ニューヨークで買い物スポット巡りをしてみませんか?
パリやミラノと並ぶ最先端ファッションの発信地が「ニューヨーク」になります。また、世界の中心地とも言えるこの都市には、多くのブランドがブティックを展開しています。
今回は「ブランド店街」、「百貨店・ショッピングセンター」、「マーケット」、「書店」、「博物館、スポーツ系ショップ」に分けて幅広い買い物スポットを紹介します。ぜひニューヨーク観光の参考にしてください!
ブランド店街
1.五番街(Fifth Avenue)
五番街はニューヨーク、世界を代表するブランド店街。5thアベニューは、ワシントン・スクエア公園からWest 143rd Streetを結ぶ全長約11キロの通りですが、ショッピングのメインは48th Streetからセントラル・パークまでの約1キロになります。
宝飾品ブランドのティファニー、ハリー・ウィンストンが本店を構え、有名なトランプ・タワー(Trump Tower)もこちらにあります。その他のブランドではアルマーニやドルチェ&ガッバーナ、ルイ・ヴィトンなどがあり、ファストファッション系ではアバクロンビー&フィッチの本店があります。
そのほか、五番街には、セント・パトリック大聖堂やロックフェラー・センター、ニューヨーク公立図書館、エンパイア・ステート・ビルディングなどの歴史的建造物、5つ星ホテル「ザ・セント・レジス・ニューヨーク」、「ザ・ペニンシュラ・ニューヨーク」などがあり、多くの観光客で賑わっています。
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■トランプ・タワー
ブランド一覧 | |
・ARMANI ・BLANCPAIN ・Breguet ・BVLGARI ・Cartier ・COACH ・Dolce&Gabbana ・GUCCI ・HARRY WINSTON ・HUBLOT ・H.Stern ・JIMMY CHOO ・LONGCHAMP ・LOUIS VUITTON |
・MICHAEL KORS ・MIKIMOTO ・OMEGA ・PIAGET ・PRADA ・ROLEX ・Salvatore Ferragamo ・STUART WEITZMAN ・TIFFANY & CO. ・TISSOT ・VALENTINO ・Van Cleef & Arpels ・VERSACE |
2.マディソン・アベニュー(Madison Avenue)
マディソン・アベニューは五番街に負けず劣らずのブランド店街で、23rd Streetとマディソン・アベニュー・ブリッジ(Madison Avenue Bridge)を結ぶ全長約9.3キロの通りです。ショッピングのメインは54th Streetから78th Streetまでの約2キロになります。
ブルックス・ブラザーズやキャロライナ・ヘレラ、コーチ、ラルフローレン、トム・フォードなどの本店があります。アッパー・イースト・サイド(Upper East Side)には多くの富裕層が居住しているため、同地区を中心にブランド店街が形成されています。
■セリーヌのブティック
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・A. Lange & Söhne ・AKRIS ・ALEXANDER McQUEEN ・Asprey ・BALENCIAGA ・BALLY ・BERLUTI ・Bonpoint ・BOTTEGA VENETA ・BREITLING ・Brooks Brothers ・BRUNELLO CUCINELLI ・BURBERRY ・Carolina Herrera ・CÉLINE ・CHANEL ・Chloé ・Chopard ・Christian Louboutin ・Chrome Hearts ・COACH |
・DAVID YURMAN ・De Beers ・Dolce&Gabbana ・ELIE SAAB ・EMILIO PUCCI ・F.P. Journe ・FENDI ・GIORGIO ARMANI ・GIUSEPPE ZANOTTI ・GIVENCHY ・GRAFF ・HERMÈS ・HUBLOT ・IWC Schaffhausen ・JAEGER-LECOULTRE ・JIMMY CHOO ・LA PERLA ・LANVIN ・LONGCHAMP ・Loro Piana ・MARNI |
