<行程は全2日!>
初日は室堂から五色ヶ原キャンプ場へ、2日目は五色ヶ原キャンプ場から雷鳥沢キャンプ場へ!
初日は五色ヶ原キャンプ場に向かう道中で天候悪化?雷鳥に出会った場所は?2日目は熊の糞に怯える展開に?!
全60枚の写真と共に2日間の行程を紹介します。登山初心者がのんびり巡った記録ですので、同じような方は日程を考える際の参考にしてみてください。
五色ヶ原キャンプ場へ(初日)
■1.電鉄富山駅、2.立山駅(ケーブルカー)
撮影日時(写真1):2021年8月28日6時54分
午前7時過ぎの電車に乗車し、立山駅へ。
撮影日時(写真2):2021年8月28日8時44分
土曜日ということで到着後すぐのケーブルカーには乗れず、1本後のケーブルカーに乗ることに。
■3.仙洞杉
撮影日時(写真3):2021年8月28日9時11分
バス出発後、すぐに見ることができる立山杉の巨木。
■4.滝見台から見た称名滝、5.美女平天空ロード
撮影日時(写真4):2021年8月28日9時16分
運転手さんがバスを停止してくれ、称名滝を見ることができます。筆者は今回の滞在で2往復計4回バスに乗りましたが、滝を見ることができたのはこちらの1回のみでした。
撮影日時(写真5):2021年8月28日9時43分
写真右は大日岳、遠くには富山平野。本当に美しい道です。
■6.立山の記念撮影スポット
撮影日時(写真6):2021年8月28日9時58分
立山の記念撮影スポット。写真中央右が立山三山。
■7.室堂から浄土山へ(1)、8.室堂から浄土山へ(2)
撮影日時(写真7):2021年8月28日10時12分
室堂の標高は約2400メートル。歩き始めた頃は若干息苦しさを感じることもありましたが、休憩をすることで徐々に慣れていきました。
撮影日時(写真8):2021年8月28日10時14分
面白く感じたことは、コロンビアの首都「ボゴタ(標高約2600メートル)」滞在時は常に息苦しい感じがしたのですが、立山ではそのように感じなかったことです。
■9.浄土山の登山口、10.浄土山の登山道
撮影日時(写真9):2021年8月28日10時45分
木、ペンキの目印によって登山道は分かりやすいです。
撮影日時(写真10):2021年8月28日10時50分
ゴツゴツした岩場を登っていきます。
■11.室堂山展望台
撮影日時(写真11):2021年8月28日10時57分
写真では分かりづらいですが、写真中央右下が室堂山展望台になります。
■12.浄土山の分岐点、13.浄土山から富山大学立山研究所へ
撮影日時(写真12):2021年8月28日11時09分
写真右側を進みます。
撮影日時(写真13):2021年8月28日11時17分
■14.富山大学立山研究所周辺、15.龍王岳
撮影日時(写真14):2021年8月28日11時27分
写真右側が富山大学立山研究所。
撮影日時(写真15):2021年8月28日11時36分
「そこに山があるから登る」という感じで龍王岳に登ってみました。
■16.龍王岳からの景色(黒部ダム)、17.龍王岳からの景色(一ノ越)
撮影日時(写真16):2021年8月28日11時48分
撮影日時(写真17):2021年8月28日11時48分
シリアルバーで昼食。山頂ではバーナーを使用してコーヒーを飲んでいる人もいました。
■18.龍王岳からの景色(五色ヶ原)
撮影日時(写真18):2021年8月28日11時57分
昼食休憩後、出発前に撮影した1枚です。
■19.五色ヶ原へ、20.龍王岳から鬼岳へ(1)
撮影日時(写真19):2021年8月28日12時03分
「Yakushi」、「Goshiki」の文字に心が躍ります。
撮影日時(写真20):2021年8月28日12時06分
五色ヶ原方面は雲が広がってきました。
■21.龍王岳から鬼岳へ(2)、22.龍王岳から鬼岳へ(3)
撮影日時(写真21):2021年8月28日12時13分
谷からの吹き上げる風の影響?で天気が怪しくなってきました。
撮影日時(写真22):2021年8月28日12時20分
トリカブトなど植物の写真を撮影しつつ先へ向かいます。
