ブダペストでお土産を買うならどこがいい?
ブダペストのブランド店街はどこ?ブダペストで最も賑わう買い物スポットとは?日本でも有名な陶磁器ブランドの本店がある?
今回はハンガリーの首都「ブダペスト」のおすすめ買い物スポットを「買い物通り」「ブランド本店」「ショッピングモール」「マーケット」のカテゴリーに分けて紹介します。ぜひ、ブダペスト観光の参考にしてください。
買い物通り
1.アンドラーシ通り(Andrássy út)
■おすすめ度:★★★(5段階評価)
アンドラーシ通りは、エルジェーベト公園(Erzsébet tér)付近から英雄広場まで伸びる約2.3キロの通りです。1870年代に整備され、ハンガリー国立歌劇場、ドレクスラー宮殿といった歴史的建造物が建ち並ぶ通りは世界遺産にも登録されています。ブダペストのシャンゼリゼ通りとも呼ばれ、ルイ・ヴィトンやグッチなど人気ブランドが進出するブダペスト唯一のブランド店街になっています。また、現地ブランドの本店などもありますので、気になる方は以下の記事をご覧ください。
2.ヴァーツィ通り(Váci utca)
■おすすめ度:★★★★(5段階評価)
ヴァーツィ通りは、ブダペスト中央広場(Vörösmarty tér)とフェーヴァーム広場(Fővám tér)を結ぶ全長約1.1キロの通り。通りの大部分が歩行者天国になっており、こちらの通りが買い物スポットとしてブダペストで最も賑わっています。ブダペスト中央広場側はZARAといった国際的に有名なショップが多く、フェーヴァーム広場はギフトショップが多いといった特徴があります。
通りにはハンガリーブランド「NINI」の本店、チムニーケーキとも呼ばれるクルトゥーシュカラーチ(Kürtőskalács)で有名な「Molnár’s kürtőskalács」などの飲食店、4つ星ホテル「メルキュール・ブダペスト・シティ・センター」などもあります。なお、フェーヴァーム広場近くにブダペスト中央市場があります。
ショップ一覧(一部) | |
・Adidas ・Bijou Brigitte ・CALZEDONIA ・Desigual ・ecco ・Estée Lauder ・Flying Tiger Copenhagen ・Foot Locker ・GEOX ・H&M ・HUMANIC |
・L’Occitane ・M・A・C ・MANGO ・Marlú Gioielli ・PANDORA ・SALAMANDER ・SPRINGFIELD ・SWAROVSKI ・TEZENIS ・Women’secret ・ZARA |
3.デアーク・フェレンツ通り(Deák Ferenc utca)
■おすすめ度:★★(5段階評価)
デアーク・フェレンツ通りは、デアーク・フェレンツ広場(Deák Ferenc tér)とアパツァイ・チェレ・ヤーノス通り(Apáczai Csere János utca)を結ぶ全長約450メートルの通りです。ヴァーツィ通りとぶつかる通りであるため、買い物客が多く、ヒューゴ・ボスやフィリップ・プレインなどがブティックを展開しています。
そのほか、ギフトショップ、ハードロックカフェ、5つ星ホテル「ザ・リッツ・カールトン・ブダペスト」などもあります。なお、通り沿いにあるブダペスト中央広場では、クリスマスやイースターシーズンにマーケットが開催されます。
ショップ一覧(一部) | |
・BENETTON ・Bershka ・C&A ・COS ・FALCONERI |
・HUGO BOSS ・LACOSTE ・OYSHO ・PHILIPP PLEIN ・TWINSET |
ブランド本店
4.ドルコ(DORKO)
■おすすめ度:★★★★(5段階評価)
ドルコ(DORKO)は2014年に設立されたストリートウェアブランド。「DRK」と表記されています。フランチャイズを含め20店舗以上が展開されているほど、ハンガリーでは知られています。価格はシューズが5500円から1万3000円ほど、Tシャツが約4000円と手が出しやすい価格になっています。本店は人気観光地の聖イシュトヴァーン大聖堂近くに位置しています。営業時間や住所は以下の記事で確認してください。
5.ヘレンド(HEREND)
■おすすめ度:★★★★(5段階評価)
ヘレンド(HEREND)は、1826年に創業された陶磁器ブランドです。ブダペスト郊外の街「ヘレンド(Herend)」で生まれたブランドは、世界60カ国以上に輸出されるほどの規模に成長しています。日本では名古屋に本社を構える星商事が日本総代理店になっており、日本でも多くの人に愛用されています。参考価格はコーヒーカップ(セット)が約1万7500円から約4万6000円になります。なお、営業時間や本店住所などは以下の記事で確認してください。