・Max Mara ・MICHAEL KORS ・MISSONI ・MONCLER ・OFFICINE PANERAI ・Oscar de la Renta ・Paul Stuart ・PRADA ・RALPH LAUREN ・ROGER DUBUIS ・Roger Vivier ・Sergio Rossi ・SONIA RYKIEL ・STELLA McCARTNEY ・Theory ・TOD’S ・TOM FORD ・TORY BURCH ・VACHERON CONSTANTIN ・VALENTINO ・ZADIG&VOLTAIRE |
3.ソーホー(SOHO)
ソーホーは、言わずと知れたニューヨーク随一のおしゃれ地区。高級ブランドのみならず、若手デザイナーのショップ、ギャラリーなどアートが爆発しているエリアになります。
アナスイやケイト・スペード ニューヨークなどの本店があるほか、アレキサンダー・ワンのフラグシップストアもあります。ハイブランドでは、ディオールやルイ・ヴィトン、サンローランなどがブティックを構えています。また、ファストファッションブランドやスポーツ、ストリート系ブランドが多いことも特徴です。それらがバランスよく揃っていることがソーホーの魅力と言えるかもしれません。
■プラダのブティック
ブランド一覧 | ||
・7 For All Mankind ・agnès b ・ALEXANDER WANG ・ANNA SUI ・BALENCIAGA ・BALMAIN ・Bonpoint ・BRUNELLO CUCINELLI ・BURBERRY ・CANADA GOOSE ・CÉLINE ・CHANEL ・Chloé ・COACH ・DAVID YURMAN ・DIESEL ・Dior |
・Dolce&Gabbana ・DSQUARED2 ・ETRO ・FENDI ・GUCCI ・HUGO BOSS ・ISABEL MARANT ・ISSEY MIYAKE ・JILL STUART ・JIMMY CHOO ・KARL LAGERFELD ・kate spade new york ・LA PERLA ・LONGCHAMP ・LOUIS VUITTON ・M MISSONI ・MCM |
・MARNI ・MICHAEL KORS ・MIU MIU ・Mulberry ・MOSCHINO ・MONCLER ・Paul Smith ・POLO RALPH LAUREN ・PRADA ・SAINT LAURENT ・STELLA McCARTNEY ・THE MARC JACOBS ・Theory ・TIFFANY & CO. ・VERSACE ・Y-3 ・ZADIG&VOLTAIRE |
4.ミートパッキング・ディストリクト(Meatpacking District)
West 14th Streetとガンセボート・ストリート(Gansevoort Street)の間がミートパッキング・ディストリクトになります。チェルシーの南側に位置しています。精肉工場や倉庫街が開発され、1990年代後半からハイエンドのブティックが進出し、変化を遂げてきました。変化の中で、ニューヨークで最もファッショナブルなエリアという評価をされたこともある場所になっています。
ブランド数は多くありませんが、セオリーやトリー・バーチの本店に加え、クリスチャン・ルブタン、テッド・ベイカー、ヴィンス、ザディグ・エ・ヴォルテールなどのブティックがあります。そのほか、おしゃれなインテリア雑貨を販売しているショップ、レストランなどもあり、ファッションに敏感な人にはぜひ押さえてもらいたい地区になります。
百貨店・ショッピングセンター
5.メイシーズ(Macy’s)
メイシーズは1851年創業の老舗デパートです。1902年に現在本店があるヘラルド・スクエア(Herald Square)に移転し、歴史ある建物はアメリカ合衆国国定歴史建造物にも指定されています。ルイ・ヴィトンなどのブティックがありますが、基本的には手に取りやすい商品が多く提供されています。スポーツ系ブランド、カジュアル系ブランドが多い点が特徴です。
住所:151 West 34th Street New York(地図)
アクセス:地下鉄B・D・F・M、N・Q・R・W線「34St – Herald Sq」駅からすぐ
公式サイト:https://www.macys.com/
6.バーグドルフ・グッドマン(BERGDORF GOODMAN)
バーグドルフ・グッドマンは五番街に位置する高級デパートです。ハーマン・バーグドルフ(Herman Bergdorf)が1894年に創業したテーラーショップが始まり。五番街に本店(婦人専用)があり、各種ラグジュアリーウェアや毛皮、アンティーク品などが取り扱われています。
