トルコ最大の都市「イスタンブール」でブランド店巡りをしませんか?
2000年以降の経済成長を受けてイスタンブールにもブランド店街が形成されています。
また、政情不安や対米関係の悪化等でトルコリラの価格が下落しており、日本人にとってはお得に買い物を楽しむチャンスになっています。今回はイスタンブールのブランド店街について紹介します。ぜひ観光の参考にしてください。
イスタンブールのブランド店街について
イスタンブールのブランド店街は、新市街のニシャンタシュ地区に位置するアブディ・イペクチ通り(Abdi İpekçi Caddesi)がメイン。また、アジア側にもロレックスなどがあるバーダット通り(Bağdat Caddesi)があるので、そちらについても紹介していきます。
■新市街のブランド店街
■アジア側のブランド店街
新市街のブランド店街
1.アブディ・イペクチ通り(Abdi İpekçi Caddesi)
新市街に位置する全長約700メートルの通り。メトロM2線のオスマンベイ(Osmanbey)駅から徒歩7分の立地にあるため、交通アクセスの良い場所にあると言えます。国内外のセレブが集まる場所でもあり、近くにはザ・リッツ・カールトン・イスタンブール(The Ritz-Carlton,Istanbul)、グランド・ハイアット・イスタンブール(Grand Hyatt Istanbul)、ヒルトン・イスタンブール・ボスポラス(Hilton Istanbul Bosphorus)などの5つ星ホテルもあります。
■ここがおすすめポイント!
シャネル、エルメス、ルイ・ヴィトン、プラダなど主要ブランドが揃っており、ブティックは充実していると言えます。また、「Develi Nişantaşı」や「Kırıntı」など人気レストランに加え、カフェなども充実しており、昼食や休憩ポイントとしてもおすすめです。
■注意点
シャネルとエルメスのブティックについては、その他ブランドのブティックと少し距離があります。また、観光ついでにタクスィム(Taksim)広場やドルマバフチェ宮殿(Dolmabahçe Sarayı)側から行くと上り坂になるので注意が必要です。
ブランド一覧 | |
・Berluti ・CHANEL ・Christian Louboutin ・ESCADA ・GUCCI ・HERMÈS ・KARL LAGERFELD ・LOUIS VUITTON | ・MONTBLANC ・OMEGA ・PRADA ・ROLEX ・Salvatore Ferragamo ・STEFANO RICCI ・TOD’S |
2.アルトゥン通り(Altın Sokak)
アブディ・イペクチ通り(Abdi İpekçi Caddesi)から横に伸びる全長約70メートルの短い通り。多くの高級腕時計メーカーのブティックが集まる通りでしたが、現在はジャガー・ルクルト(Jaeger-LeCoultre)、オフィチーネ・パネライ(OFFICINE PANERAI)がブティックを構えるのみとなっています。
3.ザ・セント・レジス・イスタンブール(The St. Regis Istanbul)
アブディ・イペクチ通り沿いに位置する5つ星ホテル。オーデマ・ピゲ(Audemars Piguet)、カルティエ(Cartier)、ショパール(Chopard)、パテック・フィリップ(PATEK PHILIPPE)、リシャール・ミル(RICHARD MILLE)などのブティックが入っています。
アジア側のブランド店街
4.バーダット通り(Bağdat Caddesi)
オスマン帝国時代に貿易、軍事目的などで利用された歴史ある通り。通りの名前は1638年にスルタン・ムラト4世(Sultan Murad IV)がイラク・バグダード(バグダッド)を奪還したことに由来しています。全長約14キロの長い通りで、休日になると若者を中心に賑わいをみせています。
以前はシャネルやルイ・ヴィトンのブティックがありましたが、現在の高価格帯のブティックはロレックスのみ。ファストファッション系ブランドが多く、トルコの高級ブランド「ワッコ(Vakko)」の店舗もあります。そのほか、トルコ料理のレストランやカフェ、英小売大手マークス&スペンサー(Marks & Spencer)、メルセデス・ベンツ(Mercedes-benz)のディーラーなどもあります。
最後に
新市街のブランド店街は坂道である点がマイナスポイントですが、新市街の観光の中心地であるタクスィム広場(Taksim Meydanı)にも近く、観光地としても押さえておきたいポイントだと言えます。
アジア側のバーダット通り(Bağdat Caddesi)については、アクセスがあまり良くないため、時間に余裕がある人は訪れてみてください。
なお、テロや軍事クーデター未遂など、治安面における不安は拭い切れないため、イスタンブールを訪問する際には十分注意してください。
※各ブランドのブティックの場所は以下のグーグルマップ(青色)にまとめています。