イギリスの首都「ロンドン」の夜景を無料で楽しもう!
テムズ川沿いの夜景が一番の見所だった?!タワーブリッジやウェストミンスター宮殿のライトアップは綺麗?ロンドン・アイ周辺で行われていたプロジェクションマッピングとは?
今回は筆者が撮影したテムズ川沿いの夜景を中心に写真を掲載。シティやオックスフォードサーカス周辺を含め、全て無料で見ることができますので、ぜひロンドン観光の参考にしてください!
テムズ川沿いの観光スポット
■ビッグ・ベン(Big Ben)
ビッグ・ベンは19世紀半ばに建設された高さ96メートルの時計台。正式名称はエリザベス・タワー(Elizabeth Tower)で、ロンドンのシンボル的存在です。筆者が滞在した際は修復作業中だったため、足場を照らす光がまるでビッグ・ベンをライトアップしているかのようでした。また、ウェストミンスター宮殿(写真左)もきれいなライトアップが行われています。
■ロンドン・アイ(London Eye)
年間400万人近くの観光客が訪れる1999年に開業した観覧車。チケットは日本円で約3700円からと少し高額です。ロンドン・アイ自体がライトアップされているため、周辺の夜景を無料で見るだけでも十分満足できます。なお、筆者が訪問した際は、ヘッドホンなどを手掛ける「ビーツ(Beats)」のプロジェクションマッピングが行われていました。
■ザ・シャード(The Shard)
2012年に完成した高さ310メートルの高層ビル(写真中央)。イタリア人建築家「レンゾ・ピアノ(Renzo Piano)」が設計を担当し、69階・72階が展望室になっています。テムズ川沿いの建物で最も目立つと言っても過言ではなく、夜景鑑賞では最も押さえておきたいビルになります。なお、こちらの建物には5つ星ホテル「シャングリ・ラ・ザ・シャード・ロンドン」が入っています。
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■タワー・オブ・ロンドン(Tower of London)
要塞として1000年代後半に建設され、宮殿や監獄、処刑場などとして利用された世界遺産。世界最大級のダイヤモンド「カリナン」などが見所。近代的なビルが目立つエリアですが、幻想的なライトアップが中世感を際立たせています。
■タワー・ブリッジ(Tower Bridge)
19世紀後半に建設されたゴシック様式の橋。ロンドンの象徴的な建築物の一つです。昼間でも見応えのある橋ですが、ライトアップされた夜の姿がおすすめです。写真はロンドン・ブリッジから撮影したものになります。
テムズ川沿いの夜景
■ポッターズ・フィールズ・パークから撮影
タワー・ブリッジ近くにある公園「ポッターズ・フィールズ・パーク」から撮影しています。写真右はタワー・オブ・ロンドン、写真左は特徴的な高層ビル「20 Fenchurch Street」など近代的なビルが多いエリアになり、きれいな夜景を見ることができる場所になります。
■ロンドン・ブリッジ(London Bridge)から撮影
写真左はタワー・ブリッジ、写真右はザ・シャードになります。写真左側には「20 Fenchurch Street」などの近代的ビルエリアがあるため、テムズ川沿いの夜景を見るならロンドン・ブリッジが一番おすすめです。
■クイーンズ・ウォーク(The Queen’s Walk)から撮影
テムズ川沿いの遊歩道「クイーンズ・ウォーク(The Queen’s Walk)」から撮影。写真右側の一番高いビルが「20 Fenchurch Street」になります。治安面の問題はなく、ロンドン観光の際はクイーンズ・ウォークを歩きながら夜景鑑賞を楽しんでみてください。
■サザーク・ブリッジ(Southwark Bridge)から撮影
サザーク・ブリッジは1921年に開通した橋。目の前に電車用の橋梁があるため、ザ・シャードと電車を同時に撮影したい方におすすめです。ただし、サザーク・ブリッジは車両が通行する関係上、橋が少し揺れるため、シャッタースピードを短くするなど対策が必要になります。
シティの夜景
■王立取引所
16世紀に設立された旧王立取引所(写真中央)。現在の建物は19世紀半ばに建設されたものになります。この辺りがシティ中心部になり、イングランド銀行(中央銀行)が写真左にあります。なお、ロンドンは世界で最も外国為替取引が行われている都市になります(シェアは約4割)。
■マンション・ハウス(Mansion House)駅周辺
写真中央は1871年に完成した歴史的建造物の「アルバート・ビルディング(Albert Buildings)」。セントポール大聖堂から徒歩4分の場所に位置しています。
オックスフォード・サーカス周辺
■リージェント・ストリート(Regent Street)
ピカデリー・サーカス(Piccadilly Circus)とオックスフォード・サーカス(Oxford Circus)を結ぶ通り。写真左はアップルストアになり、通りにはバーバリーの旗艦店やマイケル・コース、コーチなどのブティックもあります。夜でも人通りがあるため、安心して夜景鑑賞が楽しめます。
■オックスフォード・サーカス
22時過ぎのオックスフォード・サーカス。写真左はナイキ・タウン(Nike Town)。ロンドン中心部になるほか、隣接するソーホー地区には多くの飲食店があるため、夜遅くまで多くの人で賑わうエリアになります。
■BBC
イギリスの公共放送局「BBC」の本社になります。オックスフォード・サーカス近くに位置しているため、観光の時間に余裕のある方はぜひ訪れてみてください。
滞在後記
ロンドンは移民が増加しているため、少し警戒しながら夜景撮影を行いましたが、トラブルに遭遇することはなく、とても安全に夜景を楽しむことができました。また、テムズ川沿いの夜景を撮影していた際、現地の方がおすすめスポットを教えてくれるなど、人の優しさに触れることができたことも良い思い出として残っています。
その一方、テムズ川沿いのクイーンズ・ウォーク、シティには人通りの少ないエリアが存在しています。若者がたむろしていることもなく、治安面の問題は少ないと思います。しかし、女性一人で夜景をご覧になる場合は周囲の警戒を怠らないようにしてください。
なお、上記の通り、テムズ川沿いの夜景が一番おすすめです。ぜひ、当記事を参考にロンドンの夜景スポット巡りを楽しんでみてください!