ナイトマーケット巡りなどで香港観光を楽しみましょう!
香港観光の醍醐味はショッピングと夜景になりますが、今回はそれらを踏まえた15ヵ所の観光スポットを紹介します。
女人街や男人街などに代表されるナイトマーケット、中環(セントラル)のストリートアート、香港摩天輪など押さえるべきポイントを網羅しています。ぜひ、香港観光の参考にしてみてください!
おすすめの夜景スポット
1.ヴィクトリア・ピーク(Victoria Peak)
香港で最も有名な夜景スポット(地図)。標高は552メートルで、香港島側、九龍側の景色を同時に見ることができます。トラム駅に直結している「Peak Tower」は混雑しているため、落ち着いて夜景を楽しむことは困難です。そこで、Peak Tower横の脇道「盧吉道(Lugard Road)」から見る夜景がおすすめになります。
2.カオルーン・パブリック・ピア(Kowloon Public Pier)
尖沙咀(チムサーチョイ)側に位置する夜景スポット。アベニュー・オブ・スターズ(Avenue of stars)と合わせて多くの人が夜景目的で訪れる場所になります。スター・フェリー乗り場(Star Ferry Pier)に隣接し、繁華街にも近いため、女性1人でも安心して夜景を見ることができる点がポイントです。
※香港のおすすめ夜景スポットは以下の記事をご覧ください。
おすすめのマーケット
3.女人街(Ladies Market)
旺角(通菜街/Fa Yuen Street)に位置し、100以上の露店が軒を連ねるナイトマーケット。全長は約450メートルほどで、女性向け衣料品やバッグなどを中心に、各種お土産(Tシャツなど)、ぬいぐるみ、スマートフォンケース、玩具など様々な商品が売られています。
日中に行ってもほとんどの露店が閉まっているため、素直に夜に行くのが正解です。歩けないほど混雑はしていないので、お土産やチャイナドレスなどを安く買いたい人にはおすすめです。値切りも代名詞なので、思い切ってチャレンジしてみましょう。言い値で購入してもおまけを付けてくれる場合もあるので、気楽に考えれば問題ありません。ただし、偽物のブランド品などが売られているので、購入する人は注意してください。
4.男人街(Temple Street Night Market)
佐敦駅近く、廟街(Temple Street)に位置するナイトマーケット。女人街と並んで、香港の2大ナイトマーケットとして知られています。マーケットの全長は350メートルほど。メンズウェアや時計、ヒスイ、アンティーク、電化製品など幅広い商品が取り扱われています。
男人街という名前ですが、女性物のバッグやアクセサリー、ストールなども売られています。麻雀牌なども売られており、お土産として買うと喜ばれるかもしれません。なお、廟街(Temple Street)周辺にも多くの露店があり、Tシャツなどの衣料品に加え、子供服が豊富に揃っているので、子供服目当てで訪れてもいいと思います。
5.金魚街(Goldfish Market)
通菜街(Fa Yuen Street)に位置するマーケット。女人街や男人街とは違い、こちらは店舗販売がメインになっています。金魚だけではなく、熱帯魚など様々な魚が売られています。もちろん、水草や水槽、その他金魚などを飼育するのに必要な物は全てここで揃います。
一部で批判もありますが、ここでの見所はビニール袋に入れられた金魚や熱帯魚になります。ライトアップされた金魚はとてもきれいなので、ぜひ見に行ってください。なお、金魚は風水で「金運」の象徴とされているため、現地では高い人気を誇っています。そのため、考えられないくらい高額な金魚も中には売られています。
6.花園街(Flower Market)
太子駅周辺に位置する全長約300メートルのマーケット。卸売業者や小売店が軒を連ね、日本では珍しい花など多くの花(切り花含む)が売られており、見ているだけでも面白いマーケットです。また、植木やドライフラワー、花瓶、ガーデニング用品、肥料なども購入することができます。なお、縁起の良い花が多いので、花園街を訪れるだけでも何かしらかのご利益があるかもしれません。
その他観光スポット
7.オールド・タウン・セントラルのストリートアート
オールド・タウン・セントラルは中環(Central)から上環(Sheung Wan)にかけての坂道エリア。香港で最も歴史のあるエリアですが、現代アートとのミックスが楽しめる場所としておすすめ。
特にストリートアートが有名で、グラフィティアーティストのアレックス・クロフト(Alex Croft)が手掛けた「46 Graham Street(※上記写真)」がインスタスポットとして人気を集めています。また、「Hollywood Road/Shelley Street」には香取慎吾氏のストリートアートもあります。坂道が厳しいエリアですが、休憩しながらストリートアートを楽しんでみてください。
8.赤松黄大仙祠(Wong-Tai-Sin Temple)