■23.龍王岳から鬼岳へ(4)、24.龍王岳から鬼岳へ(5)
撮影日時(写真23):2021年8月28日12時27分
写真には写っていませんが、写真左側には溶けずに残っていた雪の塊がありました。
撮影日時(写真24):2021年8月28日12時31分
ゴロゴロとした岩場でしたが、進みづらいと感じることはありませんでした。
■25.鬼岳から獅子岳へ(1)、26.鬼岳から獅子岳へ(2)
撮影日時(写真25):2021年8月28日12時40分
チングルマなどを撮影しながら進みます。
撮影日時(写真26):2021年8月28日12時55分
25枚目の写真から26枚目の写真の間には梯子ゾーンがありましたが、問題なく進むことができました。
■27.鬼岳から獅子岳へ(3)、28.鬼岳から獅子岳へ(4)
撮影日時(写真27):2021年8月28日13時04分
雨が強くなってきました。
撮影日時(写真28):2021年8月28日13時08分
初めての木道でテンションが上がります。
■29.獅子岳山頂付近で撮影した雷鳥
撮影日時(写真29):2021年8月28日13時32分
とうとう念願だった雷鳥を発見!雨の影響で収めていたカメラを取り出して撮影。ピンボケですが、記念の1枚としては十分です。
■五色ヶ原キャンプ場へ
雷鳥を撮影した後は、雨風が強くなったため、急いで五色ヶ原キャンプ場に向かいました。そのため、写真を撮影することができませんでした。
モヤで視界が悪い状況でしたが、無事にキャンプ場の受付がある五色ヶ原山荘に到着。受付についてですが、立山周辺では五色ヶ原山荘の対応が一番良かったです。受付後はキャンプ場に向かいます。雨が降る中、少し遠い道のりを進み、キャンプ場に着くと思ったよりテントが張ってあり(20張ほど)、少し驚きました。
キャンプ場に到着後は急いでテントを張る場所を探し、嵐の中でテントを設営することになりましたが、何とか無事に設営することができました。なお、キャンプ場へは道中で一緒になった中年男性と共に向かいました。雨が強まる中、その男性と共に行動できたことが、無事にキャンプ場に到着できた要因だったと思います。
雷鳥沢キャンプ場へ(2日目)
■30.五色ヶ原キャンプ場
撮影日時(写真30):2021年8月29日9時38分
午前6時頃に起床し、濡れていた衣服を乾かしてから出発。前日に出会った中年男性は黒部ダム方面に向かうとのことで、キャンプ場でお別れすることに。
■31.五色ヶ原キャンプ場から獅子岳へ(1)
撮影日時(写真31):2021年8月29日9時39分
この日の朝は快晴で、前日の嵐が嘘のようでした。
■32.ツキノワグマ?の糞
撮影日時(写真32):2021年8月29日10時03分
恐らくツキノワグマの糞だと思うのですが、少し時間が経過していそうな感じでした。しかし、熊のテリトリーだという再認識することに。
■33.五色ヶ原キャンプ場から獅子岳へ(2)、34.五色ヶ原キャンプ場から獅子岳へ(3)
撮影日時(写真33):2021年8月29日10時05分
撮影日時(写真34):2021年8月29日10時11分
前日はモヤで見ることができなかった景色を思う存分楽しみながら雷鳥沢キャンプ場に向かいます。
■35.五色ヶ原キャンプ場から獅子岳へ(4)、36.五色ヶ原キャンプ場から獅子岳へ(5)
撮影日時(写真35):2021年8月29日10時25分
撮影日時(写真36):2021年8月29日10時44分
前日は悪天候で「道」について考えることはありませんでしたが、室堂~五色ヶ原はアップダウンが少し激しいことを実感。
■37.ザラ峠
撮影日時(写真37):2021年8月29日10時51分
■38.五色ヶ原キャンプ場から獅子岳へ(6)、39.五色ヶ原キャンプ場から獅子岳へ(7)
撮影日時(写真38):2021年8月29日11時21分
撮影日時(写真39):2021年8月29日11時29分
遠目で見ていた山をひたすら登ります。午前中ということも影響してか、五色ヶ原キャンプ場からここまで出会った人は5名ほど。
■40.五色ヶ原キャンプ場から獅子岳へ(8)、41.五色ヶ原キャンプ場から獅子岳へ(9)