店内は高級感に溢れ、筆者は少し居心地が悪くなるほど圧倒されました。ハイブランドを中心に品質の高い商品が多く、商品を見るだけでも楽しめるデパートです。なお、著名デザイナーのマーク・ジェイコブスが「バーグドルフ・グッドマンに自分の服が並ぶのを見たかった」と語るなど、ニューヨーカーにとっては特別な場所でもあります。
住所:754 5th Avenue, New York(地図)
アクセス:地下鉄N・R・W線「5th Avenue」駅から徒歩3分
公式サイト:https://www.bergdorfgoodman.com/
7.サックス・フィフス・アベニュー(Saks Fifth Avenue)
サックス・フィフス・アベニューは、アンドリュー・サックス(Andrew Saks)が1800年代後半に創業した高級百貨店。ブルーミングデールズ(Bloomingdale’s)やニーマン・マーカス(Neiman Marcus)などとライバル関係になります。10階で構成され、ディオールやプラダ、サンローランなどのブティックがあります。また、婦人のみならず、メンズファッションの取り扱いがあるほか、2〜8階にはきれいなトイレがあり、観光客にとっては強い味方になります。
住所:611 5th Ave, New York(地図)
アクセス:地下鉄E・M線「Fifth Avenue/53rd Street」駅から徒歩4分
公式サイト:https://www.saksfifthavenue.com/
8.ブルーミングデールズ(Bloomingdale’s)
ブルーミングデールズは、ジョセフ・ブルーミングデール(Joseph Bloomingdale)、ライマン・ブルーミングデール(Lyman Bloomingdale)兄弟が1861年に設立した百貨店。クロエやルイ・ヴィトン、ミュウミュウなどのブティックがある一方、バーニーズ・ニューヨークやバーグドルフ・グッドマン、サックス・フィフス・アベニューと比較して手に届きやすい価格帯の商品も取り扱われています。こちらもニューヨーカーに愛されている百貨店としておすすめです。
住所:59th Street and Lexington Avenue New York(地図)
アクセス:地下鉄N・R・W線「Lexington Av/59 St」からすぐ
公式サイト:https://www.bloomingdales.com/
9.ブルックフィールド・プレイス(Brookfield Place)
ブルックフィールド・プレイスは、911メモリアル&ミュージアム近くに位置するショッピングセンター。ブランドではボッテガ・ヴェネタやエルメス、ルイ・ヴィトンなどのブティックがあります。また、アメリカンや寿司、中華など飲食店も豊富。ガラス屋根が特徴的なメインホールには多くのベンチがあり、のんびり休憩することもできます。ダウンタウン唯一のショッピングセンターになるため、押さえておいて損はしない買い物スポットです。
住所:230 Vesey Street, New York(地図)
アクセス:地下鉄E線「World Trade Center」駅から徒歩7分
公式サイト:https://www.brookfieldplaceny.com/
※上記の百貨店、ショッピングセンターの詳しい情報については、以下の記事をご覧ください。
10.センチュリー 21(Century 21)
センチュリー 21は、ダウンタウンやブロードウェイ等で展開されているディスカウントデパート。レディースはDKNY、ジル・サンダー、マージュ、MSGM、トリー・バーチなど、メンズはアレキサンダー・マックイーン、ブルネロ・クチネリ、ドルチェ&ガッバーナ、エルメネジルド・ゼニア、ジル・サンダー、マイケル・コース、ポール・スミス、ヴェルサーチなどが取り扱われています。
値引率は60〜80%オフ程度とかなり割安。ブロードウェイ店の1階にはバッグ売り場があり、ルイ・ヴィトンやグッチ、プラダ、マーク・ジェイコブスなど定番系ブランドの商品が販売されていました。普段使いできそうなデザインのものが多く、チェックして損をすることはないと思います。
■ブロードウェイ店
営業時間:10:00〜21:00(日〜20:00)
住所:1972 Broadway, New York
最寄り駅:地下鉄1・2番線「66 St」駅からすぐ
ホームページ:https://www.c21stores.com/
マーケット
11.チェルシー・マーケット(Chelsea Market)
チェルシー・マーケットは、ミート・パッキング・ディストリクトに位置するマーケット。年間600万人の観光客が訪れる人気スポットになります。ニューヨークで最も人気の高いフードホールとして知られ、40店舗ほどが運営されています。ハンバーガーなどのアメリカン、和食、イタリアン、ドイツ料理、タイなどのアジア料理など多国籍料理を楽しむことができます。そのほか、果物や野菜などを取り扱う「Manhattan Fruit Market」、花屋「Bastille」、本屋「Posman Books」、ワイン販売店、理髪店などもあります。
