シンガポールでショッピングを楽しんでみませんか?
金融センターであるシンガポールには世界中から富が集まっており、多くの富裕層が居住しています。そのため、ブランド各社も需要開拓に力を入れており、ブランド戦略面からもシンガポールは注目の都市になっています。
今回はマリーナ・ベイ地区、オーチャード地区を中心に、実際に滞在した筆者がおすすめしたい買い物スポットを10ヵ所紹介します。ぜひシンガポール観光の参考にしてください!
マリーナ・ベイ・サンズ
1.ショップス・アット・マリーナ・ベイ・サンズ(The Shoppes at Marina Bay Sands)
シンガポールにおけるショッピングの中心地!
東南アジア最大級のショッピングモール。300店舗以上のショップが入っており、ハイブランドからデザイナーブランドまで幅広く揃えられています。ハイブランドの店舗はどこも大きく、1~2フロアで展開するブランドが多いです。そのなかで、プラダは3フロアで展開するなど存在感が目立っています。その一方、ブランド店に行列はなく、以前ほど賑わっているという状況ではありません。
また、モール内には運河が流れているほか、スケートリンクなどもあり、様々な面で楽しめる工夫もされています。レストランやカフェもあり、老若男女が一日中過ごすことができる場所になっているため、家族連れにはもってこい。さらに、カジノがあるため、暇つぶしにも事欠きません。
なお、多くの観光客が訪れるということで、お土産を購入することもできます。筆者はデリでシンガポールの名所が描かれたメタル製のブックマークを購入しました。価格は1000円ほどですが、質がしっかりとしていたため、購入して良かったと思っています。
■フロアガイド
L1(BAY LEVEL):ハイブランド、ギフトショップ、レストラン、健康&スポーツなど
B1(GALLERIA LEVEL):ハイブランド、宝飾品、スポーツ用品、子供用品、電化製品など
B2(CANAL LEVEL):ハイブランド、ジュエリー、バッグ、シューズ、ビューティー用品、薬局、レストランなど
■ショップス・アット・マリーナ・ベイ・サンズ内部、グッチのブティック
ブランド一覧 | ||
・ALEXANDER McQUEEN ・Audemars Piguet ・BALENCIAGA ・BALLY ・BALMAIN ・Berluti ・BLANCPAIN ・BOTTEGA VENETA ・BOUCHERON ・BOVET ・BREGUET ・BREITLING ・BRUNELLO CUCINELLI ・BUCCELLATI ・BURBERRY ・BVLGARI ・Cartier ・CELINE ・CAROLINA HERRERA ・CHANEL ・CHAUMET ・Chloé ・Chopard ・Christian Louboutin |
・Church’s ・DELVAUX ・Dior ・Dolce&Gabbana ・Ermenegildo Zegna ・FENDI ・FERRAGAMO ・FRANCK MULLER ・GIORGIO ARMANI ・GIVENCHY ・GUCCI ・HERMÈS ・HUBLOT ・IWC Schaffhausen ・JAEGER-LECOULTRE ・JIMMY CHOO ・KENZO ・KWANPEN ・LA PERLA ・LOEWE ・LONGCHAMP ・Loro Piana ・LOUIS VUITTON ・MIKIMOTO |
・MISSONI ・MIU MIU ・MONCLER ・MOSCHINO ・MOYNAT ・OMEGA ・PANERAI ・PATEK PHILIPPE ・PIAGET ・PRADA ・RALPH LAUREN ・RICHARD MILLE ・ROGER DUBUIS ・Roger Vivier ・ROLEX ・SAINT LAURENT ・TIFFANY&Co. ・TOD’S ・TORY BURCH ・VACHERON CONSTANTIN ・VALENTINO ・Van Cleef&Arpels ・VERSACE ・ZENITH |
2.クリスタル・パビリオン(Crystal Pavillions)
マリーナ・ベイに浮かぶガラス張りの建物「クリスタル・パビリオン」には、ルイ・ヴィトン・アイランド・メゾン(Louis Vuitton Island Maison)があります。地上3階地下2階で構成されており、1階にはメンズとレディースの革製品など、中2階にはトラベルルームなどがあります。また、航海がイメージされたインテリアはヴィトン好きではなくても、チェックしておきたい観光スポットです。
オーチャード地区
3.ニー・アン・シティ(Ngee Ann City)
