ロサンゼルスのおすすめ観光地を紹介!
今回は実際に滞在した筆者がダウンタウンLAからオレンジカウンティなどおすすめ観光スポットを15ヵ所紹介していきます。
オレンジカウンティは交通アクセスが非常に悪いですが、カリフォルニアを感じることのできるおすすめスポット。また、ダウンタウンLAはビジネス街のみならず、リトル・トーキョー、ユニオン・ステーションなどがあり、観光客が必ず訪れる場所になっています。ハリウッドやビーチだけではない、そんなロサンゼルスをぜひ感じてみてください。
ロサンゼルスの定番スポット
1.ダウンタウン・ロサンゼルス(Downtown LA)
おすすめ度:★★★
ダウンタウンLAには、日本人街「リトル・トーキョー(Little Tokyo)」のほか、ロサンゼルス市庁舎(Los Angeles City Hall)、グランド・パーク、ウォルト・ディズニー・コンサートホール、ステープルスセンターなどの観光スポットがあります。また、金融機関を中心とする高層ビル群も見所の一つになるほか、「インターコンチネンタル・ロサンゼルス・ダウンタウン」といったホテルが多いのも特徴です。
■リトル・トーキョー
ロサンゼルス市庁舎近くに位置する米国最大の日本人街。和食レストランはもちろん、日系スーパーマーケットなど日本人には嬉しいものが多く販売されています。筆者もロサンゼルス滞在中はマルカイ・マーケット(Marukai Market)でカップラーメン(店内にお湯あり)をよく食べています。食材などの料金は高くないのでおすすめです。
■ダウンタウンLAの治安について
日中は特に心配する必要はないですが、治安の悪いところもあるので、夜間出歩く際は注意してください。特にバー付近や人通りのない細い路地などはできるだけ避けるのが無難です。
また、テレビ番組「クレイジージャーニー」でも紹介されていましたが、スキッド・ロウ(Skid Row※写真)は薬物中毒者などが集まるエリアになります。写真の通りテントなどが路上に溢れ、観光客が立ち寄るところではありません。見所はありませんので、近づかないようにしてください。
2.ハリウッド(Hollywood)
おすすめ度:★★★★
ハリウッドはロサンゼルス観光で欠かすことのできない観光スポットです。地下鉄(レッドライン)も走っており、ダウンタウンからのアクセスの良さも高ポイント。しかし、特に何かがあるという場所でもないので、雰囲気を楽しむ場所と捉えるべきかもしれません。
観光については、ハリウッド・ハイランド(Hollywood Highland)からハリウッド・バイン(Hollywood Vine)にかけて歩くのがおすすめ。なお、横道に入っても、アパートメントやホテルなどがあるだけなので、ハリウッド・ブルバード(Hollywood Blvd)を歩くだけで十分です。
3.サンタモニカ(Santa Monica)
おすすめ度:★★★★
サンタモニカは言わずと知れた観光客にも人気のスポット。ピア=桟橋(Santa Monica Pier)から見る海岸線は格別です。
3rdストリート・プロムナード(3rd Street Promenade)には多くのショップがあるほか、Santa Monica Placeには、ブルーミングデールズ(Bloomingdale’s)やノードストローム(Nordstrom)、ルイ・ヴィトンなどのブランド店があります。
ダウンタウンからサンタモニカへは、7th Street / Metro Center駅からメトロ・エキスポ・ライン(Metro Expo Line)に乗ると便利。それでも50分弱は掛かりますが、ラピッドバスより早く快適に行くことができます。電車で行けるようになったことは大きなメリットです。
■サンタモニカ・ピアの夕日
4.ベニスビーチ(Venice Beach)
おすすめ度:★★★★★
サンタモニカから歩いて行くことのできるビーチ。風変りな人も多いですが、それらの雰囲気を楽しみたいところです。また、サンタモニカからベニスビーチに行く際は、メイン・ストリート(Main St)を通ると、ウインドーショッピングを楽しみながら行くことができます。サンタモニカに行った際には、合わせて訪れてみてください。
ロサンゼルスの穴場スポット
5.マッカーサーパーク(MacArthur Park)
おすすめ度:★★★
マッカーサーパークをおすすめ観光地として挙げている媒体は少ないと思います。公園についてはお世辞にもきれいとは言えないですが、マッカーサーパーク周辺の中南米文化が溢れる雰囲気がおすすめポイントになります。