■予算について
「エイミーズ・ブレッド(Amy’s Bread)」ではサンドイッチが6〜10ユーロほど、サラダが10ドル前後、ランチボックスが16ドル弱で販売されています。その他店舗ではホットドッグが6ドル、クロワッサンが3ドル前後、ドーナツが2ドル程度、ベーグルが2ドル前後で販売されています。
■チェルシー・マーケットの歴史
建物は1890年代に建設された歴史的建造物。オレオで有名なナビスコの本社ビルとして利用されていました。1997年にチェルシー・マーケットとしてリニューアルオープン。その後、2018年にグーグルの親会社であるアルファベット社が24億ドル(約2600億円)で買収しています。
住所:75 9th Ave, New York(地図)
最寄り駅:地下鉄A・C・E線「14 St」駅から徒歩3分
ホームページ:http://chelseamarket.com/
書店
12.ストランド・ブックストア(Strand Book Store)
ストランド・ブックストアは、ベンジャミン・ベース(Benjamin Bass)が1927年に設立した老舗書店。本の品揃えは豊富で、新書や古本など250万冊が取り扱われています。筆者はニューヨークの街並みが描かれた絵本を探していましたが、最上階の売り場でとても良い絵本を見つけることができました。
さらに、ロゴの入ったトートバッグなどはお土産としても人気。そのほか、ミュージシャンのパティ・スミス(Patti Smith)、トム・ヴァーレイン(Tom Verlaine)等が働いていた場所としても知られています。なお、バックパックなどの荷物は入口で預けなければいけません。
住所:828 Broadway, New York(地図)
最寄り駅:「14St – Union Sq」駅から徒歩3分
ホームページ:https://www.strandbooks.com/
博物館、スポーツ系ショップ
13.MoMAデザインストア(MoMA Design Store)
ニューヨーク近代美術館(MoMA)のミュージアムショップ。ニューヨーク近代美術館以外ではソーホーにも店舗があります。米国内外から厳選された雑貨、インテリア商品などが取り扱われており、日本からは「BAO BAO ISSEY MIYAKE」等の商品が販売されています。なお、商品面からはソーホーの店舗がおすすめ。クレヨンや玩具など子供向け商品も豊富です。
■ソーホー店
営業時間:10:00〜20:00(日:11:00〜19:00)
住所:81 Spring St A, New York(地図)
最寄り駅:地下鉄4・6番線「Spring St」駅から徒歩1分
ホームページ:http://www.momastore.jp/
14.ヤンキース・クラブハウス・ショップ(Yankees clubhouse Shop)
米国大リーグの人気球団「ニューヨーク・ヤンキース」のグッズショップ。ミッドタウンには4店舗あり、特にタイムズスクエア「42nd Street」にある店舗がおすすめ。野球観戦前の準備、大リーグ好きな方へのお土産を購入する場所として最適です。ユニフォームや帽子、Tシャツなど各種グッズが取り扱われており、ユニフォームは60〜120ドルほど、キャップは20〜40ドルほど、Tシャツは30ドル前後、マグカップは15ドル、ポスターは10ドルほどで販売されています。
15.NBAストア(NBA Store)
1998年にオープンした五番街に位置するNBAのオフィシャルストア。レプリカジャージーやTシャツ、ボール、キャップなど種類、チームはとにかく豊富。サイン入りグッズなどコレクターズアイテムも取り扱われています。記念撮影をしている観光客も多く、人気スポットの一つになっています。筆者にとってはニュージャージー・ネッツ(現ブルックリン・ネッツ)のパーカーを購入した思い出の場所でもあります。NBAファンの方は絶対に訪れてください。
住所:545 5th Ave, New York(地図)
最寄り駅:B・D・F線「47-50 Streets Rockefeller Center」駅から徒歩5分
最後に
以上、今回は15ヵ所のおすすめ買い物スポットを紹介しました。
五番街やマディソン・アベニューは高貴な雰囲気が漂い、ソーホーやミートパッキング・ディストリクトはおしゃれ感が全面に出ています。ぜひ、以下のグーグルマップを参考にニューヨークの買い物スット巡りを楽しんでください!