1993年に開店したショッピングセンター。110以上の専門店があり、「高島屋」がアンカーストア。目玉はシャネル(CHANEL)とルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)になります。さらに、シンガポール最大の書店となる紀伊國屋書店、カジュアル・高級レストラン、カフェなどがあり、落ち着いてショッピングを楽しむことができます。
そのほか、シンガポール高島屋には日本の薬が購入できる西野薬局(Nishino Pharmacy)もテナントとして入っており、現地滞在中の心強い味方になってくれます。さらに、トイレのきれいさも売りの一つ。海外のトイレ事情はあまり良くないところが多いですが、落ち着いてショッピングを楽しめるようにと配慮された造りになっています。
なお、ルイ・ヴィトンは多くの客で賑わっていましたが、シャネルやフェンディは客がおらず、フェンディの店員は3人ともスマホをいじっていました。コスメも客が入っておらず、暇そうでした。その他のフロアーについては活況という感じではありませんが、ちらほらお客さんが入っていました。
ブランド一覧 | |
・Armani Exchange ・Berluti ・BOSS ・BOGGI MILANO ・Cartier ・CELINE ・CHANEL ・DAMIANI ・Dior ・FENDI ・GOYARD |
・GUESS ・LA PERLA ・LOUIS VUITTON ・MOYNAT ・Onitsuka Tiger ・Paule Ka ・PIAGET ・SEIKO ・Shanghai Tang ・TIFFANY&Co. ・Van Cleef&Arpels |
4.伊勢丹スコッツ(Isetan Scotts)
1993年にオープンした日本人利用者が多い日系デパート。価格は高めですが、質の高い食材が手に入る場所としてスーパーマーケットが人気です。また、お土産を購入する場所として訪れたり、日本食を味わいに行く場所としてもおすすめ。売場については、地下1階にはスーパーマーケット、1階には化粧品や宝飾品、婦人雑貨、2階には婦人服、3階には紳士服、4階には子供用品やインテリアなどがあります。なお、オーチャード駅から雨に濡れることなく行くことができる点もポイントです。
なお、地下一階の食料品売場はそこそこの人がおり、たこ焼きやくまモンのたい焼き?、イカ焼きなど、その他日本の惣菜が売られていました。同じ階に薬局があるため、日本人にとっては心強い場所になると思います。そのほか、高額にはなりますが、日本からの産地直送の野菜などが販売されているほか、鮮魚、日本食の丼など様々な日本食が販売されています。
■地下の食料品売場
5.アイオン・オーチャード(ION Orchard)
2009年7月にオープンしたショッピングモール。約400のショップがあり、高級ブランドを中心に幅広い品揃えを誇っています。また、スシやとんかつ料理店など日本食レストランが豊富。そのほか、カレー専門店や餃子専門店、タイ料理、ベトナム料理、香港のデザートショップ、ワンタンメン専門店なども揃っています。昼食や夕食を食べる場所としてもチェックしておきたいモールになります。
なお、各ブランドについては、平日の夕方でもルイ・ヴィトンを筆頭に行列にはなっておらず、スムーズに商品を見ることができる状況でした。客層については、高級時計店を訪問していたのは観光客が目立っていました。年齢層は20代を中心とする若年層がメインになります。
ブランド一覧 | ||
・A. Lange & Söhne ・ALEXANDER McQUEEN ・BOTTEGA VENETA ・BREITING ・BVLGARI ・Cartier ・CHANEL ・CHAUMET ・Christian Louboutin ・Dior ・Dolce&Gabbana ・FENDI |
・FRANCK MULLER ・GRAFF ・GUCCI ・HARRY WINSTON ・HUBLOT ・HUGO ・IWC Schaffhausen ・LOEWE ・LONGCHAMP ・Loro Piana ・LOUIS VUITTON ・OMEGA |
・PANERAI ・PATEK PHILIPPE ・PRADA ・ROGER DUBUIS ・ROLEX ・SAINT LAURENT ・TAG Heuer ・TIFFANY&Co. ・TISSOT ・VACHERON CONSTANTIN ・VALENTINO ・Van Cleef & Arpels |
IONスカイについて
56階にある入場無料(50シンガポールドル以上の買い物をした顧客が対象)の展望台。4階(IONアートギャラリー)にある高速エレベーターから行くことができます。地上218メートルの高さからシンガポールの街並みを360度楽しむことができるため、オーチャード滞在の際には立ち寄っておきたい場所です。
