年間2500万人が訪れる名所がある?シカゴの観光地15選!

シカゴのレイクフロント・トレイルから撮影した夜景 シカゴ

Windy City(風の街)を楽しもう!

皆さんはアメリカ第3の都市「シカゴ(Chicago)」についてどのような印象をお持ちですか?

シカゴはボーイングやユナイテッド航空などが本社を置く世界有数の大都市。近年は、大リーグ「シカゴ・カブス」所属の鈴木誠也選手の活躍などで、シカゴ観光を計画されている方が多いと思います。

そこで今回は、夜景スポットや公園、美術館など定番スポットを中心に、シカゴのおすすめ観光地15ヵ所を紹介します。おすすめの穴場スポットも紹介していますので、ぜひシカゴ観光の参考にしてください!

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おすすめの夜景スポット

 1. ネイビー・ピア(Navy Pier)

ネイビー・ピア(Navy Pier)

ネイビー・ピアは、1916年7月15日にオープンしたシカゴで最も人気のある観光スポットの一つ!約1キロの桟橋状の埋め立て地域には、ショップやレストラン、観覧車、その他様々なアトラクションが揃っており、毎年900万人近い観光客が訪れると言われています。

ネイビー・ピアに行かなければ「シカゴに行った内に入らない」と言われるほどの場所であり、現地の友人が一番におすすめしてくれた場所もこちらでした。ピアからはシカゴの高層ビル群が一望できるため、夜景ポイントとしてもおすすめです。なお、レストランはアメリカンから中華、ファーストフード、シーフードまで幅広く、お土産などを取り扱うショップも多いため、お土産を探す場所としても重宝されています。

■ネイビー・ピアから見た夜景

営業時間:11:00~21:00(金・土は22:00まで)※時間はシーズンにより異なる
料金:無料(アトラクションなどは有料)
アクセス:CTA Red Line「Grand」駅から徒歩20分(地図
公式サイト:https://navypier.com/
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2. シカゴ・リバーウォーク(Chicago Riverwalk)

ワバッシュ・アベニュー・ブリッジ(Wabash Avenue Bridge)

シカゴ・リバーウォークは、シカゴ川沿いに造られた遊歩道。街が紹介される場面でよく見かけるため、これぞシカゴ!といった場所とも言えます。

建ち並ぶトランプ・インターナショナル・ホテル・アンド・タワー(シカゴ)などの近代的なビル、ザ・リグリー・ビルディングなどの歴史的建造物を見ることができるほか、カフェなどもあり休憩ポイントとしても便利です。

夜になると、高層ビル群とミシガン大通橋(DuSable Bridge)、シカゴ川の夜景を楽しむことができます。シカゴ川に光が反射し、幻想的な雰囲気を楽しむことができるため、観光客にも人気のスポットになっています。

■ミシガン大通橋から見た夜景

ミシガン大通橋から見た夜景

営業時間:6:00~23:00
料金:無料
アクセス:CTA「State/Lake」駅から徒歩4分(地図
公式サイト:https://www.chicagoriverwalk.us/
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3. レイクフロント・トレイル(Lakefront Trail)

シカゴのレイクフロント・トレイル(Lakefront Trail)

レイクフロント・トレイルは、ハリウッド・ビーチ(Hollywood Beach)からサウス・ショア・パーク(South Shore Park)を結ぶ全長28キロの遊歩道。ウォーキングやジョギング、サイクリングレーンが配置されており、ミシガン湖沿いの景色を楽しむことができます。

特にネイビー・ピアからシェッド水族館に向かうコースがおすすめで、シェッド水族館周辺からはきれいな夜景を見ることができます。なお、夜間でも多くの人がジョギングやウォーキングを行っているため、夜景撮影を行っていても治安面で不安に感じることはありませんでした。ただし、女性1人の行動は避けた方が無難だと思います。

■シェッド水族館付近から撮影した夜景

シカゴのレイクフロント・トレイルから撮影した夜景

利用時間:24時間利用可(地図
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おすすめ観光スポット

4. ウィリス・タワー(Willis Tower)

ウィリス・タワー(Willis Tower)

