イタリア第4の都市「トリノ」のおすすめ買い物スポットを10ヵ所紹介!
気になるブランド店街は?トリノ最大のマーケットはどこ?ユベントスのオフィシャルストアがあるショッピングストリートとは?
今回は実際に滞在した筆者が「ブランド店街」「ショッピングストリート」「デパート」「マーケット」「ガッレリア」のカテゴリーに分けてトリノで訪れておきたい買い物スポットを紹介します。ぜひトリノ観光の参考にしてください!
ブランド店街
1.ジュゼッペ・ルイージ・ラグランジェ通り(Via Giuseppe Luigi Lagrange)
マリア・ヴィットーリア通り(Via Maria Vittoria)とコルソ・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世(Corso Vittorio Emanuele II)を結ぶ全長約700メートルの通り。ブランド数は少ないですが、シャネルやプラダ、ミュウミュウなどがブティックを構えています。
また、デパート「リナシェンテ・トリノ」やハイブランドを取り扱う「ラグランジュ12」、トリノのジュエリーブランド「Chiantor 1918」に加え、ロクシタン(L’OCCITANE)やスーパーマーケット「Pam Local」などもあります。そのため、ショッピングでは押さえておきたい通りになります。
ブランド一覧 | |
・BRUNELLO CUCINELLI ・CHANEL ・Church’s ・FALCONERI ・Harmont & Blaine ・JO MALONE |
・LACOSTE ・MARELLA ・MIU MIU ・MONCLER ・PINKO ・PRADA |
■ラグランジュ12(Lagrange12)
セリーヌ(CÉLINE)やディオール(Dior)、ドルチェ&ガッバーナ(Dolce&Gabbana)、フェンディ(FENDI)、サンローラン(SAINT LAURENT)、ヴァレンティノ(VALENTINO)などのブランドが取り扱われているブティック。高級感のある店内はブランドイメージを損なうことなく、対応の良さも好印象でした。
住所:Via Giuseppe Luigi Lagrange, 12, 10123 Torino
2.ローマ通り(Via Roma)
カステッロ広場(Piazza Castello)とカルロ・フェリーチェ広場(Piazza Carlo Felice)を結ぶ全長約800メートルの通り。ポルタ・ヌオーヴァ駅とトリノ王宮の間にあるトリノのメインストリートになります。
グッチやエルメス、ルイ・ヴィトンなどのラグジュアリーブランドに加え、ファストファッションブランドが多い点も特徴。さらにかばんや靴を取り扱う店舗、アップルストアなどもあり、様々なニーズを満たしてくれる通りだと言えます。さらに、以下で紹介するガッレリア・サン・フェデリコのほか、通りの途中にあるサン・カルロ広場にはジョルジオ・アルマーニ(GIORGIO ARMANI)などのブティックもあります。
ブランド一覧 | ||
・Bershka ・Calvin Klein Jeans ・CALZEDONIA ・COS ・Desigual ・FRATELLI ROSSETTI ・GEOX ・GUCCI ・GUESS ・H&M ・HERMÈS ・Intimissimi ・LIU・JO |
・LOUIS VUITTON ・Luisa Spagnoli ・M·A·C ・MANGO ・Marina Rinaldi ・MAX&Co. ・Max Mara ・MICHAEL KORS ・MONTBLANC ・Motivi ・NARACAMICIE ・OVS ・OYSHO |
・PANDORA ・PATRIZIA PEPE ・Salvatore Ferragamo ・SISLEY ・Stradivarius ・SWAROVSKI ・SWATCH ・THE NORTH FACE ・TIMBERLAND ・TWINSET ・UNITED COLORS OF BENETTON ・ZARA |
■グッチ、エルメス、ルイ・ヴィトンのブティック
ショッピングストリート
3.ジュゼッペ・ガリバルディ通り(Via Giuseppe Garibaldi)
カステッロ広場とスタトゥート広場(Piazza Statuto)を結ぶ全長約1.1キロの通り。カジュアル系ショップが主体になり、無印良品やコスメのマック、トミージーンズなどがショップを展開しています。さらに、サッカーの強豪「ユベントス」のオフィシャルストアがあり、サッカー好きな方へのお土産を購入する場所としてもおすすめ。トリノ観光の中心地に位置しているため、散策しておいて損はない通りです。