ショッピングモール
6.ウェストエンド(Westend)
■おすすめ度:★★★(5段階評価)
ウェストエンドは1999年に開業した複合施設。ショッピングモールには400以上のテナント、50以上のレストラン・カフェがあります。ブダペスト西駅と直結しており、利便性は抜群です。衣料品店はカジュアル系主体で、ブランド系ではHUGO BOSSなどがあります。地下1階にフードコートがあり、バーガーキングやKFCといったファストフード、中華料理やトルコ料理店などがあります。なお、トイレは無料で利用できます。営業時間やショップ一覧は以下の記事をご覧ください。
7.アリー・モール(Allee Bevásárlóközpont)
■おすすめ度:★★★★(5段階評価)
アリー・モールは2009年に開業したショッピングモールです。3フロアで構成されており、160店舗以上のショップ・飲食店が入っています。顧客層は20〜30代が多く、カジュアルや雑貨などが揃う一般的なモールになります。フードコートは小さめで、バーガーキングやKFC、ビーガンバーガー、ケバブ、中華料理店などがあり、予算は2000〜3500フォリント(約800〜1400円)ほど。なお、トイレは無料で利用できます。主要観光地から若干遠いですが、隣にマーケットがあるため、時間に余裕のある方は訪れてみてください。なお、アクセス方法やショップ一覧は以下の記事をご覧ください。
8.アリーナ・モール(Arena Mall)
■おすすめ度:★★★(5段階評価)
アリーナ・モールは大きめのショッピングモールで、ブダペスト東駅近くに位置しています。アンカーストアはZARA、デパート「PEEK&CLOPPENBURG」、スーパー「TESCO」、家電量販店「Media Markt」など。衣料品はカジュアル系主体で、ZARAとH&Mの店舗が大きめでした。フードコートは1階にあり、マクドナルドやバーガーキング、KFC、ピザハット、イタリアン料理店などがあります。予算は2500〜5000フォリント(約1000〜2000円)ほど。トイレは無料で利用できます。アクセスやショップ一覧は以下の記事で確認してください。
マーケット
9.ブダペスト中央市場(Nagy Vásárcsarnok)
■おすすめ度:★★★★★(5段階評価)
ブダペスト中央市場は1897年に開業したブダペスト最大の屋内マーケットです。フェーヴァーム広場(Fővám tér)、自由橋(Szabadság híd)近くに位置しています。地下1階、1階、2階で構成されており、地下1階にはスーパーマーケット、1階には八百屋や精肉店、酒屋、パン屋、お土産店など、2階はお土産店が主体になります。お土産については、ハンガリーが産地として有名な蜂蜜やパプリカのほか、キーホルダーやマグカップといった定番品まで何でも揃っています。お土産などの値段やアクセスなどは以下の記事をご覧ください。
10.レヘル・マーケット(Lehel Csarnok)
■おすすめ度:★★★(5段階評価)
レヘル・マーケットはブダペスト西駅近くにあるマーケットです。1階は肉やソーセージなどを販売する大きめの店舗、八百屋、雑貨・日用品、パン、チーズ、ハチミツなどを販売する店舗があり、2階には衣料品、雑貨、アジア食材を販売する店舗などがあります。そのほか、2階にはワインが飲める店、ベトナム料理店、カフェなどもあります。なお、建物は2002年に完成したものですが、所々で雨漏りするなど老朽化している印象を受けました。トイレは有料ですが、地元密着型のようなマーケットであるため、時間に余裕のある方は一度訪れてみても良いと思います。営業時間やアクセスは以下の記事で確認してください。
最後に
今回は4つのカテゴリーに絞ってブダペストのおすすめ買い物スポットを紹介しました。観光客が買い物を楽しむ目的としては、やはりお土産探しということになると思います。
ブダペスト中央市場はもちろん、ヴァーツィ通り、デアーク・フェレンツ通り、ブダペスト中央広場周辺に多くのギフトショップがあります。大切な人向けには陶磁器ブランドのヘレンド(HEREND)がおすすめです。また、蜂蜜などの食品をお土産として購入したい方は「ブダペストのおすすめマーケット5選」をご覧ください。そちらで紹介しているマーケットで蜂蜜などを安く購入することができます。
以上、今回紹介した買い物スポットの場所は以下のグーグルマップを参考にしていただき、ぜひブダペストで買い物を楽しんでください!