ウィーンのマーケットまとめ!観光客が行くべきマーケットは?

ウィーン

オーストリアの首都「ウィーン」でマーケット巡りをしよう!

フリーマーケットが開催されている絶対に行くべきマーケットがあった?小さなマーケットでは安心して食事が楽しめる?その理由は?オーガニック製品を取り扱うマーケットもある?

今回は筆者が滞在したウィーンのマーケット6ヵ所をマーケットまとめとして紹介します。マーケットの写真や記事の最後には地図も掲載していますので、ウィーン観光を計画される際の参考にしてください。

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ウィーンのマーケット

1.ナッシュマルクト(Naschmarkt)

ナッシュマルクト(Naschmarkt)は、地下鉄U1・U4「Karlsplatz」駅、地下鉄U4「Kettenbrückengasse」駅近くに位置する全長約450メートルのマーケットです。ドライフルーツを販売する店舗やアラブのスウィーツの店舗、チーズなどを取り扱う店舗、八百屋、肉屋、魚屋のほか、アジア系食材を取り扱う店舗、ギフトショップなどがあります。縦半分がレストランなどの飲食店になっているため、食事をする場所としても活用できる点がポイントです。さらに、土曜日にはフリーマーケット(ページトップの写真)が開催されているほか、ウィーン国立歌劇場から徒歩10分ほどの場所に位置しているため、ウィーンで最も押さえておきたいマーケットです。

ナッシュマルクトの詳細はこちら

営業時間:6:00〜21:00(土〜18:00)※店舗により異なる、日曜日は定休日
住所:Naschmarkt, 1060 Wien(地図
最寄り駅:地下鉄U1・U4「Karlsplatz」駅、地下鉄U4「Kettenbrückengasse」駅

2.ハノーファーマルクト(Hannovermarkt)

ハノーファーマルクト(Hannovermarkt)はウィーン北部、トラム1、5、33番線「Brigittaplatz」駅近くにあるマーケットです。筆者が訪れた際は、トルコなどイスラム系の人達が目立っていました。飲食店はほとんどがケバブで、人気がありそうな店舗もありました(以下の写真)。どの店舗でも同じような野菜、果物が販売されていましたが、店舗数が多いので必要に応じて訪れてみると良いと思います。なお、ワインを1L3ユーロほどで販売している店舗もありました。

営業時間:6:00〜19:30(土〜18:00)※店舗により異なる、日曜日は定休日
住所:Hannovermarkt 1, 1200 Wien(地図
最寄り駅:トラム1、5、33番線「Brigittaplatz」駅

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3.カルメリータマルクト(Karmelitermarkt)

カルメリータマルクト(Karmelitermarkt)は、地下鉄U2「Taborstraße」駅から徒歩6分の場所にあるマーケットです。ハノーファーマルクトとは異なり、こちらのマーケットは白人のお客さんが目立っていました。野菜や果物、チーズ、ワイン、ソース類、花、肉などが売られています。また、パック売りのベリーやパン類も販売されており、旅行者でも気軽に購入できるものもあります。シュテファン大聖堂から徒歩15分ほどの場所にあるため、気軽に現地の人がどのような商品を購入しているか知ることができるマーケットだと思います。そのほか、地下鉄側の入口にはいくつかの飲食店などがあり、食事も楽しめるようになっていました。

営業時間:6:00〜18:00(日曜日は定休日)※店舗により異なる
住所:Karmelitermarkt, 1020 Wien(地図
最寄り駅:地下鉄U2「Taborstraße」駅

4.クチカーマルクト(Kutschkermarkt)

クチカーマルクト(Kutschkermarkt)はウィーン北西部、地下鉄U6「Währinger Strasse」駅から徒歩6分の場所にある全長約80メートルほどのこじんまりとしたマーケットです。ケバブ屋など数件の飲食店、果物や野菜を販売する八百屋、花屋、チーズ屋、肉屋、魚屋などがあります。観光客向けではないため、地元の人がどのような野菜、果物、チーズなどを購入しているか、気になる人は訪れてみると良いかもしれません。また、トイレがあるため、安心して飲食店で食事を楽しむこともできる点もポイントです。その一方、全長が短いため、滞在時間の少ない方はパスしても良いと思います。

営業時間:6:00〜21:00(日曜日は定休日)※店舗により異なる
住所:Kutschkergasse, 1180 Wien(地図
最寄り駅:地下鉄U6「Währinger Strasse」駅

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5.ビオ・マルクト・フライウング(Bio-Markt Freyung)

ビオ・マルクト・フライウング(Bio-Markt Freyung)は、ウィーン中心部のショッテン教会横に位置するマーケットです。肉やチーズ、野菜などを売る店舗が10件ほどあり、販売する商品がバッティングしないように展開されていました。名前の通り、オーガニックの商品が販売されています。そのほか、ワインを飲むことができる店舗やパンを販売している店舗、軽食を店の前で食べることができる店舗などもあります。中心部にあることから、近場に立ち寄った際は一度訪れてみても良いかもしれません。

営業時間:8:00〜19:30(金・土のみ営業)※店舗により異なる
住所:Freyung 7, 1010 Wien(地図
最寄り駅:地下鉄U2「Schottentor」駅、地下鉄U3「Herrengasse」駅

6.ブルネンマルクト(Brunnenmarkt)

ブルネンマルクト(Brunnenmarkt)はウィーン西駅の北、地下鉄U6「Josefstädter Straße」駅から徒歩4分の場所にある全長約550メートルのマーケットです。お客さんはイスラム系、黒人の方が多く、衣料品のほか、野菜や果物などの食料品が販売されています。また、ケバブやホットドッグ、カレーなどを販売する店もあり、ホットドッグ屋さんは白人で混雑していました。

営業時間:6:00〜18:00(日曜日は定休日)※店舗により異なる
住所:Brunnengasse 21160, 1160 Wien(地図
最寄り駅:地下鉄U6「Josefstädter Straße」駅

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最後に

最初に紹介したナッシュマルクトは観光の中心地に近く、アクセス面は抜群です。また、観光客向けの店舗が多く、観光客も歓迎といった雰囲気であるため、とりあえずマーケットに行ってみたい方、滞在時間の少ない方におすすめできるマーケットです。

そのほかのマーケットは現地在住の方向けになります。そのため、現地の方がどのような食材を購入しているかなど、食文化を中心とした文化に触れることができます。その一方、周りに別の観光地がないマーケットが多いため、時間の無い方は訪れなくても良いと思います。

よって、ウィーンのマーケットは、ナッシュマルクトとそちらで開催されているフリーマーケットを押さえておけば大丈夫です。なお、今回紹介したマーケットの場所は、以下のグーグルマップ(緑色のマーク)を確認してください。