スウェーデンの首都ストックホルムでブランド本店巡りをしよう!
ストックホルムには、世界的なファストファッションブランド「H&M」が本社を構えています。また、ストックホルム発祥ブランドのフィリッパ・コー(Filippa K)、J.リンドバーグ(J.LINDEBERG)、オッド・モーリー(Odd Molly)の本店もあります。
今回はそれら本社・本店に加え、ストックホルム近郊にあるH&Mの1号店も紹介するので、ストックホルム観光の参考にしてください。
H&Mの本社・1号店、ストックホルム発祥ブランドの本店について
H&M
H&Mは1947年にストックホルム近郊のヴェステロース(Västerås)で創業し、今や世界的なファストファッションブランドとして人気を博しています。
本社はストックホルムのメスタ・サムエルス通り(Mäster Samuelsgatan)に、1号店は創業の地「ヴェステロース」にあります。本社の入口には「HEAD OFFICE」という文字が書かれているほか、店舗も併設されているため、ファンの人は訪れる価値はあると言えます。
■ブランドについて
同社の歴史は、アーリン・パーソン(Erling Persson、1917年~2002年)が1947年に婦人服専門店「Hennes」を創業したことに始まります。
その後、1968年に狩猟用品店「Mauritz Widforss」を買収し、社名を「Hennes & Mauritz」に変更(後にH&Mに変更)、メンズウェアも取り扱うようになりました。
1974年にはストックホルム証券取引所に上場、1976年にはロンドンに進出し、ヨーロッパを中心に拡大。2000年には米国に進出し、2008年には日本に進出しています。
現在は60カ国以上(4000店舗以上)で展開しており、2015年度の売上高は日本円で3兆円弱の規模を誇っています。
フィリッパ・コー(Filippa K)
フィリッパ・クヌットソン(Filippa Knutsson、1965年~)などにより、1993年にストックホルムで設立されたブランド。北欧やドイツ、オランダ、ベルギーなどヨーロッパを中心に展開し、20カ国(700以上の店舗)以上で販売されるなど、スウェーデンを代表するファッションブランドに成長しています。なお、本店はノルマルム広場(Norrmalmstorg)に位置しています。
J.リンドバーグ(J.LINDEBERG)
ヨハン・リンドバーグ(Johan Lindeberg、1957年~)が1996年に設立したブランド。1999年にストックホルムに路面店をオープンさせ、2000年には米国ニューヨーク・ソーホーにショップをオープンさせています。現在は中国事業を展開するなどグローバル規模で200店舗以上を展開しています。
高いファッション性を誇り、U2のボノ、ブラッド・ピット、ジャスティン・ティンバーレイクなどのセレブが公の場で着用。また、ゴルフウェアも手掛けており、世界的なトッププロにも愛用されています。なお、本店はノルマルム広場(Norrmalmstorg)から伸びるビブリオテークス通り(Biblioteksgatan)沿いに位置しています。
■創設者のヨハン・リンドバーグについて
1990年にディーゼル(DIESEL)に入社し、インターナショナル・マーケティング・ディレクター、ビジュアル広告の総責任者として活躍、マーケティングの天才とも呼ばれた人物。
オッド・モーリー(Odd Molly)
2002年に設立された女性向けファッションブランド。おしゃれ、女性らしさ、着こなしやすさの面から世界中の顧客に支持されています。主に、北欧を中心とするヨーロッパ、北米地域がメインで、30カ国以上の国で取り扱われています。
創業者は、カーリン・ジンフェルト・ガータン(Karin Jimfelt-Ghatan)、パー・ホルクネクト(Per Holknekt)、クリステル・アンダーソン(Christer Andersson)。2010年に米ナスダックOMXに上場し、2015年度の売上高は日本円で約44億円。
最後に
H&Mの1号店については、ストックホルム中央駅から電車で約1時間の場所にありますが、H&M本社やストックホルム発祥のブランド本店については、観光の中心地に位置しています。
北欧雑貨のお土産と合わせて、ストックホルムブランドでお気に入りの1着を見つけることができれば、忘れられない旅の思い出になるはずです!
なお、詳しい場所(H&Mの1号店除く)については以下のグーグルマップにまとめています。