ウィリス・タワーは、1970~1973年に建設された高さ527.3メートルの高層ビル。シカゴで最も高く、完成した1973年から1998年まで世界一の高さを誇ったビルはシカゴのランドマークとして愛されています。

もともと小売大手「シアーズ」の本社ビルとして建設されたため、シアーズタワーとも呼ばれていました(2009年にウィリス・タワーに変更)。現在はユナイテッド航空の本社などが入っています。

■展望台「スカイデッキ・シカゴ(Skydeck Chicago) 」

シカゴで最も有名な観光スポットの一つ!また、高層ビルの付き物と言えば「展望台」ですが、もちろんウィリス・タワーにも「スカイデッキ・シカゴ(Skydeck Chicago) 」という展望台があります。

スカイデッキ・シカゴはタワーの103階に位置し、360度のパノラマビューの美しさはもちろん、夜景スポットとしても人気。全面ガラス張りの展望台「ザ・レッジ(The Ledge)」が2009年7月にオープンし、多くの観光客から支持を得ています。

■スカイデッキ・シカゴ

営業時間:9:00〜22:00(土は8:30〜22:00)※シーズンにより異なる
料金:43.5ドル
アクセス:CTA「Quincy」駅から徒歩2分(地図
公式サイト:https://theskydeck.com/

5. ジョン・ハンコック・センター(John Hancock Center)

ジョン・ハンコック・センター(John Hancock Center)

ジョン・ハンコック・センターは、1965~1969年に建設された高さ457.2メートルの高層ビル。ショッピング街のマグニファイセント・マイル(The Magnificent Mile)に位置し、シカゴのブランド店街「オーク・ストリート(Oak Street)」の近くにあります。

こちらも高層ビルということで展望台「360° Chicago」があり、94階(地上310メートル)からはネイビー・ピアやダウンタウンのビル群を一望できます。特に30°傾斜した窓から立って外の景色を見ることができる「TILT!」は迫力抜群です!

営業時間:9:00〜23:00
料金:30ドル
アクセス:CTA Red Line「Chicago」駅から徒歩8分(地図
公式サイト:https://360chicago.com/
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6. シカゴ・シアター(The Chicago Theatre)

シカゴ・シアター(The Chicago Theatre)

シカゴ・シアターは、1921年にオープンしたネオバロック様式の劇場。シカゴと言えばココ!という人も多い有名な場所。1979年にはアメリカ合衆国国家歴史登録財に登録されています。

1986年9月10日のリニューアルオープンの際には、フランク・シナトラ(Frank Sinatra)がパフォーマンスを行うなど、著名ミュージシャンがプレイした場所でも知られています。また、現在も著名アーティストによるショーが開催されているため、それらのショーを見に行くことできっと素敵な思い出作りができると思います。

営業時間:ショーにより異なる
料金:ショーにより異なる
アクセス:CTA「State/Lake」駅からすぐ(地図
公式サイト:https://www.msg.com/the-chicago-theatre

7. ミレニアム・パーク(Millennium Park)

ミレニアム・パークのクラウド・ゲート(Cloud Gate)

ミレニアム・パークは、2004年7月にオープンした公園。シカゴ美術館横に位置しています。シカゴで最も人気のある観光地で、年間2500万人の観光客が訪れています。

特に、インド出身の彫刻家「アニッシュ・カプーア(Anish Kapoor)」が手掛けたクラウド・ゲート(Cloud Gate)、スペイン人彫刻家「ジャウメ・プレンサ(Jaume Plensa)」が設計したクラウン・ファウンテン(Crown Fountain)などが有名です。

シカゴ観光の中心部に位置するため、一度は訪れておきたい場所としておすすめです。なお、夜に行くと以下の写真のような夜景を見ることができます。

開園時間:6:00〜23:00
住所:201 E Randolph St, Chicago(地図
最寄り駅:CTA「Washington/Wabash」駅から徒歩3分
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8. シカゴ美術館(The Art Institute of Chicago)

シカゴ美術館(The Art Institute of Chicago)

シカゴ美術館は、1879年に開館したアメリカ三大美術館の一つ。アメリカではニューヨークのメトロポリタン美術館に次ぐ規模になります。アメリカンアートはもちろん、ゴッホやピカソ、モネ、セザンヌなど著名画家の作品、日本など東洋美術のコレクションも豊富。

