チェコ共和国の首都「プラハ」のマーケットを紹介!
雨でも多くの人が訪れる人気の高いサタデーマーケットとは?八百屋さんが多いマーケットはどこ?プラハ中心部にある観光客向けのマーケットで売られているものは?
今回はプラハにある6つのマーケットを詳細します。「おすすめ度」も合わせて記載していますので、プラハでマーケット巡りを楽しむ際の参考にしてください!
プラハのマーケットまとめ
1.ナープラフカ・ファーマーズ・マーケット(Farmářské tržiště Náplavka)
おすすめ度:★★★★(5段階評価)
ナープラフカ・ファーマーズ・マーケットは、ヴルタヴァ川沿いの遊歩道「ナープラフカ(Náplavka)」で毎週土曜日に開催されているファーマーズ・マーケット。80〜100店舗ほどが展開されており、雨でも多くの人が訪れるプラハで最も人気のあるマーケットの一つです。
チーズやソーセージなどの加工品、卵、はちみつ、ジャム、チリソースなど食品関連に加え、食器やアクセサリー、衣服なども販売されています。さらに、食べ歩きができる観光客向けの食べ物も多く販売されており、ソーセージやチーズなどが入った商品が600円弱、パンや菓子類が200円前後、オレンジなどのジュースが約400円ほどで販売されていました。
土曜日開催ということでタイミング次第にはなりますが、スケジュールが合えば絶対に訪れるべきマーケットです。
2.ホレショビツェ・マーケット(Holešovická tržnice)
おすすめ度:★★★(5段階評価)
ホレショビツェ・マーケットは、プラハ北東の地下鉄C線「Vltavská」駅近くにあるマーケット。一見、巨大なマーケットとも思える場所ですが、ほとんどが空き店舗でした。
その中で、見所は「22番」のマーケットになります。60店舗ほどが展開されており、八百屋が多く、肉や魚を販売する店舗は少なめでした。そのほか、ソーセージなどの加工品、花や種、はちみつ、チーズ、コーヒーなどを販売する店舗もありました。午前中は多くの高齢者が訪れる場所になっています。
なお、22番以外の店舗については、衣料品店がいくつかあり、店員は全て中国人でした。一帯一路の影響だと思われ、中国政府の国策の一つとして各都市の生活の一部になっているマーケットに入り込むことで、良からぬことを考えているに違いないと思えるほど違和感がありました。衣料品店以外では、自転車屋や園芸用品店、レストラン、薬局などがあります。
※見所はほぼ22番だけになるため、時間に余裕のない方は無理して訪れなくても良いと思います。
3.ハヴェルスカー・マーケット(Havelské tržiště)
おすすめ度:★★(5段階評価)
ハヴェルスカー・マーケットは、プラハ中心部にあるマーケット。全長約100メートルほどで、定番のお土産を販売している店舗がメイン。八百屋さんも観光客が食べやすいようなイチゴやベリー系の盛り合わせを販売しています。チョコレートやはちみつ、裁縫のレース製品などを販売する店舗もあります。アジア系のお客さんが多く、観光客向けのマーケットですが、規模が小さいので観光のついでに訪れるというスタンスで良いと思います。
4.アンデル・ファーマーズ・マーケット(Farmářské trhy Anděl)
おすすめ度:★★(5段階評価)
アンデル・ファーマーズ・マーケットは、スミーホフ(Smíchov)地区に位置するマーケット。全長50メートルほどの小さなマーケットで、店舗数は30〜40店舗ほど。観光客に人気のトルデルニークを販売する店舗のほか、パン、ワイン、ハム、チーズ、ドライフルーツ、花などが売られていました。周囲にはショッピングセンターなどがありますが、目立った観光スポットはないため、無理して訪れなくても良いと思います。なお、グーグルマップでは金曜日のみの営業になっていますが、筆者が木曜日に訪問したところ、普通に開催されていました。
5.ティラーク・マーケット(Trhy na Tyláku)
おすすめ度:★(5段階評価)
ティラーク・マーケットは、国立博物館近くにあるマーケット。全長は30〜40メートルほどで、店舗数は15店舗ほど。八百屋や花屋、いちごのカップ売りをしていた果物屋のほか、アクセサリーの原石を販売する店舗、キャンドルを販売する店舗などもあります。あまり活気のある感じではありませんでしたが、午前中に訪問すると様子が違うのかもしれません。国立博物館から徒歩圏にあるため、近くに行くことがあれば寄ってみると良いかもしれません。
6.カルリン・マーケット(Karlín Market)
おすすめ度:★(5段階評価)
カルリン・マーケットは、聖キリル聖メトディウス教会(Kostel sv. Cyrila a Metoděje)前の歩道で開催されているマーケット。店舗数は20店舗ほどで、現地の方向けのマーケットになります。野菜やパン、はちみつ、ワイン、ソーセージ、チーズなどを販売する店舗、パワーストーン系のブレスレット、鹿の角などを販売する少し変わった店舗などがありました。ヴィートコフ(Vítkov)に向かう方、近くに宿泊される方は行ってみても良いと思います。
最後に
上記で紹介したマーケット以外では、プラハ中心部からトラムで約30分の場所にあるフリーマーケットプラハ(BLEŠÍ TRHY Praha ※写真)もあります。しかし、入場料が必要なこと、業者が販売している店舗やガラクタのようなものを販売する店舗が目立っていたことから、今回は取り上げないことにしました。
なお、プラハで最も満足度の高いマーケットは、最初に紹介した「ナープラフカ・ファーマーズ・マーケット」になると思います。その他のマーケットについては、現地の食材などが気になる方は訪れてみても良いと思いますが、あまり期待し過ぎないようにしてください。
以上、最後までご覧頂き、ありがとうございました。こちらの記事を参考に、プラハでマーケット巡りを楽しんでみてください。なお、マーケットの場所は以下のグーグルマップ(緑色)にまとめています。