ブラチスラバで買い物を楽しみませんか?
ブラチスラバにはブランド店街がない?!観光の中心地「フラヴネー広場」に近い絶対に押さえておきたいショッピングモールがある?フードコートが充実しているマーケットを発見?!
スロバキアの首都「ブラチスラバ」は買い物スポットが少なく、ブランド店街もありません。しかし、近代的なショッピングモールや魅力的なマーケットなどはいくつかあります。そこで今回は、「おすすめのショッピングモール」、「おすすめのマーケット」、「ショッピングストリート」のカテゴリーに分けて、ブラチスラバの買い物スポットを7ヵ所紹介します。ぜひ観光の参考にしてください。
おすすめのショッピングモール
1.エウロヴェア(EUROVEA)
エウロヴェアはブラチスラバ中心部のやや東、ドナウ川沿いに位置するショッピングモールです。2010年に開業したため、内部は近代的でとても綺麗です。130超のショップがあり、衣料品はカジュアル系が主体です。スーパーマーケットやドラッグストアなどがあり、食料品などを購入する場所として重宝します。また、無料のトイレやWi-Fiが利用できる点も観光客にとって魅力的です。フードコートなどもあるため、観光客は絶対に押さえておきたいショッピングモールになります。
※ショップ一覧やアクセス方法などは以下の記事で確認してください。
2.アウパーク・ブラチスラバ(Aupark Bratislava)
アウパーク・ブラチスラバは2001年に開業したショッピングモール。ブラチスラバの南側(ブラチスラバ・ペトルジャルカ駅側)に位置しています。ショップ数は200超で、ファッションはZARA系のブランドが多いです。若年層をターゲットにしたショップが多いため、筆者が訪れた際は10〜30代の顧客が目立っていました。その一方、映画館やカジノといった娯楽施設があるため、幅広い年齢層が楽しめるショッピングモールとも言えます。アクセスは良くありませんが、観光の中心地「フラヴネー広場」からドナウ川を渡って徒歩21分で行くことができます。
※ショップ一覧やアクセス方法などは以下の記事で確認してください。
3.ニヴィ・ツェントゥルム(Nivy centrum)
ニヴィ・ツェントゥルムは2021年に開業した新しいショッピングモールです。ブラチスラバ中心部からやや東に行った再開発エリアに位置しており、バスターミナル(FLIXBUSなど)が併設されています。ZARA系のブランドのほか、MANGOやRESERVEDなどファストファッションブランドが多いのが特徴です。ドイツのデパートチェーン「Peek & Cloppenburg」、スーパーマーケットの「リドル(LiDL)」などもあります。アジア食が充実しているフードコートもあり、筆者が訪れた際は学校終わりの高校生で賑わっていました。
※ショップ一覧やアクセス方法などは以下の記事で確認してください。
おすすめのマーケット
4.フレッシュマーケット(Fresh market)
フレッシュマーケットはRegio Jetの停車駅「Tomášikova」の近くにあるマーケット。1階には野菜など生鮮食品を販売する店舗のほか、ワイン、蜂蜜、石鹸、ハンドメイドアクセサリー、陶器、本など様々な物が販売されています。さらに2階にあるフードコートが必見で、日本食を提供している店舗に加え、現地料理やイタリアン、アジア料理など合計40〜50店舗ほどが展開されています。昼食時はとても混雑していますが、それに見合う価値はあると思います。お土産の購入はもちろん、店舗の綺麗さや充実さからブラチスラバで最も訪れてよかったと感じたマーケットでした。
※営業時間やアクセス方法などは以下の記事で確認してください。
5.ミレチチョヴァ市場(Trhovisko Miletičova)
ミレチチョヴァ市場はトラム9番線「Saleziáni」駅から徒歩4分の場所にあるマーケット。写真の通り生鮮食品を販売する店舗のほか、衣料品店が多いのが特徴です。店員の多くが中国人の方ですが、安い衣料品を購入したい方は訪れてみてください。中心部から若干離れていますが、トラム9番線で約15分ほどの場所にあるため、訪問ハードルは高くありません。果物や蜂蜜なども安く購入できるほか、規模的にもブラチスラバではおすすめできるマーケットになります。
※営業時間やアクセス方法などは以下の記事で確認してください。
ショッピングストリート
6.オプホドナー通り(Obchodná)
オプホドナー通りはフルバノヴォ広場(Hurbanovo námestie)とコラーロヴォ広場(Kollárovo námestie)を結ぶ全長約550メートルの通り。ブラチスラバ中心部のやや北、ミハエル門(Michalská brána)近くに位置しています。
通りにはH&Mやフライングタイガーコペンハーゲン、ドラッグストア「dm」、書店「Kníhkupectvo Martinus(※写真右)」のほか、衣料品店、雑貨店、玩具店などがあります。また、マクドナルドなどのファストフード、アジア料理店など飲食店が多いのも特徴です。さらに、シーシャバーが数軒あるなど、ナイトライフが楽しめる場所でもあります。
有名なショップは少ないですが、ブラチスラバ唯一の繁華街と言える場所になります。そのほか、通りにはホステルが数軒ありますが、ブラチスラバ中央駅へのアクセスなど立地面は良いと思います。
7.ラウリンスカ通り(Laurinská)
ラウリンスカ通りは、フィッシングゲート通り(Rybárska brána)とSNP広場(Námestie SNP)を結ぶ全長約350メートルの通り。マックスマーラのブティックのほか、ハイブランド商品を取り扱う「LUXURY」や「Luxury vintage」、宝飾品店「GOLDIE KLENOTY」などがあり、東京で言う表参道のようなエリアと言えるかもしれません。そのほか、CDやレコードなどを販売する「Roxy Music Shop」、カフェやバー、レストランなどもあります。特筆すべきものはありませんが、ブラチスラバの中心部に位置しているため、街歩きがてら訪れてみると良いと思います。
最後に
最初にお話した通り、ブラチスラバにブランド店街はありません。ラグジュアリー系のブランドはマックスマーラと写真の4つ星ホテル「ラディソン・ブルー・カールトン・ホテル・ブラチスラバ」にウブロ(HUBLOT)のブティックがある程度になります。
なお、上記以外では、フラヴネー広場の日本大使館と同じ建物に入るギフトショップなど、ブラチスラバの中心部にはギフトショップ店が点在しています。ただ、店舗によってはロシアのマトリョーシカやウィーン出身の画家「グスタフ・クリムト」の作品などが販売されていましたので、スロバキアのお土産を購入したい方は注意してください。
以上、ブラチスラバでおすすめしたい買い物スポットを紹介しました。ブラチスラバ観光は基本的に半日、もしくは1日程度の方が多いと思います。買い物スポットを訪れる時間がない方が多いと思いますが、時間のある方はショッピングモールやマーケットを訪れてみてください。なお、今回紹介した買い物スポットの場所は以下のグーグルマップで確認してください。