特に、ジョルジュ・スーラ作「グランド・ジャット島の日曜日の午後」、エドワード・ホッパー作「ナイトホークス」、グラント・ウッド作「アメリカン・ゴシック」のほか、ゴッホ作「自画像」、クロード・モネ作「睡蓮」、ルノワール作「二人の姉妹(テラスで)」、ピカソ作「老いたギター弾き」などが見所です。

開館時間:11:00〜17:00(木曜は11:00〜20:00)※火曜は定休日
料金:32ドル
アクセス:CTA「Adams/Wabash」駅から徒歩4分(地図
公式サイト:https://www.artic.edu/

9. シェッド水族館(Shedd Aquarium)

シェッド水族館(Shedd Aquarium)

シェッド水族館は、1930年にオープンした水族館。年間200万人以上の訪問者が訪れ、2005年にはアメリカで最も訪問された水族館にもなっています。

魚類を中心に、海洋哺乳類や鳥類、爬虫類、両生類、昆虫など約1500種を展示。特にシロイルカが人気。水中トンネルでは間近に生物を観察できるほか、カリビアン・リーフ(Caribbean Reef)やアマゾン・ライジング(Amazon Rising)などをテーマにした展示も人気を誇っています。

営業時間:9:00〜17:00(土・日は9:00〜18:00)※シーズンにより異なる
料金:変動制料金(40ドル〜)
アクセス:CTA「Roosevelt」駅から徒歩13分(地図
公式サイト:https://www.sheddaquarium.org/
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10. フィールド自然史博物館(The Field Museum)

フィールド自然史博物館(The Field Museum)

フィールド自然史博物館は、1893年に設立された博物館(1921年に現在の場所に移転)。世界最大の自然史博物館の一つで、年間200万人もの訪問客が訪れています。特にティラノサウルス「スー」の骨格が有名で、現在最も完全(90%)なティラノサウルスの骨格になっています。

また、常設展示として、世界各地のダイヤモンドや宝石、古代エジプトのミイラ・ミイラ化した動物、土壌生物の生態、地球上の生命の歴史と進化などについて知ることができます。恐竜などの化石、昆虫展示などが豊富にあるため、子供連れの方にはシェッド水族館と合わせておすすめの場所になります。

開館時間:9:00〜17:00
料金:30ドル
アクセス:CTA「Roosevelt」駅から徒歩12分(地図
公式サイト:https://www.fieldmuseum.org/

おすすめの穴場スポット

11. ラサール街(LaSalle Street)

ラサール街(LaSalle Street)

シカゴは「金融の街」!

多くの金融関連企業がラサール街にオフィスを構え、なかでもシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)は先物取引などデリバティブ商品の取引量で世界最大規模を誇っています。高架鉄道が走り、ウィリス・タワー(Willis Tower)も近いので、金融に興味のない人も街ぶら的に訪れてみると一味違ったシカゴ観光ができると思います。

■シカゴ連邦準備銀行のマネー・ミュージアム

シカゴ連邦準備銀行のマネー・ミュージアム

マネー・ミュージアムでは連邦準備銀行に関する歴史、アメリカのドル通貨の歴史などを中心に学ぶことができます。20札の束や120ドル札のキューブなどが見所になります。なかにはミリタリーマネーとして、日本の戦時国債も展示されています。博物館自体は小さいですが、無料で入ることができるのでおすすめです。なお、入口の警察官にミュージアムに入る旨を伝えると荷物検査が行われ、中に入ることができます。

■マネー・ミュージアム

営業時間:8:30〜17:00(土・日は定休日)
住所:230 S LaSalle St, Chicago(地図
料金:無料
最寄り駅:CTA「Quincy」駅から徒歩2分
ホームページ:https://www.chicagofed.org/

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12. ゴールド・コースト歴史地区(Gold Coast Historic District)

シカゴのゴールド・コースト歴史地区(Gold Coast Historic District)

ゴールド・コースト歴史地区は、ブランド店街「イースト・オーク・ストリート」の北側に位置するシカゴの歴史地区。1882年に億万長者のポッター・パーマー(Potter Palmer)が移住した後、富裕層がこちらの地区に移住するようになり、シカゴで最もお金持ちが住む地区になりました。