ショップ一覧 | |
・Accessorize ・BARONIO ・Bata ・CALZEDONIA ・Claire’s ・Foot Locker ・GEOX ・GUESS ・Intimissimi ・Juventus Store |
・Luisa Spagnoli ・LUSH ・M·A·C ・Pimkie ・SEPHORA ・SWAROVSKI ・TEZENIS ・Tommy Jeans ・Yamamay ・無印良品 |
4.ポー通り(Via Po)
カステッロ広場(Piazza Castello)とヴィットリオ・ヴェネト広場(Piazza Vittorio Veneto)を結ぶ全長約700メートルの通り。カルツェドニア(CALZEDONIA)やフライング・タイガー・コペンハーゲンなどのショップがあるほか、本屋や古本屋、ギフトショップなどがあり、お土産を探す場所としておすすめ。
さらに、1780年に創業した「カッフェ・フィオリオ(Caffè Fiorio)」、1876年に創業した「カッフェ・ロベルト(Caffè Roberto)」といった老舗カフェもあります。特にカッフェ・フィオリオはイタリア王国初代首相「カミッロ・ベンソ(Camillo Benso)」など多くの貴族、要人が通った歴史を持ちます。
デパート
5.リナシェンテ・トリノ(Rinascente Torino)
イタリアのデパートチェーン「リナシェンテ」のトリノ店。ジュゼッペ・ルイージ・ラグランジェ通りに位置しています。カルバン・クラインやディーゼル、ゲスといったハイブランドより手が出しやすいブランドが主体。雑貨や食器類、食品系のお土産を購入する場所としておすすめです。また、トイレが利用できるため、観光客にとって何かと重宝するデパートになります。
住所:Via Giuseppe Luigi Lagrange, 15, 10100 Torino
アクセス:トラム4・15番線「Arcivescovado」駅から徒歩3分
公式サイト:https://www.rinascente.it/
ブランド一覧 | ||
・7 For All Mankind ・A.P.C. ・ARMANI EXCHANGE ・ASPESI ・BA&SH ・CALVIN KLEIN ・CASADEI ・CHIE MIHARA ・Church’s ・DIESEL ・DKNY ・DRIES VAN NOTEN ・DROMe ・EMPORIO ARMANI ・ESPRIT ・FABIANA FILIPPI |
・FAY ・FORTE FORTE ・G-STAR RAW ・GUESS JEANS ・HERNO ・HOGAN ・i BLUES ・IRO ・ISABEL MARANT ÉTOILE ・KARL LAGERFELD ・KENZO ・LACOSTE ・LEVI’S ・LIU・JO ・Maje ・MM6 Maison Margiela |
・MOSCHINO ・MSGM ・PESERICO ・POLO RALPH LAUREN ・rag & bone ・RED VALENTINO ・Sandro ・See By Chloé ・SERGIO ROSSI ・STUART WEITZMAN ・THEORY ・TOD’S ・TORY BURCH ・WEEKEND BY MAX MARA ・WOOLRICH ・ZADIG&VOLTAIRE |
マーケット
6.ポルタ・パラッツォ市場(Mercato di Porta Palazzo)
共和国広場(Piazza della Repubblica)で開催されているトリノ最大のマーケット。写真はマーケットのシンボルとも言える「L’ Antica Tettlia Dell’ Orologio」、直訳すると「古代の時計小屋」という1916年に建設された屋内マーケットになります。
屋内マーケットは食料品が主体になり、食肉や鮮魚のほか、チーズやソーセージといった加工品、チョコレートやキャンディー、ピザなどを販売する店舗がありました。屋外は野菜や果物、衣料品、小物類など様々な商品が販売されています。屋外マーケットに清潔感はありませんが、規模が大きいため、トリノ観光では外せない観光スポットになります。
住所:Piazza della Repubblica, 10152 Torino