1915年に広東省出身の梁仁菴が創建した香港で最も有名な寺院の一つ。道教、儒教、仏教が混在された特徴を持っています。地下鉄・観塘線「黃大仙站(Wong Tai Sin Station)」近くにあり、アクセスは良好。パワースポットのみならず、建築物としての魅力も多くの人を集める要因になっています。
なお、参拝の時に使用するものや縁起物を販売する店舗、風水等による占いを行っている場所も併設されています。手相占いは300香港ドル(約4200円)、英語対応している店舗もありますので、興味のある方は訪れてください。
9.セント・ジョンズ大聖堂(St. John’s Cathedral)
イギリス植民地時代の1847〜1849年に建設された極東で最も古い聖公会教会堂。様式はゴシック・リバイバル。1941〜1945年の日本占領地代には日本人のための倶楽部として改装されています。終戦後は再度教会として利用されるようになり、現在に至っています。
■セント・ジョンズ大聖堂の内部
10.尖沙咀鐘楼
1915年に建てられた時計塔。旧九龍駅時計台。高さは44メートルで赤レンガが特徴的です。第二次世界大戦中の日本軍占領下を除いて、時計は時を刻み続けています。九広鉄道の九龍駅舎などは取り壊され、時計台が唯一残された建築物になっています。なお、近くには、カオルーン・パブリック・ピア(Kowloon Public Pier)やアベニュー・オブ・スターズ(Avenue of Stars)があり、絶好の夜景スポットになっています。
11.香港摩天輪(The Hong Kong Observation Wheel)
2014年12月にオープンした観覧車(無料Wi-Fiあり)。8人掛けのゴンドラが42台あり、地上60メートルの高さからヴィクトリア・ハーバー(Victoria Harbour)の景色を眺めることができます。夜景を見ることができる点が売りの一つですが、夕日もおすすめです。夜になると、観覧車自体もライトアップされ、中環(セントラル)周辺の夜景とマッチして幻想的な姿を楽しむことができます。乗らずとも、夜には訪れておきたいポイントの一つです。
12.ポッティンジャー・ストリート(Pottinger Street)
中環(セントラル)に位置する全長約180メートルの通り。初代香港総督ヘンリー・ポッティンジャー(Henry Pottinger)が名の由来になっています。地元の香港人には「ストーン・スラブ・ストリート(Stone Slab Street)」と呼ぶ人もいます。
近代的な高層ビルが立ち並ぶ中環(セントラル)において、古い香港の風情を感じることができるポイントとしておすすめです。露店なども軒を連ねており、商品を見ながら街歩きをするのも良い観光になります。
13.香港動植物公園(Hong Kong Zoological And Botanical Gardens)
1871年に完成した旧香港総督府横に位置する動植物公園。東京ドーム約1.2個分の敷地内には900種類以上の植物、約200種類の鳥、約70種類のサルなどの哺乳類、約30種類の爬虫類が展示されています。植物は亜熱帯地域固有のものが多く、なかでも香港に自生する椿や蘭など香港の固有植物が見所。動物ではオラウータン、キツネザル等が人気。都会のオアシス的な場所としておすすめです。
おすすめのショッピングモール
14.ハーバー・シティ(Harbour City/海港城)
尖沙咀に位置する香港最大のショッピングモール。全長約600メートルのショッピングモールには450以上のショップ、約50の飲食店などがあります。ブランドでは、クロエやディオール、ジョルジオ・アルマーニなどのブティックに加え、オーデマ・ピゲ、フランク・ミュラー、ジャガー・ルクルトなど高級腕時計ブランドが多い点もポイント。香港観光では絶対に押さえておきたい買い物スポットになります。そのほか、5つ星ホテル「ザ・ランドマーク・マンダリン・オリエンタル・香港」も併設されています。
15.ザ・ランドマーク(The Landmark/置地廣場)
中環(セントラル)に位置するショッピングモール。ルイ・ヴィトンなど香港で最大規模を誇るブランド店が多く、香港島側で指折りの買い物スポットになっています。ブランドはルイ・ヴィトンのほか、セリーヌやフェンディ、ヴァレンティノ、高級腕時計ブランドではA.ランゲ&ゾーネ、F.P.ジュルヌ、パテック・フィリップなどがあります。そのほか、5つ星ホテル「ザ・ランドマーク・マンダリン・オリエンタル・香港」が併設されています。
なお、各買い物スポットのブランド一覧など詳しい情報は以下の記事をご覧ください。
最後に
マーケットは女人街や男人街だけでなく、深水埗駅周辺にもローカル色のマーケットが展開されています。
また、香港島側では、HSBC香港本店ビルに代表されるように金融関連のビル群が多く立ち並んでいます。世界の金融センターとして位置付けられている香港の魅力が感じられる場所でもあるので、高層ビル巡りをしてみるのもおすすめです。
ぜひ、上記記事を参考にしていただき、香港観光を楽しんでください。
※上記のおすすめ観光地の場所は以下のグーグルマップ(赤色)にまとめています。