イギリスの首都「ロンドン」でブランド店街巡りをしてみませんか?
ロンドンはバーバリーやダンヒル、アレキサンダー・マックイーンなど多くの人気イギリスブランドが本店・旗艦店を構える街です。もちろん、ルイ・ヴィトンやグッチ、プラダなど世界的なブランドもブティックを展開しています。
今回はロンドンに何度も滞在した筆者が現地のブランド店街について紹介。筆者が撮影した写真に加え、ブランド一覧も掲載しますので、ぜひロンドンのブランド店街巡りを行う際の参考にしてください。
※ロンドンに本店・旗艦店を構えるブランドは以下の記事で紹介しています。ロンドンブランドに興味のある方はぜひご覧ください。
ロンドンのブランド店街について
ロンドンのブランド店街は主に以下の2つになります。
- ボンド・ストリート(Bond Street)
- スローン・ストリート(Sloane Street)
ボンド・ストリートがロンドンで最も大きいブランド店街になり、イギリスブランドはもちろん、世界的なブランドのブティックが集結しています。オールド・ボンド・ストリート、ニュー・ボンド・ストリートに分かれていますが、今回は一つの通りとして紹介します。また、スローン・ストリートもブランド数が多く、バレンシアガやジョルジオ・アルマーニ、ヴェルサーチなどボンド・ストリートにはないブランドが見所になります。
なお、リージェント・ストリート(Regent Street)にも、バーバリーの旗艦店やマルベリー(Mulberry)の本店のほか、コーチ、オメガ、マーク・ジェイコブスなどのブティックがあります。
ボンド・ストリート(Bond Street)
ロンドン中心部に位置するブランド店街。ピカデリー(通り)とオックスフォード・ストリート(Oxford Street)を結ぶ全長約800メートルの通り。オールド・ボンド・ストリート、ニュー・ボンド・ストリートからなるこちらの通りは、ヨーロッパで最も華やかなブランド店街の一つです。
オールド・ボンド・ストリートにはアレキサンダー・マックイーン、デビアス、マッピン&ウェッブの本店(旗艦店)があるほか、グッチやプラダ、サンローランなどハイブランドが軒を連ねています。また、ニュー・ボンド・ストリートはハリー・ウィンストンやシャネル(ジュエリー)、パテック・フィリップなど宝飾品、高級腕時計ブランドの多さが特徴になります。
さらに、1880年に完成したロイヤル・アーケード(The Royal Arcade)も見所になります。ビクトリア様式の美しい建物には宝飾品店のほか、香水ブランド「オーモンド・ジェーン」などのブティックが入っています。なお、パテック・フィリップのブティック前には連合国の象徴として、英国の元首相「ウィンストン・チャーチル」、米国の元大統領「フランクリン・ルーズベルト」の銅像があります。
■デビアス本店
オールド・ボンド・ストリートのブランド一覧
・A.LANGE&SÖHNE ・AKRIS ・ALEXANDER McQUEEN ・BOTTEGA VENETA ・BOUCHERON ・Cartier ・DAMIANI ・DE BEERS ・Dolce&Gabbana ・ETRO ・FOPE ・GUCCI ・HERNO ・JAEGER-LECOULTRE ・Mappin & Webb |
・Max Mara ・MONCLER ・OMEGA ・PHILIPP PLEIN ・PRADA ・RICHARD MILLE ・ROGER DUBUIS ・ROLEX ・SAINT LAURENT ・Salvatore Ferragamo ・STELLA McCARTNEY ・TIFFANY & CO. ・TOD’S ・VACHERON CONSTANTIN ・VALENTINO |
ニュー・ボンド・ストリートのブランド一覧
・BALENCIAGA ・BLANCPAIN ・Breguet ・BREITLING ・BRUNELLO CUCINELLI ・BURBERRY ・BVLGARI ・Cartier ・CELINE ・CHANEL ・CHAUMET ・Chloé ・Chopard ・Church’s ・DAVID MORRIS |
・DELVAUX ・Dior ・FENDI ・GIVENCHY ・GRAFF ・HARRY WINSTON ・HERMÈS ・HUBLOT ・HUGO BOSS ・IWC Schaffhausen ・JIMMY CHOO ・LOEWE ・LONGCHAMP ・Loro Piana ・LOUIS VUITTON |
・MIKIMOTO ・MIU MIU ・MONTBLANC ・PANERAI ・PATEK PHILIPPE ・PIAGET ・Pomellato ・RALPH LAUREN ・Roger Vivier ・SMYTHSON ・TASAKI ・TORY BURCH ・Van Cleef & Arpels ・VERSACE ・ZEGNA |
スローン・ストリート(Sloane Street)
ナイツブリッジ(Knightsbridge)とスローン・スクエア(Sloane Square)を結ぶ全長約1キロの通り。ロンドン第2のブランド店街になり、老舗百貨店「ハロッズ」も近くにあります。ボンド・ストリートに比べてブランド数は少ないですが、ルイ・ヴィトンなど主要ブランドは揃っています。
また、キャサリン妃などを顧客に持つエミリア・ウィックステッド(EMILIA WICKSTEAD)などボンド・ストリートにはないブランドもあり、押さえておくべきブランド店街だと言えます。ボンド・ストリートより道幅は広く、ウィンドーショッピングをしながら街ブラが楽しめます。ショッピングスポット以外ではデンマーク大使館やペルー大使館、4つ星ホテル「ミレニアム・ホテル・ロンドン・ナイツブリッジ」などがあります。
なお、ロンドンのショッピングの中心はリージェント・ストリート、ボンド・ストリート周辺になりますが、スローン・ストリートやハロッズ、キングス・ロード(King’s Road)周辺も負けず劣らずのショッピングエリアになります。
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ブランド一覧 | ||
・AUDEMARS PIGUET ・BALENCIAGA ・Bonpoint ・BOTTEGA VENETA ・BRUNELLO CUCINELLI ・BURBERRY ・BVLGARI ・Cartier ・CHANEL ・DELVAUX ・Dior ・Dolce&Gabbana |
・EMILIA WICKSTEAD ・EMILIO PUCCI ・ERMANNO SCERVINO ・ESCADA ・FENDI ・GIORGIO ARMANI ・GRAFF ・GUCCI ・HERMÈS ・Loro Piana ・LOUIS VUITTON ・MONCLER |
・OMEGA ・PRADA ・Roberto Cavalli ・Roger Vivier ・SAINT LAURENT ・Salvatore Ferragamo ・SMYTHSON ・TIFFANY & CO. ・TOD’S ・TOM FORD ・VALENTINO ・VERSACE |
最後に
ロンドンのブランド店はボンド・ストリート、スローン・ストリートに集中しているため、効率的に巡ることができる点がポイントです。そのなかで筆者の印象に残っているのが、ボンド・ストリートの華やかさになります。あれだけのブランドが一つの通りに集中しているのはとても珍しく、ブランドの旗が並ぶ通りは“特別感”の場所にいる喜びを与えてくれました。ボンド・ストリートは景観が変わらないように厳重に管理されており、そのようなことからも通りが景観を重要視していることが分かります。
なお、ロンドンではブランド店街巡り以外にも、百貨店やアウトレット巡りもおすすめです。特に百貨店は創業100年以上の老舗が多く、ブランド商品はもちろん、陶器や紅茶などお土産を購入する場所としても重宝します。百貨店、アウトレットの記事も執筆していますので、気になる方はご覧ください。それでは、ぜひ上記を参考にロンドンのブランド店街巡りを楽しんでください!
※ボンド・ストリート、スローン・ストリートの場所は以下のグーグルマップを確認してください。