リスボンの旅カルテ!物価は意外と安い?麻薬の売人には要注意

サン・ジョルジェ城(Castelo de São Jorge)から見たリスボンの街並み リスボン

旅の通知表「旅カルテ」!

今回はポルトガルの首都「リスボン」を取り上げます。

リスボンと聞いて、みなさんはどのようなイメージをお持ちですか?大航海時代、ヴァスコ・ダ・ガマ、エッグタルト、南ヨーロッパの街並みなどをイメージする人が多いかもしれません。

そんなリスボンは近年、景観の美しさなどからヨーロッパのなかでも注目を集めています。今回は筆者が世界一周で訪れたリスボンの街並みや治安、物価、交通機関まで観光客が気になる点を独自に評価していきます!ぜひリスボン観光の参考にしてください。

ポルトガル・リスボン観光の旅カルテ

評価項目5段階評価
おすすめ度★★★★
治安★★★★
物価★★★
街並み★★★★
交通機関★★★
英語力★★
美女・イケメン比率★★★
日本車比率

リスボンの平均気温と降水量

リスボンの平均最高・最低気温(グラフ)

リスボンの平均降水量(グラフ)
※出典:気象庁ホームページ(http://www.data.jma.go.jp/gmd/cpd/monitor/climatview/frame.php)のデータを基に筆者作成。

ベストシーズンとは?

少し暑いですが、乾期になる6~9月がベストシーズンになります。

日中の温度差が大きくなることもあるので、薄手の上着を1枚持っておくと安心です。

11~2月は雨期になりますが、南欧に位置することもありヨーロッパ諸国では冬場も過ごしやすい気候です。降水量自体も許容範囲であるため、冬のヨーロッパ旅行を計画している人にはおすすめの都市になります。

■リスボンの気候についてはこちら

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ポルトガル・リスボン観光のポイント解説

おすすめ度:★★★★

サン・ジョルジェ城(Castelo de São Jorge)から見たリスボンの街並み

南欧特有の赤い屋根とパステルカラーの可愛い外壁、それらを見るだけで来てよかったと思わせてくれる街、それがリスボンです。近代的なビルはそれほど多くなく、趣きのある街並みを楽しむことができます。

Avenida駅付近に高級ブランド店はありますが、リスボン観光はショッピングというより、エッグタルトなどのお菓子やポルトガル料理、街の景観、ジェローニモス修道院などの歴史的な建物を楽しむべき街だと言えます。

また、地下鉄など電車が走っており、交通機関を利用して観光ができる点もポイントです。街の見所は固まっているので、行き返りに電車を利用し、あとは歩いて回ることをおすすめします。

なお、街中は混み合っていないので、自分のペースで観光ができる点も高ポイントです。ただし、見所はあまり多くないので、1週間程度の滞在がちょうどいいと思います。

■世界遺産などリスボンのおすすめ観光スポットはこちら!

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リスボンの治安:★★★★

経済的にあまり芳しくないポルトガルですが、日中はもちろん、夜間においても治安面で感じることはありませんでした。また、現地の友人に治安について聞いたところ、“観光客が行く場所については問題ないよ”と答えてくれました。

リスボンに滞在する予定の人は、その他ヨーロッパと同じくスリ対策として、自分の荷物をしっかり管理することさえすれば、治安面は問題ないと言えます。もちろん、人通りのない道や夜間外出には注意が必要です。

ただ一つ気になった点とは?

観光の中心地になるロシオ広場(Praça do Rossio)で、1日に何度も麻薬の売人に声を掛けられたことです。

人通りの多い場所であるほか、断ればつきまとっては来ないものの、注意するに越したことはありません。売人に声を掛けられても、「No」と言ってその場からすぐに離れるようにしてください。

リスボンの物価:★★★

ポルトガル・リスボンで食べた夕食

ヨーロッパは物価の高い国が多いですが、そのなかでリスボンの物価は安いと言えます。

OECDのデータによるとポルトガルの平均年収は2万3977米ドル(2014年)とされ、ヨーロッパにおける所得の低さが影響しているのかもしれません。

レストランについては、ケバブ店や中華料理店などでは7ユーロほどで食べることができます。場所により料金は異なりますが、一つの目安として旅行の参考にしてください。

ホテル代(日本円換算)の目安としては、3つ星ホテルが6000円台~、4つ星ホテルが1万円台~、5つ星ホテルが1万円台~になります。

気になるリスボンのホテル代はこちら!