アクセス:トラム3・4・16(CDS)番線「Porta Palazzo」駅からすぐ
■「L’ Antica Tettlia Dell’ Orologio」内部
7.コルソ・パレストロ市場(Mercato di Corso Palestro)
コルソ・パレストロで開催されているマーケット。衣料品を取り扱う店舗が最も多く、生鮮食品やパン、菓子類なども取り扱われています。なかにはリサイクル品を販売している店舗もあり、掘り出し物探しを楽しむことができます。食料品より、衣料品や小物類を見たい方におすすめしたいマーケットになります。
住所:Corso Palestro, 10122 Torino
アクセス:トラム7・13番線「Siccardi」駅から徒歩3分
8.ベネフィカ市場(Mercato Benefica)
野菜などを販売している店舗もありますが、店舗のほとんどが衣料品系の商品を取り扱っています。ニットが3ユーロなど、手頃な価格で衣料品、靴、バッグなどが購入できます。カステッロ広場から徒歩26分ほどの場所にありますが、地下鉄の駅が利用できるため、アクセス面は問題ありません。立地、規模を考慮して、時間にゆとりのある方におすすめしたいマーケットになります。
住所:Piazza Luigi Martini, 10138 Torino
アクセス:地下鉄1号線「Principi d’Acaja」駅から徒歩4分
ガッレリア
9.ガッレリア・スバルピナ(Galleria Subalpina)
1873年に建設されたネオルネッサンス様式、バロック様式が混在したギャラリー。アンティークブックを取り扱う書店、イタリア王国の首相であった「ジョヴァンニ・ジョリッティ(1842〜1928年)」などが通った老舗カフェ「Caffè Baratti & Milano(1875年創業)」などがあります。
さらに、ドイツの哲学者「フリードリヒ・ニーチェ(1844〜1900年)」がトリノ滞在中に居住していた場所として知られています。店舗数は少ないですが、観光スポットとして、そしてアンティークブックを購入したい方におすすめしたい場所になります。
住所:Galleria Subalpina, 10123 Torino
アクセス:トラム13・15番線「Carlo Alberto」駅から徒歩1分
■アンティークブックストアのショーウィンドウ
10.ガッレリア・サン・フェデリコ(Galleria San Federico)
1933年に開業したギャラリー。スーパーマーケット「Coop」にはレストランが併設されており、食事を楽しむことができます。そのほか、アスペジ(ASPESI)やアテリエル・エメ(Atelier Emé)のブティック、映画館「Cinema Lux」などもあります。買い物スポットというより、きれいなギャラリーを見るという目的で訪れてみてください。
住所:Galleria San Federico, 7, 10121 Torino
アクセス:トラム4・15番線「Bertola」駅から徒歩1分
■アテリエル・エメ(Atelier Emé)のブティック
アテリエル・エメはカルツェドニア(CALZEDONIA)グループで、ウェディングドレスやフォーマルドレスを手掛けるブランドになります。
最後に
トリノは観光スポットが少ないため、ショッピングスポット巡りがトリノ観光を充実させる一つのポイントになると思います。そのなかで、トリノ最大のショッピングストリートである「ローマ通り」、トリノ最大のマーケット「ポルタ・パラッツォ市場」、トイレ休憩をする場所としても大活躍するデパート「リナシェンテ」の3つは押さえておいてください。
最後に紹介した2つのガッレリアは買い物スポットというより、きれいな内部を見る目的で訪れてみてください。ミラノにある「ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア」ほど豪華ではありませんが、とても魅力的な建物です。
なお、今回はトリノ中心部に位置する買い物スポットを紹介しています。中心部以外では、「Shopville Le Gru」「8 Gallery Lingotto」「Shopping center Parco Dora」といったショッピングセンターもあります。時間にゆとりがある方はそれらのショッピングセンターも訪れてみてはいかがでしょうか。
以上、ぜひ上記を参考にトリノでショッピングを楽しんでください!