スイス・ジュネーブの旧市街にはブランド店街(ローヌ通り)などがあり、華やかな街並みが形成されています。
観光名所があまり多くないジュネーブにおいて、街歩きが観光の醍醐味になります。そうなると、やはりショッピングを楽しみたいものです。
今回はブランド店街、高級時計ブランドの本店、ショッピングストリート、フリーマーケットなどおすすめ買い物スポットを10カ所紹介します。ぜひジュネーブ観光の参考にしてください!
ブランド店街
1.ローヌ通り(Rue du Rhône)
旧市街に位置する全長約1キロの通り。※写真はローヌ通り周辺(突き当たり横に伸びる通りがローヌ通りになります)。
ジュネーブということもあり、時計や宝飾品ブランドが多くあります。世界三大高級時計メーカーの一角「パテック・フィリップ」の本店に加え、ショパールの本店もあり、ブランドに興味のない人もぜひ訪れてほしい通りです。
さらに、シャネルやエルメス、ルイ・ヴィトンなど多くの高級ブランドがブティックを構えています。なお、税金面、プライベートバンクが充実している点などから富裕層の資産がスイスに集まっていることもあり、高級ブランド店、宝石店の店構えは豪華に思えました。
ブランド一覧 | ||
・BALLY ・BLANCPAIN ・BOTTEGA VENETA ・BOUCHERON ・Breguet ・BVLGARI ・CÉLINE ・CHANEL ・Chopard ・Christian Louboutin ・de GRISOGONO ・Dior ・ESCADA |
・FENDI ・GIORGIO ARMANI ・GRAFF ・GUCCI ・HARRY WINSTON ・HERMÈS ・HUBLOT ・IWC Schaffhausen ・JAEGER-LECOULTRE ・JIMMY CHOO ・LANVIN ・LA PERLA ・LOUIS VUITTON |
・Max Mara ・MONCLER ・OFFICINE PANERAI ・OMEGA ・PATEK PHILIPPE ・PIAGET ・PRADA ・Richard Mille ・Salvatore Ferragamo ・TIFFANY & CO. ・TOD’S ・Van Cleef & Arpels ・VERSACE |
高級時計、宝飾品ブランドの本店
2.パテック・フィリップ(PATEK PHILIPPE)
世界三大高級時計メーカーの一角。1839年にアントワーヌ・ノルベール・ド・パテック、フランチシェック・チャペックが事業を開始したことが始まり。本店はブランド店街「ローヌ通り」に位置しています。マニュファクチュール(自社一貫生産)が特徴で、腕時計の最高峰とも言われる存在。ウインドーショッピングだけでも訪れる価値ありです。
3.ヴァシュロン・コンスタンタン(VACHERON CONSTANTIN)
ジャン=マルク・ヴァシュロン(Jean-Marc Vacheron)が1755年に創業した高級時計メーカー。こちらも世界三大高級時計メーカーの一角になり、ナポレオン・ボナパルトなどが愛用したことで知られています。本店はトラム「Bel-Air」駅近くに位置していましたが、現在はロンジュマル広場(写真)の店舗のみになっています。
4.フランク・ミュラー(FRANCK MULLER)
フランク・ミュラー(Franck Muller)によって1991年に設立された高級腕時計メーカー。木を基調とした落ち着いた内装で入店はしづらいですが、ウインドーショッピングをするだけでもいい思い出になると思います。
5.ショパール(Chopard)
時計職人「ルイ・ユリス・ショパール」が1860年に設立した時計、宝飾品ブランド。ジュエリーはもちろん、時計についても創業者の名前が由来となった「L.U.C」シリーズなどが有名。本店の周囲にはブレゲ(Breguet)、ハリー・ウィンストン(HARRY WINSTON)、ジャガー・ルクルト(Jaeger-LeCoultre)などもブティックを構えています。
旧市街、新市街のショッピングストリート
6.マルシェ通り(Rue du Marché)
リヴ広場(Cours de Rive)とフュストゥリー広場(Place de la Fusterie)の間にある通り。旧市街観光の中心的な場所になります。並行して伸びるローヌ通りとは違い、こちらの通りはややカジュアル色が強い通りになります。トラムが走り、道幅も広いため、こちらが旧市街のメインストリートという印象を受けました。