見所はフランク・ロイド・ライトが手掛けた「ジェームズ・チャーンリー邸(James Charnley House)」、プレイボーイ誌の創設者「ヒュー・ヘフナー」の元住宅「オリジナル・プレイボーイ・マンション(Original Playboy Mansion)」などになります。

そのほか、地区の東側にはオーク・ストリート・ビーチ(Oak Street Beach)があり、写真の通りジョン・ハンコック・センターなどを見渡すことができます。砂浜でリラックスしながらゆっくりとした時間を過ごすのがおすすめです。

シカゴのオーク・ストリート・ビーチ(Oak Street Beach)

最寄り駅:CTA Red Line「Clark/Division」駅(地図

おすすめの買い物スポット

13. ファッション・アウトレッツ・オブ・シカゴ(Fashion Outlets of Chicago)

ファッション・アウトレッツ・オブ・シカゴ

ファッション・アウトレッツ・オブ・シカゴは、オヘア国際空港の近くに位置する2013年8月にオープンしたアウトレット。グッチやプラダ、アルマーニなど人気ブランドが揃うシカゴで最も訪れていただきたいアウトレットになります。値引率は多くのブランドで40%オフ程度。ブランドに興味のない方はナイキがおすすめ。スニーカーの取り扱いが豊富(40〜50%オフほど)なのでぜひ訪れてみてください。

※アウトレットの詳しい情報は以下の記事をご覧ください。

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14. イースト・オーク・ストリート(East Oak Street)

イースト・オーク・ストリート(East Oak Street)

イースト・オーク・ストリートは、シカゴ中心部からやや北に位置するブランド店街。ノース・ミシガン・アベニューとノース・ステイト・ストリートを結ぶ全長約330メートルの通りには、シャネルやエルメス、プラダなど人気ブランドのブティックが軒を連ねています。ブランド店以外ではステーキハウスなどの飲食店もあります。

※シカゴのブランド店街の詳しい情報は以下の記事をご覧ください。

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15. シカゴ・フレンチ・マーケット(Chicago French Market)

シカゴ・フレンチ・マーケットは、2009年にオープンした飲食系中心の室内型マーケット。ハンバーガーやホットドッグ、和食、イタリアン、メキシカン、中華料理などが販売されており、予算は10〜20ドル程度です。

そのほか、ドーナツやスムージーなどを販売する店舗に加え、花屋、チーズ屋、小さなスーパーマーケットもあります。値ごろ感に欠けますが、マーケット内に食べるスペースがあるので、気軽に食事が楽しめる場所としておすすめです。

営業時間:7:00〜19:00(土曜は9:00〜16:00)※日曜は定休日
住所:131 N Clinton St, Chicago(地図
最寄り駅:CTA「Clinton」駅から徒歩2分
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番外編

■シカゴ・ピカソ(The Chicago Picasso)

シカゴ・ピカソ(The Chicago Picasso)

シカゴ・ピカソは、1967年に公開されたパブロ・ピカソがデザインを担当した作品。リチャード・J・デイリー・センターの広場に設置されています。高さは15.2メートルで、アメリカン・ブリッジ・カンパニーが製作を担当。著名パブリックアートとしてシカゴのランドマークの一つになっています。

■フラミンゴ(Calder’s Flamingo)

フラミンゴ(Calder's Flamingo)

フラミンゴは、1974年10月に公開された彫刻家「アレクサンダー・カルダー(Alexander Calder)」が手掛けたパブリックアート作品。高さ16メートル、重さ50トンのこちらの作品はフェデラル・プラザ(Federal Plaza)に位置しています。

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最後に

アメリカの観光地ではニューヨークやロサンゼルスに押されがちなシカゴですが、シカゴにはシカゴの魅力が沢山あります。

高層ビルが建ち並ぶ街並み、ウォーター・タワーなどの歴史的建造物、シカゴ川やミシガン湖の水辺に映る景色、きっとそれらがその他アメリカの都市と違った印象を与えてくれるはずです。

初めてアメリカに行く!という方にはニューヨークをおすすめしますが、それ以外の方にはぜひおすすめしたい都市になります。

※おすすめ観光スポットの場所は以下のグーグルマップ(青色)にまとめています。

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