ドバイは魅惑のアラブ都市!
今回はアラブ首長国連邦(UAE)の最大都市「ドバイ」のおすすめ観光地を紹介します!
人工建造物として世界一の高さを誇るブルジュ・ハリファ(2020年12月現在)を筆頭に、ドバイ・マリーナ・ウォークやゴールド・スークなど、世界一周で印象に残った場所を中心にドバイのおすすめ観光地10カ所選定しています。ぜひ、ドバイ観光の参考にしてください。
ブルジュ・ハリファは圧巻!
1.ブルジュ・ハリファ(Burj Khalifa)
ドバイのランドマーク。2004~2009年に建設された世界一の高層ビル(2020年12月現在)。全長は829メートル。設計はスキッドモア・オーウィングズ・アンド・メリル(SOM)のエイドリアン・スミス(Adrian Smith)氏が担当。なお、SOMは東京・六本木にある東京ミッドタウンなども手掛けています。
☆ここがポイント!
ドバイファウンテンから見上げると首が痛くなるくらい高く、夜はきらきらと輝き、幻想的な雰囲気を楽しむことができます。素直にドバイファウンテンから見るブルジュ・ハリファが一番おすすめです。
アット・ザ・トップ(展望台)の料金、営業時間について
ドバイの高層ビル群を眼下に見下ろす景色は一見の価値あり。当日券もありますが、チケットは事前予約がおすすめ。詳しい料金、営業時間などは以下の公式サイトを確認してください。なお、ドバイモール内(Lower Ground Floor)に入口があります。
■アット・ザ・トップ:124階(地上442メートル)
- 141ディルハム:8:30~14:30/18:30~閉店まで
- 216ディルハム:15:00~18:30
■アット・ザ・トップ・スカイ:148階(地上555メートル)
- 370ディルハム:11:00~17:00
- 525ディルハム:18:00~閉店まで
2.ドバイ・ファウンテン(The Dubai Fountain)
2009年にオープンし、世界最大の噴水システムを誇っています。噴水の長さは275メートルで、噴き上げられる水の高さは約150メートル。米カリフォルニアにあるWET Designが設計。見所は何といっても噴水ショー(無料)になります。優雅でありながら迫力もあり、夜間ライトアップされたショーは圧巻の一言です。なお、ドバイモールに隣接しており、モール側から行くことができます。
■噴水ショーのスケジュール
- アフタヌーンショー:13:00~/13:30~、13:30~/14:00(金曜日)
- イブニングショー:18:00~23:00(30分ごと)
高層ビルを見るならこちら!
3.ドバイ・マリーナ・ウォーク(Dubai Marina Walk)
ドバイでも有数の夜景スポット。周囲3.5キロにも及ぶ広大なマリーナウォークには、レストランやカフェ、ショップなどがあり、夜景を見ながら特別な時間を過ごすのに適しています。ねじれが特長のビルは不動産開発のCayan Groupが保有する「Cayan Tower」。そのほか、マンションやホテルなどが入る高層ビルが軒を連ねています。
☆ここがポイント!
電車圏内でドバイの高層ビル群をきちんと見渡せ、夜景を楽しめる場所は意外とありません。その中でドバイ・マリーナ・ウォーク周辺は数少ない夜景スポットと言えます。ドバイ滞在中で最も印象に残った景色(夜景)と言えるくらい素晴らしかったので、何があっても押さえておくべき場所としておすすめします。
■ドバイ・マリーナ・ウォーク周辺の夜景
4.JBRビーチ(JBR Beach)
ドバイ・マリーナ・ウォーク近くのビーチ。ザ・リッツ・カールトン・ドバイ、ヒルトン・ドバイ・ジュメイラ・ビーチ、ル・ロイヤル・メリディアン・ビーチリゾート&スパなど5つ星ホテルに隣接しています。海岸線沿いに高層ビルが立ち並んでおり、夕日を望み、夜景を眺めるコースがおすすめ。観光用のラクダがいるため、アラブの雰囲気をより楽しむこともできます。
■JBRビーチから見た夜景
5.ファイナンシャル・センター駅(Financial Centre Metro Station)
メトロ・レッドラインに乗っていると高層ビル群が目立つスポットがいくつかありますが、その一つがこのファイナンシャル・センター駅周辺になります。通り沿いにはレストランがいくつかありますが、高層ビル以外に何かあるわけではないので、駅周辺の高層ビルを眺めたら次の場所に向かいましょう。
なお、ドバイ・インターナショナル・ファイナンシャル・センター(Dubai International Financial Centre)が駅の名前の由来になっていますが、ファイナンシャル・センターはエミレーツ・タワーズ駅の方が距離的には近いです。
■隣駅「エミレーツ・タワーズ駅」周辺
ドバイと言えばスーク(市場)!
