ブラチスラバでマーケット巡りをしませんか?
フードコートが素晴らしく充実しているマーケットがあった?!果物や蜂蜜を安く買うことができるマーケットはどこ?少し寂れた現地の人向けのマーケットとは?
今回はスロバキアの首都「ブラチスラバ」にあるおすすめのマーケットを3つ紹介します。ブラチスラバは観光スポットが充実しているとは言えないため、マーケット巡りを合わせて行うことで、観光の満足度が高くなると思います。ブラチスラバ観光を計画されている方は、ぜひ以下を参考してみてください。
ブラチスラバのおすすめマーケット
1.フレッシュマーケット(Fresh market)
フレッシュマーケットはブラチスラバ北東、Regio Jetの停車駅「Tomášikova」近くにあるマーケットです。生鮮食品ばかりを売っているマーケットと思いきや、1階には蜂蜜や石鹸、ハンドメイドアクセサリー、陶器、ワインなどを販売する酒屋、お酒が飲めるバー、本屋などもあります。
さらに、充実した2階のフードコートには驚きました。ラーメン、寿司、テリヤキ丼などを販売する3店舗のほか、現地料理やイタリアン、ケバブ、タイ料理、中華料理、フィッシュ&チップスなど、合計40〜50店ほどの飲食店が軒を連ねていました。ここまで飲食店が充実している屋内マーケットはスロバキアにはあまりないと思います。筆者は平日の午後0時過ぎに訪問したため、多くの人が食事を楽しんでいました。
ブラチスラバ中心部から離れていることがマイナス点ですが、食品系やその他お土産を購入するならこちらのマーケットが最適だと思います。筆者としては、こちらのマーケットがブラチスラバで一番良かったです。
2.ミレチチョヴァ市場(Trhovisko Miletičova)
ミレチチョヴァ市場はブラチスラバ北東、トラム9番線「Saleziáni」駅から徒歩4分の場所にあるマーケットです。衣料品を販売する店舗が多いですが、野菜や果物といった生鮮食品を販売する店舗もあります。果物や蜂蜜などを安く購入できること、マーケットの規模感がプラス点になります。
また、飲食店もあります。ケバブ、ベトナム料理、中華料理、ホットドッグ、パンなどが食べられる店がありました。5ユーロ前後で食べられる店があったので、安く食事をしたい人には良いマーケットだと思います。なお、花屋やレースのカーテンを販売する店舗、アンティークのような物を販売する店舗もありました。
※中国の一帯一路政策の影響かもしれませんが、衣料品を販売する店員のほぼ全員が中国系で、若干の違和感を感じました。偽ブランド品は売られていないようでした。
3.ニューマーケット(Nová Tržnica)
ニューマーケットはブラチスラバ北東、トラム4、9、X7番線「Trnavské mýto」駅近くにあるマーケットです。名前はニューマーケット(1981年にオープン)ですが、建物は老朽化しているようでした。野菜や果物、肉などの生鮮食品を販売する店舗、花、チーズ、パンやケーキ類、薬などを販売する店舗があります。飲食店は1階にアジア料理店やケバブ店、2階に現地料理(?)店があります。
かつては活気のあるマーケットだったようですが、2階は空き店舗が目立っていました。その一方、ターゲットが完全に現地の人向けなので、現地の人の生活を知りたいという方におすすめしたいマーケットになります。ただ、トイレには外国人禁止(新型コロナのため?)という貼り紙があったので、外国人歓迎ではないかもしれません。なお、筆者が訪問した際は物凄く寒かったため、暖房が効いたマーケットが天国のように感じました。
最後に
上記では紹介していませんが、ブラチスラバ中心部には毎週土曜日にマーケットが開催されている「オールド・マーケット・ホール(Stará tržnica)※写真」があります。野菜やパン、蜂蜜、古着、古本などを販売する店舗があり、食事が楽しめるスペースもあります。時間の合う方はぜひ訪れてみてください。
なお、筆者は今回紹介したマーケット以外についてはどれも規模が小さく、おすすめできるマーケットではありませんでした。そのため、ブラチスラバでマーケット巡りがしたい方は上記の4ヵ所で問題ないと思います。気になるマーケットがあれば、以下のグーグルマップを参考にぜひ訪れてみてください。