電化製品などが揃います。
また、マーマレードやアールグレイ、チョコレート製品などがお土産として人気。とっておきのお土産を購入する場所として、多くの観光客から支持されています。なお、ブランドでは、サンローランやシャネル、プラダなどのブティックがあります。中国人観光客は多いですが、規模感を含めておすすめのデパートになります。
最寄り駅:ボンド・ストリート(Bond Street)駅(地図)
公式サイト:https://www.selfridges.com/
3.リバティ・ロンドン(Liberty London)
1875年に設立された老舗百貨店。設立当時は、日本や東洋の美術品、装飾品などを販売していました。現在は、化粧品などのビューティー用品、可愛らしい食器類などキッチン用品、ジュエリー、衣料品などが取り扱われています。
ブランドでは、アレキサンダー・マックイーン、ランバン、マーク・ジェイコブス、ポール・スミス、ヴァレンティノなどが取り扱われています。おしゃれな品物が多く、ビューティー系や食器類などのお土産はこちらがおすすめです。
最寄り駅:オックスフォード・サーカス(Oxford Circus)駅(地図)
公式サイト:https://www.libertylondon.com/
4.フォートナム・アンド・メイソン(Fortnum & Mason)
1707年に創業した老舗百貨店。ピカデリーに位置するこちらの店舗が本店(王室御用達)になります。百貨店ですが、イングリッシュティーや菓子類が豊富な点がポイント。また、陶器類、アロマディフューザー、生活雑貨なども豊富です。そのほか、香水、紳士衣料品などもあり、落ち着いた店内でゆっくりと買い物が楽しめます。店舗内は見やすくまとまっているため、あまり迷うことなくお土産探しをすることができます。
最寄り駅:ピカデリー・サーカス(Piccadilly Circus)駅(地図)
公式サイト:https://www.fortnumandmason.com/
5.ジョン・ルイス(John Lewis)
1864年にオープンした老舗百貨店。こちらの店舗は2008年に英国王室御用達の指定を受けています。7フロアあり、ハイブランド品やカジュアル衣料などが取り扱われていますが、ハロッズやセルフリッジズには及びません。その一方、ホーム、キッチン、バス用品など家庭用品が豊富に揃います。また、最上階に電化製品を販売しているショップ(店員さんが親切)があるほか、無料Wi-Fiもあるため、ニーズに応じて訪れたい百貨店になります。
最寄り駅:オックスフォード・サーカス(Oxford Circus)駅(地図)
公式サイト:https://www.johnlewis.com/
6.フェニック(Fenwick)
イギリスの老舗百貨店チェーン。こちらのロンドン店は1891年にオープンし、1980年にはオープン当時の倍の規模まで成長しています。地上4階、地下1階で構成されており、アニエス・ベー、エリー・タハリー、ヒューゴ・ボス、ジル・サンダー、ケイト・スペード、マックス・アンド・コー、ミッソーニ、プリーツ・プリーズ・イッセイ・ミヤケなどが取り扱われています。
■フロアガイド
3rd Floor(4階):婦人服(デニム)、トイレ
2nd Floor(3階):婦人服(デザイナー・コレクションズ)
1st Floor(2階):婦人服(インターナショナル・コレクションズ)
Ground Floor(1階):化粧品、ジュエリー、シューズなど
Lower Ground Floor(地下1階):紳士服、デリ、トイレ
ショッピングセンター、アーケード
7.ウェストフィールド・ロンドン(Westfield London)
2008年10月にオープンしたイギリス最大級のショッピングセンター。オックスフォード・サーカス駅から地下鉄セントラル線(Central Line)で約10分の位置にあります。250以上のショップ、60以上の飲食店、映画館などが入っています。
高級ブランドエリアがあるほか、ファストファッション系ブランドも豊富。また、衣料品、時計、ジュエリー、家庭用品、玩具、電化製品など何でも揃います。さらに、日本食、イタリアン、ベトナム料理など様々なレストランが入っているほか、カフェも多く、パンケーキ屋さんなどのスウィーツ店もあります。飲食店が多いこともあり、一日中楽しむことができます。
最寄り駅:シェパーズ・ブッシュ(Shepherd’s Bush)駅(地図)
公式サイト:https://uk.westfield.com/
8.ワン・ニュー・チェンジ(One New Change)
シティに位置する2010年にオープンしたショッピングセンター。電通本社ビルなどを手掛けたジャン・ヌーヴェル氏(Jean Nouvel)が設計を担当しています。約60のショップがあり、ハケット・ロンドン、H&M、ヒューゴ・ボスなどのブランドが入っています。そのほか、アジア料理、イタリアン、ハンバーガーなどを提供する飲食店、カフェ、無料のトイレなどがあります。
9.バーリントン・アーケード(Burlington Arcade)
1819年にオープンした世界で最も古いショッピング・アーケードの一つ。ジョージ・キャベンディッシュ(初代バーリントン伯爵)の命により建設され、設計はサミュエル・ウェア(Samuel Ware)が担当しています。全長は約180メートルあり、40店舗以上が出店しています。ベル&ロス、シャネル(ビューティー)、クワンペン、マルベリーなどのブティックがあるほか、アンティーク時計、ジュエリーを取り扱う店舗が目立っています。
最寄り駅:グリーンパーク(Green Park)駅(地図)
公式サイト:https://www.burlingtonarcade.com/
最後に
ロンドンの百貨店は高級ブランドのみならず、おしゃれな英国雑貨なども多く販売されており、お土産を購入する場所としても最適です。
上記の通り1800年代前後の古い歴史を持つ場所も多く、ロンドンのショッピングを牽引してきた場所として観光でもぜひ訪れてみてください!
※上記のデパート、ショッピングセンターの場所は以下のグーグルマップ(緑)にまとめています。