6.ゴールド・スーク(Gold Souk)
インドやイラン系商人が1940年頃から金製品を取り扱う商店を開いたことが起源とされています。300以上の小売店が存在し、約10トンもの金がスーク内にあると言われています。また、ゴールド・スーク内の製品は政府により管理されており、安心して買い物が楽しめる点もポイントです。
☆ここがポイント!
市場は夕方から夜間にかけて賑やかになるため、昼間はシャッターが閉まっている店もあります。そのため、人が少なく、ゆっくり品を見ることができるというメリットもあります。
基本的にグラム+手数料で売られているので、デザインは限られますが、日本より安く買えることが多いです。また、日本では珍しい22金の製品が多いのも特徴になります。
※ゴールド・スークでの金購入についてはこちらを参考にしてください。
7.オールド・スーク(Old Souk)
バール・ドバイ地区にあるテキスタイル・スークとも呼ばれるスーク(市場)。ストールのほか、民族衣装や各種お土産などを取り扱っている店が多く並んでいます。ただし、歩いていると腕を掴まれるなど、客引きが少し強引な店がいくつかあったので注意してください。
ドバイの歴史を知ろう!
8.ドバイ・ミュージアム(Dubai Museum)
1787年に建てられたドバイで最も古い建物「アル・ファヒディ砦(Al Fahidi Fort)」が博物館として利用されています。ドバイが築かれていった歴史が展示されているため、ドバイを知るためにはもってこいの場所。中央広場に再現された昔の船が並び、当時の家も再現されています。また、剣や弓矢、ジャンビーヤ(ナイフ)、鉄砲、太鼓などの楽器なども展示されています。なお、博物館の外から伝統的な大型船が見えるため、博物館の位置は分かりやすいです。
■再現された当時の部屋
ドバイのシンボル!
9.ブルジュ・アル・アラブ(Burj Al Arab)
1994~1999年に建設された5つ星の最高級ホテル。人工島に浮かぶ特徴的な建物はドバイのシンボルの一つ。ダウ船の帆をイメージした設計は、英国人建築家トム・ライト(Tom Wright)氏によるもの。周囲は海岸線が広がっているほか、高級リゾート「マディナ・ジュメイラ」などもあります。1月前後の気候のいい時期に海岸線や周囲の街歩きを楽しむのがおすすめです。
10.パーム・ジュメイラ(Palm Jumeirah)
ヤシの木をイメージした人工島(地図)。ホテルが多く、見所は水族館などに限られるものの、ドバイを象徴する場所でもあり、行くに越したことはありません。
マイクロソフト創業者ビル・ゲイツ、元F1王者ミハエル・シューマッハ、元サッカー英国代表デビッドベッカムなどが別荘を購入したことでも有名です。なお、ジュメイラ・パーム・トラム駅で下車したところにあるザ・ゲートウェイ・タワーズ内にモノレール乗り場があります。
最後に
ドバイはとにかく豪華です!
ドバイ観光の魅力は近代的な建物群とショッピングであり、今回は建物群を中心におすすめの観光地を紹介しました。特におすすめなのが、ドバイ・ファウンテン(ブルジュ・ハリファ含む)、ドバイ・マリーナ・ウォーク、ゴールド・スークの3カ所です。
素晴らしい夜景やショッピングを楽しめる場所になっているので、ドバイ観光では確実に押さえておいてください。また、ドバイはイスラム圏でも治安が安定しているので、イスラム文化に触れることができる貴重な都市になっています。そういった意味でもドバイ観光はおすすめです!
※上記おすすめ観光地の場所は以下のグーグルマップ(赤色)にまとめています。