物価目安
水(500ml)0.70ユーロ
スターバックスの水(500ml)1.90ユーロ
コーラ(1L)0.99ユーロ
ポストカード(お土産)0.50ユーロ
エッグタルト、パン(スーパー)0.50ユーロ前後
バーガーキングのwhopperセット(M)6.00ユーロ
レストラン(ケバブ、中華料理店)7.00ユーロ~
レストラン15.00ユーロ~
3つ星ホテル6000円台~

※1ユーロ=122.50円(2019年5月26日現在)

街並み:★★★★

ケーブルカーがあるリスボンの街並み

リスボンは赤い屋根、パステルカラーやアズレージョ(タイル)に特徴のある外壁がきれいな街です。街並みに派手さはありませんが、シンプルさゆえの飽きがこない街として評価ができます。

洗濯物も風景になる路地、ケーブルカーがマッチする夜景、オリエンテ駅付近の近代的な建物、それら全てがわくわく感を演出してくれます。さらに、ベレン(Belem)に行けば、世界遺産のジェローニモス修道院やベレン庭園などもあり、歴史を感じることもできます。

サン・ジョルジェ城(Castelo de Sao Jorge)からリスボンの街を一望することができるほか、フェリーでカシーリャス(Cacilhas)に渡ってリスボンの街並みを見るのもおすすめです。

■リスボンの街並みは世界トリップ写真館でチェック!

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交通機関:★★★

ポルトガル・リスボンの地下鉄車内

主要な交通機関は地下鉄になります。

主な観光地には電車で行くことができるため、リスボンは観光のしやすい街として評価ができます。切符は、ヴィヴァ・ヴィアジェン(VIVA Viagem)というプリペイドカードを購入し、チャージして利用することになります。

地下鉄やケーブルカー、市電、バス、サンタ・ジュスタのエレベーターなどで利用できる1日乗車券(24時間計算、6ユーロ)がおすすめです。カードにはフェリーマークがありますが、フェリーは別途料金が必要になるので注意してください。

駅員は英語が話せるので安心してください。英語が話せない人も、行先の地図やヴィヴァ・ヴィアジェンカードを見せて、どこまで行きたいか示せば問題ありません。

なお、筆者がリスボン空港に着いた当日、ストライキの影響で地下鉄がストップしていたこともあり、リスボンもその他ヨーロッパ都市と同様にストライキには注意が必要になります。

英語力:★★

ホテルや交通機関では英語は通じます。

英語圏からの観光客が多い影響があるのか、レストランやデパートなどでも英語が通じたため、ポルトガル語が話せなくても英語で何とかなります。

しかし、地元のおじさんが経営している商店やレストラン、現地の人などでは通じない場合が多かったので、簡単なポルトガル語は覚えておいた方がいいと思います。サービスを受けた際は、笑顔でオブリガード(オブリガーダ)と言ってみましょう!

簡単なポルトガル語
こんにちはボア タルジ
ありがとうオブリガード(男性)、オブリガーダ(女性)
これが欲しいですイウ ケーロ イソ

美女・イケメン率:★★★

出会った人が特別なのか、文化なのかは分かりませんが、男女ともに身だしなみ(鼻毛など)が整っていない人が多い印象を受けました。

女性は欧米諸国では比較的太っている人が少ないといった印象です。南欧系の美男美女も多いですが、さすがにクリスティアーノ・ロナウド系のイケメンを見ることはありませんでした。その一方、おじいちゃん、おばあちゃんの可愛らしさが目立っているようにも感じました。

日本車比率:★

ヨーロッパということもあり、ルノーやプジョー、メルセデス・ベンツ、アウディ、フォルクスワーゲン、オペルなど欧州車がやはり多いです。

そのほか、ポルトガルはドライバーの運転が荒いと聞いたことがありましたが、筆者は全く別の感想を持ちました。クラクションもその他各国と比較して鳴らさない人が多い印象で、横断歩道などでは道を譲ってくれるドライバーが多かったです。

総括

2010年の欧州債務危機後、ポルトガル経済はマイナス成長になっていましたが、2014年からはプラスに転じています。しかし、失業率は依然として10%を超えており、経済状況としては依然として厳しいものがあります。

そのなかでも治安は安定しており、観光客は美しいリスボンの街並みを堪能することができます。しかし、不審者を避ける、夜間は1人で出歩かないなど最低限の安全対策が必要になることは忘れないでください。

治安、物価、街並みの点からヨーロッパでもおすすめできる街であり、ヨーロッパ旅行を計画している人におすすめしたい都市、それが「リスボン」です。