6.パラゴン(Paragon)
1998年にオープンしたショッピングセンター。6つのフロアは「ファッション」「食事」「ライフスタイル」「フィットネス」「健康と美容」からなり、200以上のショップが展開しています。こちらの目玉はグッチ(GUCCI)とプラダ(PRADA)。日本の無印良品もテナントとして入っています。また、日本食レストランがあるなど、レストランやカフェも充実しています。
ブランド一覧 | |
・BALENCIAGA ・BOSS ・Brooks Brothers ・BRUNELLO CUCINELLI ・BURBERRY ・Calvin Klein ・COACH ・DKNY ・DIESEL ・EMPORIO ARMANI ・ETRO ・FERRAGAMO ・G-Star Raw |
・GIVENCHY ・GUCCI ・MAX&Co. ・MCM ・MIU MIU ・MOSCHINO ・POLO RALPH LAUREN ・PRADA ・STELLA McCARTNEY ・TOD’S ・VERSACE ・ZEGNA |
7.タングス(TANGS at TANG PLAZA)
中国・広東省汕頭出身の実業家「タン・チューン・ケン(Tang Choon Keng)」が1932年に設立された老舗百貨店。明清朝の旧王宮「紫禁城」に影響された中国建築が特徴的な建物です。
1階はディオールやイヴ・サンローランなどコスメ系が主体。地下1階では雑貨や菓子類などのお土産を購入することができます。なお、地下1階のパン屋さんでは2シンガポールドル(約160円)前後で美味しいパンが購入できるのでおすすめです。
8.プラザ・シンガプーラ(Plaza Singapura)
1974年にオープンしたシンガポールで最も古いショッピングモールの一つ。2012年に新館建設を含めた大規模な改装が実施されています。家族層のみならず、若年層にも人気。取り扱い商品は日本の郊外にあるモールと同様、比較的手の届きやすいカジュアル系衣料が中心です。
日本企業では、ユニクロや100円ショップのダイソー、ヤマハ音楽学校などが入っています。そのほか、マクドナルド(McDonald’s)、バーガーキング(BURGER KING)、ケンタッキー・フライドチキン(KFC)などのファーストフード店も揃っています。
ブギス地区
9.ブギス・ストリート(Bugis Street)
1950~1980年代までは屋外バーやディスコなどナイトスポットとして有名でしたが、1980年代の再開発により現在のような小売店で賑わう場所に変わっています。800店以上が密集するブギス・ストリート内は、まるで迷路のように店舗がひしめきあっており、お土産を中心にショッピングを楽しむことができます。
その他エリア
10.ジュエル・チャンギ・エアポート(Jewel Changi Airport)
チャンギ国際空港に隣接する2019年にオープンした複合施設。ホテルやショップ、レストラン、アトラクション施設などが入っており、ドン・キホーテや無印良品、東急ハンズなど日系のショップもあります。さらにアジア最大級の屋内庭園の資生堂フォレストバレーなどもあり、乗り継ぎの待ち時間の暇つぶしスポットとしても重宝します。
ショップ一覧 | ||
・Asics ・Adidas ・Calvin Klein ・CHARLES&KEITH ・CHOW TAI FOOK ・COACH ・CONVERSE ・Desigual ・ecco ・Evisu ・FILA |
・Foot Locker ・FOSSIL ・FRED PERRY ・FURLA ・G-STAR RAW ・Hurley ・kate spade ・LACOSTE ・MAISON MARGIELA ・Massimo Dutti ・MUJI |
・New Balance ・NIKE ・OAKLEY ・Onitsuka Tiger ・OYSHO ・PANDORA ・PUMA ・SKECHERS ・Timberland ・UNIQLO ・ZARA |
最後に
上記のほかにも、シティ地区には、サンテック・シティ・モール(Suntec City Mall)、マリーナ・スクエア(Marina Square)などのショッピングモールがあります。
また、シンガポールには中華街、リトル・インディア(インド人街)があり、各国の特色のあるショッピング、食事を楽しむことができます。そのような異国文化が入り交じるエリアで買い物を楽しむと、よりシンガポール観光を充実させることができますと思います。ぜひ、上記を参考にシンガポール観光を楽しんでください!
※上記買い物スポットの場所は以下のグーグルマップ(青色)にまとめています。