エルサルバドルやニカラグア、グアテマラなど中南米からの移民が多く住んでおり、一味違ったロサンゼルスを楽しむことができます。あたかも中南米にいるような気持ちになれるので、中南米に興味のある人は特におすすめです。
また、メトロ・パープル・ラインとレッド・ラインの地下鉄の駅(Westlake / MacArthur Park Station)があるので、観光客も行きやすい立地にあります。なお、日中は安全で安心して観光を楽しむことができます。
■マッカーサーパーク周辺の景色
6.パサデナ(Pasadena)
おすすめ度:★★★★
多くのロサンゼルスの友人がおすすめする場所がパサデナになります。オールドパサデナと呼ばれる地域一帯は、写真のような独特の雰囲気を持った建物が並んでいます。多くのショップやレストランが軒を連ねており、ウインドーショッピングをするだけでも楽しめる場所になっています。
また、メトロ・ゴールド・ラインの駅(Memorial Park)が近くにあり、ダウンタウンLAからのアクセスが良い点も高ポイント。ハリウッドやサンタモニカの観光に飽きた人にはもってこいの場所になります。
7.サンセット・ブルバード(Sunset Blvd)
おすすめ度:★★★★
サンセット・ブルバード(Sunset Blvd)は、ハリウッド・ブルバード(Hollywood Blvd)とサンタ・モニカ・ブルバード(Santa Monica Blvd)の間に位置しています。
ハリウッド(Hollywood)からビバリーヒルズ(Beverly Hills)までの間がおすすめで、歩道にはパームツリーがあり、ハリウッド付近では「The LA」という風景を楽しむことができます。観光客は少なく、観光地とは違ったこれぞロサンゼルス!という雰囲気のある場所を訪れてみたい人におすすめです。
ビバリーヒルズ(Beverly Hills)方面に向けて歩くと、多くのショップやレストランがあり、ハリウッドなどよりおすすめできるスポット。特に「Saddle Ranch Chop House」のハンバーガーがおすすめです。
■Saddle Ranch Chop Houseのハンバーガー
オレンジカウンティ
8.ハンティントンビーチ(Huntington Beach)
おすすめ度:★★★★
サーファーの聖地としても知られているのがハンティントンビーチです(地図)。ピア(桟橋)やきれいな海をゆっくり楽しみたい場所なので、時間に余裕のある人にはおすすめです。
オレンジカウンティ在住の友人は、犬の散歩にドライブがてらハンティントンビーチを訪れているようで、休日のゆったりとした時間を過ごすのにピッタリの場所と言えます。なお、交通アクセスが悪いので、滞在日数の少ない人にはおすすめできません。
※バス停の位置や時間、詳しい行き方はこちらのグーグルマップを確認してください。
9.ラグナビーチ(Laguna Beach)
おすすめ度:★★★
アメリカの人気ドラマでも有名な場所が「ラグナビーチ」になります。ロサンゼルス近郊の高級住宅地として「マリブ」が有名ですが、ラグナビーチの住宅価格も同様に高いです。丘の上には数億円以上する住宅が軒を連ね、街並みはリッチそのもの。
※アーバイン駅(Irvine Station)から行く場合は、188番のバスに乗り、Paseo De Valencia-Calle De La Plataで89番のバスに乗り換えます。
10.ニューポートビーチ(Newport Beach)
おすすめ度:★★★
多くの富裕層が住む場所、それがニューポートビーチになります。ヨットハーバーもあり、豪華なクルーザーも見ることができます。ただし、こちらも交通アクセスが悪いので、時間に余裕のある人におすすめしたい場所になります。オレンジカウンティに2~3泊し、ハンティントンビーチと合わせてオレンジカウンティを満喫するコースがおすすめです。
ミュージアム
11.ロサンゼルス・カウンティ美術館(Los Angeles County Museum of Art)
おすすめ度:★★★★
1910年に設立された西海岸最大の美術館。通称ラクマ(LACMA)。ロサンゼルス自然史博物館に属していましたが、1965年に独立し、現在の場所に移転しています。
