【聖ヴィート大聖堂】ミュシャのステンドグラスが無料で見られる?!

プラハ

チェコの守護聖人が眠る大聖堂を見学しよう!

聖ヴィート大聖堂の見所の一つ「ミュシャのステンドグラス」は無料で見ることができる?!大聖堂は多くのボヘミア王が埋葬されている場所だった?14世紀後半に製作された最後の審判のモザイク画とは?

今回はチェコ共和国の首都「プラハ」の観光名所であるプラハ城内にある聖ヴィート大聖堂を紹介します。大聖堂の歴史はもちろん、見所から開館時間や料金などの基本情報、筆者の滞在後記などを掲載していますので、ぜひ最後までご覧ください。

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聖ヴィート大聖堂について

聖ヴィート大聖堂(Katedrála svatého Víta)は、チェコの守護聖人であるボヘミア公「ヴァーツラフ1世(907年〜935年)」によって設立された教会が前身。現在のゴシック様式の大聖堂はプラハ司教区が大司教区に昇格した1344年に開始されたもの(1929年に完成)。聖ヴィート大聖堂や聖イジー聖堂、旧王宮などから構成されるプラハ城内に位置しています。

設計はフランス人のアラスのマティアス(1290年〜1352年)、マティアスの死後はドイツ系ボヘミア人のペトル・パルレーシュ(1333年〜1399年)が担当。時計が付けられた印象的な南塔は高さ96.6メートル(280段の階段)、正面の2つの塔は高さ82メートル。ヴァーツラフ1世のほか、プシェミスル・オタカル1世(1155年頃〜1230年)、神聖ローマ皇帝・ボヘミア王「フェルディナント1世(1503年〜1564年)」など多くのボヘミア王が埋葬されています。

また、チェコ共和国初代大統領のヴァーツラフ・ハヴェル(1936年〜2011年)の国葬が行われた場所でもあります。

■無料でも入場できる!

プラハ城内にあること、プラハ城内に入るにはセキュリティチェックを受けなければならないことから、大聖堂内に入るにはお金が掛かると思いがちです。しかし、一部区域には無料で入ることができます。上の写真(大聖堂内)で人がいるエリアが無料区域になります。

※有料エリアの入場料は250チェココルナ(プラハ城の共通チケット)になります。

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聖ヴィート大聖堂の見所について

聖ヴィート大聖堂には数々の見所がありますが、最大の見所の一つは1931年に設置されたアルフォンス・ミュシャのステンドグラスになります。

そのほか、大聖堂のステンドグラス、聖ヴァーツラフ礼拝堂、豪華に装飾されたネポムクの聖ヨハネの墓、ボヘミア公「スピチフニェフ2世(1031年〜1061年)」の墓、エマニュエル・マックスが1845年に製作した彫刻「聖リュドミラ」、14世紀後半に製作された最後の審判のモザイクなどが見所になります。

これからそれらの写真を掲載していきます。

アルフォンス・ミュシャ(Alphonse Mucha)のステンドグラス

聖ヴァーツラフと祖母の聖リュドミラ、スラブ圏にキリスト教を初めて伝えた聖キュリロスと聖メトディオス兄弟の物語などが描かれています。特に、中央に描かれた赤い服を着た少年時代の聖ヴァーツラフが印象的です。なお、ステンドグラスの中央下には資金提供をしたスラブ銀行(Banka Slavie)の名前が入れられています。

※聖ヴァーツラフは、聖ヴィート大聖堂の前身となる教会を建てたボヘミア公「ヴァーツラフ1世(907年〜935年)」のこと。

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その他の見所

■ステンドグラス

■聖ヴァーツラフ礼拝堂

聖ヴァーツラフの墓、聖ヴァーツラフの祭壇、聖ヴァーツラフの王冠などが保管されている部屋へつながる扉などがあります。聖ヴィート大聖堂にはいくつもの礼拝堂がありますが、聖ヴァーツラフの生涯などが描かれた祭壇画などこちらの礼拝堂が一番雰囲気があります。

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■ネポムクの聖ヨハネの墓

ネポムクの聖ヨハネ(1340年頃〜1393年)は、プラハ大司教の総代理を務めた人物。写真右上の見切れた天使が持つ天蓋はマリー・アントワネットの母「マリア・テレジア(1717年〜1780年)が作らせたものになります。

■ボヘミア公「スピチフニェフ2世(1031年〜1061年)」の墓

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■エマニュエル・マックス作「聖リュドミラ」

エマニュエル・マックス(Emanuel Max、1810年〜1901年)はチェコ北部のヤノフ出身の彫刻家。1875年にはオーストリア=ハンガリー帝国で最高の功績勲章の一つ「鉄冠勲章」が授与されています。エマニュエル・マックスが製作した彫刻「聖リュドミラ」はとても精巧で美しいです。しかし、ホコリやクモの巣が付いているなど、手入れがされていなかった点は残念でした。

■14世紀後半に製作された最後の審判のモザイク

南塔がある南側に最後の審判のモザイク画が描かれた黄金の門があります。モザイク画の中央上部にはキリストが描かれ、その下には仲介者として、左から聖プロコピウス、聖ジギスムント、聖ヴィート、聖ヴァーツラフ、聖リュドミラ、聖ヴォイティエフが描かれています。なお、黄金の門は王が戴冠式のために大聖堂に入る際に利用されました。

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基本情報

聖ヴィート大聖堂
開館時間(4月〜10月) 10:00〜18:00(金曜日は10:00〜17:30)日曜日は12:00〜17:00
開館時間(11月〜3月) 9:00〜16:00(日曜日は12:00〜16:00)
料金 250チェココルナ、南塔は150チェココルナ
住所 III. nádvoří 48/2, 119 01 Praha 1-Hradčany(地図
アクセス トラム22、23番線「Pražský hrad」駅から徒歩5分
完成 1929年
様式 ゴシック様式など
設計者 アラスのマティアス、ペトル・パルレーシュなど
公式サイト https://www.katedralasvatehovita.cz/

■所在地(マップ)

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滞在後記

■無料で見た場合のミュシャのステンドグラス

無料エリアの混雑は予想していましたが、有料エリアの団体客の多さは想定外でした。筆者が訪れた際は、イタリア及びチェコの学生、中国やフィリピンからの団体客が多かったです。待たされる場面はありましたが、団体客はすぐ次の場所に移動するため、比較的スムーズにステンドグラスなどを見て回ることができました。

人によってはミュシャのステンドグラスだけが見たいという方もいると思いますが、写真の通り無料エリアからでも見ることができます。一回無料で入ってみて、有料エリアに行きたいと思えばチケット売場でチケットを購入すれば良いと思います。なお、トイレは大聖堂の隣にあり、利用料金は10チェココルナでした。

アクセス方法については、登り坂にはなりますが、カレル橋から歩いて向かうコースがおすすめです。プラハ城までの街並みが良く、きっと思い出に残る街歩きが楽しめると思うためです。

以上、こちらの記事を参考にぜひ聖ヴィート大聖堂を訪れてみてください!

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