ブラチスラバで夜景鑑賞をしませんか?
ブラチスラバの夜景鑑賞はブラチスラバ城の一択だった?再開発エリアのビル群の夜景は綺麗?ドナウ川沿いの夜景とは?
スロバキアの首都「ブラチスラバ」は大都市ではありませんが、夜景は綺麗なのでしょうか。今回は「ブラチスラバ城から見た夜景」、「ドナウ川沿いから見た夜景」、「観光スポットの夜の姿」、「夜の街」のカテゴリーに分けてブラチスラバの夜景を紹介します。ブラチスラバ観光で夜景を見たい方はぜひ参考にしてください。
ブラチスラバ城から見た夜景
ブラチスラバ城が絶好の夜景スポット!
ブラチスラバ城(Bratislavský hrad)小高い丘に建っており、行くまでは少し坂を登りますが、無料で気軽に夜景を楽しむことができます。夜景を見ることができるポイントは写真右のように塀が低くなっているほか、角の方に行くと木に遮られることなくブラチスラバの景色が一望できます。また、写真のようにベンチがあるため、食事などを楽しみながら夜景を見ることもできます。それでは、ここからブラチスラバ城から見た夜景の写真を掲載していきます。
■UFOタワーとドナウ川沿いの夜景
写真右の橋の上にある変わった建物がUFOタワー(Vyhliadková veža UFO)になります。写真では少し分かりづらいですが、写真中央に工業地帯がありそちらの明かりも見ることができます。
■橋方面のズーム写真
ドナウ川の水面に反射する橋(オールド・ブリッジ)の明かり、工業地帯の煙突から出る煙がとても幻想的です。
■再開発エリア方面の夜景
高層ビルが建ち並ぶエリアが再開発エリアになります。写真中央の円柱のような3つのビルは「SKY PARK」の一部で、設計は東京・新国立競技場の設計で話題になったザハ・ハディッド氏(Zaha Hadid)などが担当しています。幽霊ビルではないため、これらのビル群の夜景はとても綺麗です。
■注意点について
ブラチスラバ城に向かう道は薄暗く、人目に付きづらい場所が多いです。ブラチスラバの治安は良好ですが、女性一人では行かないようにしてください。
ドナウ川沿いから見た夜景
■ドナウ川沿いの遊歩道から撮影した夜景(ブラチスラバ城側)
UFOタワー下のドナウ川沿いには遊歩道があり、川沿いを散策することができるようになっています。そちらの遊歩道で撮影したのがこちらの写真です。写真左がライトアップされたブラチスラバ城になります。写真中央の教会は聖マルティン大聖堂ですが、ライトアップは行われていません。
■ドナウ川沿いの遊歩道から撮影した夜景(再開発エリア側)
「SKY PARK」などが建つ再開発エリア側の夜景を撮影した写真になります。なお、写真中央の川沿いの建物はスロバキア自然史博物館です。なお、ドナウ川沿いの遊歩道についても、夜になると人通りが少なくなるため、女性一人で夜景を見に行かないようにしてください。
観光スポットの夜の姿
■旧市庁舎(Stará radnica)
フラヴネー広場(Hlavné námestie)のライトアップされた旧市庁舎。フラヴネー広場がブラチスラバ観光の中心地になり、広場には日本大使館(写真中央右)やフランス大使館、ギリシャ大使館、ロランド噴水(Rolandova fontána※写真左)などがあります。
■ミハエル門(Michalská brána)
ミハエル門は要塞が造られた中世からの歴史を持ち、武器博物館が併設されているブラチスラバの観光スポットの一つです。ただ、目立ったライトアップは行われていません。
■プリマティア宮殿(Primaciálny palác)
プリマティア宮殿は18世紀後半に建てられた宮殿。現在は市庁舎などとして利用されています。夜になると薄い緑色のライトアップが行われているほか、中に入ると聖ゲオルギオスの噴水に当てられた照明がとても印象的でした。
夜の街
■パンスカー通り(Panská)
パンスカー通りは英国大使館のほか、バーやレストランなどの飲食店が軒を連ねる通り。フラヴネー広場近くに位置していますが、筆者が訪れた際はあまり賑わっていませんでした。
■ヴェントゥルスカ通り(Ventúrska)
ヴェントゥルスカ通りはパンスカー通りからミハエル門に向かう通り。こちらも観光の中心地に位置することからカフェやレストランなどの飲食店が多く、本物の日本食が味わえる「江戸前鮨 松木」もあります。
■フィッシングゲート(Rybárska brána)
フィッシングゲートは、フヴィエズドスラヴォヴォ広場(Hviezdoslavovo námestie)とフラヴネー広場を結ぶ通り。観光客向けのギフトショップや飲食店が軒を連ねています。
最後に
無料でブラチスラバの夜景を楽しむなら、ブラチスラバ城の一択になります。再開発エリアは新しくビルが建設されているため、これからさらに夜景の魅力が増してくると思います。その一方、夜景のインパクトは乏しいです。そのため、夜景だけを楽しむのではなく、食事などをしながらゆっくりと夜景、自由な時間を楽しむと良い思い出になると思います。