また、ドラム缶を植物の鉢に再利用するなど、目を凝らせばユニークな文化を知ることもできます。道はとてもきれいで、しっかり管理も行き届いているので、街歩きには最適です。なお、リヴ通り(Rue de Rive)、クロワ・ドール通り(Rue de la Croix-d’Or)、マルシェ通り(Rue du Marché)などと名前は変わりますが、一本の通りになっています。
ショップ一覧 | |
・Bershka ・Davidoff ・DIESEL ・Ermenegildo Zegna ・ESPRIT ・fnac ・GUESS ・H&M ・HUGO BOSS ・Intimissimi ・KIKO Milano ・LACOSTE ・L’OCCITANE |
・LONGCHAMP ・LUSH ・M·A·C ・MANGO ・Massimo Dutti ・MICHAEL KORS ・Naf Naf ・OYSHO ・SWAROVSKI ・SWATCH ・Tommy Hilfiger ・UNITED COLORS OF BENETTON |
7.モンブラン通り(Rue du Mont-Blanc)
新市街(コルナヴァン駅側)のメインストリート。コルナヴァン駅前のコルナヴァン広場(Place de Cornavin)からモンブラン橋(Pont du Mont-Blanc)を結ぶ全長約450メートルの通り。
ロレックスなどの高級腕時計を取り扱うショップ、お土産屋さんなどがあります。そのため、時計はもちろん、チョコレートなどの菓子類、牛の置物や皿、カップなどの磁器類、ポストカードなど、ジュネーブのお土産を買う際に立ち寄りたい場所になります。さらに、マクドナルド(McDonald’s)やスターバックス(Starbucks)など飲食店も多く、食事や休憩をしたりするのに適しています。
フリーマーケット
8.プランパレ・フリーマーケット(Marché aux puces de Plainpalais)
ジュネーブで最も大きいフリーマーケット。毎週水曜日、土曜日、第1日曜日に開催されています。アンティーク家具や絵画、食器、装飾品、CD、書籍、玩具のほか、古着やアーミー関連など様々な商品が取り扱われています。
また、火曜日、金曜日、日曜日はファーマーズマーケットが開催されており、野菜や果物、肉、チーズ、ワインなどが販売されているほか、ワッフルなど軽食を売っている店舗もあります。※時間は6:30~14:15(火、金)、8:30~18:15(日)。
なお、若者を中心に待ち合わせ場所などとして利用されているほか、スケートボードパークがあり、スケボーを持った若者が多いのも特徴です。
デパート、ショッピングモール
9.マノール・ジュネーブ(Manor Genève)
スイスのデパートチェーン「マノール(Manor)」のジュネーブ店。フードコートや食料品売り場があり、価格は比較的リーズナブル。物価の高いジュネーブにおいて、旅行者の味方になるような場所だと言えます。なお、内部はイメージ通りのデパートで、コスメや衣料品など基本的なものは揃っています。お土産を購入する場所としてもおすすめです。
10.バレクセール(Centre Balexert)
ジュネーブ国際空港近くのショッピングモール。カジュアル衣料品から靴、ジュエリー、バス用品、ワイン、チョコレート製品、キャンディー専門店などが入っています。また、映画館やスーパーマーケットなども併設されています。
飲食店については、マクドナルドのほか、アジア料理を提供しているAKIKO、すし店のWasabiなど日本人に馴染みのある名前が付けられたレストランもあります。
ショップ一覧 | |
・C&A ・CALIDA ・CALZEDONIA ・CAROLL ・DIESEL ・ESPRIT ・H&M ・KIKO Milano |
・KOOKAI ・LACOSTE ・LUSH ・MORGAN ・NAFNAF ・PULL & BEAR ・SWAROVSKI ・THE BODY SHOP ・ZARA |
最後に
ジュネーブの買い物スポットはその他観光都市と比べて多くありません。
ショッピングモールなどもありますが、交通アクセスが悪いため、観光としておすすめできる場所は少ないと言えます。そのため、ローヌ通り、マルシェ通り、モンブラン通り、フリーマーケットを押さえておけば十分だと思います。
なお、コルナヴァン駅にはメトロ・ショッピング・コルナヴァン(Metro Shopping Cornavin)というショッピングセンターがあるので、そちらも行ってみてください。
※上記おすすめ買い物スポットの場所は以下のグーグルマップ(青色)にまとめています。