撮影日時(写真40):2021年8月29日11時34分
梯子、鎖場ですが、剱岳登山の良い練習になりました。
撮影日時(写真41):2021年8月29日11時37分
■42.針ノ木岳方面の景色、43.五色ヶ原キャンプ場から獅子岳へ(10)
撮影日時(写真42):2021年8月29日11時59分
前日は見ることができなかった黒部ダムの姿。いつか針ノ木岳から立山、剱岳を見てみたいです。
撮影日時(写真43):2021年8月29日12時38分
こちらの場所で昼食(シリアルバー)&休憩。
■44.槍ヶ岳
撮影日時(写真44):2021年8月29日12時43分
遠目から見えた槍ヶ岳はとても格好良かったです。
■45.獅子岳山頂
撮影日時(写真45):2021年8月29日12時46分
頂上ではカップラーメンを食べている人などがいました。前日、標識の先を進むと野糞がありました。立山周辺は山という山に野糞があり、使用済みティッシュの放置を含め、とても残念な気持ちになりました。
■46.獅子岳から鬼岳へ(1)、47.獅子岳から鬼岳へ(2)
撮影日時(写真46):2021年8月29日12時49分
撮影日時(写真47):2021年8月29日12時56分
両方ともに写真右側には立山の雄山の姿。このように周囲を見渡せる場所では熊がいないか常に確認するようにしていました。
■48.獅子岳から鬼岳へ(3)、49.鬼岳から龍王岳へ
撮影日時(写真48):2021年8月29日13時15分
撮影日時(写真49):2021年8月29日13時53分
だんだん雲が目立つようになってきました。なお、鬼岳周辺の写真は初日分で紹介していたため、2日目は少なくしています。
■50.一ノ越へ(1)
撮影日時(写真50):2021年8月29日14時51分
富山大学立山研究所から一ノ越に向かいます。
■51.一ノ越に向かう道で見かけた雷鳥
撮影日時(写真51):2021年8月29日15時03分
写真では1羽しか写っていませんが、もう1羽の雷鳥が近くにいました。
■52.一ノ越へ(2)、53.雷鳥沢キャンプ場方面の景色
撮影日時(写真52):2021年8月29日15時08分
写真中央の建物が一の越山荘。
撮影日時(写真53):2021年8月29日15時16分
モヤ越しに雷鳥沢キャンプ場を見ると、テントの数は少なそうでした。
■54.ミドリガ池、55.立山室堂山荘から雷鳥沢キャンプ場へ(1)
撮影日時(写真54):2021年8月29日16時00分
撮影日時(写真55):2021年8月29日16時02分
■56.立山の地獄谷
撮影日時(写真56):2021年8月29日16時10分
地獄谷近くではガスの臭いが若干きつく感じました。道がありますが、2011年から通行禁止になっているようです。
■57.血の池
撮影日時(写真57):2021年8月29日16時14分
酸化鉄の影響で池が赤くなっています。
■58.雷鳥沢キャンプ場
撮影日時(写真58):2021年8月29日16時24分
日曜日、テントは少なめ。
■59.立山室堂山荘から雷鳥沢キャンプ場へ(2)
撮影日時(写真59):2021年8月29日16時26分
室堂から雷鳥沢キャンプ場に向かう道で、この辺りから雷鳥沢キャンプ場までの道が一番きつかったです。
■60.雷鳥沢キャンプ場から見た景色
撮影日時(写真60):2021年8月29日17時21分
16時36分にキャンプ場に到着。写真はテント設営後に撮影。なお、五色ヶ原キャンプ場から約7時間の道のりでした。写真を撮りながら、のんびり歩いていたため、5時間くらいで行ける人もいるかもしれません。
最後に
嵐の中で初めてのテント設営を行うなど、ある意味良い経験ができたような気がします。バックパックは浸水対策ができておらずベタベタになりましたが、中の衣服などはジップロックに入れていたため、無事でした。雨対策の重要さを学ぶとともに、道中で出会った中年男性と行動を共にできた心強さに救われた登山になりました。このサイトをご覧になることはないと思いますが、お会いした男性(オレンジ色のモンベルのテント)の方、本当にありがとうございました。