コレクション数は12万点超。エドガー・ドガやクロード・モネなど印象派の作品から、ポール・セザンヌやポール・ゴーギャンなどのポスト印象派、オランダ黄金時代の画家「レンブラント・ファン・レイン」の作品が見所。そのほか、パブロ・ピカソは作品数が多く、各作品は間近に見ることができます。
料金:25ドル
住所:5905 Wilshire Blvd, Los Angeles(地図)
ホームページ:https://www.lacma.org/
アクセス:地下鉄パープルライン「Wilshire / Western」駅を下車。Wilshire Blvdのバス停で20、720番線のバスに乗り、20分弱で到着。
12.ザ・ブロード(The Broad)
おすすめ度:★★★★★
2015年9月にオープンした現代美術館。大富豪「エリ・ブロード(Eli Broad)」、彼の妻「エダイス(Edythe Broad)」によって設立され、彼らのコレクション等が展示されています。
変わった建物はディラー・スコフィディオ +レンフロ(Diller Scofidio + Renfro)が設計を担当。コレクション数は約2000。アンディ・ウォーホル、ジャン=ミシェル・バスキア、キース・ヘリング、草間彌生、村上隆などの作品が展示されています。
無料で現代芸術に触れることができる場所として、ロサンゼルス屈指の人気スポットになっています。行列に並ぶ必要がありますが、満足度の高い美術館としておすすめ。なお、チケットを事前にネット予約しておくと待ち時間が少なくなります。
料金:無料
住所:221 S Grand Ave, Los Angeles(地図)
最寄り駅:地下鉄「Civic Center / Grand Park」駅から徒歩7分
ホームページ:https://www.thebroad.org/
ショッピングスポット
13.ロデオドライブ(Rodeo Drive)
おすすめ度:★★★★★
ロサンゼルスのビバリーヒルズ(Beverly Hills)に位置する高級ブランド店街(地図)。シャネルやディオール、グッチ、ルイ・ヴィトン、プラダなど人気ブランドはほぼ揃っています。高級住宅地近くに位置することもあり、各店舗は華やかで見ているだけでも面白いです。ウインドーショッピングでも十分楽しめるので、一見の価値はあると言えます。
※ブランド一覧など詳しい情報は以下の記事をご覧ください。
14.メルローズ・アベニュー(Melrose Avenue)
おすすめ度:★★★★
サンタ・モニカ・ブルバードとシルバー・レイク地区のルシール・アベニューを結ぶ全長約10キロの通り。サンタ・モニカ・ブルバードからノース・ラ・ブレア・アベニューまでの4.3キロがショッピングのメイン。
流行の発信地とも言える場所になり、ブランドのブティックや古着屋、X JAPANのギタリスト「hide」が通っていた骸骨製品などを取り扱うネクロマンス(NECROMANCE ※以下の写真左)などがあります。ファッションは若者向け中心。古着屋が多く、ファッション好きな人には特におすすめです。
そのほか、ピンク色のポール・スミスのブティックは「The Pink Wall(以下の写真右)」という人気観光スポットになっています。タトゥーショップやレコード店、アンティークショップなどもあります。
15.ザ・グローブ(The Grove)
おすすめ度:★★★
「The Grove」はアメリカのテレビドラマにも出てくる買い物スポットです。CBS テレビジョン・シティやパン パシフィック パーク(Pan Pacific Park Recreation Center)の近くに位置しています。
バナナ・リパブリックやギャップ、マイケル・コース、トップショップなどがショップを構えています。また、バーニーズ・ニューヨークやノードストロームなどのデパートもあるので、様々なニーズに合った買い物ができる点がポイントです。なお、近くにはファーマーズ・マーケットやレストランがあるので、食事をしながらショッピングを楽しむことができます。
最後に
パームツリーとビーチだけじゃない、ショッピングや多国籍文化も楽しめる街、それがロサンゼルスです。
テレビで見たハリウッドに感動し、本場のハンバーガーを味わう。ビーチをゆっくり歩きカフェで休憩する。道沿いにはオシャレなセレクトショップが並び、人々を魅了させる。流れる時間はスローでありながら、刺激的な時間を過ごすことができる場所、そんなロサンゼルスをぜひ楽しんでください!
※上記のおすすめ観光地の場所については以下のグーグルマップ(赤色)にまとめています。